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INTERVIEW

Japanese

爆弾ジョニー

2014年11月号掲載

爆弾ジョニー

Member:キョウスケ(Gt/Cho) 小堀ファイヤー(Ba/Cho) タイチサンダー(Dr/Cho) ロマンチック☆安田 (Key/Cho)

Interviewer:沖 さやこ

今年4月に『はじめての爆弾ジョニー』でメジャー・デビューを果たした爆弾ジョニー。TVアニメ"ピンポン"のオープニング・テーマに起用されたメジャー1stシングル『唯一人』に続く2ndシングル『終わりなき午後の冒険者』は、映画"日々ロック"の書き下ろし主題歌である。ワンマン・ツアーも大盛況、その勢いのまま数々のフェスで大暴れしてきた5人だったが、9月中旬にりょーめー(Vo/Gt)の体調不良がアナウンスされ、バンドはライヴ活動を休止。今回のインタビューもりょーめー以外のメンバー4人で行った。バンドの現状から今回のシングル制作について、10月22日現在の4人の肉声を、そのままお届けする。

-シングルのお話を伺う前に、やっぱりここからお訊きしておかないとと思いまして......。現在のバンドの状況は?

タイチ:夏に結構いっぱいフェスに出させていただいて。今は少し落ち着いています。

安田:とても申し訳ないんですけど、9月10月と決まっていたライヴをキャンセルせざるを得なくなってしまいました。

キョウスケ:......大変です(笑)。

-メンバーとしてはりょーめーさんの件はどう受け止めているのでしょう。

安田:本当に申し訳ないですけど、今ライヴをしても、いいものはできないかな......。

キョウスケ:むしろ今、活動を無理してやって、それをお客さんに見せる方が申し訳ないかなって。

-そういう兆候は夏フェスの時期から見えました?

小堀:フェスぐらいからだね。

安田:うん......そうかな。

キョウスケ:あったと言えばあったかな。(りょーめーが)しんどいのはわかってたし。年明けの活動とか特に決まってなかったから......"がんばるしかないじゃん""やるしかないよね"っていう感じだったけど、ちょっと限界がきたのかなって。うん。

-やっぱりファンの皆さんも心配してらっしゃると思うんです。ずっと気になっていると思うし。

キョウスケ:......そうだよね。

-4月に『はじめての爆弾ジョニー』でメジャー・デビューして、6月に1stシングルをリリースして、7月に映画"日々ロック"の主題歌に「終わりなき午後の冒険者」が起用されることが発表されて、同曲がシングルとしてリリースされる、その直前という大事な時期にお休みをするというのは、やはりただごとではないなと思って。だからこそりょーめーさんにはちゃんと休んでいただきたいし。

キョウスケ:うん。何よりも、このまま活動を続けて幸せになる人は誰もいないなと思ったから、休むしかないのかなって。いろんな人に迷惑を掛けているのもものすごくわかるし、お客さんもすごく楽しみにしてくれてるのがすごくわかったから......申し訳ないんだけど、すみませんけど休みます、って。

小堀:本当にね、申し訳ない気持ちでいっぱいで。

タイチ:申し訳ないという気持ちが1番最初にあって。でも......俺らも頑張って立て直そうといろいろ試行錯誤してるんで。そんな、心配は、せんで、ええで!って感じで(笑)。

全員:(笑)

タイチ:やっぱりお客さんに心配はかけたくないんで。俺はみんなに"大丈夫だよ"って言いたいですね。

-前回お話を伺ったときも、りょーめーさんはすごく悩んでいて、たくさんいろんなことを考えて、必死に戦ってらっしゃったし。音楽をやりたいから、バンドがやりたいから、大好きだから壁にぶち当たってしまっているんですよね。

キョウスケ:そう、もちろんそれはそうなんだよ。音楽をやりたいから悩んでて、バンドをやりたいから悩んでるんだけど......好きだったことが仕事になったことの大変さなのかな。......わかんないけどね(笑)。1週間くらい前に会ったけど、休むことを決めたときよりは元気になってた。

-りょーめーさんのお誕生日である12月4日に予定されているZepp Tokyoのワンマンは大丈夫そう?

安田:少しずつ状況は良くなってるし、進んでる。

キョウスケ:......と思ってます。正直、しんどいからそう思ってないとやってられない(笑)。本当にいろんな人に迷惑掛けてるし......。でも、(抱えている不安など自分たちの気持ちを)騙し騙しやってきた部分があったから。この選択がいい方向に進めばいいなと思います。ほんとに。