cinema staff 「萌えもemo」【第10回】

COLUMN

寒い寒い寒い寒い。。。。これを書いている今は11月最初。これはもう秋を通り越してもう冬ですね。僕にとっての試練の冬がやってきました。が、そんなつらい冬を少しでも和らげてくれるのが、酒場巡り。
ということで今回も素敵な酒場を紹介していきましょう。
先日行った某酒場の話ですが、今まで行った中でも相当なくせ者ガンコオヤジ店長のいる酒場でした。まず、入るやいなやオヤジは、
「今からまおちゃんっていうのにこんなタイミングで来やがって」
とか一人ぶつぶつ言いながら接客。ほう、カウンターの奥のテレビを見るとどうやらアイススケートを見てたみたい。浅田真央ね。お、今日はそうゆう系ね〜と、わくわくしながら何食べようとメニュー表を見ると、もうまず紹介文がおかしすぎる。「当店一番安心各種缶詰」やら、「自家製、ウッソースーパーの冷や奴」、「季節感ゼロの冷凍枝豆」等ひねくれすぎ。。。でも最近のメニュー表偽造の事件を考えたら紳士的なメニュー表か、と思いながら、おでん、ハムカツを注文。しようとしたら、
「見たらわかるでしょう、今料理作ってるんだから空気読んで注文しなさいよ」
と怒られ。あ、確かに、そうですよね。。。で、なんとか無事注文。うむ、味はまあまあうまい。さて、次は飲み物の追加。。。次は慎重に、
「今大丈夫ですか？」
なんて言葉も添えながら注文すると、
「分かるじゃん〜お兄ちゃん！」
とお誉めの言葉を。キタキタ。そしてこっからオヤジさんとの武勇伝トーク。客を帰らせただの、あのテレビにでてる酒番組やっているあいつとは喧嘩しただとか。。。本当は寂しいんだね、オヤジって思いながらいい酒を飲みました。
最後、お店出るときには
「また来ます！」
なんて言っちゃったら、
「どうせこないんでしょ言わなくていいんだよそんなことは」
と、いかにもらしい言葉が。最後までガンコオヤジでした。嫌いじゃない。そのうち気が向いたらまた行こう。朝4時までやってるからね。或る意味素敵な店でした。
今回は店の名前は伏せておきましょう、とりあえず渋谷とだけ。味も値段も普通、分かった人は教えてください、行ってみて下さい。あのオヤジさんの話を肴に僕のおすすめの酒場で一緒にお酒を飲みましょう。

ん？

あ、前回コラム、短いと怒られたので今回もエモ関係ない酒話でなんとかつなげようと思って書いたら長くなってしまいました。すみません。では、最後に一枚、emo大名盤を。

▲「The Get Up Kids / Something to Write Home About」
TGUKの2ndです。2009年には10周年記念盤も発売してます。そしてTGUK、この間来日していたんですが、tieemoというイベントで僕らcinema staffもまさかの共演させて頂きました。しかもこの2ndアルバムを曲順通りそのまま演奏したんです。もう本当に最高でした。
ってことで、もう今更、このアルバムについて語ることはないでしょう！一生語り継がれるアルバム！ありがとうゲットアップキッズ！