Japanese
SAKANAMON
2024年03月号掲載
Member:藤森 元生(Vo/Gt)
Interviewer:蜂須賀 ちなみ
-"ぼっち・ざ・ろっく!"の結束バンドに「光の中へ」という楽曲を提供していましたけど、おそらくそれもギター・ロック文化の文脈ありきのオファーだったと思いますし。
"ぼっち・ざ・ろっく!"は普通にアニメ観てたら本当に急に転がり込んできた話だったので、"うわぁ!"って思って。
-アニメに対してはどう思いましたか? バンドを始めたばかりの高校生の物語なので、自分がバンドを始めたばかりの頃を思い出すこともあったんでしょうか?
楽器弾いて合わせてみたら楽しかった感じとか、たしかに思い出しましたけど......僕の思い出はもっと汚かったので(笑)。でも、やっぱりシンパシーは感じましたね。捻くれ者な自分と主人公のぼっちちゃん(後藤ひとり)のイメージがすごくリンクして、"仲間だ!"と思って。だから曲はザッと書けました。しかも結束バンドはギター・ロック・バンドなので、我々の集大成をぶち込んでお渡ししましたね。あと、"バンドで合わせるのが楽しくなる曲にしよう"という意識もあったかもしれない。
-アニメがきっかけでコピーする人もいるかもしれないですしね。
それにしては難しすぎますけどね(笑)。
-"俺のことを作曲家/作詞家としてもっと評価してほしい"という気持ちはありますか?
どうだろう? でもまぁ、たしかに褒めてほしいです。"関ジャム(完全燃SHOW)"とかでみんなで追求してほしい(笑)。僕の歌詞とかメロディに対して"ここがすごいんですよ!"ってやってくれたら嬉しいな......と勝手に思いながらいつも観てます。
-いいですね。この記事にもちゃんと書いておきます。
いやいや、超恥ずかしいからやめてください(笑)。
-さて、2022年11月から2023年11月までを結成15周年のアニバーサリー・イヤーとして活動していたSAKANAMONですが、このたびアニバーサリー明けの最初の作品として、EP『liverally.ep』がリリースされました。"ライブ"をテーマに、リハから帰宅までのストーリーを綴った1枚ですが、このコンセプトはどこから?
15周年のツアー[SAKANAMON 15thANNIVERSARY LIVE TOUR "真向"]のときに、"ライヴ好きだな、楽しいな"、"僕らってつくづくライヴ・バンドだな"と思ったんですよ。ライヴはもともと好きでしたけど、大人になって心に余裕ができてから、よりちゃんと楽しめるようになったというか。それもあって"ライブ"というテーマが自分から出てきたというのがまずひとつ。あと、『HAKKOH』を出す前から"もっとシンプルなバンド・サウンドで、原点回帰的なアルバムを作りたい"という気持ちがすでにあったので、それが繰り越しになって今実現したって感じですね。
-『HAKKOH』には初のストリングス入り編成でレコーディングした曲もありましたからね。その反動ということでしょうか?
そうですね。いつも五角形のバランスが崩れないようにしてるんですよ。真面目、おちゃらけ、バラード......みたいな五角形が自分の中にあって、"ここ飛び出してきたな"、"ここちょっとへこんでるな"と思ったらバランスを取るようにしてるというか。ギター・ロックばっかりやってたらやっぱり僕は飽きちゃうので、"じゃあ変なことしよう"って言いながら、ちょっと変な打ち込みの曲をガンガン作っていったりとか、そういうことを常にしていて。で、今は昔からのシンプルなギター・ロック枠がちょっと薄くなってきてる気がするんですよね。
-なるほど。ちなみに10周年のときは、アニバーサリー関連の活動が終わったあとに悩んじゃった時期もあったそうですが、15周年を終えた今はいかがですか?
10周年のときは燃え尽きちゃって"あれ? 今までどうやってたっけ? 何をやればいいんだっけ?"ってなっちゃったんですけど、今はそういう感じはないかな。ずっと続いてる感じがします。なんで燃え尽きなかったんだろう? ......たぶん、10周年のときに学んだんでしょうね。ちゃんと次のことを考えて動けるようにしておこうって。
-その"次のこと"が原点回帰のギター・ロックだと。
そうですね。とりあえずこのモードで1年くらい頑張ってみて、アルバム1枚作りたいなって思ってます。そのあとはまだ決まってないですけど。
-では、収録曲について聞かせてください。まず1曲目の「MIC CHECK ONE TWO」はタイトルの通り、マイク・チェックをテーマにした曲です。
実はこの曲は前からストックにあったんですよ。で、"ライブ"をテーマにしようと決めて、"じゃあこれ、リハの曲だからいいじゃん"って持ってきたところからスタートしてます。本当はライヴのサウンド・チェックとかで初出ししたかったんですけどね。"え、これもう始まってるの?"みたいなことをやりたかった。
-それも面白そう。重心低めのメタルっぽいサウンドで、ベースとギターのリフから始まりつつ、4分の4拍子と8分の6拍子を行き来するトリッキーな構成になっています。
リフ一発で持っていくような曲って、SAKANAMONには意外とないなと思って。みんなが革ジャン着て演奏してそうな曲にしようと思いながら作りました。
-2曲目は「DUAL EFFECT」。この曲、超カッコいいですね。
ありがとうございます。もうそのままライヴをテーマにした曲ですけど、一発激しい曲を作ろうと思って。ノリとしてはいつものSAKANAMONが見せられたらいいなって感じですね。得意技ではあるけど、いつもやってるからこそ住み分けが難しくて悩んだりします。
-拍子やテンポの変化など、SAKANAMONらしいひねりもありつつ、ラストは輪唱のようになっていて。
この曲を作っていた時期に、たまたまソウルとかを聴いてて。ソウルって、アウトロでフェイクみたいなのが入るじゃないですか。ああいうのをSAKANAMONでもやってみたいなって思いました。僕、別のジャンルからの発想をSAKANAMONの曲に落とし込むということを、今までの曲でも結構していて。先人の方々に感謝しなきゃですね。
-3曲目の「すっぽんぽん」は"どうしてこうなった?"と言いたくなる曲ですが。
これはちょっと遊びました。「鬼」(2019年リリースの配信シングル)に近いノリですね。
-「鬼」という曲の存在は、やはり藤森さんにとって大きかったですか?
大きかったですね。シャワーを浴びてたら急に降りてきた曲で"これだ!"と思ったんですけど、当時は社内で賛否がございまして。でも、この曲ができたことで結果的にいい方向に向かったなと思ってるし、自分の自信にも繋がりましたね。
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