Japanese
Opus Inn
メンバー:堀内 美潮(Vo/Prog)
インタビュアー:石角 友香
第1回はバレーボウイズがグランプリ、東郷清丸が特別賞を獲得と、まさに今、日本で萌芽しつつあるユニークな才能をキャッチフレーズどおり"無差別級"で選出する"BIG UP!"のライヴ・オーディション"TOKYO BIG UP!"。今年のグランプリを獲得したOpus Innが、昨年リリースしたEP『Time Gone By』を8月8日にレコード化してリリース(※8月1日一部店舗先行リリース)することが決定。洗練されたトラック・メイキングは現代のAORと呼ぶに相応しく、長く愛聴したくなる普遍性も。今回はグランプリ受賞後の手応えや今後の活動について堀内美潮に話を訊いた。
無差別級ライヴ・オーディション"TOKYO BIG UP!2018"でグランプリを獲った手応えは現状いかがですか?
"BIG UP!"のことを全然知らない人も、"優勝したの?"と言ってくれてたりしたんで、自分たちが優勝したことは思っているより広まってたんだなと思いました。
-そもそもエントリーした理由は?
もともと自分もSpotifyやApple Musicなどのサブスクリプション・サービスで音楽を聴いていて。もちろん自分たちも作品をリリースしたいなというのもあって、そのタイミングで"BIG UP!"のことを教えてくれた人がいたので、"ちょっとやってみよう"と思い自然な流れで登録してやってみました。
-"BIG UP!"にエントリーする以前はどんな形で自分たちの曲を世に出したいと思っていました?
もちろん配信で広めれたらいいなとは思ってたんです、CDリリースだけじゃなくて。今はCDを聴かない世代の方がたぶん多いと思うんですけど、その人たちにも聴いてほしいなというのはあったんで、ちょうど良かったかなっていう
-ちなみに神戸というローカルで活動してることの影響はありましたか? 神戸というとtofubeatsやThe fin.が浮かびますが。
女王蜂とかもそうですね。彼らはいろんなところに出て行って、神戸から旅立つじゃないですけど、そういうのを見ていたら悔しい思いもありますね。でも、自分もそうなっていけたらなと思うし、その延長線上で日本から海外へ出るというのもいいなというのもあります。
-基本的には今も神戸で活動してるんですか?
いや、自分が東京に出てきて、永田(誠/Gt/Prog)が神戸にいて、ほぼライヴのときくらいに会う感じですね。制作はデータをやりとりしながらやってる感じなんですけど、そういう時代なんかな? っていう感じがします(笑)。
-バンド・サウンドから打ち込みのユニットに変わったわけですが、ユニットであることはもちろん大事だけど、プロデュースもしていきたいというお話を以前されていて。どういう立ち位置が目標ですか?
結構難しいんですけど、自分がおじいさんになったときはプロデュースもだし、曲も書いたり自分も演奏したりしたいっていうのは、目標というかやりたいことなんですけど。それは結構、先の未来であって(笑)、今はもうちょっと自分が出ないとなっていうのはありますね。
-近いところでいうとLAのシーンのFLUMEとか?
そうですね。結構、いろんな人が好きでFLUMEとかMura Masaとかもひとりでやっていますけど、R&Bのシンガーやラッパーとかも好きで。それにバンドも好きなんで、いろんな形でやれたらなっていうのはありますね。例えばDJでのパフォーマンスとかもできたらいいし、バンドでのライヴもできたらいいしっていうのはあります。
-今のアメリカのシーンはプロデュース兼アーティストが多いし、いろんなジャンルのフィーチャリングも盛んですよね。
そうですね、最近は。日本だとそういう形態でヒットする人はまだあまり聞かないですね。
-トラックメーカーのチームも多いですが、Opus Innはそういう感じでもないですか?
トラックメーカーの方はだんだん増えてきたなって感じは思うんですけど、トラックメーカーという肩書きだけで終わりたくないっていうのはありますね。
-Opus Innという名前とサウンドがリスナーに浸透してきた感触はありますか?
8月8日にEP(2017年リリースの1st EP『Time Gone By』)をレコード化する(※8月1日一部店舗先行リリース)んですけど、HMVの紹介文で、"フューチャリスティックかつ甘美なレイドバック感に満ちたサウンドスケープが最高に心地よい"というのは書かれて結構嬉しかったというのはあります。
-レコード化はふたりからのアイディアなんですか?
もともと出したいのはやまやまだったんですけど、たまたまそういう話を貰って、もうぜひ、みたいな感じで即決で"出したいです"とお返事して出すことになりました。
-アナログだとA面B面、ちょうど3曲ずつ収録できますね。
そうなんですよ。アルバム・ジャケットのレイアウトもカセットテープをイメージしてて、カセットテープは折ると帯になるじゃないですか。
-なるほどカセットの背表紙になる部分もデザインに含まれてる。でもレコードなんですよね(笑)。
そうなんですよ(笑)。ただそこにサイドA面、B面っていうのは、作るときもともと考えてたことではあるんです。
-永井 博さんのイラストだということもレコード化する意味が大きいのかなと思って。
そうですね。それで結構いろんな人に広まりましたね。
-ユニット名が山下達郎さん由来だったり、アートワークが永井さんだというところにこだわりはありますか?
たぶん自分らの原点というか、シンプルに一番馴染み深いものを忘れたくはない感じはあって、自然とそうなった感じですかね。
-クリエイターでもあるし、すごく職人的な仕事でもあって。そこは尊敬する部分ですか?
そうですね、もちろん。(山下)達郎さんは楽曲提供やCM音楽の制作もしていて、且つパフォーマンスもすごいので、目指してる感じの人ではありますね。
-堀内さん世代から見た山下達郎さんのすごさってどういうところですか?
親の車に乗ってるときに自然にそういう曲が流れたりして、物心ついたときから聴いてた曲なんですけど、ライヴを観に行ったときに昔と全然違う観え方になって、"まさにこれだ!"ってなりました(笑)。チケットを自分で取って、なかなか当たらないんですけど、なんとか取れて。
-達郎さんの一連の80年代の仕事とか、ミュージシャンとして参加してる作品を聴いている20代のミュージシャンは最近多いですね。
多いですね。洗練されてる感じに魅力を感じるんじゃないでしょうか。
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