Japanese
CLOW
2017年01月号掲載
Interviewer:吉羽 さおり
-ライヴで歌うことや歌を作ることは、怒りをぶつけるようなところもあるんですか。
怒りとは違うのかなぁ、でもライヴは"みんな黙ればいい"と思ってやってます。自分の持ち時間の、30分なり40分の間だけは、黙ってそこに引き込まれているみたいな。そういうライヴをやりたいつもりでいます。自分にも、息もできないんじゃないかっていうくらいの感覚をもたらしてくれるアーティストがいて。そういうライヴがかっこいいなと思っているんです。
-その思いが、より言葉を磨くこともあるんですかね。
曲を作ってるときは、ライヴのことは考えていないんです。歌詞は誰に影響されているのかってよく聞かれるんですけど、正直、本もあまり読まないし、書くことについて取り立てて知識があるわけでもないので。私の歌詞って、うまいこと言えてないと思っていて。
-そうですか?
そのまましか書けていないんです。BUMP OF CHICKENとかは素晴らしいなと思うんですけど、私には彼らみたいな歌詞は書けないので。いかにごまかさずに、というか──やっぱりみんな、歌詞には"良く見せたい"とか"きれいに見せたい"という作用が働くと思うんですけど、私にはそれだけの技量がないとも思うし。それに、思いを無添加のまま出すのがかっこいいと思っているので。そういうのを、心掛けているのかな。
-そこに行き着くまでに試行錯誤もあったんですか。
自分が今思っている感情を、言語化することが難しいのかなって日々思っているんです。何か感じることがあったとき、それを最近の人はよく"エモい"って使うじゃないですか。それがあまり好きじゃないんです。きっと、いろんなものを削ぎ落としたらそのひと言なのかもしれないですけど、自分は削ぎ落としてしまったその部分こそが、大事だなと思っているんです。いかに、自分が思っているひと単語で表せないようなことを、聴いた人にそのまま感じてもらえるかっていうことは、やっているのかなと。
-それはわかる気がします。いかに飾らずして、でもその一瞬に感じた痛切さや思いをなんとかして封じ込めたいというのは、感じます。わかりやすい言葉でありつつ、考えさせるような内容になっていますね。実際、今回の作品ができあがってみての感触はどうですか。
マスタリングが終わるまでは、もちろんめっちゃいいなと思いつつも、これはもっとこうしたいとかいうのもあったんですけど。最後、マスタリングが終わってCDをもらったときは、"すごい、感動"みたいな。今もまだ机の上に飾ってます(笑)。正直、今までは自分の曲を改めて音源で聴くことはあまりなくて、以前は録音したあとは数回しか聴いたことがなかったくらいなんですよ。それが今回は、毎日毎日、何回も聴いていて。今までは歌うものでしかなかったけど、聴く視点というか、客観的にもなれたのかなって思います。
-自分で作った、自分から出てきたものは、愛おしいものなんですか。
曲は我が子だとおっしゃる方は多いと思うんですけど、それはそうだなと思っていて。だから、無下に扱われたら死にたくなるし。すごく大事ですね。
-これまで歌ってきた中でも、"あぁ、この子供はちょっと今でも歌うのはつらいなぁ"というものもあるんですか。
先ほど我が子と言いましたけど、曲は鏡、自分自身だとも思っていて。その曲を否定されたら、やっぱりつらいので(笑)。自分だけは、自分の曲は全部、全肯定したいなと思っているんです。全部、同じくらい大切に思っています。
-ミニ・アルバムがリリースされて、ここからの活動のイメージはどう描いていますか。
日々、生きることで精一杯なんですけど、やっぱりこの1枚がひとりでも多くの人に聴いてもらえたら......と言うと、すごく陳腐に聞こえるんですけど、実際そうだなって思うんです。こういう活動の積み重ねで、刺さってくれる"ひとり"が増えていってくれたらなって思っています。
-最初の方に居場所の話をしていました。今、いい場所に来たと思いますか。
いないと思いますね(笑)。これは常に、きっと死ぬまで、彷徨っているのかなって思います。
-CLOWさんから見ると、周りの人はうまいことやってるように見えるんですか?
それは、目に見えるかどうかだと思っているんです。みんな紙一重のところで生きていると思っていて。例えば、朝の中央線を止めてしまう人とかとも、みんな紙一重なんです。目に見える形では、大半の人がうまくいっているようには見えているけれど、私はみんなもがいていると思っているし。私自身は、目に見える形でうまくいっているように見せられていないですけど、そういう人もいるんじゃないかなって思うんです。
LIVE INFO
- 2025.09.03
-
YOASOBI
DIRTY LOOPS
WurtS × なとり
THE YELLOW MONKEY
- 2025.09.04
-
キュウソネコカミ
打首獄門同好会
とまとくらぶ
マカロニえんぴつ
DIRTY LOOPS
ハンブレッダーズ
終活クラブ
a flood of circle × 金属バット
TOOBOE
神はサイコロを振らない
- 2025.09.05
-
Age Factory
GOOD BYE APRIL
fox capture plan
水曜日のカンパネラ
大森靖子
セックスマシーン!!
YOASOBI
JYOCHO × 長瀬有花
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
KING BROTHERS
DIRTY LOOPS
EGO-WRAPPIN' / Original Love Acoustic Session
秋山黄色
ぜんぶ君のせいだ。
This is LAST
WtB
神はサイコロを振らない
PENGUIN RESEARCH
Bentham / Yobahi / WELL DONE SABOTAGE / Loojy
- 2025.09.06
-
"WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2025"
GRAPEVINE
Creepy Nuts
eastern youth
Broken my toybox
青木陽菜
9mm Parabellum Bullet / 眉村ちあき / 浪漫革命 / THE BOHEMIANS ほか
Appare!
カミナリグモ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
藤沢アユミ
大森靖子
なきごと
"TREASURE05X 2025"
ADAM at / TGMX(FRONTIER BACKYARD) / 荒井岳史 / 渡邊 忍
セックスマシーン!!
ぜんぶ君のせいだ。
TOOBOE
YOASOBI
NANIMONO
KING BROTHERS
Victoria(MÅNESKIN)
Ryu Matsuyama
SIX LOUNGE / TENDRE / ハナレグミ / 日食なつこ ほか
WtB
SCOOBIE DO
NakamuraEmi
りぶ
優里
PIGGS
- 2025.09.07
-
Girls be bad
Broken my toybox
"WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2025"
GRAPEVINE
This is LAST
レイラ
WtB
ナナヲアカリ
豆柴の大群
TGMX(FRONTIER BACKYARD) / 荒井岳史 / 渡邊 忍 ほか
ヨルシカ
eastern youth
大森靖子
GOOD ON THE REEL
Aooo
"TREASURE05X 2025"
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
TOOBOE
the cabs
心愛 -KOKONA-
Keishi Tanaka
KING BROTHERS
Mellow Youth
cinema staff
OAU / LOVE PSYCHEDELICO / 大橋トリオ ほか
"くさのねアイドルフェスティバル2025"
渡邊一丘(a flood of circle)
ぜんぶ君のせいだ。
りぶ
ART-SCHOOL
HY
優里
SILENT SIREN
[激ロックpresents"Burning Blue vol.5"]
- 2025.09.08
-
レイラ
JACK'S MANNEQUIN
fox capture plan
- 2025.09.09
-
Age Factory
THE GET UP KIDS
Hump Back
YOASOBI
打首獄門同好会
9mm Parabellum Bullet
JACK'S MANNEQUIN
"LIVEHOLIC 10th Anniversaryseries~奏・騒・壮!!!Vol.4~"
- 2025.09.10
-
Aooo
Hump Back
ハンブレッダーズ
This is LAST
The Birthday
パーカーズ × 浪漫派マシュマロ
とまとくらぶ
THE GET UP KIDS
打首獄門同好会
- 2025.09.11
-
Bye-Bye-Handの方程式
YOASOBI
The Birthday
w.o.d.
MONOEYES
THE GET UP KIDS
TOOBOE
鶴 × ONIGAWARA
- 2025.09.12
-
Aooo
ナナヲアカリ
神聖かまってちゃん
TOOBOE
w.o.d.
ビレッジマンズストア
YOASOBI
THE BOHEMIANS × the myeahns
the band apart (naked)
Rei
Awesome City Club
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series~この声よ君の元まで!!〜"
- 2025.09.13
-
cinema staff
ヤバイTシャツ屋さん / UNISON SQUARE GARDEN / sumika ほか
神はサイコロを振らない
The Birthday
AIRFLIP
神聖かまってちゃん
This is LAST
GRAPEVINE
佐々木亮介(a flood of circle)
四星球 / 藤巻亮太 / eastern youth / 踊ってばかりの国 ほか
Creepy Nuts
KING BROTHERS
崎山蒼志 / moon drop / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / ExWHYZ ほか
"ナガノアニエラフェスタ2025"
WtB
PIGGS
TOKYOてふてふ
LACCO TOWER
安藤裕子
GOOD BYE APRIL
The Biscats
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
"New Acoustic Camp 2025"
wacci
- 2025.09.14
-
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
AIRFLIP
TOOBOE
THE BOHEMIANS × the myeahns
flumpool / 三浦大知 / コブクロ / C&K
ガガガSP / GOING UNDER GROUND / 日食なつこ / LOVE PSYCHEDELICO ほか
ナナヲアカリ
WtB
Academic BANANA
Creepy Nuts
打首獄門同好会 / GLIM SPANKY / yama / bokula. ほか
KING BROTHERS
"ナガノアニエラフェスタ2025"
センチミリメンタル
mzsrz
ぼっちぼろまる
SIRUP
Maica_n
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
"New Acoustic Camp 2025"
Mirror,Mirror
- 2025.09.15
-
セックスマシーン!!
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
WtB
ビレッジマンズストア
Kroi
GRAPEVINE
Appare!
THE CHARM PARK
TOKYOてふてふ
緑黄色社会 / 04 Limited Sazabys / キュウソネコカミ / Hump Back ほか
羊文学
PIGGS
DYGL
THE SMASHING PUMPKINS
FOUR GET ME A NOTS
Bimi
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
FIVE NEW OLD
eill
UNFAIR RULE / Blue Mash / ペルシカリア / ポンツクピーヤ
アーバンギャルド
NOIMAGE
- 2025.09.16
-
THE CHARM PARK
THE BOHEMIANS × the myeahns
MONOEYES
Aooo
コレサワ
Laughing Hick / アンと私 / つきみ
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series〜NEWIMAGE〜"
RELEASE INFO
- 2025.09.03
- 2025.09.04
- 2025.09.05
- 2025.09.06
- 2025.09.09
- 2025.09.10
- 2025.09.12
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
- 2025.10.10
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ExWHYZ
Skream! 2025年08月号