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5/3-6開催"VIVA LA ROCK 2019"、最終出演アーティストにSuchmos、NICO、NCIS、ハロ、バニラズら17組決定。屋外フリー・エリア"VIVA LA GARDEN 2019"公式WEBサイトもオープン
2019.03.08 12:00
5月3日~6日の4日間、さいたまスーパーアリーナにて開催される、"VIVA LA ROCK 2019"の最終出演アーティストが発表された。
今回発表されたのは、以下の17組。
愛笑む
青木慶則
ENTH
go!go!vanillas
Saucy Dog
Suchmos
G-FREAK FACTORY
田島貴男(ORIGINAL LOVE)
Tempalay
Nothing's Carved In Stone
NICO Touches the Walls
パノラマパナマタウン
Halo at 四畳半
PUNPEE
PELICAN FANCLUB
マキシマム ザ ホルモン2号店 ※フランチャイズ店メンバー
眩暈SIREN
そして、個性豊かなフードやビア・ガーデン、日替わりで様々な催しが行われるビバラ唯一の屋外ステージのGARDEN STAGE、さらにふわふわや多くのワークショップが展開される大きなキッズ・エリアなどなど、チケットがない方々も自由に楽しめて遊べる屋外フリー・エリア"VIVA LA GARDEN"の公式WEBサイトもオープン。それに伴い、桜井食堂(Dragon Ashの桜井 誠プロデュース)や麺屋一悟(ACIDMANの浦山一悟プロデュース)、2018年に大盛況だった埼玉名物の牧場サイボクハムなどをはじめとしたフェス飯の第1弾16店舗が解禁された。
また、オフィシャル・グッズの第1弾事前通販の締切は3月10日まで。事前予約販売の期間内に申し込むと、ビバラの開催日より前にグッズを自宅に届けることができるので、当日は列を気にすることなく音楽や飲食を目一杯楽しむことができる。オフィシャル・グッズ第2弾の事前通販開始は3月22日から。新たなデザインのTシャツやビバラ名物のSVOLMEとのコラボ・グッズなどが追加されるので、こちらも要チェック。
さらに、3月14日のホワイトデーに開催される"VIVA LA ROCK"へ向けたカウントダウン・パーティー"KICK OFF VIVA!!! 【恵比寿LIQUIDROOM編】"も目前に迫っている。出演アーティストからのコメント動画も到着しているので、ぜひチェックしていただきたい。まだ肌寒さを残す3月の夜に、心も身体もあったかくなるホーム・パーティーのような時間を過ごしてはいかがだろうか。
開催まで2ヶ月を切った"VIVA LA ROCK 2019"。平成の最後と新年号を繋ぐゴールデンウィーク10連休を、埼玉を代表する大規模春フェスと共に存分に楽しんでいただきたい。
詳しくはオフィシャル・サイトをチェックしてみてほしい。
なおこの発表に寄せて、同イベントのプロデューサー 鹿野 淳からのコメントが到着している。
お待たせしました。今回、17組の出演アーティスト発表をもって、今年のVIVA LA ROCK全ラインナップを告知することができました。
今回は初めての4日間開催となり、アーティスト数も97組と大幅に増えました。これだけ多くのアーティストがこのフェスに参加してくれることを、まずは嬉しく思うと共に、迎え入れる責任を、4日間みんなに安全かつ快適に過ごしてもらうことで果たしたいと思っています。
すでに一般発売も始まっていますが、今年もたくさんの方々に来ていただけそうで、それが何よりもとても嬉しいです。今年のゴールデンウィークは異例の10連休となることを含め、何が起こるかわからないと思っていましたが、僕らはいつものビバラのあの空気、熱気、集中力をみんなと描き倒したいなあと願っています。変わらないことと変わることの両方がいつだって僕らの周りにはあって、それはみんなの生き方もそうだと思うのですが、このフェスも毎年毎年明確に変化を起こしているからこそ、変わらない部分をも大切にしたいのです。みんなが少しだけでも特別な気持ちを持ってビバラに臨んでくれて、それがライヴが始まった瞬間にアーティストにも伝わり、結果的に何らかの特別な音楽の時間とコミュニケーションが生まれるーー今年も「あの」空気、緊張感、感動をきっとみんなと共に描けるのだと思うと、6回目の開催になりますが、当たり前のことなんてひとつもないんだなと確信します。今年も、どうかよろしくお願いいたします。
このフェスはニューカマーやライヴハウスを根城にしているアーティストもたくさん出演します。言ってみれば、ライヴハウスからアリーナまで、幅広いエリアで活動しているアーティストが一堂に会する場所です。もちろん、普段からお目当のアーティストを見に来るのも楽しいですが、時代は転がります。この場所で、どうかあなたにとっての新しいスターやソウルとなるアーティストやバンドを見つけてください。その音、パフォーマンス、閃きや煌き、オーラやメッセージに何か核心を感じたなら、どうか3年間はじっくり観たり聴き込んだり、エールをおくったりしてください。きっとそのアーティストはこのビバラでも独自のストーリーを描きながらステージを駆け上がり、そのストーリーやアクションはシーンの風穴を開けることにも繋がることと思います。その光を見つけるのはあなたです。ここにはそういった、まだ完全に輝き切っていない光の種が、とても多く集まってくれます。どうかあなたが輝かせてください。それこそが本当の意味でのフェスの醍醐味だとビバラは信じ、今年もこのような97組に集まってもらいました。様々な場所にいる音楽やアーティストが集まるからこそ、ロックフェスは祝祭になるということを、今年もビバラはあなたと証明したいです。
3月の終わりか4月の頭には、タイムテーブルを発表することとなります。そのタイミングまであと少しだけお待ちください。
今年もビバラポップ!( https://vivalapop.jp/2019/ )を5月2日に開催、そして10連休は毎日、さいたまスーパーアリーナ前のけやきひろばにて、恒例の屋外フリーイベント「VIVA LA GARDEN」( https://vivalagarden.jp/2019/ )を開催します。さらに、浦和レッズとの本格的なコラボレーションが始まりました。あのヴィッセル神戸との試合に限定コラボレートシート『REDS ROCK!シート』を設けます。
VIVA LA ROCK 2019は、さらに「埼玉を翔んで」行こうと思います!
今年も一緒に遊んでください。もうすぐ、本当にあっという間に、その時はやってきます。
待ってますね。
―― 鹿野 淳
▼イベント情報
"VIVA LA ROCK 2019"
5月3日(金・祝)~6日(月・祝)さいたまスーパーアリーナ
開場 8:30 / 開演 9:40 / 本編終演予定 20:30
[出演アーティスト]
■5月3日
ACIDMAN / THE ORAL CIGARETTES / KEYTALK / go!go!vanillas [NEW] / Saucy Dog [NEW] / 崎山蒼志 / SUPER BEAVER / DJライブキッズあるある中の人 / Tempalay [NEW] / Nulbarich / ニトロデイ / ネクライトーキー / BURNOUT SYNDROMES / BIGMAMA / 藤井 風 / BRADIO / BLUE ENCOUNT / フレデリック / Base Ball Bear / PELICAN FANCLUB [NEW] / Bentham / ヤバイTシャツ屋さん / ユアネス / LAMP IN TERREN
■5月4日
青木慶則 [NEW] / 赤い公園 / ASIAN KUNG-FU GENERATION / OGRE YOU ASSHOLE / Awesome City Club / Official髭男dism / King Gnu / Creepy Nuts / ゲスの極み乙女。 / Ghost like girlfriend / Suchmos [NEW] / SKY-HI / スガ シカオ / 竹原ピストル / 田島貴男(ORIGINAL LOVE) [NEW] / THE CHARM PARK / CHAI / DJピエール中野 / TENDRE / TENDOUJI / never young beach / PUNPEE [NEW] / VIVA LA J-ROCK ANTHEMS【Ba:亀田誠治/Gt:加藤隆志(東京スカパラダイスオーケストラ)/Gt:津野米咲(赤い公園)/Dr:ピエール中野(凛として時雨)】 / FIVE NEW OLD / YAJICO GIRL
■5月5日
愛笑む [NEW] / 秋山黄色 / UVERworld / 大森靖子 / 折坂悠太(合奏) / KANA-BOON /クリープハイプ / SHISHAMO / 神聖かまってちゃん / ズーカラデル / w.o.d. / DJダイノジ / teto / the telephones / Nothing's Carved In Stone [NEW] / NICO Touches the Walls [NEW] / パノラマパナマタウン [NEW] / ハルカミライ / Hump Back / マカロニえんぴつ / マキシマム ザ ホルモン2号店 ※フランチャイズ店メンバー [NEW] / 眉村ちあき / UNISON SQUARE GARDEN / yonige
■5月6日
打首獄門同好会 / ENTH [NEW] / オメでたい頭でなにより / キュウソネコカミ / Getting Better:片平実 / G-FREAK FACTORY [NEW] / SiM / SHADOWS / 四星球 / SCOOBIE DO / 10-FEET / 東京スカパラダイスオーケストラ / TOTALFAT / Track's / Halo at 四畳半 [NEW] / 04 Limited Sazabys / FOMARE / HEY-SMITH / The BONEZ / 眩暈SIREN [NEW] / ヤングオオハラ / LUNKHEAD / リーガルリリー / ROTTENGRAFFTY
[チケット]
4日券 ¥31,000 / 2日券 ¥18,000 / 1日券 ¥10,000(税込)
※中学生以上チケット必要
※小学生以下は保護者同伴のもと、保護者おひとりにつきお子さま1名まで無料で入場可(小学生以下の方でも2人目からは有料になります)。入場時に身分証を確認させていただくことがありますので、当日、保護者の方はお子さまの保険証などをお持ちください。
■一般発売中
■公式サイト:https://vivalarock.jp
Twitter|Instagram|Facebook
"KICK OFF VIVA!!!【恵比寿LIQUIDROOM編】"
3月14日(木)恵比寿LIQUIDROOM
OPEN 18:30 / START 19:00
出演:Creepy Nuts / SKY-HI / THE CHARM PARK
[チケット]
¥4,000(税込)
■一般発売中
"VIVA LA ROCK EXTRA 「ビバラポップ!2019」"
5月2日(木・祝)さいたまスーパーアリーナ内CAVE STAGE
OPEN 13:00 / START 14:00
プレゼンター:大森靖子 / ピエール中野(凛として時雨)
出演アーティスト:Juice=Juice / sora tob sakana band set / ZOC /二丁目の魁カミングアウト/ 道重さゆみ / Maison book girl / ラストアイドル(LaLuce) and more
MC:西井万理那(ZOC) / ぱいぱいでか美 and more
[チケット]
¥4,000(税込)
※中学生以上チケット必要(小学生以下は保護者おひとりにつきお子様ひとりまで無料で入場可)
■一般発売:3月16日(土)10:00よりイープラスにて販売開始
■公式サイト:https://vivalapop.jp
■公式Twitter:@VIVALAPOPjp
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タイトルは、Animaとplotを組み合わせた造語で、"生命の構想図"という意味。この作品でHalo at 四畳半が問い掛けるのは、"「人を人たらしめるもの」は何か"という内省的なテーマだ。ロボットと人間の違い、身体の左に心臓があるか、夢や希望を抱けるか、いつか命が尽きるかどうか。時に寓話的な切り口を使いながら、あるいは独白のようなかたちをとりながら、それぞれに独立した全7曲は、まるで共鳴し合うように私たちに深い疑問を投げ掛けてくる。かつてないほどに様々な楽器とサウンド・アプローチを取り入れながら、辿り着くラスト・ナンバー「点描者たち」で導かれるハロなりの答え。そこまでに紡いできた6つの物語が、最後の1曲を美しく響かせるために存在していたかのように思わせる結末は、あまりにも感動的だ。(秦 理絵)
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[DISC 1]
作品全体のテーマに掲げた、人生の謎を追求したパーソナルな歌詞と歌としての魅力をたっぷりと味わえる全10曲。そのぶん、たしかにじっくりと聴かせる曲が多いものの、『TWISTER -EP-』、『OYSTER -EP-』の2枚を経て、ルーツに根ざしながら最新トレンドも見据えたアレンジ、アンサンブルはさらに自由になっているから、ブルージーでソウルフルなものから、ダンサブルでサイケデリックなものまで、バンド・サウンドという意味でも物足りなさはこれっぽっちもない。歌を際立たせるため音数を削ぎ落としたというバンド・サウンドからは、演奏している4人の姿が浮かび上がるようだ。しかも、10曲すべてが書き下ろしの新曲。まさにNICO Touches the Wallsの神髄が感じられる。
[DISC 2 (Bonus Disc)]
"NICO盤"の全10曲をアコースティックにアレンジした"ACO盤"。これまで彼らがリリースしてきたその他の"ACO盤"同様、アコースティック編成で焼き直した曲はひとつもない。むしろ遊び心、バンド・サウンドにとらわれない自由度という意味では、"ACO盤"に軍配が上がるか。UKロックっぽいダンス・ロックをアイリッシュ・フォーキーにアレンジした「MIDNIGHT BLACK HOLE?」、アーバンなバラードがボサノヴァに変わった「別腹?」。その2曲を例に挙げるだけでも"ACO盤"の面白さは伝わるはず。NICO Touches the Wallsのルーツ・ミュージックに対する愛着や造詣の深さを知ることができるところも、"ACO盤"の聴きどころだ。(山口 智男)
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[DISC1]
メジャー10周年EPの第2弾。楽曲の幅広さが聴きどころだった前作『OYSTER -EP-』同様、今回も曲ごとに趣向を凝らした全5曲が収録されている。が、ビッグ・ビート的な音像で現在のヒップホップ/R&Bを解釈したという「VIBRIO VULNIFICUS」、中盤スロー・ブギになる「SHOW」、パンク・ディスコな「FRITTER」など、全体の印象はファンク/R&B/ブルースのエッセンスを随所に感じさせながらバンドのグルーヴをガツンとアピールするロック色濃いものに。その中で異色と言えるのが歌謡GSサーフ・ロックなんて言いたい「来世で逢いましょう」。彼らの代表曲「N極とN極」の続編だという。そして、今回のカレキーズはラテンで迫る。
[DISC2(bonus disc)]
DISC1の全5曲のアコースティック・バージョンを収録したボーナス・ディスク。前作同様、単に楽器をアコースティックに持ち替えましたなんて安易なものになっていないところが、"音楽なんだから楽しんだ者勝ち"を掲げる彼らならでは。DISC1のラスト・ナンバーからのラテン・ファンクな「VIBRIO VULNIFICUS」に思わずニヤリ。太いグルーヴを際立たせた「SHOW」、パンク・ディスコが泥臭いブルース・セッションに変わった「FRITTER」。そして、フォーク・ロックにアレンジした「来世で逢いましょう」は2本のアコースティック・ギターが絡み合うソロも聴きどころだ。カレキーズによる「Kareki is burning!!」の、アッと驚くアレンジ。最後まで飽きさせない!(山口 智男)
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[DISC1]
新しいグルーヴを提示した20thシングル『マシ・マシ』からおよそ1年、NICOが待望のニューEPをリリース。今作には、持ち前の遊び心と音楽愛を思う存分に追求した大充実の5曲を収録。バダスなロックンロールからアダルト・オリエンテッドなバラードまで、曲の振り幅からは、この1年でバンドがさらに多くの引き出しを開けながら意欲的且つ実験的に曲作りに取り組んできたことが窺える。ピアノが転がるように鳴るファンキーなリード曲の「Funny Side Up!」は「マシ・マシ」同様、彼らのライヴの景色を変える新たな代表曲になること間違いなし。古村大介(Gt)、坂倉心悟(Ba)、対馬祥太郎(Dr)の3人が作ったインタールード的な「カレキーズのテーマ」も聴き逃せない。
[DISC2(bonus disc)]
DISC1に収録されている5曲すべてのアコースティック・バージョンを収録した、オマケという位置づけのボーナス・ディスク。しかし、ジプシー・ジャズ風の「Funny SideUp!」を始め、それぞれに原曲とは別曲と言ってもいいほど趣向を凝らしたアレンジは、オマケというにはあまりにも聴き応えがありすぎる力作となっており、そんなところからも彼ららしい遊び心と音楽愛を垣間見ることができる。フォーク・ロック調の「Ginger lily」にメンバー全員で加えたハーモニーも見事だ。全編通して、力を入れたコーラス・ワークも今回のEPの大きな聴きどころ。コーラスはこの1年でもっとも変化し成長した部分だと彼らは言っていたが、今後、大きな武器になることは間違いないだろう。(山口 智男)
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メンバー全員が革ジャンでキメた最新のアーティスト写真から20thシングルはロックンロールなのか!? と思いきや、TVアニメ"ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校"のエンディング・テーマに使われているライヴなら合唱必至の表題曲を始め、うねるようなグルーヴが感じられる1枚に。表題曲のみならず、ドラム・ソロからのインプロがあまりにも熱いブルージーなロック・ナンバーの「MOROHA IROHA」、UAの代表曲をとことんファンキーにアレンジした「太陽手に月は心の両手に」のカバー、ともに今一度ロック・バンドの原点に戻ったうえで、たくましい姿をアピール。THE DOOBIE BROTHERSやRED HOT CHILI PEPPERSを連想させるところも!?(山口 智男)
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新たなスタートと位置づける6thアルバム『勇気も愛もないなんて』からわずか2ヶ月でリリースするシングル。映画"ヒーローマニア-生活-"の主題歌に使われた表題曲は、キラキラと鳴るアルペジオとファンファーレのように鳴るサビのホーンが印象的なNICO流のネオアコ・ナンバー。「まっすぐなうた」「渦と渦」のような激しさこそないものの、懐かしさと切なさが入り混じるメロディからふつふつと熱が沸き上がるようなところもまた彼らの持ち味。沁みる。ファンキーな歌謡ロックの「BAD ROBOT」、美空ひばりの曲を大胆にアレンジした「お嬢さんとこいさん」。メンバーいわく、遊び心しかないというカップリングの2曲も聴きどころだ。特にメンバー全員で歌い、セリフもある後者はファンなら聴き逃せない出色の出来。 (山口 智男)
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アコースティック・アルバム『Howdy!! We are ACO Touches the Walls』を挟んで、前作『Shout to the Walls!』から3年振りのリリースとなる6作目のアルバム。前作以降にリリースしてきた6枚のシングルの表題曲がすべて入っているからって、わかったつもりで聴いたら、幾重にも重ねたコーラスにシンセ・サウンドを加えたオープニングの「フィロローグ」から面食らうことは必至。毎回、勇気と愛を振り絞りながら前に進んできたこの3年間の――順風満帆に見えて、決してなだらかではなかった道のりを、「天地ガエシ」を始め、シングルの表題曲で振り返りながら、前述の「フィロローグ」に加え、ポップなロックンロール、歌謡ブギウギ、アコースティック・バラード、と思っていた以上に多彩な新曲からさまざまな可能性が感じられるところがいい。(山口 智男)
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7月19日の東京国際フォーラム ホールA公演でライヴ初披露した新曲「渦と渦」をシングルとしてリリース。現在、放映中のTVアニメ"アルスラーン戦記"のオープニング・テーマだ。彼ららしいと迷わずに言えるストレートな ギター・ロック・サウンドが「まっすぐなうた」からさらにバンドが加速していることを印象づける。輝きの中に若干の不穏な空気を漂わせる演奏はもちろん、持ち前の反骨精神や不屈の闘志が表れた歌詞も彼ららしい。カップリングは光村龍哉(Vo/Gt)がついに30歳になる思いの丈をぶつけた「僕は30になるけれど」。スライド・ギターが唸るファンキーなロックンロール! そして、恒例のカバーでは、矢野顕子の「ラーメンたべたい」を大胆にアレンジ!! 彼らの遊び心が窺える。(山口 智男)
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昨年(2014年)、彼らが掲げた"リベンジ"というテーマはその後、"挑戦""攻めのモード"に変化。そして、ACO Touches the Wallsという大きな成果を生んだわけだけれど、『TOKYO Dreamer』から約10ヶ月ぶりとなるこのシングルでも"挑戦""攻めのモード"はまだ続いているようだ。「まっすぐなうた」というタイトル通りアップテンポの8ビートで突き進むロック・ナンバー。そこに込めたメッセージと抜き身のバンドの姿のかっこよさを、僕らリスナーもまっすぐに受け止めたい。歌謡サーフ・ロックなんて言ってみたい「いいこになっちゃいけないの」と名曲を大胆にアレンジした吉田美奈子の「夢で逢えたら」のカバー。バンドの遊び心をアピールするカップリングの2曲も聴き応えあり。(山口 智男)
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大成功を収めた先日の日本武道館公演でもコーナーを作っていたように、これまで意欲的に取り組んできたアコースティック・アレンジがひとつ実を結んだことを思わせるバンド初のアコースティック・アルバム。もちろん、アンプラグドで演奏しましたなんて単純な作品ではなく、それぞれに趣向を凝らしたリアレンジが加えられた代表曲の数々を楽しめるものになっている。カントリー調の「天地ガエシ」、R&B調の「夢1号」など、あえて自分たちの曲を、ある意味トラッドなスタイルに当てはめた曲からはルーツ・ミュージックに対する興味とともに定番のアレンジだからこそ際立つ曲本来の魅力が伝わってきて面白い。(山口 智男)
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NICO Touches the Wallsのハードでポップなギター・ロックは、常にすさまじい熱がたぎる。最新作『HUMANIA』は、その熱と90年代の邦楽を熟成させたサウンドへと変化した。新たな音楽シーンが次々と開拓されていく中、彼らは自らの根底に息づく黄金期を新たな解釈で形にしたのだ。NICO特有の若く泥臭い衝動は練り上げられ、自らの内面をストレートな言葉で掘り下げていく。サザンオールスターズらを敬愛する光村のヴォーカルも、彼らを自分と同化させ体内で組み替えることで、自由奔放さを獲得。明けすけになった現実の4人は、時に絶望し過去に恋焦がれる弱さを見せる。しかし、現実を踏みしめる力強さがあってこそ、脆さを見せることができるのだ。昨年の武道館公演を越えて、解放できた等身大の自分。新たな飛躍に向けての大いなる一歩だ。(山田 美央)
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否応なしに誰も経験したことのない環境に放り込まれたこの約2年、いや、その前から不変の姿勢で自分たちがやるべきことを探り、試し続けてきたなかで見つけた"答え"なのだろうか。過去を初めて振り返り、その音を最新型に更新したセルフ・カバー盤、配信/有観客ライヴを経ての待望のオリジナル・アルバムだ。オープニングの「Deeper,Deeper」のヘヴィで厚く歪みが効いた音像から、感じてきたものを下敷きに、今を新たな出発地点としてさらに先へ突き進む、強力な気骨が響く。颯爽としたロック・チューン「Beautiful Life」、ドラマチックに胸の奥から聴き手を鼓舞する「Walk」などサウンドの幅は広いが、そのどれもを"ここから共に行こう"という想いがストレートに貫いており、身体の芯を熱くさせる。(稲垣 遥)
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配信シングル「NEW HORIZON」、「Dream in the Dark」を含む2枚組全20曲収録の今作は、ナッシングス初のセルフ・カバー・ベスト盤。ライヴで磨き込まれ、強度を増したサウンドでリテイクされた最新のナッシングスがパッケージされた。トレンドに左右されず、ギター・オリエンテッドなロック・ミュージックが生み出すダイナミズムや高揚感、きらびやかで痺れるような甘美さをアップデートしてきた彼ら。「NEW HORIZON」などはその最たる形だ。曲の展開図としてはアンセミックなシンガロングやアイディアたっぷりのフレーズ、インプロ的な醍醐味もあるアンサンブルなど面白さは尽きない。そして何よりその音に触れたときに弾けるような衝撃を持つ。今作ではバンドの放つその衝撃を何度も味わえる。(吉羽 さおり)
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自主レーベルを立ち上げ、フル作としては第1弾になる10thアルバム。エンジニアやスタジオなど環境を変えて挑んだ今作は、曲作りにもメンバー4人で一丸となって励んだそう。"音楽で何を伝えるべきか"に焦点を絞った内容は、バンド・サウンドがグッと高まった印象だ。とはいえ、プレイヤーの持ち味は失われておらず、むしろ存在感が際立って聴こえてくるマジックも感じられる。大きな場所で映える楽曲を揃えた前作を経て、今回はリスナーとの距離感を縮めた作風が並ぶ。最新の音色に目を配りつつ、人肌の温かみが漂っているのもNCISらしい。また、シンプルな音像に比例して歌詞もかなり直球になっているのもポイント。僕たちが鳴らす音楽が誰かの希望や救済になればいい。その祈りにも似た歌詞が胸に突き刺さる。(荒金 良介)
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新レーベル"Silver Sun Records"を立ち上げた彼らから2曲入りニュー・シングルが到着。表題曲は新たな船出を祝うのに相応しい楽曲だ。イントロから数秒で"名曲"の予感が漂い、聴き進めるうちにそれを確信した。個性の強い名手揃いの演奏陣を背に、王道感のあるメロディを堂々と歌い上げる村松 拓(Vo/Gt)の存在感が際立っている。もっと言えば、口ずさみたくなるポップな歌メロが素晴らしいのだ。カップリング曲は5thアルバム『REVOLT』(2013年)に収録され、ライヴでも人気が高い「Bog」の再録。原曲から大きくアレンジを変更しているわけではないが、各楽器の音色はクリアになり、楽曲の明度と深度の両方が高まっている点も特筆すべき。聴き応えありまくりの2曲だ。(荒金 良介)
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1年2ヶ月ぶりとなる9thアルバムはメンバーも語っていたとおり、冒頭の1、2曲目から新しくも揺ぎないNCIS節を威風堂々と響かせるスケール感のある曲調。今年結成10周年に辿り着き、何をやっても自分色に染め上げる手腕に驚くばかり。ベースが牽引するリズミックな「Directions We Know」における村松 拓(Vo/Gt)の歌声は新鮮だし、生形真一(Gt)の中毒性の高いギター・フレーズが印象的な「Stories」も実にユニーク。とはいえ、ものすごく突飛なことをしているというより、バンドが心底楽しんでプレイしている様が伝わってくるのがNCISの面白さ。そして、ラストを締めくくるアコギ弾き語り調の「青の雫」も感動的で、懐の深い音色に心を奪われる。作品トータルの流れも味わいたい傑作だ。(荒金 良介)
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今年発売したシングル『In Future』、『Adventures』の表題曲を含む8thアルバム。表題はメンバー4人の個性、バンドとしてのオリジナリティという意味で、もはや絶対的に揺るぎない色を提示できるという自信の表れだろう。シンセを大々的に取り入れたキャッチーな「Our Morn」はEDM風のアレンジもあり、ライヴで盛り上がりそうな楽曲だ。ほかにもアコギを効果的に用いた「華やぐ街に向かう君」は村松 拓(Vo/Gt)の男臭くも哀愁漂う歌声に引き込まれてしまう。「Honor is Gone」はまさかのSTATIC XやWHITE ZOMBIEが脳裏をよぎるNothing's Carved In Stone流ラウドロックで、こう来たか! と驚きを禁じ得ない。多彩なアイディアや新たな挑戦心を盛り込み、どの曲も威風堂々たる佇まいに満ちた素晴らしさ。(荒金 良介)
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カップリングももちろん必聴ではあるが、このテキストでは、キーボーディストのヒイズミマサユ機がゲスト参加している表題曲に注目したい。変拍子や転調を用いた緊迫感のある曲構成や、その緻密さを崩すことなくダイナミック且つタフなサウンドで以って鳴らしていくことを得意としてきたNothing's Carved In Stoneだが、Track.1「Adventures」は日本語詞のミディアム・バラード。このバンドには珍しい種類の曲ではあるが、そのおかげで普段は隠れがちだった繊細な歌心を垣間見ることができる。バンドを未来へ駆り立てるプリミティヴな欲求を歌った曲だからこそ、こうして飾らず伝えることを選んだのだろうか。いずれにせよ、紛れもなく名曲だ。(蜂須賀 ちなみ)
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"Strangers In Heaven Tour"のステージでリリースが発表されたニュー・シングル。シングルとしては6thアルバム『Strangers In Heaven』を挟んで約2年ぶりのリリースである。冒頭の唸るシンセ・ベースとアコースティック・ギターによるトリッキーなフレーズがこれまで以上にプログレッシヴな魅力をアピールする表題曲と、それに比べれば、まだストレートと言えるカップリングの「GOD HAND GAME」。ともにバンドが歌を支えるのではなく、4人が主張しあい、ぶつかりながらそれでもヒロイック且つアンセミックな歌として成立しているという意味ではまさに彼ららしい、唯一無二のスリルを味わうことができる。初回生産限定盤のみ前述したツアーのファイナル公演からライヴ音源3曲が加えられている。(山口 智男)
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早くも6枚目のオリジナル・アルバムをリリースするというこの表現欲。無から何かが湧き上がってくるようなプリミティヴかつスペイシーなオーヴァーチャーがこのアルバムを象徴しているようだ。なんともエモいメロと光の束が押し寄せるようなシングル曲「ツバメクリムゾン」に劣らぬ「Shimmer Song」。シーケンス的だがすべて人力で表現する「Crying Skull」はコピーしたいキッズ続出だろうし、UKインディーっぽいグラマラスなリフでありつつ、サウンドスケープはインダストリアルな「What's My Satisfaction」、最強のファンク/ダンス・チューン「Idols」、トライヴァルなのかすら不明な変則的なビートとドラムサウンドがユニークな「Brotherhood」など、どこを切っても意表を突かれる体験的な1枚。(石角 友香)
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なんてエモーショナルな音楽だろう......。スター級プレイヤーが揃ったこの4人ならではの驚くべき超絶テクニックもさることながら、村松拓の力強いヴォーカルの存在感がこのバンドの強みでもあると思う。そして、今回は日本語詞の楽曲も収録され、村松の低く安定感のある声は日本語との相性も良く、ヴォーカルそのものの良質さが更に際立っている。互いの個性をうまく昇華した大胆不敵な音の重なりは、まさに奇想天外。メインで活動しているバンドをそれぞれ持つ4人だが、NCISの活動は課外活動でなんか決してない。バンド名の意味が表すように、常に挑戦を止めず、自分自身の枠に囚われることなく新たな音を探し求める現在進行形の姿勢を断固支持する。これぞジャパニーズ・オルタナティヴ・ロックの最前線!(花塚 寿美礼)
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ストレイテナーの日向秀和、ELLEGARDENの生形真一が中心となって結成されたNothing's Carved In Stoneのセカンド・アルバムが6月9日(ロックの日)にリリースされる。まず、この2人が同じバンドで音を鳴らしている、それだけでも奇跡だろう。昨年末から行われたツアーのチケットもたちまち即完売の大盛況ぶりで、そのエネルギッシュなライヴには定評がある彼ら。7月からは全国ツアーが始まり、そのパフォーマンスにも期待したいところ。今作では各楽器が絶妙に調和しつつも、メンバーそれぞれの個性豊かなカラーが気持ち良く現れていて、重厚なサウンドのなかに卓越したテクニックが惜しげもなく発揮されている。確実に"音で魅せる"ことが出来る数少ないバンドのひとつでしょう!(花塚 寿美礼)
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NHKサッカー・テーマ曲「VOLT-AGE」の図太いファンク/ロックに90年代マンチェやあの時代のタフなハイブリッド感を想起し、Suchmosの戦い方の自由度に大いに勇気づけられた。さらに本作はTHE BEATLESから初期UKパンク、時にBob Marleyに至るレベル・ミュージックのメンタリティを軸に持つYONCE(Vo)と、ジャズ、ファンク、ロックのエレメントを高いスキルで各々アレンジして演奏できるメンバーの本領が全曲主役級の楽曲で証明された印象だ。普遍性と現代性を突き詰めたソングライティングが今作では特に際立つ。AORとレゲエ、新世代ジャズを取り合うような「FRUITS」、愛しさが溢れるラヴ・ソング「FUNNY GOLD」、孤独感に背筋が伸びる「ONE DAY IN AVENUE」など、リアル且つドラマチック。(石角 友香)
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2015年7月リリースの『THE BAY』以来1年6ヶ月ぶりにリリースされるフル・アルバムには、その間にリリースされたEP盤収録曲の他、新曲もパッケージ。シティ・ポップ隆盛の流れから台頭したバンドのひとつではあるが、このバンドはもうその遥か先を見ている。そういうことがよく伝わってくる作品だ。特に、Track.1「A.G.I.T.」の冒頭は、渋いギターの旋律とともに悠々と伸びるヴォーカルを聴いただけで、アリーナ級の広いステージの上でスポットライトを浴びるYONCE(Vo)の姿が目に浮かぶほど。バンドとして小さく留まるつもりはないことを常々公言してきた彼らだが、より自由になったサウンドに、いよいよその意志が鮮やかに反映されてきたところだ。(蜂須賀 ちなみ)
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湘南界隈のストリート文化を纏いながら、アシッド・ジャズ、ヒップホップ、シティ・ポップなどを折衷したサウンドで登場した彼ら。"FUJI ROCK FESTIVAL '16"のWHITE STAGE出演決定、リーバイス®とのコラボなど最近の動きはまるで"今ここが日本のロックの一番熱い場所だ"と宣言するような快進撃だ。その勢いは本作3rd EPでも強く感じる。「MINT」は、有機的な音作りでファンクに振られたグルーヴとYONCE(Vo)の色気に磨きがかかった声も相まって、初期からの重要曲「Life Easy」の空気感を引き継ぎつつビルドアップさせたメロウネスが光る。スタジアム級の会場も見据えた仕上がりだ。「DUMBO」では"アマチュアもプロも変わんないね"と自信を携えたキラー・フレーズも飛び出し、全体を通して一段ステージが上がったことを確信させる。(峯 大貴)
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初のフル・アルバム『THE BAY』が話題を呼んだSuchmosが約半年ぶりにEPをリリース。タイトルの"LOVE&VICE"を曲名に冠したいわゆる表題曲がないことからも、EP1枚でひとつの流れとして聴いて欲しいというメッセージが読み取れるが、全4曲に共通するテーマは大きく言うと"愛"。とはいえ、彼らにかかればスウィートなラヴ・ソング集に収まることはなく、むしろそこに絡まる欲望と毒がメインだ。それこそ『THE BAY』を聴いたときから感じていたが、洗練されたサウンドの下に隠れた本性がやはり気になる。ポーカーフェイスのようでいて様々な感情が複雑に絡みついているような、計算高さと泥臭さとが危ういバランスで共存しているようなこの感じに、何だか引き寄せられてしまうのだ。(蜂須賀 ちなみ)
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2018年末に交通事故に遭った長谷川プリティ敬祐(Ba)復帰後初となる待望の新作。表題曲は、希望に満ちた"4人で再び音を奏でる、歓びの人間讃歌"となっており、光を信じて困難を乗り越えたメンバーの強い絆、支えてくれた人々への感謝の気持ち、多大なる愛に溢れている。"音楽って楽しい"、そんな想いが凝縮されたようなキラキラと眩しいサウンドは、聴き手を笑顔に、ハッピーにしてくれるはず。そして、そんな新曲を今届けたいと考えるところにもバニラズらしさを感じる。改めて"おかえりなさい"だ。また、カップリングのサウナ・ダンス・チューン(!?)「TTNoW」、柳沢進太郎(Gt)が手掛け、ヴォーカルも担当した「ノットアローン」、「おはようカルチャー」のライヴ音源(完全限定生産盤のみ)も必聴。(三木 あゆみ)
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まず「No.999」のハチャメチャっぷりに大笑いした。いったい1曲中に何ヶ国へ行くつもりなのだとツッコみたくなるほど目まぐるしい展開に、止まらないバンド・サウンド、皮肉を交えつつ感性を殺すなと訴える歌詞。C~Dメロがかなりクレイジーだけどそれも含めていい。ピカピカのおもちゃを手にしてはしゃぎながら遊ぶバンドの姿に、バニラズを初めて好きになったあのころと同じような気持ちになった。最高だ。カップリングの「触れたら」は柳沢進太郎(Gt)が書いた曲を牧 達弥(Vo/Gt)が歌うというバンド初の試みで、新たなアンセムが生まれたような手応え。観客の声をはじめとした会場の空気をそのままパッケージングしたライヴ音源も、聴いているだけでテンションが上がる。(蜂須賀 ちなみ)
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「SUMMER BREEZE」はタイトルが想起させるとおり爽快さ抜群。これまでは洋楽あるいはフォークからの影響が反映された曲が多かったが、コード進行や転調の仕方などにそことは異なる要素が見受けられる。「スタンドバイミー」はゆるやかなシャッフル・ビートが心地よい1曲。好奇心のまま様々なジャンルを吸収してきたこのバンドは、全体的に音を重ねまくる傾向にあったが、この曲では引き算のアンサンブルが冴えわたっている。新しい風の吹く新曲が2曲できたから両方リードにしよう、という流れはかなり健全だし、両曲ともライヴですでに力を発揮しているというのだから頼もしい。柳沢進太郎(Gt)が作詞作曲&ヴォーカルのカップリング「Penetration」も必聴だ。(蜂須賀 ちなみ)
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桜、そして恋愛というJ-POPのクリシェを調理したTrack.2「サクラサク」、ブラス・サウンドを取り入れたTrack.3「FUZZ LOVE」、柳沢進太郎(Gt)作詞作曲のTrack.9「ストレンジャー」と、かつてなく個性豊かだが、このバンドにしか鳴らせない13曲を収録した充実の3rdアルバム。これまでは好奇心&探究心旺盛であるバンド自身の奔放な性格をうまく乗りこなせていない感じがあったが、先発シングル3枚でバンドの地盤を固められたこと、さらにライヴを通して"音楽の自由を謳歌してこそバニラズである"という点を確かめたことなど、この1年での経験が自信と誇りをもたらしたようだ。もともとこういうことをやりたかった人なんだろうなぁ、というのがいよいよ見えてきた印象。そのまま突き進め!(蜂須賀 ちなみ)
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2017年第2弾シングル。表題曲「平成ペイン」はタイトルどおり平成生まれならではの視点で綴られた歌詞が特徴的で、牧 達弥(Vo/Gt)による比喩や皮肉の表現も冴えわたる。基本的にこのバンドらしい軽快な曲調だが、何かをなぎ倒さんとする勢いあるイントロや終盤に待つ不意の転調など熱量がグッと高まるポイントがいくつも用意されていて、聴いているとつい拳を握り締めてしまう。前作『おはようカルチャー』からの、先陣切って聴き手を引っ張るモードは継続。音楽に懸ける愛情だけではなく、バンドとしての誇りと矜持まで表れるようになってきたその音が、今年のバニラズはひと味違うと知らせてくれているようだ。そしてカップリングには、恒例のカバー曲ほか、幻のあの曲も収録!(蜂須賀 ちなみ)
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リード曲「スーパーワーカー」も良いがそれだけで判断するべからず、というほど多彩な曲が並ぶ。それでも、がむしゃらにあれこれやっているように聴こえないのは、どの曲もバンドの個性である昭和フォーク直系のメロディ・ラインやブリティッシュ・ビートなどを忘れていないからだろう。自らの武器を握りしめながらも固定のジャンルから大いにはみ出す曲たちを聴いて、自由を求めて冒険を絶やさない彼らの音楽が全方位的に濃度を増したのだと確信した。また歌詞に関しても、バンドやロックンロールへの希望と理想を描く視点も残しつつ、喧騒の中で戦うように生活する人々の背中を押すものへ変化した印象がある。奔放な本作を引っ提げてのツアーも始まるが、その先のさらなる進化にも期待したい。(蜂須賀 ちなみ)
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いわゆる若手バンドと歳が近いため、勝手ながら彼らを"次世代を担うか"よりも"「これがうちらの世代だ」と胸張りたくなるかどうか"で見てしまう筆者だが、go!go!vanillasのことは心から信頼している。跳ねるリズム、センチメンタルなメロディ・ライン、シニカルな視点もあくまでサラッと描く歌詞のセンス――もともとバンドが持っていたそれらを高純度でレベル・アップさせたメジャー・デビュー・アルバム。クローンのように均一化された昨今の"踊れるロック"に疑念を抱いている人にこそ、若手バンドだからと決めつける前に聴いてほしい。多少歪でもどこまでも自由に転がり続ける音楽は、人間の感情もロックンロールの根っこも、"喜怒哀楽"のうちの"楽"がすべてではないと物語っている。(蜂須賀 ちなみ)
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どこか懐かしく温かい、そして最高にポップなロックンロールを鳴らすgo!go!vanillasがTOWER RECORDS限定でリリースするニュー・シングル『エマ』。"1・2・3"と威勢良く始まる冒頭の表題曲から軽快なビート全開で聴く者をいとも簡単に踊らせたかと思えば、昔懐かしいサウンドと歌うようなギターが印象的な「となりの町のお嬢さん」で甘酸っぱい恋心を歌い、切なくも甘いメロディと牧達弥(Vo/Gt)のソフトな歌声が絶妙にマッチしたミディアム・ナンバー「ルーシア」でソウルフルに今作を締めくくる。決して完璧な演奏ではないかもしれない。しかし、真っ直ぐ前を向いて鳴らされる彼らの音楽は未完成な私たちとリンクし、身近に感じさせる。そして、それ故に人間味溢れるものとなり聴き終えたあとにホッとさせてくれるのであろう。(小滝 詩織)
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曲のタイトルを歌詞に歌いこんだTHE BEATLES他、60年代のブリティッシュ・ビートからの影響は明らかだろう。しかし、様式美の追求が歓迎されることがままあるロックンロールの世界において、自分たちらしい表現にこだわりながらそれを飄々とやっているようなところが頼もしい。その意味では、キャロルやルースターズといった日本語のロックンロール・バンドの系譜を現代風にアップデートしたバンドという印象もある。THE BAWDIESを見出したレーベルがデビューさせた大分出身の4人組、go!go!vanillasの1stアルバム。演奏、それを生々しさとともにとらえた音像にしてもまだまだ荒削りながら、詩情や歌心を感じさせるソングライティングはすでに個性的。僕はそこに大いにシビれた。(山口 智男)
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