Japanese
竹内唯人
2025年06月号掲載
Interviewer:サイトウ マサヒロ
今年1月、サウンドとヴィジュアルの両面でこれまでのイメージを覆すリブランディングを行い、洗練された新たなアーティスト像を提示した竹内唯人。5月28日にリリースされたEP『CELL』に収録された3曲はかつてないほどに自然体で、彼の現在地が明確に示されている。とにかくありのままの姿が心地よくて、音楽を作って歌うのが楽しくて、自分の未来に期待している。飾らない彼の言葉には、実に前向きな、それでいてリラックスしたムードが漂っていた。
ヒップホップは僕も聴きますけど、そのイメージを払拭したいんです
-竹内さんは今年1月にリブランディングを決行し、楽曲やヴィジュアルのテイストを一新したそうですね。まずはそのきっかけについて教えてください。
単純に、今までやってきた音楽をこのまま続けるのはちょっとマズいなと思って、変えるなら今年の僕の誕生日(1月9日)のタイミングだなって。もちろん過去の曲が嫌いなわけではないんですけど。
-年齢を重ねるなかで、徐々にやりたい音楽性が変わっていった?
はい。今までの曲は若々しいですよね。もともとR&Bやバラードをよく聴いてたし、そういった楽曲を作りたいという気持ちは前からあって。でもトレンドや僕の身の回りにいるアーティストの音楽との兼ね合いで、なかなか踏み出せずにいました。
-そうして現在の洗練されたムードを持つR&Bへと向かって行ったわけですが、リブランディングにあたっては初めから明確なヴィジョンがあったのでしょうか? それとも、とにかく新しいチャレンジを模索するなかで現在のスタイルを発見したのでしょうか?
まず、チームでの音楽への向き合い方がそれまでと変わってるんです。今僕の楽曲を作ってくれているプロデューサーのKay Clackerはものすごい音楽オタクなんですけど、僕が新しい音楽に向き合いたいと決めてからは、彼が僕に似合うと思う音楽をどんどん紹介してくれるようになって。
-新たなスタイルを2人で探ったということですね。
2月にシングル「Fragrance」をリリースする以前に、たくさんの楽曲を作っていろんなジャンルに触れましたね。最終的には、R&Bを歌い上げるのが一番しっくり来ました。
-これまでと異なる方向性を突き詰めるなかで、自身の中に起こった変化はありましたか?
歌詞の書き方は大きく変わりました。その前にどうやって歌詞を書いてたか忘れちゃったくらい(笑)。「Fragrance」はメロディ先行で後に歌詞を乗せたんですけど、それがしんどいことに気付いて。最近は歌詞を先に書いてメロディを付けるようになりました。そのほうがメロディラインを作りやすいというか。
-詞先のほうが作曲に苦労するイメージがあるので意外です。ところで、リブランディングの際にリファレンスとなったアーティストはいますか?
めっちゃいます。僕は玉置浩二さんが大好きなんですけど、そこまでの歌唱力がないので一旦置いといて(笑)。THE WEEKNDやEd Sheeranとか、海外のアーティストが多いですね。こういうアーティストをリファレンスにすることって今までなかったんですよ。
-より素直に好きな音楽に踏み出せる環境になったということですか?
そうですね。身近なアーティストの友達はこっちの音楽にあまり触れない人が多いんですけど、彼等と違うことができるのもいいなと思ってます。ヒップホップは僕も聴きますけど、そのイメージを払拭したいんです。
-今年から新しいチームで活動していることも、竹内さんのキャリアに大きな影響を及ぼしそうですね。
以前のチームも僕の意見を聞きながら動いてくださってたんですけど、今のチームでは"俺、こういう音楽できるんだ"、"やっていいんだ"っていう発見が多いです。知らない音楽がまだまだめちゃくちゃあるから、もっと聴かなきゃダメだなって。
-今回のEPに収録されている「ハナビラ」にも"狭い世界と言うけれど/まだ知っていない/事ばかりじゃないか/プライスレスだなこの人生"という歌詞がありますしね。
そうですね。すごく今の僕っぽい歌詞です。
-ありのままの自分に近付いたと。
だと思います。昔はカッコつけてた。今は本当に素直に音楽できてるなって感じますね。
-リブランディング以降にリリースされた楽曲は、いずれも以前より繊細な歌唱が求められているように思います。
でも、最近ライヴをしたときに、今までの"上手く歌わないと"っていう感覚がなくなったんですよ。素でパフォーマンスをしながら、内から湧いて出てくるように歌えるような感覚があって。たぶん、このやり方は間違ってないですね。
-テイストをガラッと切り替えてみて、周囲からのリアクションはいかがでしたか?
家族がやっと僕の音楽に興味を持ち始めました(笑)。友達もめっちゃいいじゃんって言ってくれたし。ファンの人たちからも、オートチューンをもう少し減らしてほしいっていうのはずっと言われてて。EPでどう感じてもらえるか、リリースが待ち遠しいですね(※取材時はリリース前)。
-竹内さん自身の音楽に対する姿勢は変わりました?
最近はとにかく曲を作るのが楽しいし、もっと作りたいです。歌ったことない音楽、聴いたことない音楽に挑戦してみたいっていう気持ちが強くあります。それこそ、EPに入ってる「ハナビラ」はニュージャズっていうジャンルなんですけど、この曲を作るまでその存在を知らなくて。それも含めて、音楽を自由に楽しんでる感覚がありますね。
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