Japanese
やさしいひとたち。
2024年10月号掲載
Member:理幹(Vo/Pf ) なつき(Gt)
Interviewer:吉羽 さおり
"やさしいひとたち。"というバンド名から浮かぶイメージそのままに、誰かの心にそっと寄り添う音楽を奏でる3ピース。2021年よりYouTubeやストリーミング・サイトに楽曲を発表し続け、今や30曲以上が並ぶ。EPやアルバムといった作品でなく、1曲ずつ丁寧に、あるいはわがままに紡いできた楽曲たちは、いつしか老若男女、幅広いリスナーを獲得するまでになった。バンドの成り立ちやその音楽について、また"やさしいひとたち。"と名付けた理由等を、理幹となつきの2人に訊いた。
-やさしいひとたち。はどんなふうに始まっているんですか。
理幹:もともとバンドのヴォーカルがやりたいっていう夢があったんです。自分が別のユニットをやっていたときに、そこでサポート・メンバーをしてくれていたのがなつきと安達(トルネード4桁/Ba)で。コロナ禍でライヴができなくなって、自分がやりたい音楽とかもよく分からなくなっていた時期に、このタイミングで思い切って"バンド"を結成して、もう一回自分のやりたいことを見つけてみたいと思ってなつきと安達に声を掛けたんです、"バンドやろう"って。
なつき:三茶の居酒屋でね。僕等はむしろ、それまでに散々バンドをやってきて、もういいかなって思うタイミングでサポート人生を歩んでいたんです。なので今からバンドかっていうのはちょっとあったんですけど(笑)、理幹の熱意と才能に押されて、やるかっていう感じでしたね。
-音源としては2021年4月に1stシングル「付き合ってはくれない」をリリースして以来、毎月のようにシングル・リリースを重ねてきて、本格始動となったのが2022年ということですが、どういうバンドにしていくかというのが徐々に固まってきた感じですか。
理幹:本格始動となった2022年の5月にやさしいひとたち。として初のライヴ("アイスとコーラとやさしいひとたち")をしたんですけど、それまでの1年はなんとなくメンバーで集まっていろんな曲を作ってみて、まずはYouTubeに曲を出してみようかみたいな感じだったんです。とにかくいろんな曲を作ったよね。
なつき:最初の1年はコロナ禍でライヴができない現状があったし、オンライン上で曲を出してもお客さんの反応もよく分からないというか、コメントでしか見れなかったので。実際、曲がどういう反応をされているのかっていうのがなかなか分からず、模索をしながらでしたね。
理幹:だから、女性目線の切なくて心抉るような曲を作ってみようとか、これまでやったことがないものに挑戦したりして。いろいろと出してみて、やりたいことが定まればいいなっていう感覚で作っていたんです。
-たくさんの曲を出してきましたが、どのあたりからやさしいひとたち。の形みたいなものが掴めてきた感じですか。
理幹:やっぱりライヴをしたときですかね。2022年5月のライヴで"これがやりたい!"っていうものが見つかったというか。自分はこういうことを続けていきたいな、っていうのが明確になった感覚がありました。きっかけとなったのは「アンセム」(2022年4月リリース)という曲で。そのときのライヴの最後にやったんだよね。
なつき:そうだね。
理幹:ものすごい笑顔が見えたんです。"あぁ、この景色を見たいんだよな"っていう。それは大きなきっかけでしたね。
-「アンセム」はどんなふうにできた曲だったんですか。
理幹:この曲はなつきが頑張ってタイアップ("狩野英孝のクセうまラーメン"番組テーマ・ソング)の話を貰ってきてくれたんですけど、結構ギリギリの進行で、今まで作った曲の中でも一番制作期間が短い曲だったんです。まず自分が何パターンかサビのメロディを作って、それをなつきに選んでもらって進んでいった感じで。
なつき:サビを何パターンか送ってくれて、ちょっと迷っていると。時間もないしどれに着手しようかっていうので聴かせてくれたんです。それで今の「アンセム」のサビメロが良かったので、それでフルでメロディを作ってもらって。そこからアレンジをして、もともとのBPMからグッと上げて今の楽曲になった流れでした。今だから言えるんですけど、そのときは番組に間に合わせるために結構急いで作ったところもあったんですよね。
理幹:急いでたね(笑)。
なつき:そうやってできた曲が今でも主軸になっているっていうのは、そのとき勢いがあったんだなと思いますね。
理幹:それまでは、自分が頑張らなきゃっていう思いが強かったんです。とにかく自分がいい曲を作らなきゃと思っていたんですけど、メンバーに委ねたらいいものにしてくれるっていうのを心から感じたのは「アンセム」の制作がきっかけでしたね。
-「アンセム」はBPMが高めの曲ですが、やさしいひとたち。ではわりとバラード調の曲が多いですよね。そういう曲がバンドに馴染むなというのはあるんですか。
理幹:今はライヴでやる楽曲、サブスクで出していろんな人に聴いてもらえる楽曲って、ちょっと分けているところがあるかなと思います。現状は、バラードのラヴ・ソングが一番聴いてもらえていて、そこに需要を感じてはいるのでしっかり応えたいっていうのがあるんですけど。もともとバラードもものすごく好きだし。
-一方で、ライヴで映えるバンド然とした曲もあるという。
なつき:そうですね。やさしいひとたち。の曲って、ライヴでやってない曲や構成上外れてしまう曲もサブスクだと上位で回っていたりするんですよ。失恋の曲やバラードだけが回っているのではなくて、満遍なくどの曲にも好きな人がいてくれているのはサブスク上でもデータとして見えているので、ライヴではより"ライヴ"ならではの感じに重きを置いて動けているんです。いい感じの振り分けはできていると思いますね。バラードが多く見えると思うんですけど、ライヴでは意外と違う感じにも見えると思います。
LIVE INFO
- 2025.10.22
-
ザ・シスターズハイ
打首獄門同好会
キュウソネコカミ
ハク。× YONLAPA
ザ・ダービーズ
MONOEYES
挫・人間
VOI SQUARE CAT
kiki vivi lily
- 2025.10.23
-
DYGL
RADWIMPS
キュウソネコカミ
終活クラブ×ザ・シスターズハイ
MONOEYES
挫・人間
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
RAY
古墳シスターズ
トンボコープ
go!go!vanillas
- 2025.10.24
-
LUCKY TAPES
ExWHYZ
RADWIMPS
amazarashi
YOASOBI
YONA YONA WEEKENDERS
TenTwenty
THE BACK HORN
DYGL
アイナ・ジ・エンド
すなお
ポルカドットスティングレイ
OKAMOTO'S
藤巻亮太
キタニタツヤ
FIVE NEW OLD / 浪漫革命 / MONONOKE(O.A.)
WHISPER OUT LOUD
Cody・Lee(李)
BIGMAMA
僕には通じない
NOMELON NOLEMON
PEDRO
アーバンギャルド
- 2025.10.25
-
フラワーカンパニーズ
秋山黄色
センチミリメンタル
東京スカパラダイスオーケストラ
コレサワ
超☆社会的サンダル
eastern youth
打首獄門同好会 / ガガガSP / 片平里菜 / AMEFURASSHI ほか
chilldspot
TOKYOてふてふ
brainchild's
フレデリック
LACCO TOWER
YOASOBI
森 翼
Appare!
Rei
Age Factory
DeNeel
osage
優里
Lucky Kilimanjaro
KANA-BOON
ASH DA HERO
the paddles
シド
cinema staff
SUPER BEAVER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
bokula.
橋本 薫(Helsinki Lambda Club)
toe
ザ・ダービーズ
山内総一郎
INORAN
藤巻亮太
Omoinotake
OASIS
- 2025.10.26
-
フラワーカンパニーズ
DOES
センチミリメンタル
THE BACK HORN
Lucky Kilimanjaro
東京スカパラダイスオーケストラ
崎山蒼志
PIGGS
KANA-BOON
eastern youth
渡會将士
森 翼
超能力戦士ドリアン
優里
bokula.
モーモールルギャバン×ザ・シスターズハイ
オレンジスパイニクラブ
Appare!
ポルカドットスティングレイ
Age Factory
古墳シスターズ
Cody・Lee(李)
DeNeel
Mrs. GREEN APPLE
osage
阿部真央
moon drop
jizue
DYGL
INORAN
OASIS
ACIDMAN
9mm Parabellum Bullet
I Don't Like Mondays.
- 2025.10.27
-
YOASOBI
錯乱前戦
Damiano David(MÅNESKIN)
- 2025.10.28
-
終活クラブ
SIX LOUNGE
アイナ・ジ・エンド
YOASOBI
吉澤嘉代子
藤巻亮太
超能力戦士ドリアン
サニーデイ・サービス × NOT WONK
リュックと添い寝ごはん
- 2025.10.29
-
吉澤嘉代子
Damiano David(MÅNESKIN)
amazarashi
キュウソネコカミ
moon drop
怒髪天
- 2025.10.30
-
超☆社会的サンダル
LONGMAN
YOASOBI
凛として時雨
夜の本気ダンス
キュウソネコカミ
SIX LOUNGE
打首獄門同好会
Nikoん × Apes
挫・人間
- 2025.10.31
-
すなお
ExWHYZ
吉澤嘉代子
東京スカパラダイスオーケストラ
LONGMAN
YOASOBI
ガガガSP
フリージアン
FINLANDS
Newspeak
夜の本気ダンス
go!go!vanillas
超能力戦士ドリアン
岸田教団&THE明星ロケッツ
ポップしなないで
RAY
アイナ・ジ・エンド
- 2025.11.01
-
東京スカパラダイスオーケストラ
怒髪天
PIGGS
超☆社会的サンダル
ポルカドットスティングレイ
MONOEYES
シド
LACCO TOWER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
LiSA
Omoinotake
"ボロフェスタ2025"
ドミコ
TOKYOてふてふ
Dannie May
SIX LOUNGE
hockrockb
go!go!vanillas
osage
RADWIMPS
The Biscats
brainchild's
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
chilldspot
moon drop
KANA-BOON
AFTER SQUALL
松永天馬(アーバンギャルド)
NANIMONO
愛美
CYNHN
DeNeel
kobore
the cabs
離婚伝説
[Alexandros] / WANIMA / UNISON SQUARE GARDEN / くるり ほか
- 2025.11.02
-
osage
OKAMOTO'S
PIGGS
HEP BURN
秋山黄色
吉澤嘉代子
MONOEYES
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
離婚伝説
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
"ボロフェスタ2025"
KING BROTHERS
wacci
Laura day romance
PIXIES
Devil ANTHEM.
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
Dannie May
ぜんぶ君のせいだ。
INORAN
キタニタツヤ
moon drop
KANA-BOON
AIRFLIP
ハンブレッダーズ×秀吉×囲碁将棋
羊文学 / sumika / クリープハイプ / マルシィ ほか
私立恵比寿中学
The Biscats
WtB
:[Alexandros] / 10-FEET / go!go!vanillas / マカロニえんぴつ ほか
bokula.
- 2025.11.03
-
irienchy × no more
NANIMONO
秋山黄色
フレデリック
怒髪天
OKAMOTO'S
東京スカパラダイスオーケストラ
Devil ANTHEM.
ポルカドットスティングレイ
セックスマシーン!!
キタニタツヤ
シド
LiSA
"ボロフェスタ2025"
yama
キュウソネコカミ
愛美
brainchild's
藤巻亮太
AIRFLIP
私立恵比寿中学
Bye-Bye-Handの方程式
moon drop
SCOOBIE DO
the telephones
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
THE BACK HORN
凛として時雨
Age Factory
hockrockb
LACCO TOWER
阿部真央
RELEASE INFO
- 2025.10.22
- 2025.10.23
- 2025.10.24
- 2025.10.25
- 2025.10.26
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.05
- 2025.11.07
- 2025.11.09
- 2025.11.10
- 2025.11.11
- 2025.11.12
- 2025.11.14
- 2025.11.17
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号