Japanese
BURNOUT SYNDROMES
メンバー:熊谷 和海(Gt/Vo) 石川 大裕(Ba/Cho) 廣瀬 拓哉(Dr/Cho)
インタビュアー:吉羽 さおり
BURNOUT SYNDROMESの新作は、これまで手掛けてきたたくさんのアニメやゲームなどのタイアップ曲、テーマ曲を収録したアニメ・コンセプト・ベスト・アルバムだ。"BURNOUT SYNDROMEZ"という、バンド名を1文字変えただけで、めちゃくちゃ強そうでドラマチックなタイトルとなった作品だが、"ハイキュー!!"や"銀魂"、そして、"Dr.STONE"というヒット・アニメを彩った曲たちに加え、漫画のトリビュート・ソングとして新曲「白線渡り」も書き下ろされた。改めて幅広くたくさんの要素や実験性をも取り込みながら、すこぶるキャッチーに昇華した、彼らの醍醐味が味わえる作品になっている。今作を通して改めて彼らのルーツや、曲の生まれる背景について話を訊いた。
-今回はベスト盤ですが、アニメ・コンセプト・ベスト・アルバムという、これまで手掛けてきたアニメのタイアップ作品が、1枚に集まった作品です。こうして振り返るとたくさんのアニソンをやってきたなという実感ですかね。
熊谷:そうですね。アニソンと共に歩んできたなというか。この間Twitterでアンケートを取ってもらったんです。"BURNOUT SYNDROMESのことを知ったきっかけは?"というものだったんですけど、何割がアニメだっけ?
石川:約75パーセントがアニメで。
熊谷:やっぱりアニメなんだなというのが如実にわかったんです。だから、こういうコンセプトでアルバムを出してみないかということでお話を貰えたんだと思うし、客観的な視点で見ても、アニメと一緒に歩んできたバンドなんだなということを、自分たちでも再確認するきっかけになったというか。
-メジャー・デビュー曲「FLY HIGH!!」からですもんね。
熊谷:そうですね。メジャー・デビューからアニソンだったというのは運命的なものを感じます。
-この「FLY HIGH!!」は、もしタイアップに選ばれなかったら、デビューが遅れていたかもしれないというくらいのものだったそうですね。
熊谷:なかなかのプレッシャーでしたね(笑)。でも、そういうのに強いんだろうなというのは思います。自分では強いつもりはまったくないんですけど。たぶん自分の認識と得意分野というのは違うんだろうなと。僕は追い詰められたほうが強くて。追い詰められるのは好きではないですけど(笑)。
-そうですよね(笑)。ただ漫画やアニメの定番パターンとしては、追い詰められてからの強さっていうのが勝負でもある。
石川:たしかにアニメの主人公でもそうですよね(笑)。
熊谷:王道なんでしょうね。そういうのは合っているんだと思います。
-タイアップというと何かテーマがあって、そこをバンドで自由に描いていくということが多いと思いますが、曲の書き方としてもそれが自分に合っているなというのはあったんですか?
熊谷:お題があるという作り方は合っていたと思います。
-それにはっきりと気づいたのはどのあたりからでしたか?
熊谷:難しいんですけど......デビューの瞬間だったんですかね。もともと昔からそういう書き方はしていたんですけど、それを得意と思っていたわけではなくて、好きでやっていたことで。その好きが世界に必要とされた瞬間に"あぁ、これが得意分野だったんだ"って、デビューして1年くらいでなんとなく気づきましたね。意外となんの自負もなく、ただ好きでやっていたことに突然光が当たる感覚というか。そういうのに気づかせてくれたのがアニソンだったのかもしれないです。
-石川さんと廣瀬さんは側で見ていて、熊谷さんが言う天職だというのが引き出された瞬間、覚醒した瞬間っていうのはあったと感じますか?
石川:僕としては、曲には結構彼そのままが出ているなと感じていて。彼はよく自分でも"生き方が週刊少年ジャンプだ"と言っているんですけど、本当に主人公のような人間だなと思いますね。新曲「PHOENIX」でも、彼が普段言っていたような言葉がそのまま歌詞になったりしているんですよ。で、その奥にアニメの背景が見えて。だから、重なっているんだなと思うんです。
-それは熊谷さん自身を培ってきたものがアニメだったり、漫画だったりのカルチャーだっていうのが強いんですか。
熊谷:それも大きいし、でも、本当に素の自分が漫画の画風なんだと思うんです。漫画の中に入れちゃうような人間だから、自分のことを書いたらそれが勝手に漫画になるというか、そういう感覚は確かにあって。特別アニメに寄せようとしたことはないんですよね。ある程度のディテールとして、作品の世界観に合うような言葉を使ったりはするんですけども、基本は自分のことなんです。だから、向いてるという話なのかなっていう。得意分野を自分で自覚できているというのはラッキーなことだなって思います。
-熊谷さんは漫画の主人公で言えば、逆境とか、越えられない壁とかをぶち壊して突き進んでいくようなタイプですかね。
熊谷:そうですね(笑)。自分に満足してないというか。満足してしまったら漫画はそこで終了すると思うんです。強大な敵が出てきて、そいつに対して試行錯誤して、修行して強くなって、ぶっ倒すというのが漫画的カタルシスだと考えていて。僕はたぶん人生にそれを求めているんだと思うんですよ。常にもう1個先に何かないか、コンペで戦いたいとか(笑)というところがやっぱりあると思うんです。好戦的なので。
廣瀬:たしかにね、好戦的ではある(笑)。
熊谷:それが乱暴とか、荒々しいとかではなくて、静かに好戦的というか、カルチャー的な好戦的で。
-カルチャー的な好戦?
熊谷:今の音楽シーンに対してもそうだし、アニメの強豪相手にしてもそうだし、どこか何か戦いたいというか。それが自己顕示というよりは、もはや戦っていることが好きっていう感じがあって。それがたぶん「PHOENIX」という曲になっている気がします。
-廣瀬さんは、今回のたくさんの曲の中で、制作で印象に残っている曲やその後の反応などでも印象深い曲はありますか?
廣瀬:どの曲も思い入れはあるんですけども、どうだろうなぁ。「PHOENIX」は前回のワンマン・ライヴ("全国ワンマンツアー15th Anniversary Tour 2019→2020『Who am I?』")のアンコールで演奏したときに、歌詞にスクリーンに歌詞をタイポグラフィのように出すものを作ったんです。どんなものがいいんだろうと思っていろいろ参考にしながら動画を作っていたんですけど、「FLY HIGH!!」とか、「ヒカリアレ」とかのような、バラバラに文字が浮くタイポグラフィの感じがものすごく合っていて。そういう意味ではアニメ"ハイキュー!!"の繋がりでずーっと続いている、統一したものがあるのかなと思ったんです。この曲はやっぱり思い入れがありますね。
-そうですね。これはどの曲もそうですけど、すごく言葉が強いですよね。アニメ・ソングだからよりというのもあると思うんですが、言葉で刺そうっていうのものが強くある。
熊谷:作詞家の本とかをよく読むんです。作詞家には2通りあって、シングルが書ける人間と書けない人間で、シングルが書ける人間というのはすごく言葉にクセがあるというか、アクがすごいっていう。普段はあまり聞いたことがないような、そんな言葉で歌わないでしょうという言葉を平気で乗せてくる人間が、シングルを書ける作詞家だと。聴いたことないようなワードがだいたいAメロ頭とサビ頭にくるんです。そういう文法が叩き込まれているから、キャッチーというか、エグい言葉で惹きつけるというのがクセになっているんだと思うんですよ(笑)。
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