Japanese
SAKANAMON
Member:藤森 元生(Vo/Gt) 森野 光晴(Ba)
Interviewer:秦 理絵
"10周年"という言葉の力を最大限に利用して、華やかな2018年を駆け抜けたSAKANAMONが3ヶ月連続配信シングルをリリースする。バンドが次のフェーズへと進む決意を高らかに宣言する「コウシン」、節分にピッタリのユーモラスな和テイストの「鬼」、別れと旅立ちのストーリーを想像させるミディアム・テンポの「アフターイメージ」。三者三様の世界を描く曲たちには新たなチャレンジもあり、11年目のSAKANAMONがさらに唯一無二の道を突き進んでいくことを十分に感じさせるものだが、以下のインタビューで、藤森元生と森野光晴は、"迷っている"と明かしている。売れないことすらネタにして、ここまでマイペースに歩んできたSAKANAMONが今何を思うのか。話を訊いた。
-10周年イヤーを駆け抜けましたね。去年の[SAKANAMON10周年対バンツアー"連々々"]のファイナルでは、KEYTALKとフラカン(フラワーカンパニーズ)を呼んで、"武道館バンドを呼べるSAKANAMONすごい"って自画自賛してましたけど、実際、たくさんの仲間に愛された10年間だったんだなと思いました。
森野:うん、あれは嬉しかったですね。
藤森:"10周年"というネタを限界まで使い切りましたね。[SAKANAMON結成10周年「・・・」リリース記念ワンマンツアー "延々々"]から対バン・ツアーまでやって、ドキュメンタリー映画"SAKANAMON THE MOVIE ~ サカナモンはなぜ売れないのか ~"も作ったし。
森野:10周年をしゃぶり尽くしましたね。
-前回、『・・・』(2018年1月リリースの5thアルバム)のインタビュー(※2018年2月発行のSkream!×BIG UP!特別号掲載)が藤森さん単独だったんですけど、"気がついたら10年が経ってた"と言ってましたよね。森野さんはSAKANAMONの10年をどう振り返ります?
森野:うん、本当に気づいたら10年でしたね。続かないとも思ってなかったし、やめるとも思ってなかったというか。
森野:始まりはヌルッとしてた感じはありましたからね。
藤森:マジなのか、お遊びなのかわからない感じで。
-ちなみに、お互いの最初の印象はどういう感じだったんですか?
藤森:(森野は)クラスの優等生。いわゆるキャンパス・ライフを楽しんでる感じでしたね。友達もいて、楽しそうだった(笑)。
森野:えー、普通だったよ。僕は藤森君のことを天才だと思ってたんですよ。見た目が天才風だったんですよね。ちょっと凡人じゃない感じ。
藤森:若い浮浪者みたいな感じだったので......。
森野:自分の周りにはいないタイプだったんですけど、趣味は合いそうだと思ったんですよ。で、曲を聴かせてもらったときにドストライクだったんです。
-最初に天才風だった藤森さんのイメージは10年一緒にいて変わりましたか?
森野:変わらないですよ。ただ、天才なんだけど、才能と一緒に失った人間性があるなと思いましたね。こんなにダメだと思ってなかった(笑)
藤森:上京したときは、本当の自分を隠してたんです。なるべくボロを出さないように喋らないで、無口な人間を演じてたんですよ。大学デビューで、せっかく周りの人は誰も俺のことを知らなかったから、自分で天才像を作り上げたかったんですよね。
森野:そこにまんまとハマったんです。
藤森:でも、いざバンドをやるなら、どうしてもコミュニケーションをとらなきゃいけないから。入ってもらってからは、森野さんが楽しめるように明るく振る舞ってた。
森野:気を遣ってもらってたんです。
-今はそんなこともないでしょう?
藤森:でも名残はあるかもしれないです。高校生のときにやってたバンドが人間関係の面倒臭さで解散したところがあって、それが結構トラウマなんですよ。またバンドを結成したからには、変な空気にして楽しくないバンドにはしたくないなと思ってたので。そこだけはずっと意識してるんですよね。
-それが、SAKANAMONが10年間バンドを続けられた秘訣ですか?
森野:そうかもしれないですね。わりとみんな気を遣うタイプだし。
藤森:そこが欠点でもあるんだけどね。
-前回のインタビューでは、藤森さんが"森野さんはもっとクールなバンドをやりたいはずです"って言ってたんですけど、それは当たってます?
森野:まぁ......そうですね。
藤森:やっぱり(笑)。確信はありましたよ。
森野:僕が主導だったら、そういうバンドになってたのかもしれない。でも、ユーモアのあるものが楽しいし、藤森君の曲が好きなんです。自分にはないものだから。昔はもっとクールにしないといけないんじゃないかなと思ってたときもあったんですけどね。
藤森:TENGAとのコラボ曲(『・・・』収録曲「DAPPI」)とかもやったしね。
森野:あれは昔の俺だったら、絶対に嫌だったんだろうな(笑)。
LIVE INFO
- 2025.07.15
-
有村竜太朗
板歯目
BLUE ENCOUNT
桃色ドロシー
[Alexandros]
Mirror,Mirror
TENDOUJI × 浪漫革命
SCOOBIE DO
キミノオルフェ
羊文学
Saucy Dog
Ivy to Fraudulent Game
- 2025.07.16
-
有村竜太朗
YOASOBI
BLUE ENCOUNT
桃色ドロシー
GLIM SPANKY
BIGMAMA × Dannie May
坂本慎太郎
Base Ball Bear × PEDRO
SHE'S × ヨイズ
TenTwenty
Saucy Dog
- 2025.07.18
-
斉藤和義
YOASOBI
フレンズ
[Alexandros]
SVEN(fox capture plan)
板歯目
東京スカパラダイスオーケストラ
ExWHYZ
GLIM SPANKY
the paddles
キュウソネコカミ
NEK! × komsume
KiSS KiSS
Organic Call
SIRUP
ぜんぶ君のせいだ。
SAKANAMON
ヤングスキニー
ACIDMAN
Laughing Hick
TENDOUJI
cinema staff × eastern youth
- 2025.07.19
-
豆柴の大群
浅井健一
フレンズ
"NUMBER SHOT2025"
コレサワ
YOASOBI
PIGGS
鶴
東京スカパラダイスオーケストラ
"KESEN ROCK FESTIVAL'25"
ASP
Novelbright
"JOIN ALIVE 2025"
shallm
Eve
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025"
キノコホテル
UNCHAIN
竹内アンナ
め組
"焼來肉ロックフェス2025"
SPECIAL OTHERS
ExWHYZ
LOCAL CONNECT
寺口宣明(Ivy to Fraudulent Game)
ぜんぶ君のせいだ。
いきものがかり
新しい学校のリーダーズ
"DAIENKAI 2025"
チリヌルヲワカ
片平里菜
PENGUIN RESEARCH
荒谷翔大
Nothing's Carved In Stone
マオ(シド)
- 2025.07.20
-
神はサイコロを振らない
"NUMBER SHOT2025"
斉藤和義
[Alexandros]
ビッケブランカ
"KESEN ROCK FESTIVAL'25"
ASP
"JOIN ALIVE 2025"
さめざめ
キノコホテル
HY
Eve
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025"
崎山蒼志 / NakamuraEmi / ズーカラデル / TENDRE ほか
GRAPEVINE
"焼來肉ロックフェス2025"
清 竜人25
PK shampoo
"DAIENKAI 2025"
LOCAL CONNECT
ROF-MAO
いきものがかり
GARNiDELiA
ブランデー戦記
- 2025.07.21
-
"NUMBER SHOT2025"
斉藤和義
PK shampoo
LOCAL CONNECT
東京スカパラダイスオーケストラ
ASP
鶴
TENDOUJI
jizue
め組
HY
PIGGS
小山田壮平 / 奇妙礼太郎 / 安部勇磨(Band set) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
アーバンギャルド
LACCO TOWER
GOOD ON THE REEL
いゔどっと
ビレッジマンズストア
GRAPEVINE
Homecomings
SpecialThanks / レイラ / GOOD4NOTHING / THE FOREVER YOUNG ほか
アカシック
PENGUIN RESEARCH
- 2025.07.22
-
Hump Back
the telephones
- 2025.07.23
-
東京スカパラダイスオーケストラ
板歯目
フラワーカンパニーズ×アイボリーズ
9mm Parabellum Bullet
女王蜂
- 2025.07.24
-
水平線
板歯目
bokula.
ビレッジマンズストア
竹内アンナ
the paddles
- 2025.07.25
-
四星球
マカロニえんぴつ
セックスマシーン!!
東京スカパラダイスオーケストラ
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
キュウソネコカミ
FIVE NEW OLD
有村竜太朗
Ivy to Fraudulent Game
のうじょうりえ
輪廻
RAY
らそんぶる
UNCHAIN
ゴキゲン帝国
miida
bokula.
感覚ピエロ
- 2025.07.26
-
あれくん
[Alexandros]
Eve
"OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.14"
GANG PARADE
須田景凪
コレサワ
LOCAL CONNECT
アーバンギャルド
reGretGirl
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
ASP
Creepy Nuts
FIVE NEW OLD
PENGUIN RESEARCH
マオ(シド)
さめざめ
Academic BANANA
"MURO FESTIVAL 2025"
WtB
有村竜太朗
Czecho No Republic
Mrs. GREEN APPLE
- 2025.07.27
-
Eve
東京スカパラダイスオーケストラ
MAPA
神はサイコロを振らない
"OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.14"
LOCAL CONNECT
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
ASP
コレサワ
DURDN
"MURO FESTIVAL 2025"
Mrs. GREEN APPLE
- 2025.07.28
-
THE YELLOW MONKEY
パピプペポは難しい
のうじょうりえ
Hump Back
- 2025.07.29
-
大森靖子×銀杏BOYZ
斉藤和義
RELEASE INFO
- 2025.07.15
- 2025.07.16
- 2025.07.18
- 2025.07.19
- 2025.07.20
- 2025.07.23
- 2025.07.25
- 2025.07.29
- 2025.07.30
- 2025.07.31
- 2025.08.01
- 2025.08.06
- 2025.08.08
- 2025.08.13
- 2025.08.15
- 2025.08.20
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Organic Call
Skream! 2025年07月号