Japanese
Nothing's Carved In Stone
Skream! マガジン 2017年05月号掲載
2017.03.18 @Zepp Tokyo
Writer 荒金 良介
"今回は迷いがないというか。4人が振り切ってる"と、8thアルバム『Existence』取材時に村松 拓(Vo/Gt)は言っていた。その言葉を聞いただけで、Nothing's Carved In Stoneの現状はとてもいいんだなと感じたし、今回のツアーはそれを証明する内容だった。
最新作のリリースに伴う"Existence Tour"Zepp Tokyo 2デイズの2日目を観てきた。場内は観客でビッシリと埋め尽くされ、開演を今か今かと待ち望んでいる。18時を少し回ると、SEが流れ、ステージ背面には青と白のライトが煌々と光るなか、村松、生形真一(Gt)、日向秀和(Ba)、大喜多崇規(Dr)の4人がステージに登場。「Like a Shooting Star」で勢いよくスタートを切ると、ゴリゴリのひなっち(日向)のベース、切れ味鋭い生形のギターが飛び出し、観客のテンションは早くもマックスに。オニィ(大喜多)の激しいドラムを皮切りに「YOUTH City」に入ると、村松はエモーショナルな歌声を会場の四隅まで染み渡らせる。メンバー4人がフォワードでありながら、お互いの表情や動きを読み取り、豪快に突き進んでいくバンド・アンサンブルが心地いい。「November 15th」を挟んで、「Honor is Gone」をここでプレイ。インダストリアル・メタル風味のギターが特徴的で、最新作の中でも毛色の違うナンバーだ。個人的にライヴで聴くことを楽しみにしていた1曲でもあり、ヘヴィでダークな楽曲カラーはライヴでも格段に映えていた。また、村松が歌えばNothing's Carved In Stoneになることを改めて思い知らされる曲調だ。
「Rendaman」を経て、ポップ且つキャッチーな輝きを放つ「Our Morn」においては観客もジャンプしてノる姿をたくさん見かけた。それから村松がアコースティック・ギターに持ち替えると、「華やぐ街に向かう君」に移行。もともと弾き語り用に作っていた曲のようだが、バンド編成でもまったく違和感がない。
"踊りませんか?"と声を掛け、「Brotherhood」で会場の一体感を高めたのち、中盤にはスペシャル・ゲストにヒイズミマサユ機(Key)を迎え、「Diachronic」、「(as if it's) A Warning」の2曲を披露。Nothing's Carved In Stoneの楽曲を時にゴージャスに、時にスリリングに色づけする鍵盤の音色にうっとり聴き入ってしまった。
後半に入ると、村松はハンドマイクでステージを動き回るパフォーマンスも増え、時折ステップを踏んで踊る場面もあった。ステージ中央で楽器を持ち、マイクスタンドの前に立つフロントマンの姿も魅力的だ。ただ、村松がアクティヴにパフォーマンスすることで、会場の温度はさらに上がる印象も受けた。彼には人を惹きつける独特なオーラがあり、それがよりいっそう外へ解放され、観客にも伝わっているようだった。"最高のたまんない夜にしようぜ!"と呼び掛け、「Sing」では曲名どおりに"ウォーウォー"の大合唱を巻き起こし、右肩上がりに熱気は上昇! ダンス・フロアのごとき賑わいを見せる「Out of Control」、生形のギターが吠えまくる「Spirit Inspiration」、アンセム感のある「Overflowing」と畳み掛け、本編ラストは雄大な「BLUE SHADOW」で堂々と締めくくった。
アンコールでメンバー4人のお喋りタイムもあり、くだけた表情も垣間見せ、"「Adventures」ができたときに、ピアノ・アレンジどう? って、ひなっちが言ったんだよね。レコーディングもすごかった!"と村松が言うと、再びここでヒイズミマサユ機を迎え、「Adventures」をプレイし、大いに盛り上がった。そして、昨年に続き2年連続で日比谷野外大音楽堂にてワンマン公演を行うことも発表! ますますNothing's Carved In Stoneから目が離せない。
[Setlist]
1. Like a Shooting Star
2. YOUTH City
3. November 15th
4. Honor is Gone
5. Rendaman
6. Our Morn
7. 華やぐ街に向かう君
8. 村雨の中で
9. Brotherhood
10. Diachronic
11. (as if it's) A Warning
12. Prisoner Music
13. Milestone
14. In Future
15. Sing
16. Good-bye
17. Out of Control
18. Spirit Inspiration
19. Overflowing
20. BLUE SHADOW
en1. Assassin
en2. Adventures
en3. Isolation
- 1
LIVE INFO
- 2025.08.02
-
Saucy Dog
マオ(シド)
四星球 / フラワーカンパニーズ / Hump Back / 眉村ちあき ほか
なきごと
FIVE NEW OLD
BLUE ENCOUNT
TENDOUJI
KING BROTHERS
カミナリグモ
"Live House Pangea presents「新世界FESTIVAL2025」"
あれくん
藤沢アユミ
reGretGirl
Nothing's Carved In Stone
ぜんぶ君のせいだ。
岸田 繁(くるり) / 向井秀徳アコースティック&エレクトリック / 折坂悠太
古墳シスターズ
PENGUIN RESEARCH
忘れらんねえよ
シナリオアート
SCOOBIE DO
eastern youth
"NEW HORIZON FEST"
ExWHYZ
BRADIO
映秀。
- 2025.08.03
-
Saucy Dog
なきごと
四星球 × G-FREAK FACTORY
マオ(シド)
ビレッジマンズストア
PK shampoo
フラワーカンパニーズ
BLUE ENCOUNT
Nothing's Carved In Stone
FIVE NEW OLD
reGretGirl
さめざめ
カミナリグモ
あれくん
PompadollS
忘れらんねえよ
SCOOBIE DO
"NEW HORIZON FEST"
古墳シスターズ
Lucky Kilimanjaro
め組
コレサワ
有村竜太朗
- 2025.08.05
-
Hump Back
BLUE ENCOUNT
YOASOBI
- 2025.08.06
-
bokula.
KALMA
SHE'S / トンボコープ / Fish and Lips
Hump Back
BLUE ENCOUNT
YOASOBI
22/7
Conton Candy / Laughing Hick / なきごと / the paddles ほか
フィロソフィーのダンス
Hello Hello
Dannie May / yutori / muque / CLAN QUEEN ほか
キュウソネコカミ
- 2025.08.07
-
羊文学 × Omoinotake × マルシィ
bokula.
ザ・クロマニヨンズ × 斉藤和義
坂本慎太郎
忘れらんねえよ
MAPA
モリヤマリョウタ(Dear Chambers)
22/7
Mirror,Mirror
"閃光ライオット2025"
キュウソネコカミ
フラワーカンパニーズ × NakamuraEmi
Panorama Panama Town
- 2025.08.08
-
THE YELLOW MONKEY
ビレッジマンズストア
そこに鳴る
MAPA
KALMA
忘れらんねえよ
BLUE ENCOUNT
reGretGirl
YOASOBI
22/7
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
女王蜂
Nothing's Carved In Stone
終活クラブ
Bye-Bye-Handの方程式
JYOCHO
LOCAL CONNECT
Panorama Panama Town
- 2025.08.09
-
KING BROTHERS
eastern youth
フラワーカンパニーズ ※振替公演
鶴 / 水中スピカ / ターコイズ / some you bit
セックスマシーン!!
Bye-Bye-Handの方程式
片平里菜
HY
Faulieu.
9mm Parabellum Bullet [Expand Session] / フレデリック / TenTwenty / BIGMAMA ほか
ハク。
古墳シスターズ
マオ(シド)
Lucky Kilimanjaro
reGretGirl
YOASOBI
22/7
GANG PARADE
anew
パピプペポは難しい
CROWN HEAD
カミナリグモ
LOCAL CONNECT
GIFTMEN
超☆社会的サンダル
豆柴の大群
"LuckyFes'25"
"UKFC on the Road 2025"
- 2025.08.10
-
KING BROTHERS
MAPA
ビレッジマンズストア
PK shampoo
フラワーカンパニーズ ※振替公演
eastern youth
セックスマシーン!!
cinema staff
JunIzawa / PARKGOLF
小林私
ExWHYZ × ASP
PIGGS
それでも世界が続くなら
あれくん
"LuckyFes'25"
"UKFC on the Road 2025"
sumika / 緑黄色社会 / マカロニえんぴつ / マキシマム ザ ホルモン ほか
- 2025.08.11
-
KING BROTHERS
ビレッジマンズストア
なきごと
セックスマシーン!!
PK shampoo
HY
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
Hakubi
KALMA
reGretGirl
PEDRO
レイラ
"LuckyFes'25"
shallm
Creepy Nuts
UVERworld / 羊文学 / WANIMA / アイナ・ジ・エンド ほか
- 2025.08.12
-
松永天馬(アーバンギャルド)
とまとくらぶ
プルスタンス
Creepy Nuts
- 2025.08.15
-
とまとくらぶ
"RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZO"
フレンズ
PK shampoo
YJC LAB.
千也茶丸×松本 大(Enfants)
CHASE ATLANTIC
ASP
"SONICMANIA"
RELEASE INFO
- 2025.08.02
- 2025.08.06
- 2025.08.07
- 2025.08.08
- 2025.08.11
- 2025.08.13
- 2025.08.15
- 2025.08.20
- 2025.08.22
- 2025.08.27
- 2025.08.29
- 2025.09.03
- 2025.09.05
- 2025.09.10
- 2025.09.12
- 2025.09.17
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Organic Call
Skream! 2025年07月号