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LAMP IN TERREN、対バン・ツアー第1弾ゲストにシナリオアート、LEGO BIG MORL、爆弾ジョニー、GOOD ON THE REEL、Halo at 四畳半が決定
2017.08.03 22:30
LAMP IN TERRENが、9月より開催する対バン・ツアー[TOUR "FOR TRUTH"]の第1弾ゲストを発表した。
今回出演が決定したのは、GOOD ON THE REEL、シナリオアート、爆弾ジョニー、Halo at 四畳半、LEGO BIG MORLの5組。その他6公演の出演者については後日発表となるので、続報を待とう。
なお、チケットの一般発売は8月5日10時よりスタートするので、この機会をお見逃しなく。
▼ツアー情報
[TOUR "FOR TRUTH"]
9月29日(金)福岡 BEAT STATION GUEST:後日発表
9月30日(土)広島 Cave-Be GUEST:後日発表
10月8日(日)長野 松本ALECX GUEST:後日発表
10月9日(月・祝)金沢 vanvan V4 GUEST:後日発表
10月14日(土)神戸 太陽と虎 GUEST:シナリオアート
10月15日(日)静岡 UMBER GUEST:Halo at 四畳半
10月21日(土)新潟 GOLDEN PIGS BLACK STAGE GUEST:LEGO BIG MORL
10月22日(日)宇都宮 Heaven's Rock Utsunomiya VJ-2 GUEST:LEGO BIG MORL
11月3日(金・祝)仙台 MACANA GUEST:爆弾ジョニー
11月4日(土)盛岡 the five GUEST:爆弾ジョニー
11月23日(木・祝)名古屋 CLUB QUATTRO GUEST:後日発表
11月24日(金)梅田CLUB QUATTRO GUEST:後日発表
11月26日(日)渋谷 CLUB QUATTRO GUEST:GOOD ON THE REEL
チケット:前売り(東京・大阪・名古屋公演以外)¥3,000(税込・ドリンク代別途) / (東京・大阪・名古屋公演)¥3,500(税込・ドリンク代別途)
当日券未定
チケット一般発売日:8月5日(土)10:00~ 各種プレイガイドにて
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2年ぶり且つ3人体制初のアルバムは、ヴォーカルでソングライターの千野隆尋以外にギターの岡﨑広平、ベースの宇佐美友啓の楽曲も増え、前アルバムで聴かせた音楽的なチャレンジを、よりGOODのらしさとして定着させた印象。バンドとして前進していく意思を窺わせる「プロローグ」、何を諦めきれないのか? を切実且つストレートに綴る「HOPE」、大人になった友達同士の心の交流を描き、岡﨑の作詞センスも光る「余白」、3人の共作のポテンシャルの高さを実感させる「手袋」等、EP『新呼吸』収録曲と新たに書かれた5曲が、現在のGOODのサウンドやアレンジに対する意欲を表し、バンドの優しさや千野の説得力に溢れる歌の表現を更新する力作。(石角 友香)
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"P.S."(=追伸)、"モノローグ"(=独白)というタイトルが付けられた本作は、まさに心の内が綴られた手紙のようにメッセージ性の強い作品となった。日々生まれる気づきや悩みを投影した歌詞は、同じ時代を生きるひとりの人間の言葉としてリアルさをもって心に迫ってくる。一方サウンド面では、ロックからエレクトロ、シティ・ポップまで曲ごとにがらりと表情を変え、宇佐美友啓(Ba)が初めて作曲を手掛けた「ファンファーレ」や、アレンジ/ピアノ/ギターで杉本雄治(WEAVER/Pf/Vo)が参加した「同じ空の下で」など、新たなエッセンスも加わり、さらなる振り幅の広さを見せる。ここまでキャリアを重ねてもなお貪欲に進化を続ける姿勢を崩さず、バンド史上最もバラエティ豊かでチャレンジングなアルバムを完成させた。(中尾 佳奈)
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結成15周年を迎えたGOOD ON THE REELが待望の新作をリリース。やはり特筆すべきは、人気作家 住野よると千野隆尋(Vo)による想像上の男女の交換日記をもとに、歌詞を書き上げた「交換日記」だろう。当たり前のようにいる身近な人が大切であることをドラマチックに歌い上げており、ぜひ楽曲のもととなった交換日記を片手に聴いてほしい。さらに、失恋を経て新しい恋を見つけようとする女性をメロウなサウンドに乗せて描く「虹」や、ドラマ"俺たちはあぶなくない"OPテーマにもなった、戦わずして勝つ道を提示するアグレッシヴなギター・ロック・ナンバー「ノーゲーム」など、全10曲を収録。4年ぶりのアルバムは、"標本"のように形あるものとしてだけでなく、リスナーの心にも残り続ける作品になった。(伊藤 美咲)
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GOOD ON THE REELがここにきてキャリアの最進化系を堂々と叩きつける改作。5人の手足だけで出せる音へのこだわりから、そこにある熱量を大切にしながらサウンドのイメージを拡張し、より高い次元で"景色の見える"サウンドの実現に向かった近年の流れが見事に結実した。エモーショナルなメロディと力強いバンド・サウンドに、シンセによるホワイト・ノイズを薄く乗せ夢見心地なエッセンスを少し。絶妙なサジ加減で"東京"を描き、新たなオリジナリティに目覚めたと言えるタイトル曲「手と手」に始まり、人と人との繋がりの大切さを歌った1枚。そこには昭和レトロな場末の酒場あり、広大な大地あり、豊かでユーモラスなサウンドスケープを手に入れたことで、持ち前のメロディと言葉がさらに躍動している。(TAISHI IWAMI)
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今年4月に新しい環境でリスタートを切った5人が、キャリア初のセルフ・カバー・アルバムに挑戦。リレコーディングされた過去曲と、バンドの新境地的な新曲「YOU & I」、イントロダクションの全16曲を収録している。ライヴで育ててきたモードをそのまま封じ込めた楽曲も、ストリングスやピアノ、プログラミングなどを加え華やかにリアレンジを加えた楽曲も、どちらもバンドのタフなグルーヴを体感できるだけでなく、元来楽曲が持っているポテンシャルを大きく引き出した。メンバーが好きな曲やどうしてもリアレンジしたかった曲たちが集められたこともあり、5人が守り続けていたポップネスとパンクス魂、確固たるポリシーを現在のモードで届けている。どこを切り取っても高い作品性に唸るばかりだ。(沖 さやこ)
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"どう足掻いても戻れない/後ろ向きのまま進んで行くか もしくは前を向くかだ"――決して巻き戻ることはない人生において、大前提となることを断言した幕開けの1曲、「砂漠」。それを踏まえ、このアルバムには様々な現状/過去を抱えたまま生きる主人公を据えた、あらゆるヒューマン・ドラマが時に郷愁的に、時に生々しく描かれている。物語を表現するソングライティング力も、アレンジ力も以前より格段にスケールアップ。通して聴けば、長旅を経たような大きな体験をくれる1枚。"グアナコの足"は、世界一乾燥した砂漠で雨が降ると一斉に咲き乱れる、奇跡のような花を指すという。ふと、彼らはその雨のような存在だと思った――とりわけライヴにおけるGOOD ON THE REELは、解放感と希望を携えていて、そんな奇跡すら起こすのではと期待させてくれるのだ。(松井 恵梨菜)
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何だって真っ白に照らし出して未来を向くよう促してくるのだから、光はときに暴力的だ。なのに、ひとりひとりの生(せい)を全肯定するこの眩しさは何故そうではないのか。それはGOOD ON THE REELが"痛み"を唄い続けるバンドだから、である。本作の中心にあるのは喪失と悲しみ。どうしても拭えない"痛み"を拒絶せず存在否定もしない。そして"永遠なんてない"という事実を真っ直ぐ受け止めたうえで、祈りに似た希望を放っていくのだ。今年で結成10周年。7thミニ・アルバムに表れるのは、光も影も両手で抱きしめる懐の深さ。意志。覚悟。それは"生きたい""生きよう"と誠実に唄い続けてきた月日の賜物であり、バンドの意義がかつてなくたしかなものとなった証明でもある。(蜂須賀 ちなみ)
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これまでリリースした作品すべてが各店舗で在庫切れを起こし、バンド・シーンの話題をさらってきたGOOD ON THE REEL。何故彼らの音楽はそこまで求められているのか? それは彼らの"声を涸らして伝えたい"という明確な意思がもたらした結果だ。痛みや、切なさ、情熱をすべて昇華して音として表現する千野 隆尋(Vo)の絶唱するかのような歌声にはドキっとするような儚さと生命力を感じる。儚さと生命力なんて正反対のものだが、きっとこれは紙一重なのだ。生きているから死ぬし、寒いから温もりを求める。だから千野の声には抗えない。そんな声で叫ばれたら耳を閉ざせないじゃないか。6枚目のミニ・アルバムとなる今作もきっと、伝わる。意固地になって硬く閉ざした人にも届くのはこの音だ。(齋藤 日穂)
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一見、哲学的なアルバム・タイトルや、ジャンルを特定できないアートワークには、バンドの"曲を聴いて判断してほしい"思いが継続して表れている。情報自体も過多で、バンド・サウンドもショート・チューンにいかに多くの情報を詰め込むか?音楽もある種のコスパ意識を持つ、それもいいと思う。しかしGOOD ON THE REELが伝えたいことは、究極、"無駄な命なんかない"ということに尽きるんじゃないだろうか。千野隆尋(Vo)の素直で時には和のブルースを感じさせるエモーショナルな声と4つの楽器が人間の身体のように無駄のない動きのアレンジで楽曲を構成すること自体が自然な生命活動のように思える。きちんと死生観に向き合うことはできても、ここまで平易で具体的な言葉で歌う勇気と切実さに意気を感じる。(石角 友香)
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3作のミニ・アルバムを経て、昨年、初のフル・アルバム『透明な傘の内側より』をリリースした5ピース・ロック・バンド、GOOD ON THE REEL。作品を重ねてなお性急で、1秒でも速く、1ミリでも傍で聴いてほしい気持ちと、メロディとがつんのめりながら耳に飛び込んでくるのは今作も変わらずで、むしろさらに増しているとも言える。傷ついても誰かを愛したり、くじけてもへこんでも何度もトライをしたり、痛みや喜びを積み重ねるたびに見えてくる景色や感じる気持ちが広がってくる、そんな瞬間を音に封じ込めたのが彼らの音楽。普段は照れ臭くて口にはしない日々の感動や、心の機微を大きな声で叫ぶ千野隆尋の存在感が増し、ヴォーカリストとして多くの耳を引き寄せて行くエモーションも確かになってきているのが頼もしい。(吉羽 さおり)
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メジャー・デビュー作『swanflight』から1年3ヶ月ぶりとなるフル・アルバム。タイトルに"解剖"や"分析"という意味を掲げた今作は、これまで"人間を人間たらしめるものはなんなのか?"という根源的なテーマに向き合い続けてきたハロが、そのテーマをより深く掘り下げる意欲作になった。人間を"身体"と"心"とに分解したときに見えてくる二面性、あるいはもっと複雑に絡み合う様相を、詩人 渡井翔汰(Vo/Gt)が丹念に言葉で語り尽くす。サウンド面では「イノセント・プレイ」と「蘇生」の2曲で、前ミニ・アルバム『from NOVEL LAND』に続き、出羽良彰をプロデューサーに起用。これまで以上にダイナミックで深遠なサウンド・アプローチに、このバンドの飽くなき探求心を感じた。(秦 理絵)
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昨年10月のメジャー・デビューから8ヶ月。バンド最大キャパとなるマイナビBLITZ赤坂でのワンマン・ライヴも成功させたHalo at 四畳半の4thミニ・アルバム。出羽良彰がプロデュースを手掛けたリード曲「リビングデッド・スイマー」や、壮大且つ深遠な「メイライト」をはじめ、これまで以上に大胆にシンセや打ち込みのサウンドを導入した今作は、バンドの可能性を押し広げる意欲作になった。ハロらしく宇宙を連想するワードがあちこちに散りばめられた歌詞には、やがて燃え尽きる命の期限を想いながら、自らの運命を掴み取ろうという闘争心が滲む。ここ数作で獲得した緻密なサウンド・プロダクションが充実の季節を迎えつつ、同時に爆発した抑えようのない衝動がロック・バンドらしくていい。(秦 理絵)
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テーマは"悲しみ"。それを悲嘆するだけではなく、人生の糧として引き連れてゆく、そんなメッセージを託したHalo at 四畳半のメジャー・デビュー・フル・アルバムだ。ピッピッピッ......と心電計が無機質に一定のリズムを刻むような「ヒューズ」に始まり、自分だけのヒーロー像を模索する寺岡呼人のプロデュース曲「ヒーロー」、ダンサブルなビートに乗せて自分自身を騙す嘘を吐き捨てるような「擬態」、"終わり"という名の未来に向けて命を燃やす「アルストロメリア」、そして優しく物語の幕引きを告げる「魔法にかけられて」まで、どの曲が欠けても成立しない全12曲。一切妥協なく磨きあげた楽曲には、ライヴハウスで生まれ育った、紛うことなきロック・バンドであるという彼らの誇りと矜持が詰まっている。(秦 理絵)
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タイトルは、Animaとplotを組み合わせた造語で、"生命の構想図"という意味。この作品でHalo at 四畳半が問い掛けるのは、"「人を人たらしめるもの」は何か"という内省的なテーマだ。ロボットと人間の違い、身体の左に心臓があるか、夢や希望を抱けるか、いつか命が尽きるかどうか。時に寓話的な切り口を使いながら、あるいは独白のようなかたちをとりながら、それぞれに独立した全7曲は、まるで共鳴し合うように私たちに深い疑問を投げ掛けてくる。かつてないほどに様々な楽器とサウンド・アプローチを取り入れながら、辿り着くラスト・ナンバー「点描者たち」で導かれるハロなりの答え。そこまでに紡いできた6つの物語が、最後の1曲を美しく響かせるために存在していたかのように思わせる結末は、あまりにも感動的だ。(秦 理絵)
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"FRAGILE"というタイトル通り、傷つきやすくなった心に丁寧に触れるような、音や言葉のひとつひとつに誠を尽くした全10曲を収録。距離を置いた生活をしなければならない今、中でもまず胸に飛び込んでくるのが「宇宙船六畳間号」。星が瞬くようにキラキラと光るサウンドと浮遊感で、部屋の中から宇宙を描くこの曲。"気持ちと想像で君の形に触れる"、"僕ら確かに繋がっている"の詞に彼らの粋な実らしさが滲む。また、クワイアのスケール感が彼らとしては新しい「EYE」、アコギ片手に松本 大(Vo/Gt)の日常と本音を歌にした「いつものこと」など音像の幅も見せながら、すべてを総括するように、そんな人や世界の危うさと共生していく決意を示す、繊細且つ芯のある表題曲で締める流れも美しい。(稲垣 遥)
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長崎県で結成され、東京を中心に活動をしている3ピース・バンド、LAMP IN TERRENが"希望の光"という想いを込めたメジャー・デビュー・アルバムをリリースする。"この世の微かな光"という意味を持つバンド名を掲げた彼らは、思えばいつも光について大きな意味を持たせていた。全身を震わせて叫ぶような松本大の力強い声で歌われる歌詞には、どこか捨て鉢になっていながらも、決してすべてを諦めないという確かな意志や願いがある。それはまるで届かない光に向かって必死に手を伸ばすようにもどかしく、途方もない姿だが、本来人間はそういうものだ。ろうそくの様に小さくて温かい光がゆっくりと足元を照らしていくような、彼らにとって確かな指針になる作品。(齋藤 日穂)
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長崎出身の3ピースによる1stミニ・アルバム。このLAMP IN TERRENというバンド名には"この世の微かな光"という意味が込められているという。そして、名は体を表すもので、その音楽もまさに"この世の微かな光"を照らし出すようなものだ。曲の主人公は常に"自分とは、心とは、命とは何なのか?"という自問自答を繰り返し、世界の大きさに震え、誰かのことを想い、時に孤独の雨に、時に希望の陽光に晒される。ある意味、人間ひとり分しかない、ちっぽけな歌だ。しかしながら、力強い歌声と荒々しく、しかし煌くようなメロディを奏でる演奏は、人ひとり、その身体にしか宿らない光を確かにその音に刻み込む。この世の広さに比べれば、苦しくなるほどに等身大な"人間"の歌。世界で最もくだらなく愛おしい賛美歌。(天野 史彬)
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先行シングル「潔癖症」が象徴的だが、他人と会う機会が"コロナで消えた"と歌う「Hello Stray Kitty」など、コロナ禍だから生まれた作品であることをあえて厭わずに作り切ったところに覚悟を感じる1枚。異なる価値観を"愛し合う"と歌う「Gradation~多様性の海~」は、おそらく制作時期には予期していなかっただろうが、ウクライナ情勢の緊迫が深まる今、時代の必然で生まれた平和への祈りのような意味も帯びる。と書くと、社会派な重たい作風に感じるかもしれないが、打ち込みとバンドを融合させたジャンルレスな曲調はどこまでも軽やか。社会に生きる意味と誰かを愛することを、身近な生活の営みとして歌詞に落とし込む手腕はキャリア15年の人間的な深みのなせる業だろう。(秦 理絵)
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まず、タイトルがいい。"愛を食べた"だ。愛するという行為を、命がけのテーマとして捉えるのではなく、あくまでも日常の一部に溶け込ませ、それでいてヒトの生業に必要不可欠な要素であるという価値観。それを生々しくポップに伝える絶妙な表現だ。バンド結成から15年。メンバーも30代半ばを過ぎたLEGO BIG MORLが、今だからこそ歌える、生活に深く根づいたラヴ・ソングであり、人生讃歌だと思う。前作アルバム『気配』に続き辻村有記(ex-HaKU/Vo/Gt)をアレンジャーに迎え、サウンドはポップに仕上げつつ、随所に散らしたギミックにロック・バンドらしい気概も光る。c/wには、歌手のこゑだに提供した「ピーポーピーポー」のセルフ・カバーを、安原兵衛のアレンジで収録。こちらはレゴらしいのひと言。(秦 理絵)
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バンド結成15周年の記念日である3月28日にリリースされた配信シングル。"潔癖症"というどこかレゴらしからぬ意表を突くタイトルが表すとおり、失敗が許されず、清廉潔癖が求められる今の時代に対するアンチテーゼとも言える1曲、だが、時代を揶揄するだけでは終わらず、"汚れた手と手 でも握手しよう"と締めくくるところに、歪で汚れたものこそ愛おしいという人間愛を感じた。BPM210の高速ビートに乗せた'80sなトラックが、やがて念仏のように不気味に歌詞を唱える、ドープなヒップホップ・ゾーンへと突入する予測不能の展開もユニーク。自分たちの固定概念を恐れずに壊す。それが今のLEGO BIG MORLのモードだ。アレンジは前アルバム『気配』にも参加した辻村有記(ex- HaKU/Vo/Gt)。(秦 理絵)
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3月に結成14周年を迎えたLEGO BIG MORLが、昨年のドラマー脱退後、3人体制で初めてリリースする7thアルバム。生ドラムを一切使わず、4人のアレンジャーのエッセンスをふんだんに注入し、エレクトロな要素を強めたサウンドには明らかな新しさを感じながらも、それは決して止むを得ず、あるいは突拍子もなく生じた変化ではない。クリエイティヴィティに溢れた豊潤な楽曲群の随所に、これまでのレゴの"気配"があり、14年という文脈があってこその"進化"であると感じられる。メンバーが"今が一番かっこいい"と胸を張るのも納得だ。未だかつてないほどヴォーカル表現を研究したというカナタタケヒロの剛にも柔にも変幻自在な歌声や、アルバム・タイトルから着想を得たこだわりのアートワークにも注目。(岡部 瑞希)
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タナカヒロキ(Gt)の怪我と療養・リハビリにより2013年はひたすら制作に打ち込んだLEGO BIG MORL。そして2014年1月に自主企画にて復活、また移籍を経ての第1弾シングル「RAINBOW」を発表と、前アルバムからの3年は激動の年だった。思う活動ができない辛苦をエネルギーに変えて、よりクリエイティヴにオルタナィヴに、恐いもの知らずな大胆さで新境地へと踏み込んだ。"ザ・ギター・ロック"なスタイルから、アレンジをきかせて、インディー・ロック的なマニアックな音楽志向も開陳し、好きなことやりたいことを禁じ手なしで曲にした。さなぎのように閉じこもった暗黒のときがあったからこそ、ドラスティックに変化できたのだろう。これは進化というより、変化、変革に近い。このロック・バンドとしての心意気は大歓迎だ。(吉羽 さおり)
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冒頭曲「素晴らしき世界」によって開かれた扉。そこから一斉に吹き込んでくる雄大な風は、いくつものドラマを巻き起こし、私たちの心を包み温めていく――。メロディによって風を呼び覚まし、風に乗って心ごとかっさらう求心力は、プロデューサーを務めた前田啓介(レミオロメン)の力によるところも大きいだろう。しかし、その後の展開、呼び込んだ風をさらに大きな力へと導いていくことが出来たのは、音楽で心を切り開こうとするバンドの真の強さあってこそである。誠実な言葉によって織りなされる普遍の愛によって、風力を身につけたlego big morl。作品が進むにつれその風速、風量は高まり、それは結果として言葉もメロディも豊かになり、やがては大輪の花を咲かせるように、聴く者の心に彩りを与える。"恵みの作"の完成だ。(島根 希実)
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自分の意志で未来を開拓することと、現在をありのまま受け止めることは同等に困難だ。どちらも形は違えど痛みを伴い、それは決して軽いものではない。lego big morlは、公式サイトから無料ダウンロード・リリースされる4thシングル『Flower』でそのふたつの痛みと対峙し、新しい顔を生みだした。おそらく、その痛みは相当なものだったはずだ。常に自分の意志で時を刻んできた彼らは、"花"という強烈なまでに純粋な時間を刻む存在に、時間の重みを重ね合わせている。ひんやりと透明なヴォーカル、切々と降りそそぐ雨を思わせるギターのフレーズ、美しい螺旋を描くサウンドは、より実際的な歌詞と重なり、結びつく先が明確になっている。そして刹那的な世界に沈み込み、やがてまだ見ぬ明日へと踏み出すところで物語を閉じた。その物語は、刹那的でありつつも耽美に陥ることなく、現実的な情景の中へ力強い確固たる足取りで踏み出す。(山田 美央)
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大阪の高校で同級生だった3人と熊本出身のドラムのアサカワが2006年に結成した4ピース・ロックバンド。大阪から全国へ活動の幅を広げ、昨年のドラマ「赤い糸」では挿入歌に大抜擢。その後の1stアルバムの全国ツアーでは軒並みソールドアウト。ここ1年で一気にスターダムを駆け上がる。今回の2ndシングル「溢れる」は爽快感あふれるストレートなロック・ナンバー。カップリングの「隣の少女と僕と始まり」は彼らの真骨頂でもある繊細なメロディーが胸を打つミディアム・バラード。彼らの魅力が凝縮された渾身のシングル。(遠藤 孝行)
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"持病"という意味の造語を冠した3年ぶりのフル・アルバム。この世界で生きづらさを抱える人、それをカモフラージュしつつ"普通に"生きる人を指すという。つまり、多くの人にとって感じるものがある作品なのではないだろうか。しかしながら、押しつけがましくはなく、むやみに刺々しいわけでもない。だからこそ、言葉にできない思いにそっと寄り添ってくれる。この3年の間に独立し、自由になったシナリオアートだからこそ描ける、パワフルにもシリアスにも振り切れる豊かな音像。そこに誠実に日々と向き合って生まれたであろう嘘偽りのない言葉が乗り、それをあくまでも平熱の歌声で届ける。曲順の妙も含め、聴き手の気持ちの整理を見守ってくれるような、音楽とリスナーへの愛情たっぷりの力作。(稲垣 遥)
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今のシナリオアートのチャレンジングな部分が曲構成にも現れた2曲(「アダハダエイリアン」と「オンリーヒーロー」)、「ホワイトレインコートマン」にも似た、バンドにもファンにとってもこれぞシナリオアートな「アカシアホーム」という、3曲が現状報告の意味も担っている独立後初のシングル。ポスト・ロックと物語的な楽曲の両面を感じさせる構成の多彩さが自由で、6分近い大曲「アダハダエイリアン」。ロックンロール・リヴァイヴァル調でありつつ、ベースはドラマチックという彼ららしさが加味された「オンリーヒーロー」。柔らかなハヤシコウスケのヴォーカル表現や透明感のあるギター・サウンドが、まさに"ホーム感"満載の「アカシアホーム」。驚きと安心感の両方を封じ込め、バンドの状況の良さを伝える好盤。(石角 友香)
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アルバム『Faction World』での壮大な音楽の旅を経たシナリオアートのニュー・シングルは、ワクワクするような地メロの助走からサビでパッと解放され、後半にはテクニカルでカオティックなセクションも登場するという、まさに彼らの王道が今の力量で発揮されたナンバー。失うつらさが、ただ切ないだけではなく、そこにそれでも人を愛する力強さが溢れる歌詞も新しい。また、2曲目の「ハローグッバイ」は珍しくギター・ロック色の強いストレートなナンバーでありつつ、そこにお馴染みCHRYSANTHEMUM BRIDGEのドリーミー且つスペイシーなエレクトロ・サウンドが融合しているのも新鮮な聴感をもたらす。加えて、表題曲のハヤシコウスケ、ハットリクミコとの男女ヴォーカル気分が味わえるインスト2トラックも収録している。(石角 友香)
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楽器やブランケット、双眼鏡やランタン......それらすべてが"地球柄"で彩られたジャケット写真のアートワークが示唆しているように、生身の3人が旅をしながら空想も現実の世界も力強く表現していく、そんな頼もしい新境地を開拓した2ndフル・アルバム。世界に合わせて命を落とすぐらいなら、こっちから見限ってやる! と言わんばかりの内容でありながら、曲調は限りなく明るい「ジャーニー」。チャイルド・コーラスが祝祭感を盛り上げる「サンライトハーモニー」、「パペットダンス」のあとには、どこか世界と隔絶されたムードが漂うSF的な「コールドプラネット」に現代のリアリティを感じる。全編が旅の途中のような移動感と、時折覗く無国籍感であっという間にラストの「エポックパレード」へ。時間や気持ちの変化を体験できるアルバムだ。(石角 友香)
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イントロが鳴った瞬間、これまでのファンタジックなシナリオアートとも、内省的なシナリオアートとも違う人肌感が響き、まず驚かされる。さらに、セカンド・ラインの陽気なビートにも驚かされる。そして新しい旅立ちを彩るような生の管楽器やストリングスは、彼ら3人だけじゃなく、関わる人を楽しく巻き込んでいく"パレード"を表現。しかもそのパレードはむしろ特別な日だけのものじゃなく、些細な喜びを発見し続ける日常こそ、新鮮なものとして祝福しようと歌われるのだ。去年のシナリオアートからはまったく想像できないオピニオン! 加えてチャイニーズ風のメロディと響きの楽しさがループする歌詞がこれまた意表を突くカップリングの「ジンギスカンフー」も、今のバンドのタフさを印象づける。(石角 友香)
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自身の精神世界への"潜水"。プロローグとなるエレクトロニックな「シンカイへ」からコンセプチュアルな作品性に引き込まれる。実質的な1曲目である「シニカルデトックス」は3人の演奏が目に見えるほど削ぎ落とされた音像、タイトだがテクニカルなアンサンブル、そしてゴスかラウドか?と思しき後半の展開まで、どす黒い感情が完成度の高いアレンジで表現される凄みがある。また、生身のファンクネスとシナリオアート流グランジが一体化した「プライドモンスター」も凄まじい。怒涛の展開を経て、ハヤシのモノローグに乗せて訥々と歌われるアウトロの「センカイへ」のあたたかさがアルバム全体を光の差す方向へ束ねていく。タフさと繊細さを同居させた、今のシナリオアートの必然が鳴っている。(石角 友香)
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CDの形態が複数あるのを承知で、できればこのスプリットに収録されているトータル6曲すべて聴いて欲しい。それぐらい両バンドとも楽曲クオリティと新たな挑戦を体感できる。KANA-BOONの「talking」はファンクネスすら感じる16のグルーヴやラップ部分にロック・バンドのケレン味を感じるし、アニメのエンディングにそのヒリヒリした世界観がハマる。シナリオアートの「ナナヒツジ」で聴けるソリッドで急展開する構成も新しい。また2曲目(KANA-BOON「ぬけがら」/シナリオアート「トワノマチ」)にどちらも各々の色合いでセンチメンタリズムを喚起する楽曲を配しているのも聴き比べてみると面白い。そして"すべてがFになる"裏メイン・テーマとも言えそうなKANA-BOONの「PUZZLE」での楽器隊の豊富なアイディアとテクニカルなプレイは嬉しい驚きの連続だ。(石角 友香)
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遂に完成された1stフル・アルバム。幽玄且つ煌びやかなアトモスフィアを産むエレクトロ・サウンドに、あたたかみとチャームを加える生楽器の音色、男女混成ハーモニー、さらにはファンキーなほどに肉体的なバンド・グルーヴが組み合わさることで産まれる、聴き手を現実と切り離された夢の中へと誘うような音世界は、もはや圧倒的な完成度。そして本作のタイトルがインディーズ時代からの代表曲「ホワイトレインコートマン」の歌詞から取られていることは、彼らが一貫して掲げ続ける変わらない理想を示している。哀しみの雨からあなたを守る"幸せの傘"――いつだって、彼らは目の前にいるあなたに手を差し伸べる。本作最大の魅力は、雨の止んだあとにあなたが踏み出す最初の1歩を見届けようとする、その優しく大らかな視線にこそある。(天野 史彬)
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シナリオアートの音楽には常に"記憶"というモチーフがある。本作においてそれは"死"、あるいは"子供時代への憧憬"という形で表れている。SEKAI NO OWARIを手掛ける制作チーム"CHRYSANTHEMUM BRIDGE"をプロデューサーに迎え、煌びやかなエレクトロ・サウンドや疾走感のあるシューゲイズ・ギター、そして躍動感のあるダンス・ビートをも飲み込んだサウンドは、彼らの描かんとする"痛みの伴う幻想"を、格段に上がった明度で聴き手の前に映し出す。生きることとは醜く老いること。生きることとは孤独と共にあること。しかしその中で、かつて出会った人やかつていた場所に思いを馳せることは生きるうえでの力になりうる。だって僕らは常に記憶と共にあるから。たまには思い出して、そしてまた戻ってこればいい。(天野 史彬)
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関西出身、男女ツイン・ヴォーカルを擁する3Pバンド、シナリオアートのメジャー・デビュー・ミニ・アルバム。冒頭を飾る「ブレーメンドリームオーケストラ」で歌われる"ここじゃない どこかへ すばらしい 世界へ ぼくと 抜け出そう"というライン。これが本作を、ひいてはシナリオアートというバンドのステートメントを端的に表していると言っていい。何かを振り払うように加速するビート。ギターだけでなく、シンセやストリングスなども多用したサウンドスケープ。すべてが甘美で幻想的。だが、これは単なる逃避主義の音楽ではない。この世界は哀しみに満ちているというシビアな現実認識が根底にあるからこそ、このバンドは想像力と創造力で現実を超えようとする。理想主義で現実に抗う、痛快な新世代の登場だ。(天野 史彬)
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爆弾ジョニーが結成10周年に届ける新作は、所属レーベルや事務所から独立し、メンバー5人で作り上げた"自家製"アルバム。フロントマン りょーめー&ギタリストのキョウスケは、今年新プロジェクト SAMURAIMANZ GROOVEでも作品を発表したが、その別方向での活動があったからこそ、本作『H1OPE』は溌剌とした爆弾ジョニーらしさが味わえる仕上がりに。ライヴハウスを震わせるような生きた音で、時流など気にせず、自身が大好きなロックンロールやポップ・チューン、はたまたヒップホップまでを一丸となって鳴らし、彼らならではの言葉選びで笑顔に(時折目頭を熱くも)させてくれる曲の数々。10周年でこうして仲間との遊びと純粋な想いに溢れた作品を生み出した彼らこそが、希望だと思う。(稲垣 遥)
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ヤンチャな爆弾ジョニーが帰ってきた! やかましいビートを手加減なくぶっ放してケタケタと笑うような今作。ジャケットのインパクトもさながら、1曲目がふざけたボーナス・トラックという愉快犯的作品だが、無論戯れるだけではない。ライヴですでに披露されている「アクセル」は、グオングオンと上下の音を往来するベース、馳せ回るドラム、切なさを帯びるキーボード、1音ごとに激化するギターに、体温を感じさせるヴォーカルで"いつかわかるさ/全部が今日のためだって"という詞が乗り、5人の強くなった魂が爆発していて目頭が熱くなる。郷愁を覚える美メロで包み込む「padiya」も沁みる。成長はしても大人にはならない爆弾ジョニー。彼らが結成時からの目標"世界平和"を作る瞬間を心から信じたくなる。(稲垣 遥)
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このアルバムの第一印象は"爆弾ジョニーは何をやっても大丈夫だ"という安心感だった。もともと様々な音楽性を吸収した太い体幹と高いバランス感覚を持つ彼らが、大人になればなるほど様々な想いや知的好奇心が湧き上がり、それを作品に反映させるのは当たり前のこと。"ロックで世界平和を目指す"という絶対的な信念がある限り、彼らは何をしてもどこに行っても間違いのない作品を届けてくれるのだ。この14曲を聴いている時間は、貸し切りの遊園地を5人に無理矢理引きずられて休む間もなくいちいち刺激的なアトラクションに乗り回されるような高揚があり、ラストに待ち受ける感動的に降り注ぐ大輪の花火には胸が焦がれる。彼らについていけば間違いなく素晴らしい景色が見られることを確信した。彼らの満面の笑みに浮かぶ涙の痕もまた、美しい。(沖 さやこ)
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こんなに爆弾ジョニーらしいのに、今までこんな曲爆弾ジョニーになかったな、というのが第一印象だった。今年4月にアルバム『はじめての爆弾ジョニー』でメジャー・デビューし、1stシングル『唯一人』でも強烈なインパクトを放った、札幌出身平均年齢20歳の5人組の2ndシングル。表題曲は映画"日々ロック"の書き下ろし主題歌で、すでにライヴでも披露され彼らにとっても新たな強力アンセムとなっている。ぶっきらぼうだが包容力のあるギターも、微かに憂いを漂わせるピアノも、リズム隊が刻む力強い8ビートも、疾走感はあるのにがむしゃら感は一切ない。彼らは冷静に自身の向かう先を見据え、そこをめがけて駆け出したのだ。"やるかやらないか/それだけの世界で僕らすべて変えたくなるのさ"――爆弾ジョニーの快進撃が始まる!(沖 さやこ)
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4月に『はじめての爆弾ジョニー』でメジャー・デビューした札幌出身の5人組の1stシングル。TVアニメ"ピンポン"のオープニング・テーマに起用されている表題曲は、勢い溢れるパンクなロックンロール・ナンバーで、現状に苦しみつつもそれをぶち壊そうとする気概に溢れている。Track.2は一転、ラップとファンクなアプローチが光る楽曲。シンセを始めとして彼らのテクニカルな面が出ており、「唯一人」とのギャップに驚く人も多いはず。彼らの楽曲の振り幅は大きな武器だ。そしてその武器を扱う5人全員が、ものすごいパワーを持ってそれを振り回すのだから、そりゃあ大きなアタックが生まれるというもの。いたずら坊主たちの悪だくみはまだまだこれから。全3曲がそんな期待をくすぐる。(沖 さやこ)
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