Japanese
映画"Daughters"、音楽提供アーティスト一挙発表。主題歌chelmicoに加えMONJOE(DATS)、Seiho、The fin.、YONA YONA WEEKENDERS、Opus Innら総勢13組参加
2020.08.06 20:00
9月18日に公開となる、東京 中目黒でルームシェア生活を送るふたりの女性を主人公に、妊娠、そしてシングル・マザーとして出産という人生の決断を通して、友情、仕事、家族、過去への固執と現実など、現代の女性の揺れ動く心情にフォーカスしたヒューマン・ドラマ、映画"Daughters"。このたび、その音楽提供アーティストが一挙発表となった。
津田 肇監督が、企画の初期段階から抱いていた音楽への構想は"現在、東京で活動するアーティストによる楽曲で揃えたい"ということ。音楽プロデューサーを務める芳賀仁志と、音楽の使用箇所やアーティストの選定について議論が行われた結果、何かの音楽イベントだと勘違いしそうなくらい、まさに東京の音楽、カルチャー、ファッションのシーンを横断するアーティストたち総勢13組のアーティストたちの参加が決定した。
先日解禁された主題歌を務めるのはchelmico。主題歌「GREEN」は脚本や、監督から伝えられた映画の詳細をもとにして書き下した。また、キーとなる"主人公たちの変化"を描写するシーンではjan and naomiがメロウでシネマチックなサウンドを響かせ、主人公たちのこれまでのルームシェア生活をなぞっていくシーンは、Opus Innがミニマルなビートの上にノスタルジックなメロディを歌った。早朝の築地の街をふたりが駆けるシーンで流れるThe fin.の「Through The Deep」は、予告編でも使用されており印象的。トラックメイカー陣も非常に豪華なラインナップとなっており、世界的に活躍するSeiho、今作のためにコラボレーションが実現したMONJOEとHiroaki OBA、ビートメイカー TOSHIKI HAYASHI(%C)、そして本編中のアンビエント・サウンドを数多く手掛けたUtaeが参加している。そのほか、YONA YONA WEEKENDERS、Emerald、野井雄飛、Double Worksなどが作品の随所で印象的なスコアを響かせている。アーティストのSNSでは、使用楽曲の一部を本作の映像と共に楽しむことができるスペシャル・クリップも展開されているので要注目。
主題歌を担当したchelmicoからのコメントは以下の通り。
どのシーンで一時停止をしてもカッコいいっていうのがわたしの好きな映画を構成する要素の一つなんですけど、この映画もまさしくそういった映画でした。そして、ついついカッコいい映像に見惚れてしまうけど内容が本当に鮮明で。ただ綺麗ってだけじゃない。生き方がちゃんと現代にアップデートされているところに非常に感銘を受けました。私もこうしなきゃ、ああしなきゃって固定観念で動きそうになるけどそうじゃなくて、この2人のように目の前のことにひたむきに、日常を送っていけたらいいなと思いました。
おーい!小春!彩乃!あなたたち、本当に素敵よ〜!!
―― Rachel
とても特別な関係の2人の生活が変わっていく不安と、歩み寄っていく姿は妙にリアルで強さを感じました。春夏秋冬で景色が変わっていく映像が綺麗でずっと見ていたかったです。エンディングで自分の曲が流れて不思議な気持ちになりました。
―― Mamiko
▼映画情報
"Daughters"
9月18日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
脚本/監督:津田 肇
出演:三吉彩花 / 阿部純子 / 黒谷友香 / 大方斐紗子 / 鶴見辰吾 / 大塚寧々
企画:CHAMELEONS INC.
主題歌:chelmico「GREEN」
公式サイト:https://daughters.tokyo
公式Twitter:daughterscinema
©「Daughters」製作委員会
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