Japanese
Skream!×MUSE音楽院公開講座
2017年02月号掲載
メンバー:大山 聡一(Gt) 酒井 亮輔(Ba)
インタビュアー:渡邉 徹也 Photo by ミクスケ
-面白いですね(笑)。でも、勝敗のジャッジは誰がするんですか?
大山:いや、なんとなくの感覚です(笑)。"今日は俺の勝ち"みたいな。でも、ずっと同じことやってるからなんとなく意見が合うんですよ。"また来たか、お前(笑)"みたいな感じで、"まだまだだな"とか言われ続けて。でもすっごくいいテイクを出したときが1回あって、そのときに"あれ? 先生、今日俺の勝ちじゃないですか?"みたいな(笑)。
-認められたってことですね。
大山:そのワンフレーズだけですけどね。授業になると、ボッコボコでした(笑)。
-2年間MUSE音楽院に在籍し、卒業されて、そこからもずっと音楽活動を続けられていますが、中学校のころから楽器を始めたということは、もう15年くらいですよね。学生からの質問も多かったんですが、長い活動の中で挫折などはなかったですか?
酒井:そういった意味では、挫折したことはなかったですね。小さい挫折は結構あったんですけど、やっぱり音楽が好きだし、田舎から東京に出てきて"やってやろう!"という気持ちがすごく強かったんで。もちろんへこんだり、悪く言われたりすることもあったんですけど、"負けたくない!"みたいな気持ちで跳ね返してた部分もあります。
-その悪く言われてたっていうのは?
酒井:20代半ばくらいになると、音楽活動をやめていく人も結構多かったんですよ。それで、地元に帰ると"まだやってんのかよ"とか言われたり。まぁ、それで逆に火がついたので、"言ってくれてありがとう!"みたいな感じなんですけど(笑)。
-そういう気持ちで、プラスに変えて頑張ってきたと。大山さんはいかがですか?
大山:僕はギターを始めて、こういう学校にも入って、ずっと一貫してた思いが"バンドをやりたい"ってことだったんですよ。ギターのプレイヤーとしてお仕事されてる方にも尊敬の念はすごくあるんですけど、自分の場合は本当にバンドがやりたくて。学校に入ってからも早くバンドがやりたくて、すぐにメンバーを探したり、卒業してからもずっとバイトしながらバンドをやってたんですよ。でも、最初は全然人気が出なくて。自分が本当に思い描いてた"これが絶対カッコいいんだ!"ってことが、まったく通用しなかったんですよね。周りを見れば、ものすごくカッコいい奴らがいて。なので、バンドは楽しいんだけどすごく悔しい、みたいな時期が20代前半は結構続いてましたね。そのときはまだよかったんですけど、そのあとに1年ちょっとくらい、バンドができなくなった時期があって。BRADIOの前に組んでたバンドがなくなっちゃったときなんですけど。それまでは、別に売れてないし、誰にも評価されてないし、誰も喜んでないんですけど、自分の中では結構ノンストップで走ってきた感があったんですよね。それで走れなくなったときに、初めて"あれ? やることがない......"みたいな感じになっちゃったんですよ。"これはマジで俺、ニートになるかもしれない......"みたいなテンションになってきて。でも根が真面目っていうのもあって、"資格取った方がいいのかな?"とか(笑)。"大学出てないし、田舎帰っても仕事ないし、どうしよう"みたいに考えてて、実際資格取ったりもしてたんですけど、そのときに周りとか友達とかですっごく売れてるバンドもいて。すごく悔しかったんですけど、それでもライヴを観に行ったりすることは多かったんですよ。行くと、ホント死にたくなるくらい悔しくて(笑)。めっちゃ盛り上がってるし、"俺は何やってんだろ?"みたいな感じになるんですけど、そこで観に行くのをやめず、現場を離れなかったんで。そこで繋がりができたし、そういう思いを繋げてたから、今こうやってバンドができてるのかな、とは思いますね。苦しいときほど目を背けたくはなるんですけど、ちょっとでも見ることが大事だったのかなって今は思ってます。
-逆に、音楽を続けてきて良かったなと一番思うことは?
酒井:やっぱり親にいろいろ報告できるようになったっていうのはありますね。僕、卒業してから1回、地元の新潟に帰ったんですよ。もともと2年間という約束もあったし、そのときはバンドをやってなかったので、帰って就職したんです。それで2年間働いたあとに、聡一に呼ばれたんですよ、"バンドやろうぜ"って。で、"東京に出てきてくれ"ってなったんですけど、やっぱりそのことを親父に言えなかったんですよね。一応、母親には言ってたんですけど、"あんた、いつ言うの?"みたいな感じで、ずっと"いや、まだ......"って(笑)。それで、前日に"明日から東京行きます"って。
-前日、ですか?
酒井:前日です(笑)。そしたら、案の定すごい喧嘩になって。それで東京に出たんですけど、結構おっちょこちょいなところがあって、住民票とかを全然用意しないで行っちゃったんで、1週間くらいしてパッと帰ったら、親父がリビングにいたんですよ。"うわ、やば......"と思ったんですけど、そこで"どうだ?"とか言われて。"まだ1週間だし、全然わかんないよ"って言ったら、そのときに"お前、メジャー・デビューするまで帰ってくんなよ"みたいに言われて。まだメジャー・デビューしてないんですけど(笑)。
大山:めっちゃ帰ってるけどね(笑)。
一同:(笑)
酒井:そう、めちゃくちゃ帰ってます。
大山:俺も帰ってるしね、お前の実家に。
酒井:なんなら、"飲みに行こうぜ"とか言われるくらい(笑)。今はすごく仲良くなったんですけど、親が東京のライヴに来てくれたりとか、旅行がてらいろんなところに来てくれたりして、それが本当に嬉しいなって思います。もちろん、たくさんのお客さんに観てもらったり、音源を聴いてもらえたりすることも嬉しいんですけど、やっぱり身近な人がそうやって喜んでくれるっていうのは、すごく嬉しいですね。
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