Japanese
Skream!×MUSE音楽院公開講座
2016年10月号掲載
メンバー:hozzy(Vo) 田中 ユウイチ(Gt) 藤森 真一(Ba) 渡辺 拓郎(Dr)
インタビュアー:渡邉 徹也
ロックに特化した音楽媒体"Skream!"が、各方面で活躍する音楽業界のプロを育成する"MUSE音楽院"とタッグを組み不定期開催する、Skream!×MUSE音楽院公開講座。今回は自主レーベル"Luno Records"を立ち上げ、レーベル名の"Luno"を冠したフル・アルバムをリリースした藍坊主をゲストに招き、公開インタビューを実施。本講座二度目の登場となる彼らに、自主レーベル設立の経緯やアルバムについて、そして現在の心境を語ってもらった。
-前回は、去年の11月に『魔法以上が宿ってゆく』というシングルをリリースされるタイミングでこちらの公開講座をやらせていただきまして。まず、前回を少し振り返りますと、このMUSE音楽院に在籍されていた方がいらっしゃるということでしたね。何か在籍時の思い出などあれば、教えていただけたらなと思うんですが。
藤森:思い出はすごくあるんですけど......これ、前も話したかな? 僕、休学中なんですよ(笑)。だいたい、専門学校って2年間じゃないですか。でも、1年通わせてもらったところ、そのときすでに藍坊主の活動が始まっていたので、結構忙しくて。地元 小田原から1時間半とか2時間くらいかけて毎日通ってたんですけど、"これは無理だな"ってことで、休学の制度を作ってくれと校長先生のところに直談判に行きまして。
渡辺:すごい! じゃあそれまで休学の制度はなかったの?
藤森:作っていただいたんですよ! ただ、そのときまだ自主制作でCDを作ってて、それが1,000枚くらい売れるようになったらいいですよって条件があったんです。そしたらその条件をクリアして。特に契約を交わしたとかじゃないんですけど、たぶん未だに休学中......MUSE音楽院在学中(笑)。
-復学予定は?
藤森:復学予定は......ないですね(笑)。
一同:(笑)
藤森:藍坊主で、まさにこのステージでライヴをやらせていただいたことがあって。MUSE音楽院はライヴ主義というか、ライヴに関する後押しがすごく盛んな学校でして、学生じゃなくても在学する人がいるバンドだったらライヴできますよ、みたいな感じなんです。今はあるかわからないけど、外でやっても費用を負担してくれるという制度があって。
田中:そのライヴ、めっちゃ覚えてます。
hozzy:俺が革ジャン着て、他のメンバー全員が甚平着て(笑)。そういったことで藍坊主の個性を出そうと思ってたんですよ。
-個性の行き着く先が革ジャンだったと(笑)。
藤森:代々木にナメられちゃいかんと(笑)。
-実際のウケはどうでした?
hozzy:その服装についてはあんまり突っ込まれなかったんだっけ?
田中:わりとスルーされた。
一同:(笑)
田中:アンプの接触が悪かったのか、ライヴ中、急にギターの音が出なくなっちゃったんですよ。とりあえずあと1曲だけだったから、音が出ない状態でもぐわんぐわん弾いてたんですね。そしたら、それをめっちゃ褒めてもらったんです。
hozzy:"勢いだけはいいですな、君たち"って(笑)。
田中:専門学校だったんで、ちゃんとしたプレイじゃないとなんか言われるのかな......と思ったんですけど、勢いを褒めてもらって、なんかすげぇ嬉しかったのは覚えてます。
-そもそも、藤森さんがMUSE音楽院を選んだきっかけは?
藤森:雰囲気が一番良かったんですよね。高校3年生のときに、一番いいところはどこかなって10校くらい専門学校を見てまわったんですよ。オープン・キャンパスがやってない日に、あえて学生に紛れて。
-あえて!?
hozzy:疑い深いですねー(笑)。
一同:(笑)
藤森:嫌な18歳だよね(笑)。それでMUSE音楽院に行ったら、ちょうどLOST IN TIMEの海北君とかがいて、そういうのもあってここがいいなって思ったんです。
-当時、他のメンバーさんは何をされてたんですか?
渡辺:僕は普通に大学に行こうとしてたんで、受験勉強をしてました。大学では一応、モダン・ジャズ研究部っていう、パンクの欠片もないところにいました(笑)。でも、要は軽音楽部とかフォーク・ソング研究部でやらないようなジャンルの人が集まる部活だったんで、ジャズからヘヴィ・メタルまでいろんな人がいました。
田中:俺は、受けた大学は全部落ちて、地元の図書館で浪人してましたね(笑)。浪人してる最中に、藤森から"藍坊主に入ってくれないか"って言われて、一気にバンド中心の生活になっちゃったっていう感じです。
hozzy:俺はもともと藤森とバンドをやってたんで、音楽をやりたいなと思いながらちょっとプラプラしてたんですけど、藤森が専門学校をいろいろ見に行ってたときは、俺は大学とかどうでもいいやって思ってて。周りからはすっげぇバカだと思われてたんですよ。それで、あんまり言われるからだんだんムカついてきて、最後3ヶ月で追い込みをかけて勉強して、なんとか大学に行けました。それで3ヶ月だけ学校に行って、結局休学です(笑)。藤森と一緒にバンド活動してて、そこで出会う人たちが面白かったし、どう考えてもこっちの方が楽しいなって。それで、完全に学校は行かなくなっちゃいました(笑)。
-なるほど。そうしてMUSE音楽院にはすごくゆかりがあるバンドということで、2回目の登場になります。まず、1年9ヶ月ぶりのフル・アルバム『Luno』の完成、おめでとうございます。
一同:ありがとうございます!
LIVE INFO
- 2025.12.29
-
"FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY 2025"
KiSS KiSS
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
"fractrec presents『OBSCURE TOWER 2025』"
Devil ANTHEM.
The Biscats
TOKYOてふてふ
- 2025.12.30
-
UVERworld
SIRUP / HY / Chara / 木村カエラ ほか
LiVS
RAY
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
KenKen
Another Diary
- 2025.12.31
-
UVERworld
ビレッジマンズストア / 夜の本気ダンス / THE BOYS&GIRLS / セックスマシーン!! ほか
SOIL&"PIMP"SESSIONS
"COUNTDOWN JAPAN 25/26"
- 2026.01.03
-
NANIMONO
Poppin'Party
- 2026.01.05
-
UNDERWORLD
LiSA
- 2026.01.07
-
ART-SCHOOL
- 2026.01.08
-
BIGMAMA
LITE
東京スカパラダイスオーケストラ
- 2026.01.09
-
ザ・クロマニヨンズ
Awesome City Club
RAY × きのホ。
LiSA
小林私 × 澤田空海理 × 和田たけあき
ヤバイTシャツ屋さん / 10-FEET / G-FREAK FACTORY / NUBO
OKAMOTO'S
マルシィ
- 2026.01.10
-
Mega Shinnosuke
TOMOO
ザ・クロマニヨンズ
夜の本気ダンス
水曜日のカンパネラ
Nikoん
The Cheserasera
怒髪天
Mirror,Mirror
GANG PARADE / ExWHYZ / ASP / 豆柴の大群 ほか
MOS
パスピエ
wacci
マルシィ
- 2026.01.11
-
YOGEE NEW WAVES
くるり
Mega Shinnosuke
go!go!vanillas
ねぐせ。
Nikoん
夜の本気ダンス
The Cheserasera
アルコサイト / the paddles / Bye-Bye-Handの方程式 / POT / climbgrow ほか ※公演中止
Mirror,Mirror
Kroi
Awesome City Club
長瀬有花
怒髪天
GRAPEVINE
T.N.T
GANG PARADE / ExWHYZ / ASP / 豆柴の大群 ほか
a flood of circle
MHRJ
ぜんぶ君のせいだ。
- 2026.01.12
-
go!go!vanillas
四星球
桃色ドロシー
Appare!
長瀬有花
Rhythmic Toy World
神聖かまってちゃん
橋本絵莉子
LiSA
Awesome City Club
T.N.T
iiichanman
PEOPLE 1 / シンガーズハイ / CLAN QUEEN
私立恵比寿中学
LACCO TOWER
- 2026.01.14
-
ハシリコミーズ
RELEASE INFO
- 2025.12.29
- 2025.12.31
- 2026.01.01
- 2026.01.04
- 2026.01.06
- 2026.01.07
- 2026.01.09
- 2026.01.11
- 2026.01.12
- 2026.01.14
- 2026.01.16
- 2026.01.19
- 2026.01.21
- 2026.01.23
- 2026.01.25
- 2026.01.28
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ZOCX
Skream! 2025年12月号










