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INTERVIEW

Japanese

AUSTINES

2016年04月号掲載

AUSTINES

Member:鶴田(Vo) KOHDY(Gt) 深澤(Key) 永井(Ba) ハッピーナッティ(Dr)

Interviewer:蜂須賀 ちなみ

"ワン!チャン!!~ビクターロック祭りへの挑戦~"にて準グランプリを獲得し、"ビクターロック祭り2016"への出演を果たしたAUSTINES。ブラック・ミュージックを日本人にとって耳馴染みの良いポップスへと昇華する腕前と、大きな会場でも映える華やかなサウンド&ステージングが魅力のバンドだ。今回はメンバー5人にメール・インタビューを敢行。4月1日よりバンド名をkikiからAUSTINESに改名、さらに現在は新曲の制作期間中......とすでにネクスト・ステージを見据えている彼らに話を訊いた。

-まず、バンド結成の経緯を教えていただけますか?

KOHDY:鶴田の前バンドの解散をきっかけに、僕がセンスあるメンバーを集めました(笑)。

-みなさんの影響を受けた音楽をそれぞれ教えてください。

鶴田:ポルノグラフィティです。

KOHDY:ギタリストの関口シンゴさんです。

深澤:BUMP OF CHICKEN。

永井:EARTH WIND & FIREなどのDavid Foster関連です。

ハッピーナッティ:THE JAMES TAYLOR QUARTETの「Side Stepping」(2001年リリースの『Message From The Godfather』収録)。

-ブラック・ミュージックを基軸としたサウンドはもちろんのこと、それに日本人好みのメロディ・ラインや余白のあるアンサンブル、シティ・ポップの要素などを組み込んでいるのが特徴的かと思います。洋楽と邦楽を掛け合わせるということをやはり意識的にやっているのでしょうか?

永井:メンバーの音楽の趣味がバラバラなので、自然にいろいろな音楽の要素が掛け合わされているのだと思います。

-昨今、ライヴハウスでもブラック・ミュージックやシティ・ポップを鳴らすバンドが増えてきた印象があります。そういう周囲のバンドや現状のシーンに対して、何か思うことはありますか?

ハッピーナッティ:特に意識はしていません。ですが、自分たちのやりたい音楽がやりたいようにできる時代になってきていることは嬉しいですね。

-Eggsに登録したキッカケと、みなさんが思うEggsのメリットを教えてください。

鶴田:インディーズ・アーティストは自分たちの音楽を発信することができるし、リスナー側は無料で新たな音楽を発掘することができるのが良いと思います。現に私たちもEggsアプリのおかげで幕張メッセのステージに立つことができたので、インディーズ・アーティストにとってはとても良いアプリだと思います。良い時代に生まれました(笑)。

-"ワン!チャン!!~ビクターロック祭りへの挑戦~"決勝審査でのライヴを拝見させていただきました。そのライヴの時点からサウンドやパフォーマンスに華があり、大きい会場で演奏している画がパッと思い浮かぶようなライヴだったことを今でも覚えています。ライヴ審査に挑むにあたって特に意識したこと、努力したことなどはありますか?

深澤:常に闘争心を持ってライヴに挑んでいるので、特別意識したことはありません。ですが、ライヴ審査当日はオーディエンスや共演アーティストがたくさんいたので、自然にメンバー全員の士気が高まりました。

-"ワン!チャン!!~ビクターロック祭りへの挑戦~"には他にも多彩なバンド/シンガー・ソングライターが出場していました。差し支えなければ、実際にライヴを観たり音源を聴いた中で、特に刺激を受けたアーティストの名前とその理由を教えてください。

KOHDY:自分達の出番の前に出演していた、にゃんぞぬデシさんですね。先日"mona records"のレーベル・オーディションでも共演させていただいたのですが、あのキャラクターと楽曲とのギャップある独特の世界観にはメンバー全員が引き込まれてしまいました。

-実際、"ビクターロック祭り"でのライヴはいかがでしたか?

鶴田:とにかく最高でした!!! 2曲しか演奏できなかったので、来年はフルのセットリストで出たいですね(笑)。

-幕張メッセの大きなステージに立ってみて、それを機にバンド内で変わった心情、考え方などはありますか?

永井:今まではライヴハウスを基準にしてパフォーマンスなどを考えていたのですが、幕張メッセの経験を経て、作曲面に関しても大きなステージを意識するようになりました。

-先日出場された"mona records label audition 2016"の決勝ライヴ審査では新曲を演奏したとのことですが、オーディションで新曲をやるのは相当勇気がいることなのではないかなと思います。これには、どういう意図があったのでしょうか?

ハッピーナッティ:自分たちの今のモードをオーディションというたくさんのオーディエンスがいる場所で披露することによって、知ってもらえる機会になると思ったので新曲を演奏しました。

-現在は制作期間中とのことですが、新曲はどのようなものになりそうでしょうか?

深澤:"ビクターロック祭り"の出演を経て、大きなステージを意識した曲作りをするようになりました。踊れる曲を用意しているので、ぜひライヴハウスに身体揺らしに来てください!

-4月1日にバンド名が変わるとのことですが、このタイミングで改名に踏み切った理由を教えていただけますか?

KOHDY:旧バンド名の"kiki"だと検索などになかなか引っかからずに困っていたので、前々から改名は考えていました。"ビクターロック祭り"の出演を終えて、さらにステップアップするために思い切ってバンド名を"AUSTINES"に変えました。

-最後になりますが、今後の展望を聞かせてください。

鶴田:大きなステージでお客さんと踊りたいですね。来る2020年の東京オリンピック開会式で演奏できるようなビックなバンドになります(笑)!

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