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DISC REVIEW

Japanese

SLOW DOWN

日本のソウル・ミュージック・シーンに新風を吹き込む存在となるだろう、シンガー・ソングライター 向井太一。ルーツ・レゲエやスカ、ブラック・ミュージックなど音楽に溢れた家で育ち、バンドでの活動も経て、よりフットワーク軽く自分の好きなサウンドやビートを追求しようと、ソロでの活動をスタートした。3月に発表したEP『POOL』が好評だが、続くEPの発売を前にTOWER RECORDS限定で今作をリリース。「SLOW DOWN」は、エッジーで無機質なビートを基軸とし、彼の音楽の原体験であるルーツ・レゲエの薫りも漂わせたトラックに、甘くスモーキーな歌声がゆったりと響き渡る。シンプルで歌の立つトラックでいて、エクスペリメンタルな攻めの姿勢もあるサウンド。気鋭のプロデューサーとの化学反応を楽しんでもいる。(吉羽 さおり)