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COLUMN

ぜんぶ君のせいだ。の"異常こそ正常だ。"【第1回】

2020年01月号掲載

ぜんぶ君のせいだ。の"異常こそ正常だ。"【第1回】

ぜんぶ君のせいだ。

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ぜんぶ君のせいだ。如月愛海です。ぜん君。がコラム、不思議な感じです。初のコラムということで、なんだかんだリーダーである自分から書かせて頂きます、よろしくお願いします。

ぜんぶ君のせいだ。は2015年から始まり、何があっても幾度も幾度も、LIVEを重ねて生きてきました。自分にとってLIVEは、アニメやゲームの中で戦わないと生き残れないような、それに近い感じかな、LIVEをしてやっとこの世界にいると実感できるとゆうか、生きる術って感じです。まだ私たちを知らない方は、以後お見知り置きを、です。

さて、如月の主観で自由に今回のコラムを書きます。

ぜん君。の月日を思い出すため、今までに出してきた自分たちの盤を聴きながら。私達が初めてLIVEをしたのはもう4年以上も前。気持ち的には「まだ4年」。初LIVEの時のこと、如月は全く覚えていません。自分の感情を揺さぶる出来事が多すぎて記憶が追いついてません。ただ、覚えているのは「とにかく始まるんだ」っていう強い気持ち。そこからは怒濤の悔しい思いと自分なんかクソだっていう思いの葛藤ばっかり。本当に、最初からうまくなんて進まないもんです。それでもLIVEを重ねて、ぜん君。らしい魅せ方や歌い方、煽り方まで考えて考えて、真剣に目指すべきところを見つめていきました。そんな中、メンバーの脱退が決まって。でも自分の気持ちはひとつもぶれなかった。「LIVEをする」。ましろにも、よつにも聞くと「続ける」って。そんならやるべきことはひとつしかないね、って。今考えても、怖いくらい自分の中の選択肢がひとつしかなかった。

なんでこんなにも、LIVEに、ぜん君。に人生捧げてんだろうって今でも時々考える、答えは出ないしたぶん求めてないんですけど。そのまま3人でLIVEをしました。覚えてる、「今まで以上の熱を真剣さを真っ直ぐさを君に貴方に、ここにいない人にも届けないと、伝えないと、伝わるまで一生目の前でLIVEしてやるからな、一生君の人生に食い込んでやるからな」って思ってLIVEした。本気で目とか血走ってたと思います、最前の人怖くなかったですかね。面白かったのが、私たちを応援してくれている患いもそうだったこと。のど潰れるんじゃない?ってくらい大きな声で名前を呼んでコールをしてくれて、伝わってきました。「終わんじゃねぇぞ」って。

続ける選択をした自分たちを盛大に褒めてあげたいです、今でも。今は5人で、同じ音色を違う表情でLIVEしています。進んだんです、何があっても。LIVEは、ダイレクトに自分の感情も相手の感情も感じ取れます。集中してるしアドレナリンも出てるし、後ろの方で患いがため息つく瞬間、泣き始めた瞬間さえも見える。それくらい全部が直で返ってくるし生まれる場所です。そこで年間何百もLIVEをしているのが私達ぜんぶ君のせいだ。です。強い女たちです。本当に。なのに人間臭いから、はぁ、どうしようもない人たち。私達はグループだけど、如月は常に1対1だと思っています。メンバーに対しても患いに対しても、1対1。LIVEだって常に「君」を見てる。それもLIVEに出てるかもしれません。たくさんの音楽がある、たくさんのLIVEがある。だけど絶対的に他と違うものがあります。それは私達が「君」にすごく似ているというところです。人間臭くて大変ですけど、生、本能、人間であることを存分に出してしているLIVEは本当に面白いです。似てると言われて嫌かもしれませんが、そんなところも似ています。こんな想い、きっと異常なんだと思う。でも如月にとってはこれが正常。ではまた。弱虫ララバイを聞きながら。

ぜんぶ君のせいだ。

如月愛海(きさらぎめぐみ)、ましろ、一十三四(ひとみよつ)、凪あけぼの(なぎあけぼの)、征之丞十五時(ゆきのじょうおやつ)からなる、病みかわいいをコンセプトとしたユニット。2015年結成。2019年4月に日比谷野外大音楽堂にて自身最大規模となるワンマン・ライヴを開催。5月に現体制になり、12月には新体制初のフル・アルバムをリリース。2020年1月11日より"未夢命TOUR 2020"を行う。