ヤバイTシャツ屋さん

INTERVIEW

Japanese

ヤバイTシャツ屋さん

2016年03月号掲載

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Member：こやま（Gt/Vo）しばたありぼぼ（Ba/Vo）もりもりもと（Dr/Cho）

Interviewer：沖さやこ

－"ビクターロック祭り"のステージは実際にいかがでしたか？

こやま：最高でした。人がめっちゃいて、人ってこんなにいっぱいいるんやなって思いました。あと、いろんな人に褒められて嬉しかったです！

しばた：自分たちのライヴをあんなにたくさんの人に観てもらえたんだなと思うと、本当に嬉しかったし楽しかったし興奮しました！おいしい食べ物もいっぱいあって、かっこいい曲がずっと鳴ってて、なんて素敵なイベントに出たんやーって思いました。今となっては夢のようです。

もりもと：ステージのキャパを超えるくらいの人に来てもらえて、本当に嬉しくて感動しました！大きなステージはやっぱり気持ちがいいです！自分たちのライヴが終わったあとは、3人でサンボマスターのライヴを観てすごいなぁって、普通にライヴを観て楽しんでました。

－最近は若いロック・バンドを対象にしたコンテストが多数開催されていますが、ヤバTのみなさんにとってこういうコンテストはどのような場になっていますか？

こやま：ライヴ力を試せるところ。

しばた：コンテストは緊張感のある中で、お客さんにいかにして笑って楽しんでもらえるかが問われるところです。

もりもと：応援してくれるファンの方々の存在を再確認できて、なおかつたくさんの方にも知ってもらえるいい機会だと思います

－ヤバTは歌詞のインパクトが強いですが、曲がストレートに良くて琴線に触れる作品になっていると思いました。それほどテクニカルなことはしていなくて、シンプルなサウンドがまっすぐ響いてきましたが、みなさんのバックグラウンドは？

こやま：僕は作詞作曲のほとんどをやってるんですが、中高時代に聴いていた10-FEETやORANGE RANGEなどの影響が楽曲に出まくっていると思います。曲は、シンプルなサウンドとメロディの良さを大事にしています。テクニカルなことをしていないというより、できないっていうのが実際のところです。簡単でわかりやすく、誰でも演奏できると思うので、どんどんバンドでコピーとかしてほしいです。

しばた：新曲を合わせるときとか、歌詞の内容を固めるときとか、みんなで楽しみながらやります！私はハロー！プロジェクトとメロコアが好きです。

もりもと：メンバーの聴いてきた音楽はそれぞれ違うんですけど、その中で微妙に共通しているところがちょうどいいんだと思います。僕は洋楽のハード・ロックをよく聴いてました。

－ヤバTは、ごくごく限られた人のあるあるネタをいろんな人に聴かせられるところは見事だなと思いました。歌詞におけるこだわりや工夫している点とは？

こやま：メッセージ性をできるだけ排除することです。あと"別にあるあるじゃないけどあるあるっぽく聞こえる"微妙なラインを攻めようと思ってます。例えば「ウェイウェイ大学生」の"産近甲龍あたりの学生は制服着てユニバ行きがち"とか、「喜志駅周辺なんもない」（1stシングル収録）の"天王寺に住みたいな、でも家賃高い"とか。これって誰もが共感できるあるあるではないけど、"聴いてたらなんとなくあるあるっぽく聴こえるな～"っていうライン。"曲かっこいいのに歌詞なんやねんこれ"って言われたいなって思ってます。

－今年は"VIVA LA ROCK 2016"にも出演が決まるなど、かなりバンドの注目度も高くなっていますが、今の心境と今後のバンドの展望などを教えていただけますか？

こやま：楽しいです。今後の展望ですが、紅白歌合戦に出ます。何かの間違いでNHK"みんなのうた"に僕らの楽曲が選ばれて、その流れで紅白歌合戦に出ます。

しばた：紅白歌合戦に出て、おばあちゃんに褒めてもらいます！

もりもと：正直夢みたいな毎日です！たくさんの人たちと楽しいことを共有できるように頑張ります！