Japanese
AYANE
2024年05月号掲載
Interviewer:山口 哲生
ネガティヴも全部ポジティヴに変えていけたらいいなとずっと思っている。曲だけじゃなくて、生きていくうえで
-先行して配信していた「ごめんね」と一緒に、「ごめんね feat.Kentaro(Remix)」という形でも収録されていて。
「ごめんね」のリミックスを作りたいという話をしていたんですけど、私的には男性の誰かと一緒にしたいと考えていて。そのなかでも、Kentaroさんのことは前から知っていましたし、声も曲もめっちゃいいなと思っていたので、絶対にお声掛けしたいなとDMをしたのが始まりでした。かなり近々のスケジュールだったんですけど、"いいよ"と言ってくださって。すごく素敵な作品になりました。
-追加された歌詞はKentaroさんが書かれたんですか?
そうです。シンプルにめちゃくちゃいい! って思いました(笑)。もともとの「ごめんね」の雰囲気もありつつ、Kentaroさんワールドもありつつ。
-男性目線が加わって、曲に広がりが生まれましたね。
そうですね。「ごめんね」を聴いてくれた人も、また違った感じで楽しんでもらえるものになっているかなと思います。
-こういった失恋ソングを書くときは、物語をいろいろと想像して書くことが多いんですか?
想像して書くことも多いですけど、DMに失恋相談みたいなのが来るんですよ。"彼氏にフラれました"って、いろいろと経緯も書いてくれている子もいるので、その話を参考にして書いたりすることもあります。
-DM送った人が"これって私のことじゃない......?"って思うことあるかもしれないですね。
あるかもしれないです(笑)。
-そういう経験はまだないですか?
今のところはないですね。でも、友達に言われたことはあります。その子のエピソードをそのまま入れたことがあったので、"あれって私のこと?"って言われて、"そやで"って。
-はははは(笑)。
でも、喜んでくれてましたね。"ありがとう!"みたいな。-たしかに自分のことが曲になるって、曲を作っている人からしたら普通のことかもしれないけど、そうじゃない人からしたらすごくスペシャルなことですもんね。あと、この曲は"病むし嫌だし寂しい/あぁ疲れたよ恋とか"というくたびれ具合が最高だなと思って。
たしかに(笑)。くたびれまくってますね。自分の経験でも、友達とかファンの経験もそうですけど、やっぱり恋愛でガクン! となると、もう信じられないぐらい病むじゃないですか。病むし、嫌だし、寂しいし。それで疲れてしまうのは、めっちゃあるあるかなと思って。そこはリアルに書きました。
-それに、この状況になったら、逆にある意味強いというか。そこまで落ちたらあとは上がるだけみたいな。
たしかに。めっちゃポジティヴな考え方ですね(笑)。
-いやいや、むしろそういう意味だと思って聴いてましたよ(笑)。本作には「Love U」のようなポップで明るい楽曲もありますけども、全6曲中4曲が、孤独や寂しさを歌っていて、喜怒哀楽でいうところの"哀"が軸にあって。それは自然とそうなったのか、それとも聴いた人の背中を押すためにあえてそうしたのか、どういった感じでしたか?
個人的には、自然とそういう曲になっちゃったという印象ですね。そういうモードだったというか。リード曲に関しては背中を押したいと思っていたけど、そのときのマインドで書くことが多いので、次はこういう曲を書こうと事前に決めているというよりは、パッと出てきたものを作っていくことが多いです。あと「ラストシーン」に関しては、去年リリースしたアルバム『#Twenty』のリード曲にしようと思って作っていたものなんですよ。でも、これは『#Twenty』のリードっぽくないよねということになって、いったん保留して「まだ、、」を作って入れたんです。だから、「ラストシーン」はもう1年以上前にはできていたんですよ。
-なるほど。でも、なぜまた哀しい曲を書くモードだったんでしょうね。
なんででしょうね......やっぱりみんなの背中を押したいけど、自分もそういう経験をしていないとわからないと思うし、悩んでいた時期だったのもあって、寄り添うという意味でもそういう曲が出てきたのかもしれないです。
-ポジティヴとネガティヴで言うならば、パッと聴いた感覚としてはネガティヴなんだけど、伝えようとしていることはポジティヴというか。
そうですね。ネガティヴも全部ポジティヴに変えていけたらいいなとずっと思っているので。それは曲だけじゃなくて、生きていくうえで。だから、それが曲やEPにも表れているのかなと思います。
-最後に、「#YOLO」には"過去の私の理想になれていますように"という歌詞もありますが、これからの活動で夢や理想はありますか?
これはずっと言い続けている夢なんですけど、地元が関西なのもあって、さっき話したONE OK ROCKさんを観に行ったのが、大阪城ホールだったんです。だから自分も大阪城ホールでワンマンしたいというのが、一番の夢ですね。大阪城ホールに行くための過程として、Zeppでワンマンをやりたいとか、テレビに出たいとか、いろんな目標があるんですけど、大阪城ホールが一番の夢です。
-あのとき観たステージに私も立ちたいという。
もう観ているときから自分が立っているところを想像してましたね(笑)。帰り道で、友達に"AYANEもいつかここでやる!"って言ってました。
-友達はなんて言ってました?
"AYANEならできるよ!"って(笑)。励ましてくれる友達がいっぱいいるので。
-素敵な友達ですね。こういう自分でありたいという理想像みたいなものはありますか? 先ほどご自身のお部屋の話もありましたけど(笑)。
はははは(笑)。でも、ほんまありのままが一番というか。今はこういうマインドで生きたいと思っているからそうしているけど、もしかしたら2年後に"しっかりしたお姉さんになりたい!"と思っていたら、たぶんその自分になっているだろうし。そのときになりたい自分になっていることが目標ですね。今"これになりたい!"というのは決めたくないという感じで。
-未来というよりは、今の自分がどう思うのかを大切にしたいという。まさにそれこそ「#YOLO」で歌っているような。
本当にそうですね。
-改めて今の自分の理想というと?
なんやろう......ちゃんと考えるところは考えてほしいし(笑)、締めるところは締めてほしいんですけど、日常的にはわりとラフな感じで、気張らずに生きていきたいですね。やっぱり気張らずにしたライヴとか、ほんまに自分が心の底から楽しんでいるライヴって、自分の中でも達成感がすごくあるし、お客さんの満足度も、コメントとか見ているとそっちのほうがいい気がするから、今はそっちの自分で行きたいなと思ってます。
-6月にはリリース・ライヴ"AYANE ONEMAN LIVE 2024「#YOLO」"が控えていますが、そこも気張らずに、今の自分をそのままさらけ出そうと。
そうですね。気張らずにラフにいきたいなとは思いつつ、ライヴってやっぱり自分とお客さんのパワーの交換やと思っていて。お客さんはワクワクして、パワーを持ってきてくれると思うんですけど、それに対して2倍、3倍の力でみんなの背中を押せるように、パワーのあるライヴにしたいと思っています。
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