Japanese
Skream!×MUSE音楽院公開講座
2017年05月号掲載
メンバー:奥脇 達也(Gt) 理姫(Vo) バンビ(Ba) 山田 康二郎(Dr)
インタビュアー:渡邉 徹也
ロックに特化した音楽媒体"Skream!"が、各方面で活躍する音楽業界のプロを育成する"MUSE音楽院"とタッグを組み不定期開催する、Skream!×MUSE音楽院公開講座。今回は、MUSE音楽院卒業生の理姫、奥脇達也、バンビの3人と、山田康二郎を加えたアカシックのメンバー全員をゲストに迎え、"バンド活動秘話"をテーマに公開インタビューを実施。6月28日にはニュー・シングル『オレンジに塩コショウ』のリリースを控える彼らに、メンバーの出会いやそれぞれの練習方法など、たっぷりと語ってもらった。
-メンバー3名がMUSE音楽院の卒業生ということで、学生時代のお話もうかがっていきたいと思います。まずは、みなさんがMUSE音楽院に入学されたきっかけを教えていただけますか?
奥脇:僕は山梨県出身なんですけど、ほんと田舎なんですよ。ライヴハウスも、車で40分くらい行ったところに1ヶ所あるだけで。そこの音楽シーンしかわからなかったんで、"これ、上京したらきっとすぐデビューだな"と思ってて(笑)。なので、上京するきっかけが欲しかったんです。"まぁ、俺だったら音楽学校行っとけばもう速攻、目つけられんだろ"とか思ってた感じですね(笑)。
理姫:私は高校生のときに知り合った男の子がいるんですけど、その子が音楽の専門学校に入るって言ってて、私のぶんの願書まですべて提出しといてくれたんですよ。それがきっかけです(笑)。
バンビ:僕は、高校のときにバンドをやりたいと思ってて、なんとなく形だけバンドをやってたんですよ。でも僕、もともと美容師になりたかったんです。サラリーマンにはなりたくなくて、そういうちょっと特殊なことをやりたくて。それだったら、美容師がカッコいいかなと(笑)。
一同:(笑)
バンビ:それで、高校3年くらいになるとみんな進路も決まってくるじゃないですか。僕もいくつか専門学校を見学してて、それで行きたい学校があったんですけど、受験したら落ちたんですよ。美容系の学校だったんですけど。"専門学校って落ちることあるんだ!?"と思って(笑)。それが年明けて2月くらいの発表だったからもう、"音楽の道しかねぇな!"って(笑)。で、受験したら受かりました。
奥脇:最初入学したとき、B系だったよね。
バンビ:僕、結構見た目がイカツかったんです(笑)。ピアスとかもいっぱいしてて。
奥脇:つららみたいなの刺さってたよね(笑)。だから、最初はこんな"僕"とか言うと思わなかった。オラオラしてそうだったんですけどね。蓋を開けたらボクボクしてた(笑)。
一同:(笑)
-MUSE音楽院ではないですが、山田さんはどういった学生時代を?
山田:平凡な大学生活を送ってましたよ。メンバーと知り合ったのはここ2~3年なので、そのバンビのB系時代も知らず(笑)。
-MUSE音楽院で3人が仲良くなるきっかけは何かあったんでしょうか?
理姫:やっぱり音楽学校なので、入学したら毎日授業だけ受けてたらいいっていう学校ではないじゃないですか。なので、バンド活動しなければならないっていう。そのことに、入学してすぐ気づく人と気づかない人っていうのがまずあるんです。で、私たちは気づいた側の人っていうことで。授業は授業であるんですけど、そのあとリハで曲を作ったり、ライヴをしたりっていうのをやりたいってときに、"誰かやる人いない?"みたいな、簡単に言うとメンバー募集があって、ここ(理姫とバンビ)が最初に知り合ったんです。やっぱり、女の子とバンドやりたい人と、やりたくない人がいるじゃないですか。そういうのもあって、この方(バンビ)はちょうど"女の子ヴォーカルでバンドやってもいいよ"っていう人だったんですよ。それで知り合いましたよね?
バンビ:そう、そんな感じだったね(笑)。
奥脇:理姫が"バンド組もうよ!"、"いいよ"って感じでしょ(笑)?
バンビ:それがね、もう入学して2ヶ月くらい経ってたんですよ。ほんとは最初、RIZEみたいなバンドをやりたかったんです。でもよく考えたら、RIZEみたいなバンドがやりたい人は専門学校に来ないんじゃないかって(笑)。そしたら理姫と出会って、"あぁ、バンドやりたい"って思ったんです。"バンドやろう"って言われたから、じゃあやろうって。
奥脇:そのベースとヴォーカルしかいない状態で、俺のところに声が掛かったんですよ。"ギター弾けない?"って。"弾けるよ"って言ったら、"1ヶ月後にライヴあるんだよね"と。この時点でライヴを先に決めてたんですよ。まだドラムもいないんですよ? 曲も1曲もないし。
理姫:音楽学校なので、もう見渡せばそこら中に楽器をやってる人はいるわけで。なんとかなると思ったんです。とりあえず誰でもいいから、やろうと思えばできると。
奥脇:だから俺に声掛けてくれたのも、俺がどうとかじゃなくて、単に順番に声掛けてたのが来たってだけで(笑)。
-そのとき奥脇さんはどう思ったんですか?
奥脇:最初に"サポートならいいよ"って言ってて。実は高校のときから他のバンドをやってて、そのメンバー全員で上京したんです。まぁ、1ヶ月以内に解散したんですけど。もともとはそういう男バンドがやりたかったんです。なので、"サポートならいいよ"って言ってたんです。......で、気づいたら普通にメンバーになってた(笑)。
理姫:曲作ってくれてたんでね。それが3人でバンドを結成したきっかけですね。
-初ライヴで何か覚えていることはありますか?
バンビ:赤坂のライヴハウスで。周りは結構、イカツい感じだったよね? 僕が憧れて専門に入るきっかけになったバンドがいたんですけど、それがLINKIN PARKみたいなバンドで。そのバンドが企画してたんで、そういうバンドが集まるじゃないですか。その中に僕らっていう......(笑)。
奥脇:謎のね(笑)。1番手で。なんと、最初からオリジナルでやったよね。
理姫:なんか、誰かをコピーしましょうとか、そういう発想がなかったんだよね。
-メンバー3人で共通の好きなバンドがいたりとかは?
奥脇:いや、ないですね。
理姫:そもそも、そんな話もしてないし。
バンビ:よく始まったな(笑)。
理姫:でも、好きなバンドの話なんて出会ってすぐ話したところで、そのあとそんなに関係ないんで。
奥脇:なんか変に意識高すぎなかったから、ここまで続いてるのかもね。
理姫:そうそう、だから好きなミュージシャンが合わなくても、仲が良ければ続くってことですよね。
-では、アカシックは音楽性の違いで解散することはないと。
奥脇:そうっすね。例えば、僕が曲作って、彼女が歌詞を書くじゃないですか。理姫ちゃんは"理姫"なんで。理姫ちゃんが"これやりたくない!"って言ったら、僕らはそれを望んでたとしてもやらないです。いくらやりたくて死にかけててもやらないですね(笑)。たぶん、バンドはひとつ確固たる理姫みたいな価値観についていくメンバーじゃないと、長続きはしないよね。全員我が強すぎてもね。
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