Japanese
【Skream!×MUSE音楽院特別企画】 空想委員会特別講義
2014年10月号掲載
-様々な経験を詰まれたインディーズ時代を経験されましたが、そこから今年ですね。6月4日、キングレコードさんより1stフル・アルバム『種の起源』でメジャー・デビュー。メジャー・デビュー前からCX系のテレビなどにも出演してきました。その後、自身最大規模のワンマン・ツアーのファイナルを赤坂BLITZで開催。今年も様々な夏フェスに出演されました。メジャーはいかがですか?
テディ:1番最近の話ですからね。
佐々木:そうですね、ついこの間。
テディ:メジャー・デビューに向けて、かなりの時間を費やしましたね。1年くらいはかかったかもしれませんね。三浦君も言ってましたけど、メジャー・デビューすることがゴールではない。
三浦:そうですね。そこらへんは僕がぼんやりしてたんですけど。別にメジャー・デビューしたいわけでもないし、とりあえず音楽やってこの生活できていればいいなっていう感じだったので、まさかのお話で。ありがとうございました。
テディ:多くの人に自分たちの音楽を聴いてもらいたくて、最善の策を考えた結果の話だったと思うので。レーベル側とお話をして、メンバーにも状況をお伝えしつつね。ゆっくり話を進めていきましたね。
三浦:別に焦ってなかったしね。
佐々木:インディーズのころから、自分たちの音楽を聴いてもらいたいっていう気持ちは今も変わってないけどね。
テディ:メジャー・デビュー決まってまずやったことは作曲ですよね。
佐々木:そーなんです!そーなんですよ!(大声)いや~ほんとうにね、笑えるくらいに作曲しましたね。
岡田:本当に作曲ばっかりしてましたね。
佐々木:結構いろんなところで言ってるんですけど、100曲くらいデモをつくったんですけど。100曲って!って思うよね。
テディ:このとき空想委員会はワンマン・ライヴ・ツアーをやってたんですよね。そのツアー中にそれぞれノルマを課したの。結局ツアー中に40曲っていう。よく作りましたね。
岡田:あのときはなんか......嫌だったな(笑)。作らなきゃいけないんだけど、思い通りにできないときもあるし、そのときの感じ......。
佐々木:この俺がうつ病みたいになっちゃったもん(笑)。誰にも会いたくないって。
三浦:僕は......意外と平気だったんだ。
佐々木:ええええ~!?まじで?
三浦:そんなにきつくなかったんだよね。なんか降りてきてたね。1日2曲作ったりとか。締め切りまでを計算して、まあできるかなーって。でも良し悪しは知らないよ。
佐々木、岡田:(笑)
三浦:ただ好きな曲を作ってたっていう感じ。
テディ:結局、20曲じゃ足りなかったらしいですけど。次は、30、40曲かな?
三浦:でも数打てばいいってもんじゃないからね!
佐々木、岡田:まあまあ、そうなんだけどね。
テディ:結局40だして、まだまだだってなって、100超えちゃったんだよね。よく書きましたね。
佐々木:今までは俺らが納得するものを出せばよかったんですけど、レコード会社さんもいるし、曲を聴いてくれる人も増えたからね。メジャー・デビュー作品は、求められていることありきの俺らがやりたいことを楽曲として作ったっていう感じだよね。歌詞に関してもそうでしたよね?
三浦:単純にジャッジする人が増えて、みんながいいって言ってくれたものがいいと僕も思うので。実はそんなにそれも......きつくないんだ。
会場:(笑)
佐々木:じゃあ三浦さんきついことないの!?!?そんな簡単にメジャー・デビューしたの!?!?
三浦;目指してないからさ......。でも、きついんだろうけど、楽しんでやっているので、その点は平気でしたね。なんか、器がでかいみたいで......ごめんね?
会場:(爆笑)
佐々木:よく言うよーほんとに!でも楽しいですよ。そういうのも!
三浦:このCDも結構好きなようにやらせてもらったじゃん。
テディ:メジャーに行ってよく思われがちなのが、音楽性が変わっちゃうとかなんですけどね。でも周りは中の様子が見えないからね。もちろん音楽に対して意見を言う人は増えるんですけど、そのせいで何かブレるっていうことはないってわかってほしいですね。バンドが満足していないものが出るっていうのはありえないので。空想委員会にプラスのものがあれば付け足してもらうっていう感じですよね。
三浦:そうですね。契約前からメンバーの意見を最優先でやりたいんですけど、っていうことは最初から伝えてあって、それを納得した上で一緒にやりたいと言ってくれたので。メジャー・デビュー後も全然やりたい放題やりましたね。
テディ:あとは新しいことといえば、メディアの出演がめちゃくちゃ増えたよね。
三浦:そうですね。メディアに出るっていうことは、やっぱりインディーズではできないことなんですよね。
岡田:インディーズのころは自分たちでなんでもかんでもやってましたけど、やってて思ったのは、プロには敵わないってこと。うちらは音楽だけども、ものを運ぶにしても佐川急便さんがいるし、何でもいるわけじゃないですか。メジャーになってその人たちの大きさを知りました。
テディ:本当に大きなプロジェクトになっていくっていう感じなんですよね。
岡田:そうです。それをすごく感じました。結局、やらなきゃいけないことって変わらないんですけど、アマチュアのときは全部の役割を自分たちで兼任しているような状態。それをアーティストしかできないことに専念させてあげるっていうのがメジャーという名のプロジェクトなのかなっていうのが僕の認識ですね。でも本当にすごいですよね。全国各地にスタッフのかたがいて。僕はびっくりしました。
三浦:いろんな仕事がありますよね。キャンペーンとかいっぱいやりましたし。ライヴでも、見えてない部分の人たちって本当にすごいたくさん仕事をしてくれてて。そのかたがたのおかげで僕らやれているんですけど。でも、見えるのは僕らだけじゃないですか。そういうありがたみを感じつつ、ライヴやるみたいな意識は関わる人が増えるにつれて大きくなってますね。
テディ:プロジェクトの代表ですからね。みんなに見てもらえるアーティストは。そういうことを感じる今日この頃ですか?
三浦:そうですね。
テディ:メジャー・デビューしても、アマチュア時代、インディーズ時代に感じてきたことや経験してきたことを生かしつつ、空想委員会らしい活動ができればいいなって思っているんですけど。今度もね"大歌の改新"っていう自主企画ツアーをやりますね。全31公演の対バンツアー。空想委員会が志望して、ゲストを招いてやります。そこでも、新企画として"下剋上"っていうのがあります。
三浦:大歌の改新って去年もやったんですけど、全部で7本やって全部ソールドしたんですね。そのときのゲストもKEYTALKとかindigo la Endとか豪華だったんですけど。それで、今年は31本に拡大して。下剋上っていう企画は、今まだインディーズとかアマチュアでやっているバンドに応募してもらって、僕らもかっこいいって思ったら、対バンに呼ぼうと思ってるんですよ。どんなにいい音楽をやっているとしても、届かないんですよ。届ける方法がない。それを僕らもインディーズのころから思ってたからこそ、そこをなんとかしたいっていうのがあったんですよ。せっかく僕らもこういう形でツアーをできるようになったので、アツい思いを持ったバンドがいたら引っ張ってあげたいなと思って。まだ決まってはいないんですけど。
テディ:そうですね。これが結構もう全国各地から届いているんですよね。ここからかっこいいバンドでてくるといいよね。
三浦:いや、いるでしょ。僕らが知らないだけですごいバンドが出てくるんだろうなって思っています。すごく楽しみです。
テディ:本当にかっこいいなって思うバンドさんがいれば出ていただけたらいいなって思っているので。ぜひ応募ください。
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