Japanese
20/Around
2020年01月号掲載
Member:YosuKe(Vo) たける(Gt) ケンイチ(Gt) まる(Ba) たかち(Dr)
Interviewer:稲垣 遥
九州限定オーディション"Born to 九州 2019"で審査員特別賞を受賞した、福岡のハード・ロック・バンド 20/Aroundが、九州、沖縄のCDショップ限定でミニ・アルバムをリリースする。その名も"HEAVY"と題された本作は、彼らのルーツとなったハード・ロック/ラウドロックを軸にしたものであるのだが、フロントマン YosuKeは"自分たちの音楽性は未定"だと言う。いったいその真意はどういうものなのか? 彼らの生み出す音楽について、メンバーにメール・インタビューで迫った。
-2017年に福岡県久留米市で結成されたとのことですが、どういう経緯でこの5人が集まったのですか?
YosuKe:高校時代の繋がりから幼なじみまで様々な繋がりが巡って、メンバー・チェンジもありながら今の5人が集まりました。
-20/Aroundの音楽は、ヘヴィなロック・サウンドを軸にされていますが、バンドを始めた当初から変わっていないのですか? どうしてこういった音楽性に行きついたのでしょうか?
YosuKe:始めた当初はもっとラウド要素があって、楽器のチューニングも低かったんですけど、もっと歌に焦点を当てようと方向転換し、エモだったり、ポップだったり、ダンス・ミュージックだったり、幅広い楽曲制作に取り組みました。今回の『HEAVY』ではそういった今まで取り組んできたものと、自分たちの原点でもあるラウド・ミュージックなどを混ぜ込んで、20/Aroundがジャンルにとらわれないバンドでありつつ、自分たちのやりたいことの根本的な部分を見失わないようにしています。これからも音楽性は未定です(笑)。
-今作を聴かせていただきましたが、70年代の洋楽ハード・ロックのような歪んだギターを前面に押し出したサウンドを、二十歳前後のみなさんがまっすぐに鳴らしているのは純粋にかっこ良かったです。みなさんのルーツというと、どういうアーティストになりますか?
YosuKe:僕は父親の影響でKISSがめちゃくちゃ好きで、先日もライヴを観にいくくらい今も好きで、KISSの持つシンプル且つダイナミックな楽曲に惹かれて育ってきたので、自分たちの楽曲もかなり影響を受けていると思います。
まる:僕はBUMP OF CHICKENが好きでずっと聴いてましたね(笑)。
たける:ONE OK ROCK、coldrainなどです。 他にもいろいろなメタル、ロックなどに影響を受けています。
たかち:自分は幼少期に習っていたドラムのレッスンで、Michael JacksonやNIRVANAなどをコピーする機会が多くありました。それから多くのジャンルをコピーし、今のスタイルになりましたね。
ケンイチ:僕は父親の影響で、AC/DCやOzzy Osbourneといったハード・ロック・ジャンルが幼少期の頃から好きで、高校時代にメタルコア・ジャンルにハマり、コピーもオリジナルもダウン・チューニングで演奏するようになりました!
-今回のリリースは、バンド・オーディション"Born to 九州 2019"で審査員特別賞を受賞されたことによるものとなります。おめでとうございます! そもそも"Born to 九州 2019"にはどうしてエントリーしようと決めたのですか?
YosuKe:2018年にライヴ活動をするようになって、ライヴハウスのスケジュールとかを見て情報収集をして"出てみようじゃないか!"ということで、勢いでエントリーしました!
-このオーディションは九州限定で、今回のリリースも九州、沖縄のCDショップでの発売となりますね。現在、九州を中心に活動をされているかと思いますが、地元に対する想いや、地元のライヴハウス・シーンで感じることなどはありますか?
YosuKe:バンドを始めた当初は、地元でのインディーズのロック・シーンがまだまだ盛り上がってない感じで、活動に対して内向的な雰囲気があったんですけど、そこに一石を投じたいなという気持ちがあったんです。上で闘ってる先輩たちが地元愛を大事にしていて、久留米という土地とそこにいる人たちが大好きで、そこに対して憧れだったり、同じ気持ちを持ったりしたことによって、バンド活動では"福岡県久留米市20/Around"と名乗って活動をしています。
-"Born to 九州 2019"はライヴ審査などもありましたが、感触としてはいかがでしたか?
YosuKe:楽しかったです! 以上!
-そして、このたびリリースとなるミニ・アルバム『HEAVY』。タイトルがまたストレートですが、"ヘヴィ"というのはバンドのカラーとして打ち出していきたいところなんでしょうか。
YosuKe:バンドを始めたときはラウド要素が多かったんですけど、バンドをやっていくにつれて様々な音楽に日頃から触れて、自分が好きな音楽が多様化していくごとにバンドで制作する楽曲も多様化していったんです。そこで多様化したものをいかに自分たちの本来のスタイルであるラウドロックや、ハード・ロックな部分に取り込んでいくかっていう原点回帰的な部分もありつつ、新しい一面を出せたアルバムなので、それを今後のバンドのカラーとして打ち出していきたいかというと、答えはNo! これからもいろんな音楽性を取り入れて曲を作っていきたいし、そこからいろんな音楽をインプットして、自分たちらしくアウトプットしていきたいと考えているので、"ヘヴィな音楽"が20/Aroundの色になっていくとは限らないし、どちらかというと、"いろんなものをインプットして20/Aroundがどうアウトプットしていくのか"が、20/Aroundというバンドの色になればいいかなと思います。
-曲の制作は、主にYosuKeさんが行っているということですが、どういったものからインスパイアされることが多いですか?
YosuKe:何気なく聴いてるプレイリストで"この曲かっけー!"ってなったときとか、映画を観にいって"このサントラかっこいいな"とか思ったときに、僕たちならこういう曲をもっとロック調、ダンス調にして演奏してそう! ってイメージして作るので、そういう何気ない日々の生活の中からふと出てくることが多いです。
-今作を作るにあたって、何かテーマのようなものはありましたか?
YosuKe:わりとバンドを始めてから今作を出すまでポップな楽曲をライヴでやることが多くて、それに対していろんな人に賛否両論いろんな意見を貰ったんですけど、自分たちは、バンドのキャリアの中の通過点として音楽性を広げていくチャレンジをしてるのに、文句を言ってくるようなやつもいたので、今回は20/Aroundの原点的な意味も込めて、タイトルの"HEAVY"というのがテーマになりました。
-1曲目の「Rock Addiction」から迫力の演奏で、リスナーを圧倒して、引き込んでやるという気概を感じました。この曲は、どのようにして生まれた曲ですか?
YosuKe:この曲は2年前くらいに原案ができた曲で、ルーツであるハード・ロック要素をバンバン前に向けようというのを意識して作りました。
-資料に"ライヴではシンガロングできる演奏を行っている"とあり、この曲でも拳を上げて歌えそうなパートがありますが、そういった、ライヴでお客さんと一緒に歌うというのは、バンドとして大事にしている部分なんでしょうか。
YosuKe:とても大事にしています。大半の日本人ってコンサートを観る。聴く。このふたつが、コンサートを楽しむメインの要素になってると思うんですけど、結局それってバンドにとってはただの演奏発表会にすぎないんです。自分たちがお客さんを巻き込んで、お客さんと演者の両方が楽しめる方法はどういうものかってなったときに、僕たちはシンガロングに重きを置いてお客さんも歌えるライヴをやりたいし、20/Aroundでしか一緒に歌えないシンガロングを目指しています。
LIVE INFO
- 2024.09.17
-
Age Factory
安藤裕子
UNISON SQUARE GARDEN
Hedigan's
- 2024.09.19
-
アンと私
渡會将士
This is LAST
山本彩
金子ノブアキ
もっさ (ネクライトーキー)
打首獄門同好会
- 2024.09.20
-
ヤングオオハラ
羊文学
Official髭男dism
KEYTALK ※公演中止
Rhythmic Toy World
LAUSBUB
moon drop
yama
パスピエ
Plastic Tree
Apes
LUCY IN THE ROOM
eill
BACK LIFT
chelmico
ナナヲアカリ
GOOD BYE APRIL
milet
コヤマヒデカズ(CIVILIAN) / sajou no hana / IRIKO(NELKE) / 荒巻勇仁
- 2024.09.21
-
優里
ASP
PK shampoo
GRAPEVINE
UNISON SQUARE GARDEN
羊文学
eill
SUPER BEAVER
Official髭男dism
伊東歌詞太郎
ナナヲアカリ
ぜんぶ君のせいだ。
リーガルリリー
PEOPLE 1
Rhythmic Toy World
"AKABIRA CAMP BREAK 2024"
⼤原櫻⼦
おいしくるメロンパン
androp
ナードマグネット
"KANSAI LOVERS 2024"
(夜と)SAMPO
back number
Cö shu Nie
Nornis
This is LAST
そこに鳴る
yutori
パピプペポは難しい
"イナズマロック フェス 2024"
ザ50回転ズ
Plastic Tree
"ナガノアニエラフェスタ2024"
Apes
BRADIO
LiSA
anewhite
Kroi
Half time Old
安藤裕子
Base Ball Bear
"NAKAYOSHI FES.2024"
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA"
- 2024.09.22
-
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
優里
HY
Mellow Youth
chelmico
UNISON SQUARE GARDEN
伊東歌詞太郎
ぜんぶ君のせいだ。
Half time Old
KEYTALK ※公演中止
wacci
"AKABIRA CAMP BREAK 2024"
moon drop
オレンジスパイニクラブ×クボタカイ
"KANSAI LOVERS 2024"
back number
This is LAST
anewhite
"イナズマロック フェス 2024"
yama
"ナガノアニエラフェスタ2024"
サイダーガール
BRADIO
Organic Call
LiSA
リーガルリリー
chilldspot
THE BOHEMIANS
[Alexandros]
フレデリック
夜の本気ダンス
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA"
Sou
- 2024.09.23
-
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
THE SPELLBOUND
トンボコープ
羊文学
yutori
Mellow Youth
eill
Age Factory
Plastic Tree
⼤原櫻⼦
Rhythmic Toy World
おいしくるメロンパン
Novelbright ※振替公演
サイダーガール
Organic Call
UNCHAIN
PK shampoo
GRAPEVINE
LUCY IN THE ROOM
chilldspot
ザ50回転ズ
モウソウキリン
THE BOYS&GIRLS
LACCO TOWER
milet
Keishi Tanaka
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA"
- 2024.09.24
-
神はサイコロを振らない ※振替公演
MONOEYES
PEDRO
ザ50回転ズ
LOVE PSYCHEDELICO
"LIVEHOLIC 9th Anniversaryseries〜ADMIRATION〜"
- 2024.09.25
-
山本彩
トンボコープ
Age Factory
アンと私
PEDRO
a flood of circle × SIX LOUNGE × w.o.d.
This is LAST
PIGGS
打首獄門同好会
LOVE PSYCHEDELICO
LANY
- 2024.09.26
-
a flood of circle × SIX LOUNGE × w.o.d.
アンと私
神はサイコロを振らない ※振替公演
PEDRO
chilldspot
山本彩
MONOEYES
クジラ夜の街×崎山蒼志
Apes
Kroi
- 2024.09.27
-
渡會将士
なきごと
THE BOHEMIANS
Age Factory
トンボコープ
Awesome City Club
Galileo Galilei
eill
Novelbright ※振替公演
KEYTALK ※公演中止
LANY
Mellow Youth
斉藤和義
羊文学
wacci
ビッケブランカ
BACK LIFT
野田洋次郎(RADWIMPS)
東京初期衝動
polly
Olivia Rodrigo
Kroi
ANABANTFULLS
"LIVEHOLIC 9th Anniversaryseries~Attractive vol.2~"
- 2024.09.28
-
ExWHYZ
a flood of circle × SIX LOUNGE × w.o.d.
"THE DROP FESTIVAL 2024"
This is LAST
DOPING PANDA
androp
UNISON SQUARE GARDEN
渡會将士
KEYTALK ※公演中止
ザ50回転ズ
Nornis
PK shampoo
THE SPELLBOUND
yutori
ASP
神はサイコロを振らない ※振替公演
セックスマシーン!!
伊東歌詞太郎
Official髭男dism
BUMP OF CHICKEN
Yogee New Waves×角舘健悟
斉藤和義
Bray me
リーガルリリー
milet
sajou no hana
オレンジスパイニクラブ×クボタカイ
Academic BANANA
Olivia Rodrigo
(夜と)SAMPO
HY
小林私
INORAN
LiSA
ぜんぶ君のせいだ。
Rhythmic Toy World
"Mt.FUJIMAKI 2024"
あいみょん
back number
有村竜太朗(Plastic Tree)x 逹瑯(MUCC)
Pororoca × Gum-9
- 2024.09.29
-
渡會将士
This is LAST
ナナヲアカリ
androp
LOVE PSYCHEDELICO
chilldspot
BRADIO
ザ50回転ズ
ASP
Mellow Youth
リーガルリリー
PEOPLE 1
おいしくるメロンパン
BUMP OF CHICKEN
Official髭男dism
Tielle
THE BOHEMIANS
羊文学
伊東歌詞太郎
milet
WtB
bokula.
HY
Bye-Bye-Handの方程式
⼤原櫻⼦
LiSA
そこに鳴る
あいみょん
TUK SMITH & THE RESTLESS HEARTS
back number
有村竜太朗(Plastic Tree)x 逹瑯(MUCC)
Cody・Lee(李)
RELEASE INFO
- 2024.09.17
- 2024.09.18
- 2024.09.20
- 2024.09.25
- 2024.09.27
- 2024.10.02
- 2024.10.04
- 2024.10.09
- 2024.10.10
- 2024.10.11
- 2024.10.13
- 2024.10.15
- 2024.10.16
- 2024.10.17
- 2024.10.18
- 2024.10.23
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ASP
Skream! 2024年09月号