Japanese
SAKANAMON
メンバー:藤森 元生(Vo/Gt)
インタビュアー:秦 理絵
昨年3月に新レーベル"TALTO"に移籍し新たな拠点で活動しているSAKANAMONが、結成10周年を記念したニュー・アルバム『・・・』(読み:テンテンテン)をリリースする。10周年にこだわった今作はアルバムの読み方が"テン"になっているほか、収録曲も10曲。他の誰も表現しない何かを目指して、天邪鬼に独自のロック・バンド像を追求し続けるSAKANAMONらしさが溢れた1枚になった。アルバムの軸となる、いまのバンドの心境をストレートに綴った「ロックバンド」や初の王道バラード「テヲフル (・・・MIX)」がありつつ、予想外のストーリーが笑いを誘う「DAVID」やTENGAとのコラボ曲「DAPPI」など、これまで以上にバラエティに富んだ楽曲の収録について、我が道を進み続ける藤森元生に話を訊いた。
-昨年末は結成10周年を記念した全国ツアー"9な帰省ですみま10ツアー"を回りましたけど、メモリアルなツアーだったんじゃないですか?
初日の東京がちょうど結成日(11月12日)からスタートして、ファイナルは初めて東京以外の場所で迎えるっていうツアーだったんですけど、すごく楽しかったです。僕、宮崎出身なんですけど、宮崎での自主企画としてのライヴも初めてやれたんですよ。
-宮崎では"おかえり!"みたいなムードになるんですか?
そうですね。東京のお客さんも結構来てくれてたんです。前回のツアーのファイナルで、"ちゃんと宮崎は埋めたいんだ、お願いだ"って言ったら、本当に来てくれた人もいて。もちろん宮崎の人たちも来てくれて、すごくいいライヴでした。
-このタイミングでバンドの10年間を改めて振り返ってみたりしましたか?
うーん......このバンドって、組んだときから"てっぺんを目指そう!"みたいな話をしたことがなくて、ただバンドがやりたくて始めたんです。だから、いつまでに売れなかったらやめようみたいなこともなかったし、言うほどの解散の危機もなかったんですよね。気がついたら10年が経ってました。
-何かひとつのことを10年続けるって大変なことも多いと思いますけど?
下積み時代はそれなりに苦しい生活をしてきたとも思うんですけど、過ぎてみたら、そんなに大変なことはなかったっていう感じなんです。まぁ、良くも悪くも先のことを何も考えずに進んできたなぁっていう感じで。大きな変化は去年"TALTO"(※2016年11月、渋谷eggmanのレーベル"murffin discs"内に発足した新レーベル)に入ったことかな。
-環境の変化はどう感じてますか?
たくさん仲間ができて、"なんかすみません"っていう感じです(笑)。いっぱい楽しいことをさせてもらっているから居心地はいいですよ。バンド密着型のレーベルなんです。もともとライヴハウスでもあるから、アーティストみたいなスタッフが集まってて、バンドのことをすごくわかってくれるので、やりたいことをやらせてもらってます。
-メンバー間では"10年続けられたね"みたいな話はします?
いや、全然そんな熱い話はしないですね。こっ恥ずかしいから(笑)。
-SAKANAMONが10年間も続けられた理由はなんだと思いますか?
いい曲を作りたい、いいライヴをやりたいっていうことだけですね。それを森野さん(森野光晴/Ba)が支えてくれて。あと、キムさん(木村浩大/Dr)のことも何か言っておかないと(笑)。キムさんは練習のときでもプライベートでもムードメーカーだから。いなかったらバンドのキャラが変わってたと思いますね。この3人だからこそ続けられたんだと思います。
-そんなSAKANAMONのTALTO移籍第1弾となるフル・アルバムが『・・・』ですね。SAKANAMONのエッセンスがギュッと詰まった濃い作品だなと。
あ、本当ですか?
-「ケーキ売りの女の子」の藤森くん節とか最高じゃないですか。勝手に"あの子は彼氏がいる"って心の中で決めつけて妄想して。
自己完結してる曲ですよね。
-今回のアルバムも、そういうクスリと笑える要素がいっぱいありました。
あぁ、良かった。年々それが薄まってるんじゃないかって不安なんですよ。
-薄まってるって自分で思うんですか? そう人に言われるんですか?
自分で感じるんです。ネタ切れの毎日なので。別に(前の作品を)抜かなくていいんですけど、同レベルぐらいの作品をずっと作っていかなくては、と思ってるんです。毎回"もう次はダメだ"と思ってやるけど、年々その"無理だ感"が強くなってきてて。いつも難産ですね。でも、なんとかまだいけてるみたいです。
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