Japanese
【Skream!×MUSE音楽院特別企画】 cinema staff特別講義
2014年05月号掲載
-これはクドウユキノさんからの質問です。いらっしゃいますか?
飯田:これは僕らの曲でってこと?
受講生:はい。
久野:ちなみに担当は?
受講生:ベースです。
飯田:お、じゃあ三島が。
三島:ベースはcinema staffは面白くないかもしれない(笑)。バンドでいったらどうなんかなぁ。正直昔の曲よりは今の曲をやってほしいですけど。「theme of us」とかいいんじゃない?
辻:あぁ、やってほしい。
三島:意外と不思議なことをギターがやってるバンドではあるんで、完全にやるってのは難しいかもしれないんですけど、自分らなりに好きにオリジナルでアレンジしてやってもらいたいなと常に思ってるんで。でもまぁやりやすいのは昔の曲です。「KARAKURI in the skywalkers」って曲とかはすごく簡単だし、やりやすいとは思います。けど慣れてきたら最近の曲だったり、1番難しいのは『cinema staff』って1st、インディーのフル・アルバムが1番スキル的には難しいんじゃないかなと思うんで。それのコピー動画をあげてくれたら僕が応援します(笑)。
飯田:見るね。ちゃんとYouTubeに上がってるやつ見たりするんで。

-他に何か気になった質問はありますか?
三島:東京都のササキアヤさん。"音楽が一瞬でも楽しくないなって思った瞬間はありますか?また、それをどのように乗り越えましたか?"これは思う瞬間はあります。まぁやっぱり僕らは着地点は同じところを向いているバンドだとは思うんですけど、瞬間瞬間で"なんで僕が言ってること伝わらないのかな"とか"それは僕が悪いのかな。どっちが悪いのかな"って考え出すと、"なんでやってんだろ?"って思う瞬間はありますけど、1回ライヴやったら僕は忘れますね。楽しいことの方が多いとは思うんで。あとやっぱり、僕らは職業的にそういう発散できる場があることは凄い幸せだなと思うんですね。ライヴのおかげで吹っ飛ぶっていうのは正直あります。だから僕は瞬間瞬間はたくさんありますけど全然大丈夫って感じですね。
飯田:そうですね、まぁ同じかな。高校の頃からやっているとまぁうまく流れで波に乗ってやってきたんだって、さっきの話からするとなるかもしれないんですけど、それぞれライヴとかいろいろあって、音楽だけじゃなくてそうかもしれないんですけど、本当に何か自分が納得できてない状況があるなかで、けっこう苦しかった時があるんですけど、自分が変わらないと何も変わらないなってバンドですごく感じてるんで。何か目標があったら動き出さないと本当に何も変わらないですね。これ何の質問だったっけ(笑)?
三島:一瞬でも苦しい時があったか、どうやってそれを乗り越えたか。
飯田:あぁ。だから普通にサラリーマンとかで働いてて仕事があって、それをこなすという言い方したら失礼かもしれないけど、これはやるべきものだって決まってるじゃないですか。レコーディングの時もそうだけどギターの音とか答えがあるものじゃないし、音楽がどこに向かっていくのかそれぞれが決めることだから、自分が意思持ってやらないといけないのがすごく難しくて、それで苦しい時はすごくありましたけど。やっぱ三島が言ったようにライヴで、日常を暮らしててあれほど緊張して興奮することってないんで、ライヴで発散する場所があるんで僕も大丈夫ですね。ライヴがそれを全部助けてくれますね。
辻:僕もそうですね、言ったとおりだけど。
飯田:俺が全員って言っちゃったから(笑)。まぁ同じだね。
辻:僕もね、楽しくないなって思う瞬間はいっぱいあるし、やっぱりお金をもらって、これを職業にしたいって思ったらいろんなことを考えないといけないんですよね。もうちょっと前だったら"そんなこと考えたくねぇよ"って思ってたことがいっぱいあって、でもやっぱCDをいっぱい売らなきゃお金入ってこないし、そのためにはいろんなこともしないといけないってすごい実感してるんで、だから発想の転換でそれをどう楽しく、やりたくないことをやるかっていうのを考えるように最近はなってきて。それは変わったなって思いますね。
久野:強くなりましたよね。
辻:それが乗り越えるきっかけというか、本当に発想の転換ですよね。ただやりたくない、じゃなくて、それをやるならどうせならこういう風にやったら面白いからこうしようかな、っていう。
三島:いやぁこれは真理だと思うわ。
飯田:メジャーになると特にね。
三島:ちょっと逸れるかもしれないけど、僕らはすごくスタッフに恵まれてると思ってて。例えば辻君が今自分のレーベルを立ち上げて、今週からMEMORY MAPって海外のアーティストを、辻君が個人で呼んでそれを日本ツアーさせたりとか。僕も別のバンドをバリバリじゃないけどやってたりするのも全部"面白いね!"って許してくれるし。こういう環境があるのもすごい幸せだと思うし。で、やっぱり瞬間瞬間としてはこれはちょっと乗り越えないといけないことだってのはあって、でもそれは僕らもプロとしてやってる以上それは絶対やらないといけないことだってやっぱりわかるし、例えばバンドとしてちょっとどうなの?って選択があったとして、でもそれを考え出した人はバンドにとって良かれと思ってやってるんですよ。それは100%良かれと思ってやってるから、そこの取捨選択というか、俺たちはどう思って、周りの人はどう思うかって今はすごく話し合えてるというかコンセンサスができて進んでると思っているので、それはすごく幸せだと思いますね。
飯田:メジャーのアーティストの中でも自分たちは特に自分たちの意思を通してるバンドだと思いますね。自分らで言うのもなんだけどそこがcinema staffのかっこよさかなって思うんで。
三島:まぁそういうやり方じゃなかったら僕たちはできないですね。そこはもしかしたら特殊かもしれないですけど、それでやれてるのはすごいありがたい話だなって思います。まぁライヴの現場のスタッフが少なすぎてちょっと困ってるところはあるよね(笑)。
飯田:フェスとか行ってスタッフが1人2人ぐらいなのって俺らぐらいしかいないよね(笑)。全部自分らで楽器も持って(笑)。
三島:"え!本当ですか!?"ってぐらい人が少ない(笑)。まぁでもそれも好きでやってることだし、誇りを持ってやってることですので苦ではないです。
久野:メジャーになって音楽が仕事になった時は、ずっと自分の中で趣味だったことなんで、それと仕事とのバランスが取れなくて楽しくなくなりかけたこともあるんですけど、今はそれをだいぶ乗り越えて、半分遊びって言ったらあれですけど、遊び心を忘れずにやれば楽しくて、そういうバランス感を自分の中で取りだせてからは乗り越えられました。
三島:まぁ音楽を職業にするってのはやっぱちょっと特殊だなってよく思うんですよね。例えば音楽を好きっていう人って、もちろん今日来られてるお客さんも好きで来られてると思うし、僕らも好きだと思うんですけど、僕は上には上がいるってアメ研、アメリカ民謡研究会ですごく思ったんですね。で、本当に心の底から音楽がないと生きていけない人って意外と音楽の仕事は嫌って人多いんですよね。やっぱりそれは例えば、メジャーに行ってこういうしんどいことがあってっていうのをあらかじめ避けたいから。自分が絶対に音楽を嫌いになりたくないからやらないと思うんです。そこらへんの取捨選択ってのは、まぁ今日音楽の仕事に就きたい人がどれだけいるかわからないんですけど、すごくよく考えるべきだなと思います。ちなみに僕も全然関係ないですけど、音楽大学に行こうと思ってた時期もあって。それはものすごく親に反対されて結局行かなかったんですけど、僕は正直自分が普通の大学に行って正解だったと思ってます。音楽以外のところで得られたものが音楽になってるっていうか、音楽に還元されて表現になってるってところも正直あるので。まぁちょっとずれましたけど音楽を仕事にしてたら100%好きなことだけでは絶対に無理ですね。その覚悟は持った上でやるべきかなとは思います。
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