Japanese
みんなのこどもちゃん
2019年07月号掲載
Member:ほのか(Vo) しなもん(Vo)
Interviewer:杉江 由紀
壁を背負った闇深き少女たちが歌う姿は、真摯で潔く、そして美しい。みんなのこどもちゃんは、人と関わりをうまく持てない"壁"を持つ"ほのか"と"しなもん"のふたりが運命的な出会いを果たしたことをきっかけにして、"生きにくい今を生きる子供たちの心の叫び"を発することを主旨として生まれたのだという。現在はインディーズ音楽の無料音楽アプリ、Eggsでの配信活動と並行して、5月より5ヶ月連続でのデジタル・リリースを続行中でもあるという彼女たち。8月には"みんなのこどもちゃん TOUR 2019 ほのかとしなもん"を敢行することも決定しており、アイドルでもバンドでもないみんなのこどもちゃんの猛攻は、ここから激化していきそうだ。
-みんなのこどもちゃんは、しなもんさんがほのかさんに"会いに行った"ところからスタートしたというエピソードは事実ですか?
しなもん:はい、ほんとです。私はTwitterやテレビで知って一方的にファンだったというか、ほのかの発している普通じゃない感じを好きになったんですよね。それで、ほのかのいるカフェまで会いに行ってみたんですよ。
ほのか:私が当時働いていたお店が"みんなのこどもカフェ"というところだったので、当初はその名前をそのまま使って、私としなもん以外のふたりも合わせた計4人での活動をしだしたんですよね。と言っても、まだ自分たちの曲もなかったのでライヴではカバーとかをしてたんですけど。
しなもん:まだ"壁"もなかったし。
ほのか:そうそう。"壁"を背負うようになったのは、私としなもんのふたりになって、改めてみんなのこどもちゃんとして活動をするようになってからですね。
-この"壁"は、みんなのこどもちゃんにとって非常に大切な象徴であるようですね。
ほのか:私はもともと人間が嫌いなんですよ。学校にも行ってなかったし、人と関わるのもめんどくさいし、とにかく周りとの間に壁を感じることが多いので、それを目に見える形で表したのがこの"壁"なんです。
しなもん:私も学校には行ってなかったし、人見知りだなという自覚はあったんですけど、自分の中に"壁"があるって気づいたのは、ほのかと出会ってからでした。
-だとすると、みんなのこどもちゃんがこの壁を背負いながらも外へ向けて発信していきたいのは、どんなメッセージなのでしょうね。
ほのか:私たちと同じような気持ちや壁を持っている人にはそのままでいてほしいし、そうじゃない大人の人たちには、こんなことを考えている子供もいるんだよっていうことを知ってほしい気持ちもあるけど......基本的には特に何も考えずに私たちの音楽が好きだったら、音を聴いたりライヴに来たりしてほしいなというだけです。
-そういう意味では、みんなのこどもちゃんがEggsから楽曲配信をしているというのも、きっかけ作りのひとつなんですかね。
しなもん:配信って気軽にすぐに聴けるっていうのがいいですよね。
ほのか:関連とかで出てきて、ちょっと聴いてみたら"いいじゃん"ってなることが私もよくあるんですよ。だから、私たちの音楽も、Eggsでいろんなジャンルの人に知ってもらえるようになったらいいなと思ってます。
しなもん:アップするのも聴くのも無料で簡単に使えるので、Eggsみたいなサービスはすごくありがたいです。
-ちなみに、おふたりは普段どんな音楽をよく聴いていらっしゃるのでしょうか。
ほのか:アイドルも好きだったけど、それは小学生のときに周りのみんながAKB48とかを聴いていたから自分も聴いていたっていう感じで、その他だとマキシマム ザ ホルモンをよく聴いてましたね。
しなもん:私はなんにも聴いてなくて、みんなのこどもちゃんを始めてから音楽をいろいろ聴くようになりました。
-実際現在のシーンにはたくさんの音楽が溢れているわけですけれど、その中でみんなのこどもちゃんは、どのような立ち位置にいるとおふたりは捉えていらっしゃいますか?
ほのか:最近はバンドでしかライヴはしてないし、いつもステージで踊っているとはいえ、自分の気持ち的にはアイドルっていう感じでは全然ないんですよね。それに、私たちの曲にはアイドルの曲にありがちな人を元気づける歌とかもないんですよ。だから、どっちでもないしどこにも属したくないかなぁ。私は良識とか常識とされてるものすべてが嫌いなので(笑)、みんなのこどもちゃんはアイドルでもバンドでもない自由な存在としてやっていきたいです。
-本当の意味でのインディペンデントな存在になっていこうとしているのですね。
ほのか:バンドでもないし、アイドルでもないから、直接ライヴに行くのに勇気がいるっていうのはよく言われますけどね(笑)。でも、例えば引きこもりの人たちにも私たちの音楽が届いてほしいなと思うんです。実際にガチで病んでて引きこもりだったのに、"みんなのこどもちゃんを聴いて、ふたりに会いたくなって来ました"って言って女の子がライヴに来てくれたことがありましたからね。そのときは、"自分の言葉をちゃんと発してきた甲斐があったな"って本当に嬉しかったです。
-なお、現在みんなのこどもちゃんは5ヶ月連続デジタル・リリースを遂行中でもあります。第1弾として「壁」、第2弾に「ひとりごと」が発表されてきて、第3弾には「死んだうた」も控えているそうですが、そのいずれも歌詞はほのかさんが書かれているそうですね。
ほのか:去年出したアルバム(『壁のない世界』)では、しなもんも1曲詞を書いてましたけど、普段はすべて私が書いてます。
しなもん:ほのかの書く詞は、共感できるものばっかりなんですよ。きっと聴いてくれる人たちにとってもそういうのがすごくあるんじゃないかと思います。
ほのか:「壁」に関しては、よく人から言われる"なんで壁を背負ってるの? それ背負わなくて良くない?"っていう疑問に対する答えを、あの歌詞とMVを観ていただけたらだいたいは感じ取ってもらえるんじゃないかと思いますね。
LIVE INFO
- 2025.02.22
-
ビレッジマンズストア
おいしくるメロンパン
四星球
kobore
Vaundy
リアクション ザ ブッタ
OKAMOTO'S
ラックライフ
SILENT SIREN
osage
くるり
WtB
大原櫻子
MYTH & ROID
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
映秀。
THE BACK HORN
tacica
Aimer
MAN WITH A MISSION
ザ・ダービーズ
"ブクロック!フェスティバル2025"
4s4ki
go!go!vanillas
Appare!
さとうもか
THREE1989
eastern youth
片平里菜
DENIMS / 大黒摩季 / Ryu Matsuyama(O.A.)ほか
藍坊主
Czecho No Republic / YONA YONA WEEKENDERS / CHIANZ ほか
LEGO BIG MORL
wacci
アーバンギャルド
9mm Parabellum Bullet
- 2025.02.23
-
リアクション ザ ブッタ
Vaundy
ビレッジマンズストア
OKAMOTO'S
THE YELLOW MONKEY
Hedigan's
RAY×BELLRING少女ハート
w.o.d.
SCOOBIE DO
AIRFLIP
WtB
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
DIALOGUE+
moon drop
BIGMAMA
Czecho No Republic
GREEN DAY
tacica
Appare!
⾬模様のソラリス
阿部真央 / wacci / アルカラ ほか
コレサワ
片平里菜
- 2025.02.24
-
4s4ki
OKAMOTO'S
アイナ・ジ・エンド
ラックライフ
くるり
w.o.d.
SCOOBIE DO
Panorama Panama Town
女王蜂
moon drop
THE BACK HORN
kobore
WANIMA × MONGOL800
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
東京初期衝動
go!go!vanillas
Appare!
ZEDD
大原櫻子
SAKANAMON / 藍坊主 / SPRINGMAN / omeme tenten
KiSS KiSS × 豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
SpecialThanks
フレデリック
"ブクロック!フェスティバル2025"
Nothing's Carved In Stone
indigo la End
tricot
- 2025.02.25
-
NEW ORDER
This is LAST / the shes gone / reGretGirl
THE ORAL CIGARETTES
GREEN DAY
サカナクション
秀吉
the paddles
- 2025.02.26
-
ZEDD
This is LAST / the shes gone / reGretGirl
UNISON SQUARE GARDEN
anewhite / 3markets[ ] / ガラクタ
TOOBOE × Chevon
ザ・シスターズハイ
GREEN DAY
米津玄師
サカナクション
- 2025.02.27
-
WANIMA × MONGOL800
片平里菜
マカロニえんぴつ
ザ・ダービーズ / THE NOiSE
UNISON SQUARE GARDEN
NOT WONK
SILENT SIREN
NEW ORDER
米津玄師
- 2025.02.28
-
miwa
WANIMA × MONGOL800
打首獄門同好会
FUNKIST
マカロニえんぴつ
GLIM SPANKY
そこに鳴る
ANABANTFULLS
ラックライフ
女王蜂
オレンジスパイニクラブ
Dear Chambers
礼賛
RAY
カズミナナ / Lay / sEina / 栞寧
- 2025.03.01
-
ストレイテナー
サカナクション
Vaundy
moon drop
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
片平里菜
THE BACK HORN
Czecho No Republic
4s4ki
FUNKIST
リアクション ザ ブッタ
tacica
miwa
藍坊主
TENDOUJI
This is LAST
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
w.o.d.
さとうもか
MAN WITH A MISSION
ザ・ダービーズ
osage
フラワーカンパニーズ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
Lym
YOGEE NEW WAVES
大原櫻子
"見放題東京2025"
映秀。
くるり
kobore
shallm
- 2025.03.02
-
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Vaundy
サカナクション
moon drop
片平里菜
GLIM SPANKY
FUNKIST
猪狩翔一(tacica)
go!go!vanillas
秀吉
ゲスの極み乙女×ブランデー戦記
かすみん(おこさまぷれ~と。)
9mm Parabellum Bullet
さとうもか
MAN WITH A MISSION
藍坊主
WONK
w.o.d.
空白ごっこ × クレナズム × Hakubi
佐々木亮介(a flood of circle)/ 荒井岳史(the band apart)/ hotspring ほか
BRADIO
眉村ちあき
LACCO TOWER
Hedigan's
くるり
I Don't Like Mondays.
Halujio
フラワーカンパニーズ
センチミリメンタル
- 2025.03.04
-
片平里菜
三四少女
礼賛
輪廻 / マリンブルーデージー / CARAMEL CANDiD / サブマリンオルカ号
ZOCX
This is LAST / the shes gone / reGretGirl
サティフォ(ONIGAWARA)
- 2025.03.05
-
Apes
アイナ・ジ・エンド
Yogee New Waves
マカロニえんぴつ
Cody・Lee(李) / 浪漫革命 / SKRYU
SIX LOUNGE
UNISON SQUARE GARDEN
- 2025.03.06
-
片平里菜
Yogee New Waves
マリンブルーデージー
三浦透子
アイナ・ジ・エンド
a flood of circle
マカロニえんぴつ
荒谷翔大 × 鈴木真海子(chelmico)
SAKANAMON
UNISON SQUARE GARDEN
- 2025.03.07
-
フラワーカンパニーズ
四星球
THE YELLOW MONKEY
ビレッジマンズストア
kobore
礼賛
カメレオン・ライム・ウーピーパイ
SCANDAL
THE BACK HORN
OKAMOTO'S
w.o.d.
ズーカラデル
ザ・ダービーズ
YAJICO GIRL
リュックと添い寝ごはん
レイラ
- 2025.03.08
-
Lucky Kilimanjaro
never young beach
四星球
リアクション ザ ブッタ
a flood of circle
サカナクション
GRAPEVINE
SUPER BEAVER / 東京スカパラダイスオーケストラ / WurtS ほか
片平里菜
WONK
MAN WITH A MISSION
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
moon drop
礼賛
osage
GLIM SPANKY
秀吉
SCANDAL
おいしくるメロンパン
OKAMOTO'S
w.o.d.
mzsrz
BLUE ENCOUNT / 崎山蒼志 / CHiCO ほか
PIGGS
FINLANDS
sumika
緑黄色社会
Nornis
go!go!vanillas
Aimer
- 2025.03.09
-
さとうもか
四星球
a flood of circle
サカナクション
マカロニえんぴつ / Saucy Dog / ヤングスキニー ほか
osage
君島大空
yama
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
moon drop
KALMA
kobore
リアクション ザ ブッタ
4s4ki
THE BACK HORN
GLIM SPANKY
OKAMOTO'S
ズーカラデル
FUNKIST
Co shu Nie / 七海うらら ほか
FINLANDS
SCOOBIE DO
Base Ball Bear / 橋本絵莉子
miwa
藤巻亮太
go!go!vanillas
Aimer
RELEASE INFO
- 2025.02.25
- 2025.02.26
- 2025.02.27
- 2025.02.28
- 2025.03.01
- 2025.03.04
- 2025.03.05
- 2025.03.07
- 2025.03.12
- 2025.03.14
- 2025.03.19
- 2025.03.26
- 2025.03.28
- 2025.04.01
- 2025.04.02
- 2025.04.04
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
フラワーカンパニーズ
Skream! 2025年02月号