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【Skream!×MUSE音楽院特別企画】 空想委員会特別講義

2014年10月号掲載

【Skream!×MUSE音楽院特別企画】 空想委員会特別講義

空想委員会

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今までにモーモールルギャバン、グッドモーニングアメリカ、FoZZtone、THEラブ人間、cinema staff、The Mirrazなど様々なアーティストが登場しているSkream!×MUSE音楽院特別企画。今回は、DIYで活動をし、プレイヤー以外の活動もすべて自らの手で行っている空想委員会のメンバーと、サポート・ドラム兼バンドの顧問(事務所社長&マネージャー)のテディを講師に迎え、"僕らの音楽がリスナーに届くまで"について語っていただいた。その模様の一部をお届けしよう。

-アマチュア時代はどのようなものだったのでしょう?

佐々木:まず最初にCDを作ったよね。ライヴをやる前にCDを作らないとなにも始まらないと三浦委員長から言われ。

三浦:そうです、どんなにいいライヴをやっていても、僕、忘れちゃうんですよ。でも、音源としてあると記憶に残るので。ライヴ活動をする前に自主盤でCDを2枚作りました。

佐々木:まず、『回顧録』っていうのをつくったんだけど。出会ってすぐレコーディングしたよね。

岡田:2009年の末ごろに1回スタジオ入って、2010年の頭には話が固まってたかな。

佐々木:懐かしいなあ......(笑)! 僕と岡田は空想委員会に入る前に同じバンドをやっていたんですけど。俺らがだめになっちゃったのと三浦君がひとりになっちゃった時期が同じで、そのとき岡田君から紹介してもらったのが、三浦君でしたね。そこで、なんとなく始まったよね。

岡田:うん、なんとなく始まりました。

三浦:そう、なんとなかった(笑)。

佐々木:俺の"なんとなく感"ハンパなかったよね(笑)!

テディ:昨日彼らに聞いたんですよ。"最初に苦労したこと覚えてますか"って。そのときの三浦君の答えが......。

三浦:そう、なんとなかったんで、この"何となく"に本気で返すのは重いと思ったんですよ。とりあえず、何となくでいいから、"僕の考えたことを信じてやってみてくれないか"って伝えた上で、野放しにしてましたね(笑)。だから、やる気がないとは言わないけど、どこか2人はぼんやりしてたんですよ。

佐々木:そうだねー。特に俺は最初やる気なかったからね。

三浦:あ、それ言っちゃうんだ(笑)。

一同:(笑)

佐々木:僕、この空想委員会を3人で始めるときに、1回目のリハ行って、2回目サボったもんね(笑)。

三浦:そう。飲み会があるからとか言って。

佐々木:そうなんですよ、最初は本当にそういう感じだったんですよ(笑)。僕的には岡田君とやっていた1つ前のバンドを結構本気でやってたんです。それで、それがだめになっちゃって、"あ、また最初からか......"ってなっていたときに誘われたので、新しいモチベーションを上げるのに時間がかかっちゃったんです。......最初はすみませんでした(笑)!

三浦:いやいや......。やる気ないのは知っていたので、僕はまず2人のやる気を出すにはどうしたらいいのかということを考えましたね。なんとなくライヴをやっていればいいっていう2人の考えを正そうと思って。まず、僕の考えた方法をやって、結果が出てきたら"合ってるわ"ってなってきて。それの積み重ねをして、やる気を出させましたね。それは苦労しましたね。

佐々木:それからCD作りを始めて、三浦君自身がMVをYouTubeにアップしたりだとか。僕らは何もしてなかったよね。

岡田:何もしてなかった。

佐々木:本当に、僕らはそのMVに"めっちゃいいじゃ~ん!"って感想を言うだけ(笑)。まあ、ライヴは東京を中心にやってましたね。

三浦:そのペースもね。2ヶ月に1本とか。

佐々木:今考えると信じられませんね!

三浦:やる気あんの?って(笑)。

佐々木:ないわけではなかったけど、なかったよね(笑)!当時は始めたばっかりだし、仕事もしていたので、両立しないといけなかったんですよね。ライヴでもお金はかかるし。

岡田:ファンなんていなかったから。

佐々木:僕らがお金払ってライヴをやる状態。

岡田:1万円札をこう出して。

三浦:すごいリアルだね。

佐々木:お金かかるんですよ。ライヴやるのには。

テディ:みなさんも働いていると思うので、わかると思うんですけど、自分がライヴハウスで働いてて、それでチケットが売れなかったらタダ働きでって言われたらおかしいじゃないですか。だから、どんなにファンがいなくても場所代はかかるしね、大変でしたよね。

佐々木:メンバーの財布から1人ずつ1万取ってって。で、またバイトしてって。悲しいよね......(笑)、でも本当にそんな状態だった。

佐々木:バイト結構がっつりやってたから、大変だったよね。仕事のあとにリハに来たり、週5で8時間バイトをやって、深夜にリハに入って2、3時に帰ってきてまた翌朝8時には仕事に行ったり......(手で目頭を押さえる)。つらかったね(笑)!

テディ:リハに来た第一声から元気なかったもんね、"おはよーございます、だるいっす、帰りたいっす"って(笑)。

一同:(笑)

佐々木:でもこれは僕らに限らず、どのバンドも通る道だと思います。

テディ:やりたいことある人はみんなそうなのかもね。

佐々木:そう、ただ単純に好きだからやるみたいな感じでしたね。

テディ:あとは、対バンライヴで、他のバンドのお客さんに好きになってもらいたいっていうのがあるんですけど、僕らを観ずに帰っちゃうとかね。

佐々木:準備しているときにみるみる帰っていくっていう。

三浦;今は違うけど、多くの人がライヴに行く目的って友達のバンドを観に行くことだと思うんですよ。終わったらそりゃ帰るよね。その気持ちがすごいわかったから"まあ、そうだよね"って思ってましたね。