ハルカトミユキの「伝言ゲーム」【第19回】

COLUMN

ハルカトミユキの「伝言ゲーム」【第19回】

2016年08月号掲載

ハルカトミユキ

こんにちは、ハルカトミユキのミユキです！
皆さん、2016年の夏、いかがお過ごしですか？
ハルカトミユキは、8/17に発売となる2nd full album「LOVELESS/ARTLESS」を広めるべくたくさんの人とお話をしたり、47都道府県'LIFE'TOURも怒涛の後半戦に突入したり、熱い熱い毎日です。
　
そんな中、80sフリークスの私は、16年ぶりのCulture Club来日公演に行き、とうとうSUPER STARに逢ってしまいました。
それはまるで、夢のような時間。LIVEから数日間、私の頭は完全に夢うつつ状態。
BOY GEORGEがステージに出てきた瞬間、ずっと映像の中だけにいた憧れが実在することに感動して、終始大号泣。溢れ出るパワーに圧倒され、数ヶ月たった今でも、思い出すと涙腺がうるっと......。
ヒット曲のオンパレードに、お客さんに話しかけるは触れ合うはの大サービス。そして、同期一切なしのフルバンドのパフォーマンスは圧巻でした。
26歳の私が、今のLIVEシーンとは全く違う、80年代のリアルな空間を味わえたことも貴重だけど、なにより、BOY GEORGEの人間の濃さと包容力の深さを体感できたことが至福だった。私はそこに一番感動したし、一番心が熱くなった。
　
カート・コバーンにはなれなかった私だけど、BOY GEORGEに、なる。絶対にあんな風に大きな人間に、なる。
1年かけて全国をまわった'LIFE'TOURの締め括りは、9月の東名阪バンドワンマン。
そこで、BOY GEORGEになった私を目撃してください。

　
ツアーファイナル9/24の野音は、フリーライブだった1年前同様に、まだまだ自分たちには大きいこの場所に、本当に人が集まってくれるのだろうかという不安に加えて、昨年の、ただがむしゃらに突き進んで大声で呼びかけて、みんなのおかげでなんとか成し遂げられたLIVEを、遥かに超えなくてはいけないという不安がつきまとう。
進化したハルカトミユキを魅せたいし、全国をまわって一人一人と目を合わせて、託されたその想いを、野音のステージで昇華させなければいけない。
　
6月にニューアルバムが完成するまでは、正直な所不安しかなかった。もう一度あのステージに立つことができるんだろうかって。だけど今作は、自分自身の奥底にあるものを全部吐き出して、やっとはじめて形にできたから、ちゃんと進化している私を実感することができたんだ。
だから、大丈夫。必ず昨年を超える空間を作り出してみせる。
　
Culture Clubにもらった感動は、私の闘志になって、みんなにぶつけるよ！！！

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