Japanese
名古屋の大型サーキット・イベント"でらロックフェスティバル2017"、第3弾出演アーティストにcinema staff、シナリオアート、BURNOUT SYNDROMESら決定。日割りも発表
2016.12.11 20:00
今年2月に1回目が開催され2日間で5,000人以上を動員した名古屋の大型サーキット・イベント"でらロックフェスティバル"。2月4日(土)、5日(日)に栄・新栄地区10会場以上のライヴハウスにて開催される同イベントの第3弾出演アーティストと日割りが発表された。
今回出演が決定したのは、以下のラインナップ。
【2月4日(土)】
Ailiph Doepa [NEW]
AT-FIELD [NEW]
BURNOUT SYNDROMES [NEW]
Cloque.
CRAZY VODKA TONIC
Day tripper
DJ ライブキッズあるある中の人
dot the period
Dr.FOOL [NEW]
The Floor [NEW]
The Folkees [NEW]
FOOL THE PUBLIC
FRUITPOCHETTE
HEADLAMP
HERO COMPLEX
Hump Back
INKT [NEW]
I-RabBits
KNOCK OUT MONKEY
LOOKLIKE [NEW]
Malcom Mask McLaren
Mary's Blood [NEW]
MOTHBALL [NEW]
nanoRider
notall
PassCode
POT
QOOLAND [NEW]
Re view [NEW]
RIDDLE [NEW]
SABOTEN [NEW]
SEX MACHINEGUNS [NEW]
She,in the haze
Shout it Out
SIX LOUNGE
THE SKIPPERS [NEW]
SMASH UP [NEW]
SPLASH [NEW]
Swimy [NEW]
Tick☆tik [NEW]
two step glory [NEW]
uijin [NEW]
Unblock [NEW]
Utopia League [NEW]
愛はズボーン
ウソツキ [NEW]
宇宙まお
音速ライン [NEW]
ケトル [NEW]
ザ・サイレンズ
さしすせそズ [NEW]
さよならポエジー
宗教法人マラヤ [NEW]
セックスマシーン
その隙間から [NEW]
竹越くるみ from Devil ANTHEM. [NEW]
パノラマパナマタウン
ハルカミライ
バンドごっこ
ぴゅあ娘
ぷりんせす♡たいむ [NEW]
桃色革命 [NEW]
ユタ州
ユビキタス [NEW]
THEラブ人間
THE リマインズ
我儘ラキア
ザ50回転ズ [NEW]
[でらアーティスト(東海地区出身アーティスト)]
All Found Bright Lights
arica
BEAKS [NEW]
bit and pieces
Black Tank Comebacks [NEW]
cinema staff [NEW]
CrowsAlive [NEW]
Gallop+ [NEW]
LUCCI [NEW]
Maki
MISTY [NEW]
moon drop
NEO [NEW]
Never Hood
THE NOiSE
PINKVOX [NEW]
SAME [NEW]
SilberStyle
SUNs
究極人形 [NEW]
くれよん [NEW]
*ココロモヨヲ* [NEW]
ドクターソウル [NEW]
ナト☆カン [NEW]
ハローモンテスキュー [NEW]
【2月5日(日)】
ab initio [NEW]
AIRFLIP [NEW]
Alloy [NEW]
ARCHAIC RAG STORE [NEW]
A Barking Dog Never Bites [NEW]
Bugg Style
CoolRunnings [NEW]
deronderonderon [NEW]
DJ Onion Night
DJ ピストル・ディスコ
FABLED NUMBER
FAKE FACE [NEW]
FOAD
FOLKS [NEW]
in da my house [NEW]
THE GAME SHOP
GIRLFRIEND [NEW]
GIZMO [NEW]
THE MUSMUS [NEW]
NEVE SLIDE DOWN
Paledusk [NEW]
phatmans after school
POETASTER
QoN
ReVision of Sence
STANCE PUNKS [NEW]
sugartrap
Su凸ko D凹koi [NEW]
Take mind's place
true [NEW]
TRY TRY NIICHE [NEW]
the twenties [NEW]
Wienners [NEW]
yEAN [NEW]
あいくれ [NEW]
アイドル諜報機関LEVEL7
アイビーカラー [NEW]
藍坊主 [NEW]
赤色のグリッター [NEW]
あゆみくりかまき
ウルトラタワー [NEW]
おいしくるメロンパン
オワリカラ [NEW]
ガガガSP
カトキット [NEW]
グミ
ゴードマウンテン [NEW]
椎名ぴかりん
シナリオアート [NEW]
じゅじゅ [NEW]
ジョゼ [NEW]
ストロベリー症候群 [NEW]
刹那FAKE [NEW]
それでも尚、未来に媚びる [NEW]
トライアンパサンディ [NEW]
ひめキュンフルーツ缶
メガホンズ
め組
ザ・モアイズユー [NEW]
0.8秒と衝撃。
[でらアーティスト(東海地区出身アーティスト)]
ALPHASE
Ask Against The Fate
Bee×SWAT [NEW]
Calmine [NEW]
EIN STEIN [NEW]
Half time Old [NEW]
home sick [NEW]
Krush Groove
Mez-zo-forute
mistress [NEW]
Nonsale [NEW]
PELICAN MEETS BLUE [NEW]
Raysing La Vowna
scriptline [NEW]
Sola Sound [NEW]
Struggle in the Depths [NEW]
(thee)things as they are
THREE LIGHTS DOWN KINGS [NEW]
Triple peperoncino
T/ssue [NEW]
鏡トナリ [NEW]
Theキャンプ [NEW]
喧騒く [NEW]
ぜんぶ君のせいだ。
谷川POPゴリラ [NEW]
鳴ル銅鑼 [NEW]
蜂蜜★皇帝 [NEW]
バンドハラスメント
ミソッカス [NEW]
ゆくえしれずつれずれ
リリィ・クラウン
なお、イープラスのみでチケット一般発売中となっているので、ぜひゲットしてほしい。
▼イベント情報
"RAD CREATION & RAD ENTERTAINMENT presents でらロックフェスティバル2017 powered by @FM80.7"
2017年2月4日(土)、5日(日)名古屋 栄・新栄のライヴハウス10会場以上
開場 12:00 / 開演 13:00
【チケット】
料金 : 1日券 ¥4,000 / 2日通し券 ¥7,000
■一般発売中
イープラス https://eplus.jp/derarockfes/
オフィシャル・サイト:https://derarockfes.radcreation.jp/
オフィシャルTwitter:@derarockfes
Related NEWS
BURNOUT SYNDROMES (190)
cinema staff (644)
- 2026.01.21
- österreich、飯田瑞規(cinema staff)メイン・ヴォーカルに迎えた最新シングル「太陽みたいだ」デジタル・リリース。約4年ぶりミニ・アルバム『胎教』2/18リリース発表
- 2025.12.17
- cinema staff、辻 友貴(Gt)のコラム"萌えもemo"第82回公開。"ネコフェス"前日に泊まった尼崎にある"小料理きよみ"と、Ewoks × bedのスプリット7インチについて綴る
シナリオアート (275)
- 2025.11.28
- シナリオアート、2年ぶりのMV「ザ・レンチキュラーズ」公開。監督は初タッグの吉田ハレラマ
MUSIC VIDEO
Related DISC REVIEW
-
-
BURNOUT SYNDROMES
ORIGAMI
2022年から毎年ワールド・ツアーを開催し、今年は初のアメリカ単独ツアーを成功させる等、近年ワールドワイドに活躍の幅を広げているBURNOUT SYNDROMES。約3年半ぶりのオリジナル・アルバムはそんな背景もあり、ぐっとスケール感がアップした印象だ。また彼等同様アニメ・シーンでも人気のFLOW、ASCA、東山奈央、CHiCO、halcaといったアーティストもゲスト参加し、各楽曲が全く異なる物語の主題歌のような、カラフルでコンセプチュアルなコラボ・ソングの数々。英詞が増えただけでなくアルバム名の"ORIGAMI"をはじめ"KUNOICHI"、"SAMURAI"、"武士道"といった言葉もちりばめられており、海外でも耳を惹くことだろう。(稲垣 遥)
-
-
BURNOUT SYNDROMES
魔王 / Amateras
TVアニメ"魔王学院の不適合者 Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~"2ndクールOPタイアップ曲「魔王」はストリングスがヒリヒリとした世界観を演出するナンバー。同アニメ出演の声優、東山奈央が参加ということだが、その美声が熊谷和海(Gt/Vo)の歌声とハーモニーを奏でるだけでなく、2番で怒濤の英語ラップで攻めまくる展開には驚き。表題のもう1曲「Amateras」はNHK"「アニ×パラ」パラアーチェリー編"テーマ曲で、「魔王」とはまたまったく違った、パラリンピックをテーマに逆境や立ちはだかる壁にも負けじと戦う強い想いを後押しするような応援歌で、これまでも様々にアニメ・タイアップを描き抜いてきたバーンアウトならではの振り幅のあるWタイアップ・シングルになった。(稲垣 遥)
-
-
BURNOUT SYNDROMES
TOKYO
様々な音色を楽曲の舞台装置のように配色し多彩な音楽を鳴らすBURNOUT SYNDROMESの感性と遊び心が全開放されたアルバム。前作から2年半の間に手掛けた"Dr.STONE"、"ハイキュー‼"、"ましろのおと"といった各アニメ主題歌を収録するなど、デビュー5周年らしいトピックスが満載な1枚だが、同時にアルバム作品としてひもといたときに放つメッセージは痛烈だ。自分を信じる生き方の大切さを暴く「ロザリオをはずして」やお金に支配される人間の欲望を描いた「邪教・拝金教」といったダーティな曲で愛しくも愚かな人間の姿を描きながら、「模範囚」の美しいサウンドスケープの中では生きる意味を切々と歌う。果たして世界はクソまみれなのか、私たちが生きるに値するものなのか。愛は勝つのか。彼らが全14曲で問いかける。(秦 理絵)
-
-
BURNOUT SYNDROMES
BURNOUT SYNDROMEZ
メジャー・デビュー曲となった「FLY HIGH!!」から、最新の「PHOENIX」まで人気アニメのテーマ曲に起用された5曲や、アニメやゲームなどをオマージュし制作した7曲を収録した、バンド初のベスト・アルバム。ソングライターの熊谷和海(Gt/Vo)は自ら、生き方が漫画の主人公のようだと語り、困難や難題を乗り越えるように曲を形にし、あるいは錬金術師のように音楽ではあまり使わないような音をも楽しげに盛り込みながら、キャッチーなロック・サウンドを生み出す。静かに闘志を燃やして"なぜ"や"どうして"を探求し、実験精神たっぷりにその答えを探っていく。そんなワクワクするアプローチは、アニメにも親和性が高く、またキャッチーに聴き手の心を捉える歌やサウンドとなっていくんだろう。(吉羽 さおり)
-
-
BURNOUT SYNDROMES
PHOENIX
2020年第1弾シングルにして、バンドにとって3期目のTVアニメ"ハイキュー!!"OP曲「PHOENIX」。これまでの「FLY HIGH!!」や「ヒカリアレ」は、アニメの登場人物やリスナーの背中を押すような疾走感のある曲だが、今回は闘いに臨む、その瞬間の心地よい緊張感や血が身体中を駆け巡っていくような躍動感を、ビートに写したダンサブルな曲だ。跳ねたリズムとメロディ、コーラスによる高揚感で"さあ/暴れな"と馬力を最大限に上げる。c/w「BREAK DANCER」は熊谷和海(Gt/Vo)がすべてを手掛ける、歌謡性の高いメロとオリエンタルな雰囲気も、エッジのあるギター・ロックもぶち込んで、シャッフルしたエレクトロ。王道と実験とで振り切って遊ぶバンドの姿が見える。(吉羽 さおり)
-
-
BURNOUT SYNDROMES
Good Morning World!
創造/想像性に溢れた壮大な音楽の旅をパッケージしたアルバム『明星』に続くシングルは、これもまた才気煥発と言うに相応しいロック・チューンとなった。TVアニメ"Dr.STONE"のOP曲として書き下ろした表題曲は、原作の奇想天外でスケールの大きな世界観やテーマ性、人間の計り知れない可能性をサウンドや歌詞に織り込み、且つ迸るエネルギーをアンセムに変え、キャッチーな曲に仕立てている。c/w「Ms.Thunderbolt」も独自性に飛んでいて、恋に落ちた瞬間を神の啓示の如く荘厳なドラマとして書き上げた。ある種大げさで神話的な内容と、エレクトロと生の楽器(特にギター)が盛大にぶつかり合って渦と化しているパワーに気圧される。このシアトリカルな2曲は、彼らにしかできないもの。(吉羽 さおり)
-
-
BURNOUT SYNDROMES
明星
メジャー3rdアルバムである本作は、プロローグおよびエピローグ的な役割のTrack.1とTrack.10が伝えるとおり、とある惑星の孤独なソングライターが、宇宙のどこかのまだ見ぬ誰かに宛てた作品という設定。様々なジャンルを行き来し、ギター、ベース、ドラム以外の楽器をも堂々と従えるバンド・サウンドが教えてくれるのは、光と影の共存するこの世界を今よりちょっぴり楽しく捉えるための方法だ。紙の上から遥かなる冒険へ飛び立つことのできる文学と同様、想像力を翼に、3ピースで壮大な景色を描いてみせるのがBURNOUT SYNDROMESなのだと、フル・アルバムが発表されるたびに思わせられる。絵空事を描くでも理想論を語るでもないやり方で、彼らは夢を見せてくれるのだ。(蜂須賀 ちなみ)
-
-
BURNOUT SYNDROMES
孔雀
メジャー1stフル・アルバム『檸檬』を踏襲し、今回も1曲目「ヨロコビノウタ」でクラシックのモチーフを使うなど、ファンへのプレゼント的な要素も大事にしながらさらに間口を広げ、多彩なサウンドスケープでバンドの進化を響かせる1枚。ソングライター 熊谷和海(Gt/Vo)の脳内迷路に分け入っていく前作での面白さとはまた違い、今回は曲ごとの物語や景色が鮮やか。クラシック・ギターを爪弾くフォーキーな曲、パワフルなブラスとサーフ・サウンドとラップのトゥーマッチ感に心踊る曲、8ビット感のあるパンキッシュな曲から、BURNOUT SYNDROMESならではの和の叙情性で飲み込んでいく曲など、大きくシーンが移り変わるように展開する。サウンド面にこだわり抜いたゆえの、勢いよく耳を駆け抜ける爽快感がある作品だ。(吉羽 さおり)
-
-
BURNOUT SYNDROMES
檸檬
3ピースのロック・バンドとして、どんなことができるか。それを馬力のあるサウンドで勢いよく爆発させるだけでなく、想像力を膨らませて、頭の中で鳴っている音をなんとか実現しようと手を尽くす。BURNOUT SYNDROMESの音楽はそんなロマンに満ちている。デビュー・シングル『FLY HIGH!!』を聴いた人は、青春期の葛藤を走り抜けて振り切っていく青春ギター・ロックを感じたかもしれないし、続く『ヒカリアレ』でアンセムとしての力を感じたかもしれない。待望のアルバムは、その王道感を踏まえ、ビッグバンを起こしている。脳内を覗きたくなる才気煥発ぶりで、何の変哲もない資材を使っても、とてつもない家や城が建っていくような多彩な曲が並び、スケールの大きさとディテールの細かさに圧倒される。(吉羽 さおり)
-
-
BURNOUT SYNDROMES
ヒカリアレ
デビュー・シングル表題曲「FLY HIGH!!」に続いて、今回の「ヒカリアレ」が人気アニメ"ハイキュー!!"のオープニング曲に2クール連続で抜擢された。3ピース編成で、歌を真ん中に据えたバンド・サウンドながら、壮大なクラシックを思わせるドラマを生み出していくBURNOUT SYNDROMES。この「ヒカリアレ」は、その彼らの最大の武器をふるった曲となった。アンセム感のあるコーラス、上昇していく力強いメロディ、疾走感のあるビートとメロディを支え並走するベース、華やかなフレーズを操り歌を引っ張るギター。すべてが主張しあって、絡み合う、その高揚感にグッとくる。ギターを主体としたロック・バンドとしての意地やプライドをも感じるだけに、来るアルバムが楽しみだ。(吉羽 さおり)
-
-
BURNOUT SYNDROMES
FLY HIGH!!
昨年、いしわたり淳治プロデュースによる2ndアルバム『文學少女』をリリースした、大阪出身のBURNOUT SYNDROMESが、シングル『FLY HIGH!!』でメジャー・デビューする。表題曲は、TVアニメ"ハイキュー!! セカンドシーズン"のオープニング・テーマとしてオンエア中だが、和の情緒やフォークの香りも漂わせたメロディは、さらに熱くなり、キャッチーさが強化された。親しみやすさは抜群だ。メロディを磨きつつも、ひと癖ある濃いアレンジやプログレ風に多彩に展開するサウンドの面白さも譲らずにあり、3人の心意気を感じる曲になった。カップリングには、ライヴ映えのするエネルギッシュな「エアギターガール」と、アコースティック・ギターを爪弾き、弦をスライドする生々しい音も封じ込めた美しい「サクラカノン」を収録。(吉羽 さおり)
-
-
BURNOUT SYNDROMES
文學少女
タイトル曲「文學少女」は、ソングライター熊谷のルーツが表れた曲。さまざまな小説をモチーフにしながら、君と僕との物語を紡ぐ1曲だ。かと思うと、母となった心の機微を綴った「こどものじかん」や、祖母が孫へと伝える切なる思いを描いた「ザ・ワールド・イズ・マイン」、高揚感のあるアンセム曲となったラヴ・ソング「100万回のアイ・ラヴ・ユー」など、8曲それぞれの物語がある、短編集のようなアルバムだ。3ピースながら、細やかな色彩感を伝えるギターがあり、メロディアスなベースがあり、シーンの移り変わりとともにリズムが変わる構築的なサウンドは、ここにあるストーリーをいかに伝えるか考えられたものになっている。主人公の背景や、複雑怪奇な心情をすっと汲み取ることができるのは、音楽ならではだなと改めて感じる1作だ。(吉羽 さおり)
-
-
BURNOUT SYNDROMES
世界一美しい世界一美しい世界
大阪出身3ピース・バンドの初の全国流通盤となる1stアルバム。13歳からバンドを始め来年で早くも10周年を迎えるという彼らだが、決して早熟なわけではなく中学から仲間と1番楽しいことをしていたらこうなった、というバンドマンとして最も幸福な道程を歩んできているような気がする。全曲の作詞・作曲を手掛ける熊谷和海(Gt/Vo)が歌う内容はひたすら心の襞を描くような個人的なものだが、それを完全に理解・共有している石川大裕(Ba/Cho)廣瀬拓哉(Dr/Cho)と一体になることで観客が涙を流すほどの共鳴を生んでいるのだろう。Track.8「東名高速道路清水JCTを時速二〇〇キロメートル超で駆け抜けるのさ」は、まるでこのアルバムですべて終わってもいいというくらいに魂を削るような歌が胸に迫る。(岡本 貴之)
-
-
cinema staff
PLASTIC YOUTH
コロナ禍という暗闇の中から放たれた前アルバム『海底より愛をこめて』、そしてシネマらしさが凝縮されたEP『I SAY NO』を経て、その殻を破り恐れることなく清新たる新境地を切り開くニュー・アルバム。「バースデイズ・イヴ」以降シーケンスも取り入れたことで、バンドという形態にとらわれない自由な風が吹き込まれた。「プレキシ・ハイ」のようなエッジの効いたナンバーも、「岐路」を始めとした爽やかな楽曲たちも、どれもシネマらしさとして確立してきた彼等。これまで築き上げてきた確固たる地盤があるからこそ、その軸はブレずにシネマサウンドを拡張している。そんななか、ゲストも迎えたポエトリー・ラップはかなり実験的で革新的。ニュー・フェーズ突入を印象付ける意欲作だ。(中尾 佳奈)
-
-
cinema staff
海底より愛をこめて
ライヴを主軸に音楽活動という名の航海を続けてきた彼らは、突如猛威を振るった新型コロナウイルスにより、その船から大海へと投げ出された。そんな彼らが"海底"から放つ、暗闇の中に光を見いだす本アルバム。先の見えない深海でもがく1曲目「海底」から始まり、"想像力で地上へ"というテーマのもと愛という明かりを頼りに進んでいく。荒波のように激しく緊張感漂うナンバーから穏やかに広がる大海原のように雄大な曲まで、様々に表情を変え展開する挑戦的な楽曲群。そして夜明け前の丘の上で始まりを歌う「はじまりの場所」にたどり着く。コロナ禍をともに彷徨い苦しみながらも乗り越えてきたすべての人々を、素直な感情を吐露した歌詞と深みを増したサウンドで抱きしめる、愛に満ちた12曲。(中尾 佳奈)
-
-
cinema staff
白夜/極夜 E.P.
"極夜"とは太陽が昇ることのない状態。逆に"白夜"は太陽が沈んでも暗くならない状態を指す。真逆の現象をタイトルに冠し、陰と陽の心境をメタファーで表現したcinema staffの2021年初となるスタジオ音源。緩急を行き来する緻密なアレンジで激しくも悲しいワルツを描く「極夜」と、新しい一歩を踏み出す意志をエネルギッシュな歌に託した「白夜」は、サウンド面でもバンドの魅力を両軸から浮き彫りにする。バンド初期に演奏していた「DAWN」をソリッドにリアレンジした「NEWDAWN」も含めて、太陽をテーマにしたような統一感のある収録曲が印象的だ。さらに、CD盤には学生時代に、飯田瑞規(Vo/Gt)が作曲を手掛けた初々しい楽曲を収録。バンドの過去と現在が詰まった1枚。(秦 理絵)
-
-
cinema staff
BEST OF THE SUPER CINEMA 2008-2011/2012-2019
2008年全国デビュー、2012年メジャー・デビューという経歴の中での初のオール・タイム・ベスト。収録されている新曲「新世界」は伸びやかなメロディとソフトなヴォーカルの相性を最大限に生かしつつ、バンドの地に足のついた音像を聴かせる晴れやかな楽曲。冷静に未来を見据え邁進する4人のモードを実感できる。もう一方の新曲「斜陽」は盟友、高橋國光(ex-the cabs/österreich)との共同制作。両者の尊厳と個性が美しく混ざり合った、繊細で慈愛と情熱に満ちた楽曲が生まれた。彼らの音楽人生を描いたであろう高橋の綴る歌詞も、ひとつひとつがパンチラインとして響く。様々な痛みと喜びと迷いに翻弄されながらも、自分の音楽を磨き続けることをやめなかった人間たちの、情操の結晶だ。(沖 さやこ)
-
-
cinema staff
Name of Love
「great escape」以来約6年ぶりにTVアニメ"進撃の巨人"のEDテーマを手掛けるcinema staff。嵐のようなギター・リフが生むカオスの中で、手探りで道を見つけていくような前回のダークなサウンドに対して、「Name of Love」は静謐なピアノと歌で始まる。今回描いたのは"絆"。強くも脆くもある目に見えないものを手にして進んでいく、美しくドラマチックな曲だ。構築的に細部を積み上げながらスケールの大きな曲を描いていく4人の手腕が生きた曲で、アニメの世界観や根底に流れるものを掬い取った内容となった。今作では「great escape」のニュー・ミックスの他、「OCEAN」、「さらば楽園よ」とアニメを思わせる曲を収録。重厚で充実感のあるシングルだ。(吉羽 さおり)
-
-
cinema staff×アルカラ
undivided E.P.
長く親交を温めてきた cinema staffとアルカラによるスプリットEP。書き下ろしの新曲、それぞれのカバー、コラボ曲の全5曲が収録された。cinema staff新曲「first song(at the terminal)」は、ソリッドで高いテンションのドラミングと多展開のドラマチックなサウンドを、伸びやかな歌が包み込む。キャッチーで温かいメロディにただ行儀よく収まらない、アンサンブルのパッションが惹きつける。アルカラの新曲「サースティサースティサースティガール」は、爆発的なオープニングからサビでファンクに急展開するトランスフォームっぷり、先の読めなさ、オチのつけ方で唸らせる。この2バンドが互いをカバーし、コラボする曲は、もちろん技もネタも巧妙に仕掛けられていて、味わい、楽しみが尽きない。(吉羽 さおり)
-
-
cinema staff
熱源
前作『eve』は初めてプロデューサーを立て、cinema staffの武器である歌、鋭さ、キャッチーさを洗練させた作品を生んだ。今回の6thフル・アルバムは再び自分たちの手で完結した作品だが、そこではこれまでの経験値を駆使したより鋭利な曲と、馬力のあるサウンド、構築的で変化に富んだアンサンブルへの知性が光る。グッド・メロディと幾何学的なサウンドが、ギリギリのところで接着している初期のスリルに引き込まれた人も、歌心や寓話的な物語性の高さに心揺さぶられた人も、爆発的なロック・バンドとしてのスケール感にやれらた人も、満足する作品。その、それぞれのポイントの高いハードルを超えたアルバムだ。"熱源"という果てることのない、マグマのように煮え立ったバンドのクリエイティヴィティを見せつける。(吉羽 さおり)
-
-
cinema staff
Vektor E.P.
「エゴ」、「返して」、「ビハインド」の3曲からなる最新EPは、cinema staffのアンサンブルの妙味と歌とのハーモニーをより洗練し、大きく響かせたアルバム『eve』とはまた違った4人の味を引き出している。勢いの面では、初期のころの、互いに一歩も引かずに音のバトルを繰り広げ、せめぎ合う音が刹那な火花を散らすエネルギーがある。それが沸々としたカオス的な暴発感でなく、メロディを際立たせ、微妙な言葉の温度感を伝える繊細な火力を持ったサウンドとなっているのがとても美しい。「エゴ」ではサビのメロディ、肝のフレーズが猛烈な切迫感で耳に飛び込み、「返して」ではもう二度とないかもしれない甘い景色を、その音で痛切に心に刻み込む。叙情的な風景が、閃きのように脳内に広がる1枚だ。(吉羽 さおり)
-
-
cinema staff
eve
前身バンドから数えれば、10数年に渡る年月をこのバンドで過ごし、ミニ・アルバムは5作、フル・アルバムとしても4作リリースしてきたcinema staff。5枚目のアルバムは、彼らのキャリアの中でも、より意識的に変化を求め、実践していった作品だ。それぞれが主張の強いフレーズをぶつけ合うアンサンブルと、展開の多い曲構成、泣きの要素で心を掴む叙情的なメロディ、これを絶妙の絡みで聴かせるのがシネマ節。アルバムに繋がるEP『WAYPOINT E.P.』収録の「YOUR SONG」では、シネマ節を超王道のバラードへ昇華した。その過程で培った曲を洗練させる手法が、アルバムの端々に活きている。各曲のチャーム・ポイントたる場所を、最大限引き出して響かせていくアレンジが、バンドのポップ性とヒリヒリとした尖りを露わにした。(吉羽 さおり)
-
-
cinema staff
SOLUTION E.P.
リード曲「YOUR SONG」が大きな反響を得た前作『WAYPOINT E.P.』と対をなす今作。彼らのメロウな歌心を最大限強く、且つシンプルに引き出した前作、そして今作のバンド・アンサンブルの妙が織りなす"動"のドラマ、この両極がcinema staffの面白さだ。今作のリード曲「切り札」では、飯田瑞規(Vo/Gt)の上昇していく鮮やかなメロディ・ラインと並走し、デッドヒートを繰り広げる辻友貴(Gt)のメロディアスなギター・フレーズが肝。メロディの両輪がサウンドのスピードを上げ、風を生んでいく爽快さがある。サウンドはラウドでアグレッシヴだけれど、ビートもフレーズもデコラティヴになりすぎず、鋭く磨き洗練されている。プロデューサーを迎え、1曲を徹底してブラッシュアップし、4人の個の音を明快に編み上げたアンサンブルとなっている。(吉羽 さおり)
-
-
cinema staff
WAYPOINT E.P.
自分たちの表現を護り、育み、磨き続けてきたcinema staffが、大きな一歩を踏み出した。アレンジをプロデューサーの江口亮へ一任し、それを自分たちなりに消化して作り上げた表題曲「YOUR SONG」。NHK岐阜放送局開局75周年を記念して制作されたドラマ"ガッタン ガッタン それでもゴー"のために書き下ろした主題歌だ。ドラマの世界観に自身の現況や心情を重ねたミディアム・テンポのバラードは、彼らが持っている誠実さ真摯な姿勢を混じり気なくこちらに届けてくれる。様々な人の力を借りて手に入れた方法論を、彼らは今後自分たちのものにするだろう。そのとき彼らはどんな音を鳴らすのか――。それは今はまだ曖昧なヴィジョンかもしれないが、未来は見えないからこそ面白く、自らの手で開拓してこそ喜びがあるのだ。(沖 さやこ)
-
-
cinema staff
blueprint
過去最高に歪んだギター、より地に足の着いたベースとドラム、そしてその4つの音の上で強く響くヴォーカル。"自分たちにしか鳴らせない音楽"を大事にしてきた4人の、活動と年齢を重ねたうえでの変化の結晶がこの『blueprint』、彼らの"未来予想図"である。"今の自分たちが何をするべきなのか"という冷静な視点と、"大好きな音楽/バンドを長く続けていきたい"という純粋な気持ちが作り上げた音と言葉は、ひとつひとつに高い熱量が宿り、4人の気迫が絶え間なく突き刺さる。しっかりと未来を見据えることができた、現在のcinema staffのモードがそのまま結実したアルバムだ。実に清々しく、実に夢とロマンに溢れたダイナミックなリアリズム。そんな勇敢な音色に、心が突き動かされるのは必然なのだ。(沖 さやこ)
-
-
V.A.
残響record Compilation vol.4
全15バンドが新曲を録りおろした残響recordレーベル10周年記念コンピレーション。好きなバンドだけ聴ければいい、なんて思ってるかたはその考えを改めることをお勧めする。なぜなら、もしこの15バンドにあなたが好きなアーティストがいるならば、間違いなくそれ以外の楽曲もあなたのアンテナに触れるはずだから。それこそが残響recordが10年間でリスナー、そしてアーティストと積み上げた"信頼"だ。ポスト・ロックやエレクトロニカの音楽性を持ち、どこか人を寄せ付けない孤高の輝きを放つ危険性、神聖さを持つアーティストが集うという、事件とも言うべきロマンチシズム。残響recordの看板でもあるcinema staff、People In The Boxをはじめ、全アーティストが独自の色を研ぎ澄ました攻めの新曲を投下している。(沖 さやこ)
-
-
cinema staff
Drums,Bass,2(to) Guitars
バンドが始動して10年の歳月が流れた。その間には数々の喜怒哀楽があり、挫けることも少なくなかったかもしれない。だが彼らはどんな時代でも自分たちに嘘をつかず、抱いている想いをそのまま音と歌にし、そのときの最高水準の音源を作り続けてきた。前作『望郷』はそのモニュメント的作品とも言える。そんな大作を作り上げたバンドが手に入れたのは確固たる自信。今作『Drums,Bass,2(to) Guitars』にはそれが満ち満ちた音しか鳴っていないのだ。美しく高らかに鳴り響く4人の音色と、情感豊かな飯田瑞規のヴォーカルは、聴き手を大きく巻き込むポジティヴで晴れやかなパワーがある。サンバ風のリズムや、エレクトリック・シタールを用いたりなど、随所に挟まれる人懐こい遊び心も痛快。大きなバンドになった。本当に。(沖 さやこ)
-
-
cinema staff
borka
4月2日にリリースされるメジャー2ndフル・アルバム『Drums,Bass,2(to) Guitars』に先駆けて、リード曲を先行配信。同曲は「great escape」をプロデュースした亀田誠治と再びタッグを組んで制作された。ものすごい手数で果敢に攻め込むダイナミックなドラミングに、瑞々しく響く2本のギター、ソフトなコーラスが一足早い春の訪れを告げるようだ。亀田誠治のプロデュースにより、いままでcinema staffが積み上げてきたものを更に大きくこじ開ける、洗練された音色になった。いつ帰ってくるかわからない"あなた"を待ち続ける主人公のボルカ。だが4人の音と飯田瑞規の包容力と説得力のある歌声は、そんな悲しみや不安を吹き飛ばすように鳴り響く。ここに存在するのは笑顔と強い希望だけだ。(沖 さやこ)
-
-
cinema staff
great escape
バンド初の書き下ろしタイアップ曲であり、初のプロデューサー起用曲はテレビアニメ版"進撃の巨人"の後期エンディング・テーマ。インタビューで三島想平(Ba)が"ヒーローがたくさんいるような曲にしたかった"と語ってくれたように、速く鋭く感情的に突き進むギター、メロディアスなベース、音全体を引き締めるドラム――全てが各々の輝きを発っており、攻勢的でハードでありつつも非常に開けた楽曲になっている。主人公エレン・イェーガーの心情や物語の持つ勢いや団結力を反映させつつ、実にcinema staffらしいサウンド・メイクだ。上京してからの2年間で感じた思い全てを込めたフル・アルバム『望郷』という、ひとつの到達点を迎えた今だからこそ作り上げることが出来た、実験的かつ挑戦的なナンバー。(沖 さやこ)
-
-
cinema staff
望郷
楽曲の中核を担う三島想平(Ba)は、ライヴで観客に向かい"岐阜県からやってきましたcinema staffです"と挨拶をする。それは彼らが上京してからも変わらない。『望郷』に収録されている楽曲は全てバンドが上京後に考えたこと、作り出したもので構成されているとのことだ。この作品はcinema staff史上、最も不安定な音像かもしれない。だが最も4人の生々しい心情が音と言葉に溢れた、非常にダイナミックな作品である。故郷への特別な想い、故郷を離れてでも追いたい理想、そして葛藤――。ここには環境と心境の変化がもたらした"進化"が現在形で集約されている。何より、感情的な4人の音色がとにかく包み込むようにあたたかいのだ。泣きながら人の涙を拭うような不器用な優しさに、何度も涙腺が緩んだ。(沖 さやこ)
-
-
cinema staff
西南西の虹
cinema staffのダブル・シングルのうちの1枚である『西南西の虹』は4曲入り。タイトル・トラックは昨年からライヴでも演奏されているが、音源で聴くと鋭利な部分だけではなくそこから生まれる優美さがより浮き彫りに。両極端なものが自然と地続きになるのも彼らの魅力のひとつだ。特にリード・ギターの切れ味と速度は目を見張るものがあり、何度も突き刺されるような感覚。スケールのあるメロディも楽曲の持つ力強さを引き出している。つんのめるような疾走感が光るシネマ節とも言える「A.R.D」、ギターの弦を押さえる指の音も優しく響くアコースティック・ナンバー「発端」、バンドの新章を予感させる言葉が耳に残る「いらないもの」。着実に歩んできた彼らの現在位置を示すシングルと言えよう。 (沖 さやこ)
-
-
cinema staff
小さな食卓
cinema staffがシングルを2枚を2222枚完全限定で2月20日に同時リリース。そのうちの1枚である『小さな食卓』はCDに同曲を収録。タイトルとLOSTAGEの五味岳久が描くジャケットにもあるように、"食卓"をテーマに歌った同曲。何度もリフレインするギターは流線型を描くように広がり、躍動感のあるドラムはダイナミックに炸裂。緩急のあるベースは包容力を生み出す。4人の阿吽の呼吸が生み出す絶妙なアンサンブルは、家族の風景そのものにも思える。飯田瑞規のヴォーカルも、よくある日常風景をあたたかく優しく、何より明るく響く。身近にいる掛け替えのない人々への愛情と感謝の気持ちに満ちた曲。(沖 さやこ)
-
-
cinema staff
SALVAGE YOU
メジャー・デビュー作である前作『into the green』から3ヶ月弱で届けられたミニ・アルバムは"救い"がテーマ。聴き手を意識するようになった4人の音はより柔らかく、ダイナミックなスケール感を帯びており、バンドがネクスト・ステージに上がったことを如実に表している。明確な意思を発するポップな「奇跡」から、鋭さと激しさとミステリアスが交錯する「her method」、フィクションとノンフィクションの狭間を描く抽象画のような「warszawa」「小説家」へと、どんどん心の奥底へと4人の音が浸透していく。その鮮やかでドラマティックなストーリー展開は、夢なのか現実なのか分からなくなるほどに我々を音の中へと取り込んでしまうのだ。更に振り幅を増し成熟してゆくcinema staffの音像に息を呑む。(沖 さやこ)
-
-
cinema staff
into the green
新曲2曲と過去の代表曲4曲によって構成されたメジャー・デビュー作にして、音楽的にもcinema staffに新たな季節が到来したことを告げるEP。表題曲「into the green」はまさに、ここ数年の彼らが緩やかに、しかし確実に描いてきた音楽的な進化が昇華された改心の1曲だ。バンド最大の特徴であった飯田の透明感のあるヴォーカルに導かれるように流麗な旋律を描くギターは、時にシューゲイザーのような感傷的なサイケデリアを宿しながら、じわじわと聴き手を包み込む。怒りとも悲しみとも喜びともつかない、この独特なエモーションを表現するサウンドは、彼らがスピッツやsyrup 16gに連なる、この国の偉大なるオルタナティヴ・ロックの系譜にあるバンドであることを告げている。(天野 史彬)
-
-
cinema staff
cinema staff
03年結成の4ピースバンドcinema staffの1stフル・アルバム。セルフ・タイトルを冠した本作は、まさにデビュー作というに相応しく、"海"という生命の源、始まりの場所を目指す希望に満ちた旅を描いている。そのジャケットの通り、冒頭曲「白い砂漠のマーチ」で夜の砂漠から旅は始まり、目指す"始まりの場所"は"海"。そう――これは、始まりへの旅路なのだ。未だ見ぬ生命の源、船出の場所へと近付くにつれて、光と潤いの色が徐々に加わっていく本作の流れ。と同時に、曲が進むにつれ、その足どりがより強くなっていくかのように、より強く、凛と響いていくヴォーカルもじつに勇ましい。そして、ラスト・ナンバー「海について」で約7分にわたり描かれる希望と歓びは、これ以上ない最高の"始まり"を描いている。(島根 希実)
-
-
cinema staff
水平線は夜動く
ここ2年間の彼らの活躍には目を見張るものがある。リリースを重ねるごとに、音が一回りも二回りも膨らみを増し、洗練されていくのだ。前作から半年振りのリリースになる今作は"線"をテーマにした4曲入りのコンセプト・シングル。彼らが切り取る4つの情景はどれも一貫として、張り詰めた早朝の真冬の空気に零れる吐息のように柔らかであたたかく、闇の中で深々と降り注ぐ粉雪のように繊細で凛としている。白と黒のコントラストを感じさせる静寂と轟音で彩られた彼らの音は独特なリズムを刻み、どこまでも切なく、どこまでも美しく響き渡る。慢性的な不満を抱えた現実世界に"夢"という魔法を掛けるようなドラマティックな空気感に、完全に飲み込まれ抜け出せなくなった。目を閉じて聴き入りたい、そんな音。(沖 さやこ)
-
-
cinema staff
Blue,under the imagination
社会へと足を踏み出したcinema staffの溢れる衝動は、ひどい熱量を放ちつつも冷静さを内包している。彼らがいわゆる"激情系"を逸脱したのは、その凄然とした冷静さ故だと思う。『Blue, under the imagination』では、深層心理をを丸裸にし、非常に叙情的で完結された形で世界を切り取っている。3枚目にして、触れれば血が噴出しそうな鋭利さは磨きがかかり、より一層の純度が増した。内でうねる心の震えが激情へと高ぶりを見せ、石を投げ込まれた水面の波紋のように破壊力が広がりを見せるのだ。そこには衝動だけで語ることのできない、彼らのドラスティックなまでの確かな意思がある。彼らは知っているのだ。「想像力」こそが、未来へ向かう原動力であり、現実を作りだしていることを。そして、現実に対峙する唯一の手段であることを。"想像力"はやがて"創造力"へと変貌を遂げる。世界はまだ始まったばかりだ。(山田 美央)
-
-
シナリオアート
EVER SICK
"持病"という意味の造語を冠した3年ぶりのフル・アルバム。この世界で生きづらさを抱える人、それをカモフラージュしつつ"普通に"生きる人を指すという。つまり、多くの人にとって感じるものがある作品なのではないだろうか。しかしながら、押しつけがましくはなく、むやみに刺々しいわけでもない。だからこそ、言葉にできない思いにそっと寄り添ってくれる。この3年の間に独立し、自由になったシナリオアートだからこそ描ける、パワフルにもシリアスにも振り切れる豊かな音像。そこに誠実に日々と向き合って生まれたであろう嘘偽りのない言葉が乗り、それをあくまでも平熱の歌声で届ける。曲順の妙も含め、聴き手の気持ちの整理を見守ってくれるような、音楽とリスナーへの愛情たっぷりの力作。(稲垣 遥)
-
-
シナリオアート
アダハダエイリアン
今のシナリオアートのチャレンジングな部分が曲構成にも現れた2曲(「アダハダエイリアン」と「オンリーヒーロー」)、「ホワイトレインコートマン」にも似た、バンドにもファンにとってもこれぞシナリオアートな「アカシアホーム」という、3曲が現状報告の意味も担っている独立後初のシングル。ポスト・ロックと物語的な楽曲の両面を感じさせる構成の多彩さが自由で、6分近い大曲「アダハダエイリアン」。ロックンロール・リヴァイヴァル調でありつつ、ベースはドラマチックという彼ららしさが加味された「オンリーヒーロー」。柔らかなハヤシコウスケのヴォーカル表現や透明感のあるギター・サウンドが、まさに"ホーム感"満載の「アカシアホーム」。驚きと安心感の両方を封じ込め、バンドの状況の良さを伝える好盤。(石角 友香)
-
-
シナリオアート
サヨナラムーンタウン
アルバム『Faction World』での壮大な音楽の旅を経たシナリオアートのニュー・シングルは、ワクワクするような地メロの助走からサビでパッと解放され、後半にはテクニカルでカオティックなセクションも登場するという、まさに彼らの王道が今の力量で発揮されたナンバー。失うつらさが、ただ切ないだけではなく、そこにそれでも人を愛する力強さが溢れる歌詞も新しい。また、2曲目の「ハローグッバイ」は珍しくギター・ロック色の強いストレートなナンバーでありつつ、そこにお馴染みCHRYSANTHEMUM BRIDGEのドリーミー且つスペイシーなエレクトロ・サウンドが融合しているのも新鮮な聴感をもたらす。加えて、表題曲のハヤシコウスケ、ハットリクミコとの男女ヴォーカル気分が味わえるインスト2トラックも収録している。(石角 友香)
-
-
シナリオアート
Faction World
楽器やブランケット、双眼鏡やランタン......それらすべてが"地球柄"で彩られたジャケット写真のアートワークが示唆しているように、生身の3人が旅をしながら空想も現実の世界も力強く表現していく、そんな頼もしい新境地を開拓した2ndフル・アルバム。世界に合わせて命を落とすぐらいなら、こっちから見限ってやる! と言わんばかりの内容でありながら、曲調は限りなく明るい「ジャーニー」。チャイルド・コーラスが祝祭感を盛り上げる「サンライトハーモニー」、「パペットダンス」のあとには、どこか世界と隔絶されたムードが漂うSF的な「コールドプラネット」に現代のリアリティを感じる。全編が旅の途中のような移動感と、時折覗く無国籍感であっという間にラストの「エポックパレード」へ。時間や気持ちの変化を体験できるアルバムだ。(石角 友香)
-
-
シナリオアート
エポックパレード
イントロが鳴った瞬間、これまでのファンタジックなシナリオアートとも、内省的なシナリオアートとも違う人肌感が響き、まず驚かされる。さらに、セカンド・ラインの陽気なビートにも驚かされる。そして新しい旅立ちを彩るような生の管楽器やストリングスは、彼ら3人だけじゃなく、関わる人を楽しく巻き込んでいく"パレード"を表現。しかもそのパレードはむしろ特別な日だけのものじゃなく、些細な喜びを発見し続ける日常こそ、新鮮なものとして祝福しようと歌われるのだ。去年のシナリオアートからはまったく想像できないオピニオン! 加えてチャイニーズ風のメロディと響きの楽しさがループする歌詞がこれまた意表を突くカップリングの「ジンギスカンフー」も、今のバンドのタフさを印象づける。(石角 友香)
-
-
シナリオアート
dumping swimmer
自身の精神世界への"潜水"。プロローグとなるエレクトロニックな「シンカイへ」からコンセプチュアルな作品性に引き込まれる。実質的な1曲目である「シニカルデトックス」は3人の演奏が目に見えるほど削ぎ落とされた音像、タイトだがテクニカルなアンサンブル、そしてゴスかラウドか?と思しき後半の展開まで、どす黒い感情が完成度の高いアレンジで表現される凄みがある。また、生身のファンクネスとシナリオアート流グランジが一体化した「プライドモンスター」も凄まじい。怒涛の展開を経て、ハヤシのモノローグに乗せて訥々と歌われるアウトロの「センカイへ」のあたたかさがアルバム全体を光の差す方向へ束ねていく。タフさと繊細さを同居させた、今のシナリオアートの必然が鳴っている。(石角 友香)
-
-
KANA-BOONシナリオアート
talking / ナナヒツジ
CDの形態が複数あるのを承知で、できればこのスプリットに収録されているトータル6曲すべて聴いて欲しい。それぐらい両バンドとも楽曲クオリティと新たな挑戦を体感できる。KANA-BOONの「talking」はファンクネスすら感じる16のグルーヴやラップ部分にロック・バンドのケレン味を感じるし、アニメのエンディングにそのヒリヒリした世界観がハマる。シナリオアートの「ナナヒツジ」で聴けるソリッドで急展開する構成も新しい。また2曲目(KANA-BOON「ぬけがら」/シナリオアート「トワノマチ」)にどちらも各々の色合いでセンチメンタリズムを喚起する楽曲を配しているのも聴き比べてみると面白い。そして"すべてがFになる"裏メイン・テーマとも言えそうなKANA-BOONの「PUZZLE」での楽器隊の豊富なアイディアとテクニカルなプレイは嬉しい驚きの連続だ。(石角 友香)
-
-
シナリオアート
Happy Umbrella
遂に完成された1stフル・アルバム。幽玄且つ煌びやかなアトモスフィアを産むエレクトロ・サウンドに、あたたかみとチャームを加える生楽器の音色、男女混成ハーモニー、さらにはファンキーなほどに肉体的なバンド・グルーヴが組み合わさることで産まれる、聴き手を現実と切り離された夢の中へと誘うような音世界は、もはや圧倒的な完成度。そして本作のタイトルがインディーズ時代からの代表曲「ホワイトレインコートマン」の歌詞から取られていることは、彼らが一貫して掲げ続ける変わらない理想を示している。哀しみの雨からあなたを守る"幸せの傘"――いつだって、彼らは目の前にいるあなたに手を差し伸べる。本作最大の魅力は、雨の止んだあとにあなたが踏み出す最初の1歩を見届けようとする、その優しく大らかな視線にこそある。(天野 史彬)
-
-
シナリオアート
Tokyomelancholy -トウキョウメランコリー-
シナリオアートの音楽には常に"記憶"というモチーフがある。本作においてそれは"死"、あるいは"子供時代への憧憬"という形で表れている。SEKAI NO OWARIを手掛ける制作チーム"CHRYSANTHEMUM BRIDGE"をプロデューサーに迎え、煌びやかなエレクトロ・サウンドや疾走感のあるシューゲイズ・ギター、そして躍動感のあるダンス・ビートをも飲み込んだサウンドは、彼らの描かんとする"痛みの伴う幻想"を、格段に上がった明度で聴き手の前に映し出す。生きることとは醜く老いること。生きることとは孤独と共にあること。しかしその中で、かつて出会った人やかつていた場所に思いを馳せることは生きるうえでの力になりうる。だって僕らは常に記憶と共にあるから。たまには思い出して、そしてまた戻ってこればいい。(天野 史彬)
-
-
シナリオアート
night walking
関西出身、男女ツイン・ヴォーカルを擁する3Pバンド、シナリオアートのメジャー・デビュー・ミニ・アルバム。冒頭を飾る「ブレーメンドリームオーケストラ」で歌われる"ここじゃない どこかへ すばらしい 世界へ ぼくと 抜け出そう"というライン。これが本作を、ひいてはシナリオアートというバンドのステートメントを端的に表していると言っていい。何かを振り払うように加速するビート。ギターだけでなく、シンセやストリングスなども多用したサウンドスケープ。すべてが甘美で幻想的。だが、これは単なる逃避主義の音楽ではない。この世界は哀しみに満ちているというシビアな現実認識が根底にあるからこそ、このバンドは想像力と創造力で現実を超えようとする。理想主義で現実に抗う、痛快な新世代の登場だ。(天野 史彬)
Related INTERVIEW
Related FEATURE
Related VIDEO MESSAGE

cinema staff
- 2:09
- 2025.05.16

cinema staff
- 1:11
- 2021.06.29

cinema staff
- 1:13
- 2019.09.18

cinema staff
- 1:39
- 2019.05.28

cinema staff×アルカラ
- 2:07
- 2018.06.08

cinema staff
- 2:16
- 2017.05.11

cinema staff
- 2:08
- 2016.11.29

cinema staff
- 1:38
- 2016.05.12

cinema staff
- 1:54
- 2015.12.21

cinema staff
- 2:01
- 2015.10.30

cinema staff
- 1:24
- 2015.04.16

cinema staff
- 1:48
- 2014.04.02

cinema staff
- 1:39
- 2014.02.27

cinema staff
- 1:53
- 2013.08.16

cinema staff
- 2:06
- 2012.09.03

cinema staff
- 1:55
- 2012.06.07

cinema staff
- 1:39
- 2011.06.16

シナリオアート
- 2:05
- 2019.05.18

シナリオアート
- 1:09
- 2017.08.30

シナリオアート
- 2:04
- 2017.03.07

シナリオアート
- 1:03
- 2016.03.03

シナリオアート
- 1:16
- 2015.11.09

ROCKのススメ
- 1:34
- 2015.01.13

シナリオアート
- 1:20
- 2014.09.04
Related LIVE REPORT

Skream! Presents "YOUR HERO"
2019.11.08 @新宿BLAZE

BURNOUT SYNDROMES
2019.03.23 @LIQUIDROOM ebisu

Eggs presents TOKYO CALLING 2016 -DAY2-
2016.09.18 @新宿ライヴハウス10会場

CDTV NEXT Supported by Eggs 1日目
2016.03.08 @shibuya eggman

HAMMER EGG Vol.2
2016.03.23 @渋谷eggman

cinema staff
2025.06.08 @日比谷公園大音楽堂

totos / 飯田瑞規(cinema staff)
2021.09.16 @下北沢LIVEHOLIC

cinema staff
2019.07.21 @横浜F.A.D

cinema staff
2019.06.01 @渋谷WWW X

cinema staff × アルカラ
2018.08.03 @LIQUIDROOM ebisu

cinema staff
2017.10.14 @日比谷野外大音楽堂

cinema staff
2017.07.28 @恵比寿LIQUIDROOM

cinema staff presents「シネマのキネマ」
2016.11.30 @東京キネマ倶楽部

SHE'S
2016.07.20 @渋谷CLUB QUATTRO

cinema staff
2016.06.18 @Zepp DiverCity

cinema staff
2015.12.02 @豊島公会堂

cinema staff
2015.06.26 @Zepp DiverCity

cinema staff
2015.03.04 @渋谷CLUB QUATTRO

残響祭 10th ANNIVERSARY
2014.10.19 @Zepp DiverCity

cinema staff
2014.06.26 @Zepp DiverCity

Yes, We Love butchers
2014.05.27 @TSUTAYA O-East

cinema staff
2014.01.18 @SHIBUYA-AX

cinema staff
2012.11.09 @恵比寿LIQUIDROOM

cinema staff
2012.07.15 @恵比寿LIQUIDROOM

シナリオアート
2022.07.23 @渋谷WWW

シナリオアート
2022.04.01 @下北沢Flowers Loft

シナリオアート
2020.05.31 @Online Streaming

シナリオアート
2019.12.15 @代官山UNIT

シナリオアート / Drop's / ハルカトミユキ
2019.07.03 @下北沢LIVEHOLIC

シナリオアート / Bentham
2017.06.09 @下北沢LIVEHOLIC

シナリオアート
2017.05.07 @EX THEATER ROPPONGI

シナリオアート
2016.12.03 @渋谷Galaxy

シナリオアート
2016.07.14 @EX THEATER ROPPONGI

シナリオアート
2016.03.10 @赤坂BLITZ

ROCKのススメ Vol.2
2015.02.13 @ 渋谷 WWW

シナリオアート
2014.09.18 @代官山 UNIT

シナリオアート
2014.03.14 @TSUTAYA O-Crest
ACCESS RANKING
- 1学園アイドルマスター 藤田ことね役・君は冥土様。横谷李恋役などを務める声優 飯田ヒカル、ゲキクロとのコラボ決定。5/24(日)購入者限定特典会開催。詳細は後日解禁
- 2全国ツアーを控える福島県いわき発 気合い系ぎゃるバン つきみ、ゲキクロ コラボ・アイテムのデザイン&メンバーモデルカット公開。4/4(土)1日店長イベントの詳細と購入特典解禁
- 3大森元貴、書き下ろしソロ楽曲「0.2mm」が山時聡真×菅野美穂W主演"90メートル"主題歌に決定。ソロ名義初の映画主題歌に。主題歌入り本予告も公開
- 4都市型音楽フェス"CENTRAL"、タイムテーブル&"CENTRAL STAGE"OA発表。YOASOBI、ちゃんみな、キタニタツヤ、BAND-MAID等豪華34組が春の横浜を彩る
- 5Ayumu Imazu、自身最大規模となる9都市を巡る全国ツアー5月より開催決定
- 1GORILLAZ、ニュー・アルバム『The Mountain』より「The Mountain」、「The Moon Cave」、「The Sad God」フィーチャーしたショート・フィルム公開
- 2Thom Yorke、Flea等によるスーパー・バンド ATOMS FOR PEACE、Thomの来日記念しデビュー作『AMOK』の高音質UHQCD仕様国内盤CD&日本盤帯付きLPリリース決定
- 3PALE WAVES、Hugo Silvani(Gt)の脱退発表
- 4THE FLAMING LIPS × Cornelius、来年3月にWヘッドライン公演開催決定
- 5Kroi、新曲はアシッド・ジャズの伝説 INCOGNITOプロデュース。ニュー・シングル「Kinetic feat. INCOGNITO」3/23リリース決定
Warning: Undefined variable $db_name in /home/gekirock2/www/skream/parts/ranking2026.php on line 150
Warning: Undefined variable $pdo in /home/gekirock2/www/skream/parts/ranking2026.php on line 151
Fatal error: Uncaught Error: Call to a member function prepare() on null in /home/gekirock2/www/skream/parts/ranking2026.php:151 Stack trace: #0 /home/gekirock2/www/skream/parts/right_top2026.php(23): include() #1 /home/gekirock2/www/skream/news/2016/12/derarockfes2017_3rd-lineup.php(689): include('/home/gekirock2...') #2 {main} thrown in /home/gekirock2/www/skream/parts/ranking2026.php on line 151

