Japanese
向井太一
2016年11月号掲載
Interviewer:吉羽 さおり
-ちなみに先行シングルとして発表する曲を「SLOW DOWN」に決めた理由は何が大きかったんですか。
シングルとしては最初の楽曲になるので、ファンに向けた曲でもあるんです。僕が音楽活動をしていくうえで支えてくれる人たちがいて、今度は僕が、その人たちの生活に寄り添える曲を書いていきたいと思って。1stシングルということもあって、"一番伝えたかったことを"という意味でこの曲を選びました。
-シングルのカップリング「THINKING ABOUT YOU」はまた少しタイプが違った、ピアノを基調とした美しい曲ですね。
わりと聴く人によって捉え方が変わる曲かなと思っていて。今、日本語でリリックを書いているんですよ。英語詞だと直接的な歌詞が多かったり、わかりやすい表現の仕方が多かったりするんですけど、日本語詞だと聴く人の環境やそのときの気持ち、リスナーによって捉え方が変わるのが面白いなと思っていて。人によっては、恋人への曲に聞こえたり、家族への曲にも聞こえたりする。この曲は、自分の中では日本語詞での音楽性とか、気持ちみたいなものも表れているかなと思います。
-やるからには、日本語で勝負をしようという思いはあるんですか。
それはないんですけど、今回のEP『24』に関しては、いわゆる今のメインストリーム、日本のメジャーな音楽シーンとは別のジャンルのもので、且つ日本語で挑戦するっていうのがありました。日本語にすることで、こういうジャンルを聴いたことがない人にとっても、受け入れやすいものになるかなと思ったんです。
-シーンに投げ掛けるものでもあるんですね。向井さん自身、いろんな音楽に興味があって、ボーダレスに自分の音楽へ取り入れていますが、その中でも自分のツボとなる部分、こういうものが好きなんだなって思うのはどういう音楽ですか。
歌ですかね。歌のいい音楽が、どんどん自分の中に残っていくんです。トラック先行で聴く音楽もあるし、インストも聴くんですが、最終的に残るものは歌なんです。命を削っている音楽が好きなんですよね。
-歌心みたいなところですかね。自分が目指すのもそういう音楽ですか。
やるからには広く知れ渡ってほしいし、やっぱり日本語で、邦楽でみんな何を聴くかというと、歌、言葉が第一にあると思うんです。日本人は音楽を聴くうえで歌詞を大事にする感覚が強いと思うんですよ。そこはずっと大事にしていきたいなと思っています。『24』は、その挑戦で。トラック自体は、音楽的な感度の高い人たちに向けてのアプローチが多かったんです。今の海外やインディーズ・シーンで盛り上がっているものを取り入れながら、日本語でやるという。ヒップホップ系のアーティストでは、そういったトラックに日本語でフロウをつけてる人も多いんですけど。メインストリームで取り入れている人は、あまりいないかなと思って。それならちょっと面白いなと思ったんです。この先どうなるかは、そのときになってみないとわからないというのが正直なところですけど。挑戦はずっと続けていきたいなと思います。
-ライヴ活動のフィールドとしては、ライヴハウスとクラブのどちらが多いんですか。
ベースはライヴハウスで、クラブの小箱でもでかいところでもやれるようになりたいですね。クラブは、トラックの音色や関わってくれる仲間の影響もあって、ここ1年で急に増えました。
-ライヴハウスとクラブとで、反応は違いますか。
全然違いますね。『24』の1曲目に収録されている「SPEECHLESS」は、ロサンゼルスにいるレーベルメイトのstarRoさんと作った曲で。starRoさんが参加しているイベントの客演として出たことがあるんですけど、そのときは観客のほとんどが外国人で、全然反応が違ったんですよね。クラブだと曲を聴くというよりも、やっぱりその場を楽しむっていう感じだから。自分のパフォーマンスも違う。それは今までとは違った発見で、面白かったですね。むちゃくちゃ盛り上がってくれて(笑)。
-ライヴハウスでは、もっとお客さんと真正面で向き合うような感覚?
そうですね。あとは、歌詞を届けるという意味でもクラブよりも色濃くなると思いますね。編成は同じときも違うときもあるんですけど、音楽を聴くお客さんの向き合い方が全然違う。ライヴハウスは、歌を聴きにいくところなので。クラブだとフラッと飲みにくる人もいれば、踊りにくる人もいますし、どちらかというとそのヴァイブスを上げてあげるっていう役割なのかなと思います。煽ったりもしますしね。でも、アコースティック編成でやることもあるので、いろんな形でできればいいなと思ってます。
-今は、自身の企画ライヴ"BDP"も行っていますね。
恵比寿のTime Out Cafe & Dinerで定期的にやっているイベントなんですが、こちらはゆるく続けていこうかなと思ってます。このイベントは、僕もフロアにいてみんなと一緒に楽しむような、アットホームな空間を目指しているんです、今インディーズでシーンを盛り上げていこうというアーティストを中心にブッキングしていて。レーベルメイトのテンテンコさんがDJで来てくれたり。あとは一緒に曲を作ってるyahyelとか、KANDYTOWNの呂布君とか、同年代の若手アーティストを一緒に盛り上げていきたいなという感じです。
-今回、『24』でも一緒に制作されていますが、yahyelも同年代なんですね。
ヴォーカルの(池貝)峻君が同い年かな。かっこいいですよね。もともと僕のPVをyahyelのVJの(山田)健人君が撮ってくれていて。そういう繋がりがあって、EPを作るということで"一緒に制作をしないか"って声を掛けたんです。そんなアーティストがフロアで普通にご飯を食べていたりして。クラブやライヴハウスとはまた別の、もっと距離の近い感じの空間を作っているイベントなんですよ。演奏も挑戦的なことをやってみたり、編成を変えてみたりして、自分にとって挑戦的なことも落とし込めるイベントで。普段、ライヴハウスに行っている人にもぜひ遊びに来てほしいです。
LIVE INFO
- 2025.11.21
-
THE BAWDIES
ポルカドットスティングレイ
PEDRO
SHERBETS
ドラマチックアラスカ
荒谷翔大
ザ・シスターズハイ
Adrian Sherwood
Hakubi
LONGMAN
reGretGirl
キタニタツヤ
東京スカパラダイスオーケストラ
SPRISE
Anyeed(Dyna/ego apartment)
超☆社会的サンダル
TOKYOてふてふ
TOMOO
浪漫革命
吉澤嘉代子
フレデリック
Bye-Bye-Handの方程式
FINLANDS
- 2025.11.22
-
Chimothy→
ねぐせ。
AIRFLIP
ポルカドットスティングレイ
wacci
キュウソネコカミ
ズーカラデル
NEE
the paddles
TOKYOてふてふ
LiSA
優里
BLUE ENCOUNT
moon drop
チリヌルヲワカ
ASP
Eve
miwa
Conton Candy
ストレイテナー
The Biscats
セックスマシーン!!
離婚伝説
Ado
MOS
荒谷翔大
リーガルリリー
NANIMONO
brainchild's
SUPER BEAVER
藤巻亮太
ビレッジマンズストア
PIGGS
sajou no hana
SPRISE
アーバンギャルド
Omoinotake / クリープハイプ / Saucy Dog / マルシィ ほか
CVLTE
RADWIMPS
ガガガSP / SpecialThanks / YONA YONA WEEKENDERS / BACK LIFT ほか
フレデリック
osage
- 2025.11.23
-
SHERBETS
NEE
キュウソネコカミ
ズーカラデル
Awesome City Club
ザ・クロマニヨンズ
ぜんぶ君のせいだ。
PENGUIN RESEARCH
怒髪天
優里
Eve
くるり
MEW
Galileo Galilei
Ado
秋野 温(鶴)
THE BAWDIES
チリヌルヲワカ
東京スカパラダイスオーケストラ
離婚伝説
CNBLUE
佐々木亮介(a flood of circle)
BLUE ENCOUNT / yama / Novelbright / 新しい学校のリーダーズ ほか
山本彩
ExWHYZ
RADWIMPS
OKAMOTO'S
Laura day romance
- 2025.11.24
-
リーガルリリー
ポルカドットスティングレイ
WurtS
brainchild's
ねぐせ。
キタニタツヤ
u named (radica)
ザ・クロマニヨンズ
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
go!go!vanillas
Lucky Kilimanjaro
すなお
私立恵比寿中学
くるり
NANIMONO
ブランデー戦記
清 竜人
Conton Candy
凛として時雨
秋山黄色
The Biscats
9mm Parabellum Bullet
LACCO TOWER
No Buses
CNBLUE
miwa
山本彩
BIGMAMA
崎山蒼志
ExWHYZ
RADWIMPS
Ayumu Imazu
MEW
- 2025.11.25
-
打首獄門同好会
Another Diary
すなお
シベリアンハスキー
The Ravens
chilldspot
- 2025.11.26
-
Dios
桃色ドロシー
ザ・クロマニヨンズ
シベリアンハスキー
TENDRE
UVERworld
PEDRO
BLUE ENCOUNT
material club
Mirror,Mirror
Galileo Galilei
chilldspot
- 2025.11.27
-
打首獄門同好会
MONOEYES
Cody・Lee(李)
moon drop
桃色ドロシー
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
ザ・クロマニヨンズ
TENDRE
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
PEDRO
Tempalay
あたらよ
- 2025.11.28
-
Galileo Galilei
優里
BLUE ENCOUNT
go!go!vanillas
怒髪天
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
VII DAYS REASON
Dios
崎山蒼志
凛として時雨
ズーカラデル
コレサワ
SHERBETS
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
ポルカドットスティングレイ
おいしくるメロンパン
sajou no hana
NEK!
CENT
OKAMOTO'S
meiyo
RAY
reGretGirl
- 2025.11.29
-
ビレッジマンズストア
Appare!
YOASOBI
NEE
暴動クラブ
brainchild's
Cody・Lee(李)
キタニタツヤ
優里
くるり
TOKYOてふてふ
MONOEYES
キュウソネコカミ
moon drop
THE BACK HORN
androp
The Biscats
フレデリック
チリヌルヲワカ
怒髪天
eill
LOCAL CONNECT
wacci
LACCO TOWER
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
ドラマチックアラスカ
アーバンギャルド
ねぐせ。
ExWHYZ
UVERworld
フラワーカンパニーズ
愛美
浪漫革命
東京スカパラダイスオーケストラ
BACK LIFT / 魔法少女になり隊 / LEEVELLES / パピプペポは難しい ほか
Bentham
MONO NO AWARE
NANIMONO
カミナリグモ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
- 2025.11.30
-
ビレッジマンズストア
YOASOBI
NEE
TOKYOてふてふ
凛として時雨
キタニタツヤ
崎山蒼志
くるり
キュウソネコカミ
moon drop
SHERBETS
THE BACK HORN
TENDRE
アーバンギャルド
the paddles
秋山黄色
TOMOO
LACCO TOWER
ドラマチックアラスカ
LUCY
ExWHYZ
Maki / SIX LOUNGE / w.o.d. / KUZIRA / TETORA
UVERworld
フラワーカンパニーズ
ポルカドットスティングレイ
NANIMONO
ズーカラデル
ぼっちぼろまる×ポップしなないで×ぜったくん
コレサワ / ヒグチアイ / のん / ひぐちけい
miwa
MONO NO AWARE
Conton Candy
JYOCHO
離婚伝説
- 2025.12.02
-
RADWIMPS
LONGMAN
Dios
RAY
マカロニえんぴつ × DISH//
私立恵比寿中学
GLIM SPANKY
SUPER BEAVER
IneedS
- 2025.12.04
-
TENDRE
LEGO BIG MORL
私立恵比寿中学
SHERBETS
Homecomings
アーバンギャルド
キュウソネコカミ
吉井和哉
Hakubi
- 2025.12.05
-
桃色ドロシー
私立恵比寿中学
moon drop
ポルカドットスティングレイ
ザ・クロマニヨンズ
NANIMONO
eill
Laughing Hick
崎山蒼志
さかいゆう / 望月敬史 / L'OSMOSE(O.A.)
flumpool
とまとくらぶ
Another Diary
岡崎体育
Rei
ズーカラデル
打首獄門同好会
- 2025.12.06
-
キュウソネコカミ
AIRFLIP
ザ・クロマニヨンズ
凛として時雨
OKAMOTO'S
BLUE ENCOUNT
indigo la End / a flood of circle / Galileo Galilei / go!go!vanillas ほか
Cody・Lee(李)
brainchild's
LEGO BIG MORL
NANIMONO
怒髪天
ねぐせ。
CVLTE
UVERworld
eastern youth
キタニタツヤ
優里
Kroi / Jeremy Quartus(Nulbarich) / BREIMEN / luv
flumpool
チリヌルヲワカ
Aooo
Mirror,Mirror
心愛 -KOKONA-
THEラブ人間 / ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / KALMA ほか
フラワーカンパニーズ
Ryu Matsuyama
MyGO!!!!!
RELEASE INFO
- 2025.11.21
- 2025.11.22
- 2025.11.26
- 2025.11.29
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.10
- 2025.12.12
- 2025.12.17
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.24
- 2026.01.01
- 2026.01.07
- 2026.01.09
- 2026.01.14
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ザ・クロマニヨンズ
Skream! 2025年11月号


































