Japanese
リアクション ザ ブッタ
2023年11月号掲載
Member:佐々木 直人(Vo/Ba) 木田 健太郎(Gt/Cho) 大野 宏二朗(Dr)
Interviewer:藤坂 綾
テーマというほど大々的に掲げていたわけじゃないけど "今回は恋愛曲多めでいきたいよね"って話をして作った
-バンドの音楽性が確立されたタイミングはいつ頃だったんでしょうか。
佐々木:ロックに振り切ったミニ・アルバムが2015年の『Fantastic Chaos』で、それはドラムが抜けて木田とふたりで作ったものなんですけど、"ロックというジャンルが好きな人たちに届くものを作ろう"ということでできたもので。そこで転換、確立したというか、そういう時期ではあったと思います。ポップなものよりロックな曲調が多くなっていって、自分たちの意思をはっきり示したのは『Fantastic Chaos』のときだったんで。
-そこでロックに振り切ろうと思ったのは?
木田:『Fantastic Chaos』を出す前に、オーディション("RO69JACK 14/15")で優勝して"COUNTDOWN JAPAN 14/15"に出たんですよ。その優勝後のアルバムなんで、じゃあどうするかってなったとき、"またここに戻ってこられたらいいよね"って話をしていて。当時ロキノン系っていう括りというかジャンルがあって、そこのシーンに入っていきたいよねって、そういう気持ちがあったから、じゃあここで一度ロックに振り切ってやってみようっていうことでできたのが『Fantastic Chaos』なんです。
-なるほど。
佐々木:今よりあったんじゃないかな、"○○系"みたいな括りが。僕らの結成当時の2007~2008年頃くらいからユニゾンとか9mm(Parabellum Bullet)、(凛として)時雨とかがデビューし始めて、もうちょっと近い先輩で言うとブルエン(BLUE ENCOUNT)とかフォーリミ(04 Limited Sazabys)とか、そういうバンドを目の前で見ていたこともあって。
木田:学生のときに聴いていた音楽がロキノン系で、BUMP OF CHICKENとかRADWIMPSもそうだし、もともと好きでその血は入ってるから、1回そこを目指そうって作ったのが『Fantastic Chaos』です。
-そういう意味では、ニュー・デジタル・アルバム『酸いも甘いも、好きも嫌いも』はファンキーな曲もあれば王道の曲もあって、それこそジャンルを取っ払った1枚になったのではないでしょうか。
佐々木:今回は、これまでやったことのないことにトライした結果、ジャンル的には広がったアルバムになりました。ドラムが打ち込みのものもあるし、Harry StylesとかCharlie Puthとかの雰囲気でやってみたいとも思って、ベースも打ち込みなんでマイクだけで歌えるなとか。そういう興味のあることや面白そうなことをやってみたというところもあるので、より広がったかなと。
-この幅広さといい、ジャンルに固執しないのは自信の表れなのかなとも思いました。
木田:こういう新しいジャンルを自信を持って作れているというのは、宮田'レフティ'リョウさんとタッグを組んで作ったっていうのも大きいと思います。自分たちにはない知恵を持っていらっしゃるので、ハンドマイクの「Wet & Dry」もレフティさんと一緒に作ったから自信を持って作れたと思うし、そこは大きいですね。
大野:3人だと思いつかいないようなことも提案してくださるし、それに対して3人が面白そうってわくわくしたんです。だから自信を持って作れたのかもしれないです。
-興味のあることや面白そうなことをやってみたとおっしゃっていましたが、アルバムのテーマみたいなものはあったんですか?
木田:前回のデジタル・ミニ・アルバム(2022年リリースの『Scarlight』)がわりと応援ソングが中心で、それは決めてやっていたんですね。コロナ禍ということもあって、自分たちも苦しいなか頑張ってきたっていうこともあったからそういうアルバムにしたんですけど、今回のアルバムは恋愛曲が多くて、そこは意識して作りました。テーマというほど大々的に掲げていたわけじゃないんですけど、"今回は恋愛曲多めでいきたいよね"って話をして作ったアルバムです。
-恋愛曲を多めにしようと思ったのは?
佐々木:2017年リリースの「ドラマのあとで」が、去年TikTokで多くの人に聴いてもらうことになり、それをきっかけに結構環境が変わったんです。昔の恋愛の曲が今になって、しかも10代の子たちに聴いてもらえるなんて、自分の恋愛観や言葉がそんなに古くなってない証拠でもあるし、だったら今そういう恋愛の曲を書いたらどう響くのかなっていうのも気になるし、だから今回は恋愛曲多めでいこうということになりました。
-今はSNSやサブスクでいろんな出会い方ができるし、そうやって過去の曲と出会って、そこからバンドを知ってもらえるのは嬉しいことですよね。
佐々木:嬉しいですね。だって、高校生がツアーを観に来てくれるなんていつぶりだろう? って感じですもん。自分たちと同じ世代の方たちと、お互い一緒に歳を取りながらっていうイメージがあるんですけど、こないだライヴに大学生くらいのカップルが来てくれたり、物販に立っていたら話掛けてくれて、失恋してこの曲に出会ったっていう子がその日だけでふたりもいて、今までこんなことなかったよなって。そうやって若い子たちの生活にも馴染んでいてくれるんだって思うと、やっぱり嬉しいですよね。
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