Japanese
KEYTALK
2013年11月号掲載
メンバー:小野 武正 (Gt/MC/Cho) 首藤 義勝 (Vo/Ba) 寺中 友将 (Vo/Gt) 八木 優樹 (Dr/Cho)
インタビュアー:石角 友香
キャッチーで踊れる四つ打ち、トリッキーな曲展開。音楽ジャンルはギター・ポップもハード・ロックもマスロックも時にはネオアコやボサノヴァ・テイストまで顔を出しつつ、歌謡としてのパワーも絶大。テクニカルなことをいとも愉快にやってのけるのは今年25歳という世代のメンタリティもあるのだろう。フォーク・デュオ的なツイン・ヴォーカルもネクスト・アップの中では特徴的だ。既にライヴ現場で存在感を確立してきた彼らが、THE BAWDIES、N'夙川BOYSらが所属するGetting Betterからついにメジャーデビュー。その機会に彼らのユニークなバンド力学を話してもらった。
-KEYTALKは首藤さん、寺中さんのツイン・ヴォーカルが特徴的ですが、それは結成当初からなんですか?
寺中:結成当初からKEYTALKに改名するまでは僕がひとりで歌ってました。さらにその前は(首藤)義勝くんが歌ってたり。今みたいに義勝くんとふたりで歌うようになったきっかけは、1枚目のEP『KTEP』のレコーディングのときに僕、ポリープができてしまって。1曲すごいキーが高い曲があって、歌えなくなったので義勝くんに歌ってもらって、録音したらすごくいい歌だったんで、そこから徐々にこういう形になってきた感じですね。
-災い転じて的な?
寺中:そうですね。別に"新しいものを探そう"みたいな感じでツイン・ヴォーカルになったわけじゃないんです。
-他のメンバーから見てどうでした?
小野:単純にツイン・ヴォーカルはお客さんから見ても飽きないじゃないですか。1曲中にAメロは巨匠(寺中)、Bメロは義勝みたいに分かれてることで、飽きないというか見せられるし。ふたりとも声質に違う良さがあって、それはサウンド面だと思うんですけど。あとはふたりともメインで曲を書くので、歌詞もおのおの違うし。それは、KEYTALKはひとつのバンドだけど、いろんな音楽性を出せる、いろんな面を見せられる上で大きいと思います。
-基本的にギター&ヴォーカルやベース&ヴォーカルひとりが歌うと、そのフロントマンの思想にバンドの世界観も引っ張られるじゃないですか? そういうのがあまり好きじゃないのかなって想像したんですが。
寺中:個人的には好きではないですね。バンドなので。
-聴く分には好き?
寺中:うん。聴く分には全然。
-では時代やジャンル抜きに、こういう存在があったから、今バンドをやってるというルーツを教えてください。
八木:僕は高校入学した時、それまで楽器はやったことなかったんですけど、軽音部の先輩が演奏してるのを見てやりたいなと思ったのがルーツです。それまでバンド・サウンドとそうじゃないサウンドの違いも分かんないぐらいだったんですけど、身近に見たバンドの音が衝撃的だったんだと思います。
小野:僕はこれが!って決め手はなくて、いつの間にかここにいるって状況ですね。でも昔から何かを作ることが好きだったので、そういうのが関係してんのかなとは思いますけど。
-ちなみにどんなものを作ってたんですか?
小野:絵を描くのがすごく好きで。あとはLEGOブロックが家にたくさんあったんで、説明書にないものをいっぱい作ってましたね。お城のセットが3つあったら、全部合わせて別のお城を作るとか。それから音楽もちょっとしたきっかけでやり出して、ハマっていったのかなと思います。
-最初からギターなんですか?
小野:はい。最初はクラシック・ギターを習ってたんですけど、別にクラシックに興味あるとかではなかったんで、簡単な曲しか習ってないです。で、その後、アコースティック・ギターに入って、ゆずとかスピッツとか弾いてみたり、エレキ・ギターを買って、GLAYとか......当時ロードオブメジャーが大好きで、めちゃくちゃコピーしてましたね。
-小野さん、もしかしてけっこう坊っちゃんですか?
小野:そうなんですよ。かなり坊っちゃんです(笑)。
-やはり(笑)。では寺中さんは?
寺中:自分は小学校の頃にクラスの友だちからゆずを勧められて、CD借りて聴いたり映像見たりしたときに、すごいカッコイイなぁ、やりたいなぁ、歌いたいなぁってなって、自分もギター練習してみようかなぁと。母親がもともとアコースティック・ギターを少し弾ける人で、押入れの中にあったギターを引っ張り出して。それが始まりですね。
-ハーモニー・ワークなんかは今のKEYTALKにもつながりますね。首藤さんはいかがですか?
首藤:僕は親の影響で小学生のときにサザン(オールスターズ)をすごい聴いてて。音楽を聴きたくて聴きたくてしょうがない、心の底からの欲求みたいな、それこそ食欲とかそういうものと同じレベルで音楽を聴きたい、そういう気持ちを初めて引き出されたのがサザンだったんですね。今でも好きですし、サザンみたいになりたいなと最近、すごく思うようになりました。
-みんなドメスティックでポピュラーなものがルーツにあるんですね。しかも今の音楽性にも滲み出ているし。
首藤:音楽をやるアーティストの人たちは音楽的な造詣は深いに越したことはないと思うんですけど、それを曲とかライヴでお客さんに見せる段階で、音楽的な知識をひけらかす方がいいのか?それともただ面白いバンドでいた方がいいのか、みたいなことは最近すごく考えてるかもしれないですね。それで思うのは、桑田佳祐さんって音楽的な知識もすごくあるけど、一般的には面白い歌を歌ってるおじさんみたいな感じだと思うんですよ。僕は漠然とですけど、そういうふうになりたいですね。
-KEYTALKの場合、ひとりそうしたカリスマがいるんじゃなくて、4人で表現しようとしている?
小野:そうですね。
-ところでKEYTALKの曲って、1曲が3分前後と短いじゃないですか?これは1曲の中でいろんなことをやり過ぎないようにとか、ポリシーがあるんですか?
首藤:元々は詰め込んでて長かったんですけど、1stミニ・アルバム(『TIMES SQUARE』)のときに、プロデューサーにFRONTIER BACKYARDの田上さんを迎えて、楽曲の構成の部分でいろいろアドバイスをもらって。簡単に言うと詰め込みすぎだったんですけど、そこから曲が短くなって、それに僕らも慣れていって。3分前後でさっぱり終わる曲がしっくりくるようになって、そこから1曲の中にはそこまで情報量を詰め込まなくなっていったかもしれないですね。
-その分、1曲にやりたいことを端的に込められる?
首藤:結果的にここいちばんのメロディとかギターのメイン・リフとか、どうしてもインパクトの強いものを作らないといけなくなるので、そういうところに意識を持ちやすいというか、いい方向に向いてると思います。
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