Japanese
CLOW
2017年01月号掲載
Interviewer:吉羽 さおり
日本コロムビア主催のオーディション"COLUMBIA U-25 AUDITION"の最終審査を通過した女性シンガー・ソングライター CLOWが、Eggsレーベルよりミニ・アルバム『DEAR FRAME』をリリースする。アコースティック・ギターを爪弾きながら、淡々とした独り言のように歌われる歌。でもその歌は時に、鋭利で、または目の粗いナイフとなって、心の内にあるものを切り出していく。普段は閉じ込めている思いや感覚を生々しいまま取り出されて、ハッとしてしまう。そんな、静かでソリッドな歌を綴る、CLOWの背景を訊いた。
-今回、Eggレーベルからのリリースが決定しましたが、CLOWさんはこれまでにもいろんなオーディションを受けてきたんですか。
半分趣味みたいな感じで、たぶん、ほとんどの会社のオーディションに応募していました。デモテープは200~300くらいさばいたんですけど、何もなく(笑)。
-ライヴもしながらたくさんのオーディションを受け、デビューしたいという思いで向かっていたんですか。
最初にライヴを始めたんですけど。やっぱりライヴに来る人って、限られていると思うんです。そう考えたら、人に聴いてもらう機会を自分ひとりで増やしていくことはなかなか難しいなって。それでだんだんと、ダメ元じゃないですけど、デモテープを送ってみるようになったんです。
-自分から行動して、何かやっていくことは好きだったんですか。
いやぁ、今までの人生を見返すと、自分からやったことは勉強と音楽くらいしかないんです。
-勉強も入るんですね(笑)。
はい(笑)。勉強は、やりたくてやったというよりは、今いる場所と違う場所に行くための手段だったので。
-常に、居場所を変えたいという思いがあったんですか。
変えたいというよりは、逃げてきた人なんです。今いる場所だともう、生きていけないなと思って、それでどんどん彷徨ってきたみたいな。
-音楽をやり始めたのは、何がきっかけでしたか。
歌うこと自体はずっと好きで、小さいころからピアノをやったりしていたんですけど。ちゃんとギターを始めて、曲を作り始めたのは大学に入ってからでした。
-では、自分の音楽のルーツと言えるものは?
自分でもよくわからないんですけど、一番聴いて、一番救われてきたのはBUMP OF CHICKENです。でも、ライヴハウスの人とかに声を掛けてもらったとき、"何々っぽいよね?"と言われる中にBUMP OF CHICKENはなかったので、ルーツなのかどうかわからないんですけど。
-バンドではなくソロでやろうと思っていたのは最初からですか。
ギターは前からやってみたいと思っていて。大学では、バンド・サークルではなくギターのサークルに入ったんです。でも全然馴染めなくて、すぐに辞めちゃって(笑)。バンドは好きで、聴いているアーティストはバンドばかりで、憧れもあったんですけど。友達がいないのもあって、まずは何か始めないとなということで、ひとりで始めたんです。バンドにはできないこともできるし、ひとりでどこまでやれるか挑戦していくのがかっこいいかなと思って、今に至るんです。
-曲はどういうときに生まれてきますか。
何か、自分の心が動く瞬間があって。その瞬間を、後々になって書いていることが多いです。あとになっても、そのときの気持ちがふと出てきたりするじゃないですか。何か違うきっかけで、またそのことが思い出されたり......心が動くときって言ったんですけど、大概はイライラしたときだと思います(笑)。
-歌詞の内容や言葉は、目についたことをとても鋭利に切り取っている感じがします。こうして歌を作り始めるまでは、自己表現のようなことはしてなかったんですか。
中学、高校は365日勉強しかしていなくて(笑)。中学時代は、同じ中学の人が誰もいない高校に行こうと思って勉強していたし。高校時代も、同じ高校の人が誰もいない大学に行こうという感じで、自己表現する以前に、自分の居場所を確保することに精一杯だったんです。そういうことには、目が行ってなかったのかなって思います。
-最初は今いる場所から逃げることが多かったけれど、音楽を自分で作るようになって、アウトプットできる場ができたことは、心の持ちようとしてはラクになっているんですか。
ギターを弾き始めて、"あぁ、自分でもできるな"って思ったから音楽を作り始めたのもあるんですけど。たぶん、音楽を聴いているだけでは救われない部分ってあるじゃないですか。それをみんな、仕事や趣味で消化していったりすると思うんです。それと同じように、自分が音楽を聴くだけでは救われない部分を、音楽を作ることでなんとか救いたい、っていう気持ちで始めた部分もあるのかなと思います。
-それからライヴハウスに出て、実際に人前で自分の曲を演奏したときの反響はどう感じました?
誰もわかってくれなかったです(笑)。全然、誰もいいと言ってくれなくて。たしかにそれで、"あぁ、そうなんだ"とは思うけど、自分の中ではいいと思うからやっているし。たまーにライヴハウスの人にめっちゃ好かれたり、めちゃめちゃ好きだと思ってくれる人がいたりして。確率的にはすごく少ないと思うんですけど、すごく好いてくれる人がいる。そういう"ひとり"を増やしていきたいなという思いがあります。
-でもたくさんの人に聴いてもらいたいからと、自分の歌の内容を曲げることはなかったわけですね。
当たり障りのない歌は誰でも作れるし、自分の今の歌こそがクリーンヒットの人も1億分の1くらいはいると思っているので。
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