Japanese
Cosmic Mauve
2025年08月号掲載
Member:Kota Nakayama(Vo/Gt)
Interviewer:石角 友香
バンドである前に幼馴染であり、日常に夏の海の景色とそれがもたらすエモーションがあった――東京都町田市出身のサマーボーイ5人組の音楽が最高の人懐っこさと癒しをもたらすのはそんな関係性からかも。これまでリリースしてきた楽曲にアルバム新曲を加えた1stフル・アルバム『Summer Brings You Good』はタイトル通り、いつもの自分にちょっと魔法をかけてくれる季節とともに聴きたい12曲。インタビューには結成のきっかけを作ったKota Nakayamaが応えてくれた。
-皆さん幼馴染だそうですが、結成のいきさつはどんな感じなんですか?
僕が大学生のときに、休学して1年間ニュージーランドのすごい田舎の海辺の町に行って。それで帰ってきて暇だったから、ギターのYuito(Yamaguchi)と一緒に、ニュージーランドでの生活を思い出しながら曲を作ったんです。そこでできたのが「Kite」という曲なんですけど、Instagramに軽い気持ちで上げてみたら、ベースのZucky(Kazuki Ikeda)とドラムのIssei(Shirai)が"一緒にやりたい"って連絡をくれて、それで結成しました。
-皆さんの共通のルーツはありますか?
YOGEE NEW WAVESとかnever young beach、Suchmosみたいな2010年代の音楽とか、あとは山下達郎等のシティ・ポップ、USインディーを共通して聴いてましたね。ドライヴしながらとか、みんなで会うときに聴く音楽って感じです。
-皆さんの生活の中にあったんですね。1つ上の世代の人たちはシーンに対する野心があったような気がしますが、そことも少し違う?
そうですね。最近になって、例えばLUCKY TAPESで活動されてたギターのQnel(高橋健介)さんと一緒にEP(2025年5月リリースの『SPACE CANDY』)を出させていただいて、お話を聞くと"時代を変えよう"みたいな気持ちでやっていたそうなんですけど、僕たちはそういう気持ちで音楽やってなかったなと思ったので、逆に今すごくいい影響を受けてます。
-夏の曲ばかりなのは、バンドを組むときからそもそもテーマがあったんですか?
全くなかったです。ライヴをし始めたら夏バンドって言われるようになって。作ってみたら夏の曲ばかりできるので、いつの間にか夏バンドになってたみたいな流れでしたね。
-夏の曲が作りやすい?
めっちゃ夏が好きっていうのがまずあって。例えば僕の両親もサーフィンをやってたりとか、お母さんが"いつか南の島でゆっくり過ごせたらいいね"みたいなことも言ってたので、夏が1つの理想郷のような感覚がずっとあったんです。ちょうどニュージーランドに行ったときは向こうが夏で、7月末ぐらいに帰ってきたので日本でも夏を過ごして、そうしたらまた南半球が夏で(笑)。夏の気持ちがずっと抜けないまま曲を作ったんで、夏の曲ばっかりになっちゃったようなところはありますね。
-ニュージーランドのどこに滞在してたんですか?
ネルソンという町に住んでたんですけど、海の奥に山が見えたりして、すごい不思議だなと思ってましたね。
-いわゆるサーフ・カルチャーって感じではない?
そうですね。それこそ「Kite」っていう曲は、いつも行ってた場所で凧揚げしてる子供たちがいっぱいいて、というところから書いたんですけど、サーフィンとは違う遊びをしてる印象でした。
-普通に住んでる人の日常なんですね。
うん。ただ散歩したり、海が生活の一部みたいな感じでしたね。
-他のメンバーも似た体験をしていたり?
例えばベースのZuckyは小さい頃毎年家族と海外に行ったり、ドラムのIsseiも学生の頃、夏に南の島に行ったり、夏の思い出が多いみたいで。それとは別に学生の頃はみんなで江の島とかにドライヴに行ってたので、見てた風景は違うようで意外と通ずるものは多いのかなと思ってます。
-学生時代の、時間だけはめちゃくちゃあるという、あの感じですよね。
そうです、ほんとに(笑)。何をするわけでもなく。
-大人になるとなかなか行けなかったり、まして今は自分の車を持つのも大変だったりするけど、誰もがなんとなく夏休みの雰囲気として記憶していたりしますよね。
僕たちの音楽を聴いて、なんか出掛けたくなったり、出掛けたときに聴いてより楽しくなったり、ちょっと人生が良くなるというか、生活が楽しくなるように音楽で刺激できたらいいなと思ってますね。
-今回の1stフル・アルバム『Summer Brings You Good』は長い期間の曲が入ってるんですね。
そうですね。例えば「Kite」は、最初は僕とYuitoで作りましたけど、Cosmic Mauveを結成してからみんなで構成し直してできた曲なんで、一人一人の色を出していった曲たちがちょっとずつ溜まってきてアルバムになったみたいな感じです。
-基本的にソングライターはNakayamaさんとZuckyさんですが、曲の作り方って違いますか?
作り方は分かんないですけど、作る曲が全然違いますね。「サンローク」と「Magic Love」はZuckyが作ってて。ゆっくりとした曲、ちょっと切なかったりする曲がZuckyで、僕はだいたい速くなっちゃったり明るくなっちゃったりするみたいな違いがあります。
-Zuckyさんはどういう音楽志向を?
ソウル・ミュージックがすごい好きなんですけど、その中でもリズムのゆったりとした曲を聴いてる印象がありますね。あとZuckyの曲は長かったり構成がしっかりしてたり、歌詞がロマンチックだったりしますね。僕は速い曲ばっかり聴いてたんで、リズミカルでドライヴで楽しいみたいな。聴いてる曲がちょっと違うんだなって思いますね。
-「Magic Love」はアルバムの中でポイントになるユニークさがある曲で、現実と夢を行き来するような印象です。作詞作曲はZuckyさんですが、どんな話をしながら作りましたか?
Zuckyの中でちゃんとコンセプトがあったみたいで、支え合う2人のちょっと切ない曲なんですけど、友達のことを思いながら書いたっていうふうに言ってて。友達が苦労してるなかで手を差し伸べてあげられたらいいなというか。最後に3拍子に変わるところは"常夏のパライソ"が理想郷だと思ってるからそういうアレンジになっているんですけど、それも含めて曲全体で"いつかいい人生がやってくるよ"っていう気持ちを表現したところはあるんじゃないかなと思います。
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