ハルカトミユキの「伝言ゲーム」【第31回】

COLUMN

熱いよ、熱すぎるよ。
こんな熱い日は、アイスに限る。

マックフルーリーオレオとアイスコーヒーをテイクアウトして帰るのが、最近のお気に入り。
曲づくりで頭がボーッとして、何も浮かばなくなった時に食べると、完全復活する救世主。

体に良くない最高に美味しい刺激に頼りながら、11月にリリースする作品に向けて日々作曲してます。

作曲以外だと......唯一行ってきたのが......。
最近再びろくろを回してきたんです。近眼のゾンビのリリックビデオ以来なので、二回目。
（かっこいい曲の中で、ひたすらろくろを回すシュールな映像作品、まだ見てなかったらぜひ。『近眼のゾンビ / 3rd album溜息の断面図』）

ゾンビの時は、お皿を作っていて、1名様限定でプレゼントしたのですが、その時に意外と陶芸が向いていることが判明し、
今回は父親の還暦祝いのプレゼント用にとっくり&おちょこを作ってきました。
　
手先が不器用だと難しいと思ってたんだけど、あんまり関係なくて、
頭で形を思い描きながら、土と心を一つにしながら作るの。これほんと（笑）。
　
無心で、ただひたすらに理想の形を思い描いて成形していく作業が、とにかくたまらない。
作曲ともすごく似てるけど唯一違うのは、陶芸は15分で形になるが作曲はそうはいかないことかな（笑）。
　
でも、陶芸も極めたら一つつくるのに時間かかりそうだな......。
私にとって陶芸はあくまで気休めなので、作曲で煮詰まってしまった脳みそには、短時間で完成する作業はかなり良い気分転換。
いつか、物販で数量限定で作品を売るっていうのはしてみたい。

あとは、父が喜んでくれたら最高。
酒とadidasが大好きな父へ、二つ作ったおちょこにadidasマークを二つで形になるように描いて、
一緒に酒を酌み交わすというオプション付きだから、きっと喜ぶはず。

そして、何よりも今一番の願いは曲が完成すること。
今までで一番と言っても過言じゃないくらい悩みながら制作しているのですが、
完成した時にはきっと、今までで一番いい作品ができてるんじゃないかと。

そんなことを想いながら奮闘中です。あとちょっと頑張ります。

9月の解体新章TOURでこの作品が明らかになると思うので、
ぜひ、ぜひ、見に来て下さい！！！

ミユキ

ハルカトミユキ

歌人ハルカ（Vo/Gt）と奇人ミユキ（Key/Cho）によるフォーク・ロック・ユニット。立教大学の音楽サークルで知り合ったふたりは"同じ匂いがする"と惹かれ合い結成し、2012年、H＋M Recordsよりインディーズ・デビュー。2013年にアルバム『シアノタイプ』でメジャー・デビューを果たす。2016年には初の47都道府県ツアーを敢行し、2ndフル・アルバム『LOVELESS/ARTLESS』を発表。デビュー5周年を迎えた2017年には、3rdアルバム『溜息の断面図』のリリースに加え、5周年記念ツアーや日比谷野外大音楽堂でのワンマン・ライヴ、全国ツアーを完遂した。2018年4月には、ふたり編成のツアーを敢行。9月にはサポート・メンバーを率いた"HARUKA TO MIYUKI 2018 BAND TOUR『解体新章』"の開催を控えており、デビュー記念日である11月14日には新作CDのリリースを予定している。

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