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"VIVA LA ROCK 2018"第1弾アーティストにMONOEYES、インディゴ、ポルカ、マイヘア、夜ダンら18組決定。"KICK OFF VIVA!!!"恵比寿LIQUIDROOM編も
2017.11.12 22:00
2018年5月3日(木・祝)・4日(金・祝)・5日(土・祝)の3日間、さいたまスーパーアリーナにて開催される"VIVA LA ROCK 2018"。同イベントの第1弾出演アーティストが発表された。
今回出演が決定したのは、以下の18組。
Amelie
indigo la End
SIX LOUNGE
四星球
CHAI
Dizzy Sunfist
Teto
DOTAMA
Nulbarich
ハルカミライ
ビッケブランカ
FINLANDS
フレンズ
ポルカドットスティングレイ
My Hair is Bad
MONOEYES
Yap!!!
夜の本気ダンス
なお、チケット3日通し券の先行販売が受付開始となっているので、この機会をお見逃しなく。また、音楽同人コミュニティ「オトミセ」の募集もスタート。今年より"VIVA LA ROCK"のチケットがなくても出展可能とのことなので、興味のある方はぜひチェックしてほしい。
さらに、"VIVA LA ROCK"へのカウントダウン・ライヴ・パーティー"KICK OFF VIVA!!!"の恵比寿LIQUIDROOM編も決定。出演アーティストや詳細は後日発表される。
▼イベント情報
"VIVA LA ROCK 2018"
2018年5月3日(木・祝)、4日(金・祝)、5日(土)さいたまスーパーアリーナ
開場 9:00 / 開演 10:30 / 本編終演予定 20:30
【第1弾出演アーティスト】
Amelie / indigo la End / SIX LOUNGE / 四星球 / CHAI / Dizzy Sunfist / teto / DOTAMA / Nulbarich / ハルカミライ / ビッケブランカ / FINLANDS / フレンズ / ポルカドットスティングレイ / My Hair is Bad / MONOEYES / Yap!!! / 夜の本気ダンス
■チケット先行販売:2018年1月12日(金)18:00まで
※3日通し券のみ
"KICK OFF VIVA!!! 恵比寿LIQUIDROOM編"
2018年1月18日(木)恵比寿LIQUIDROOM
開場:18:00 / 終演:22:00予定
出演:後日発表
チケット代:4,000円(税込・DRINK代別)
中学生以上チケット必要(小学生以下は保護者同伴のもと入場無料・保護者1名につき1名入場可)
オフィシャル・サイト:https://vivalarock.jp/
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約3年ぶりとなる3rdアルバム。ヘヴィすぎず、だからと言って、決して軽いわけではなく、作為なんてひとつもない爽やかなメロディに、ただただ心が洗われつつ、全体の印象がビター・スウィートなのは3作目ならではの成熟なのか、新型コロナウイルス以降の気分の反映なのか。とまれ、そんななかでTrack.1のグランジィなリフやTrack.7のメランコリックなギター・ソロ、日本語で歌うTrack.11の芯の強さが鮮烈な印象を残している。前作に続いてScott Murphy(Ba/Cho)もTrack.4、Track.6、Track.8の3曲のソングライティングとヴォーカルを担当。細美武士(Vo/Gt)が作る歌とはまたひと味違う清涼感を作品に加えている。(山口 智男)
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細美武士(Vo/Gt)によるポップ・パンク回帰とファンを狂喜させた1stアルバム『A Mirage In The Sun』から2年。もちろん、ポップ・パンクなんてひと言には収まりきるわけがなかったその1stアルバムのサウンドを、さらに磨き上げた2ndアルバム『Dim The Lights』が完成した。アイリッシュ・パンク調のTrack.6「Borders & Walls」ほか、Scott Murphy(Ba/Cho)が作詞作曲のみならずリード・ヴォーカルを務める3曲が加わったことで、MONOEYESのバンド・サウンドはよりユニークなものに。もちろん、ファンが期待している疾走感は申し分ないが、ギター・フレーズが多彩なせいか、シンプルな構成を意識しながら、1曲1曲はそれぞれに広がりが感じられるものになっている。(山口 智男)
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ウソをついて嫌われるより、本音を言って煙たがられる方が悲しい。だから作り笑いで予防線を張って、行き場のない"ホント"を内側に積もらせる。ギターとベースとドラムと歌のみの粗さの残るサウンド。そして人間の情けない部分をそのまま描いた歌詞。その12曲には、誰かの憂いを吹き飛ばす底抜けの明るさはない。誰かの悩みを丸ごと受け止めてみせる懐の深さもない。でも彼らは、多くの人がしまい込むような"ホント"の感情をまっすぐ鳴らす。そんなバンドがMy Hair is Badであり、初のフル・アルバムがこの『narimi』だ。結局、生身の人間の心を最短距離で共鳴させるのは、生身の音楽ではなかろうか。そう信じて止まない私は、彼らに1票投じたい。(蜂須賀 ちなみ)
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新潟上越から登場した3ピース日本語ロック・バンド。ギター・ヴォーカルの椎木知仁を中心に結成され平均年齢20歳の彼らは、高校生の頃から新潟にてクリープハイプやグットモーニングアメリカ等数々のバンドのツアー・サポートを務め評価を高めていく。そして満を持して発表された今作は、エモーショナルなメロディとリアルな歌詞が印象的なとてもクオリティの高い日本語ロックを奏でる。冒頭の「最近のこと」は6分を超える楽曲だが、飾らない歌詞とヴォーカル椎木知仁の真っ直ぐな歌声と美しいメロディに、一気に彼らの世界に引き込まれていく。個人的には攻撃的なナンバーよりもスローなバラードにグッと心を揺さぶられた。若さとそのキラキラした感情と美しいメロディが詰まったアルバム。今後が期待の日本語ロック・バンドの登場だ。(遠藤 孝行)
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前作収録の「名前は片想い」のロングヒットとときめきも記憶に新しいindigo la Endから早くもニュー・アルバムが到着。美的計画でも川谷絵音と抜群の相性の良さを見せたにしなを客演に迎えた「夜凪」では、2人のアンニュイな歌声と、大仰ではないが存在感のある絶妙な弦楽オーケストラで深く物語に惹き込み、タイトル通り高湿度のサウンドを貫いた豊潤な音で躍らせる、ラストの展開も素晴らしい「雨が踊るから」、美しくも本質を突いたドキッとさせる言葉選びで曲世界に没入させる「心変わり」等全11曲を収めた。結成15周年、いくつ作品を重ねてもどんな時代でも、常に新鮮で繊細で一筋縄ではいかない藍色を描き続ける彼等の音楽に唸らせられっぱなし。(稲垣 遥)
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佐藤栄太郎(Dr)が加入してからのindigo la Endはさらに様々な音楽性や表現手法を取り入れているが、今作もそれに違わない。トラックメイカー Qrion、ゲスの極み乙女。のちゃんMARIが手掛けたリミックス曲を含む全12曲のバリエーションはもちろん、各プレイヤーのフレージングや音色も多彩に。インタールード2曲で挟まれた中盤のゾーン(Track.4~8)には"命"をテーマにした曲が揃い、異次元へとワープするような構成も物語性が高く美しい。楽曲それぞれの物語は完結しているというよりは、続きを含んでいるような余韻がある。次回作への伏線、今後のindigo la Endの序章にも成り得るアルバムではないだろうか。まるで夜明け前の空のよう。彼らの彩る藍色がさらなる輝きや潤いを得る日も近い。(沖 さやこ)
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川谷絵音がメジャー・デビュー時にインタビューで語った"今日のバンド・シーンに入っていくため"の骨頂が前作『幸せが溢れたら』ならば、『藍色ミュージック』はindigo la Endの感性が反応する音楽を追求したものだろう。ロックはもちろん、ブラック・ミュージック、ファンク、ダンス・ポップ、チルウェイヴなどを取り込んで作られた独自の音楽性は落ち着いていてシック、まさしく藍色。各楽器に演奏のスキルがあるからこそ、聴き手がじっくりと聴き入ることができる。それを日本のポップ・ミュージックとして成立させているのは歌の力が大きい。琴線に触れるメロディ・ラインは歌詞同様の哀愁を綴り、歌詞もまた柔らかく滑らかにメロディを紡ぐ。日本の音楽シーンに新たな歴史を拓く作品に成り得るのでは。渾身の勝負作。(沖 さやこ)
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indigo la End史上、最も感情的な3曲だと思う。川谷絵音はこれまで絶妙な機微をメロディと言葉に落とし込み、バンドは淡く美しい世界を描いてきたが、昨年加入したベーシストの後鳥亮介と、今年加入したドラマーの佐藤栄太郎の強力なリズム隊が、楽曲の中に大きなうねりを生んでいる。彼らは爽やかさのある楽曲の中にある切なさとやりきれない感情を大きく引き立て、そしてその上で舞う色鮮やかな2本のギターの交錯も躍動的だ。新たな一歩を踏み出したことが嬉しくてたまらないと言わんばかりに力強いアンサンブルがめくるめく。ソウル・ミュージックの匂いのあるTrack.3はまさしく新境地。曲の心地よさはもちろん、川谷絵音のヴォーカルがこれまでにないくらい眩く、その歌に胸が焦がれた。(沖 さやこ)
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このアルバムでindigo la Endは本当の意味で歌を大事にしたバンドになった。それは川谷絵音のヴォーカルの変化が大きい。"いい歌詞が書けたから、ちゃんと伝えたいと思った"。これまではそれを主に感傷的なサウンドや緻密なアンサンブルで表現していたが、この11曲では歌詞と自分の心の奥に一歩踏み込んだ彼の歌が煌く。ストリングスなどを取り入れたことでさらに音の幅は大きく開け、昨年夏に後鳥亮介が正式加入したことで、過去最高にベースの存在感が強い、人間の力を感じられる躍動的な音像に仕上がった。悲恋や失恋がテーマゆえに、聴いているだけで自らの過去のそれが如実に思い起こされ、胸も痛む。だが聴き終えたときに残るのは"幸せだったあのころ"という切なくもあたたかい尊さ、そしてindigo la Endの優しさだ。 (沖 さやこ)
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川谷絵音は他者のことを冷静に見つめ、深く考えられる人間だ。だからこそ彼の頭の中で生まれた音楽はバンドという音になり、盤という形になる。そしてそこにはひとつひとつ大きな意味が存在する。ベーシストの後鳥亮介を正式にバンドに迎え入れた第1作目は、メジャー・デビューを機に更に知名度を高めたindigo la Endのモードにシンクロし、よりポップ・センスを高めた開けた楽曲が表題を飾った。"あなたあなたあなた"と繰り返す1回聴いただけで頭に入る中毒性の高いサビは歌謡曲的で、ロック・シーンに身を置く彼らが今以上に広い場へと羽ばたくことを予感させる。昨年リリースのライヴ会場限定シングルに収録された「幸せな街路樹」を含め、indigo la Endというバンドを象る4本柱というべき楽曲群だ。 (沖 さやこ)
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2012年4月に全国デビューを果たしたindigo la Endの約14ヶ月ぶりの新作。このアルバムが完成した後にバンドのメジャー移籍が決まったとのことで、意図せずこの作品が彼らのメジャー・デビュー作となったが、より広い場所へ身を移し発する第1作に相応しい開けたサウンドになっている。バンドの魅力でもあった歌が主体になりつつもプログレ的展開を見せるサウンドスケープはより明快に。川谷絵音が自身を投影した心情描写に情景描写が絡む映画のような歌詞もドラマティックに流れる。フィクションとノンフィクションの間を華麗に行き来する楽曲群に翻弄され、聴くたびに違った景色が広がるのは、indigo la Endが人の心にしっかりと寄り添う、ぬくもり溢れるミュージックを奏でているからだ。(沖 さやこ)
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昨年4月にデビューしてから2枚のミニ・アルバム、1枚の会場限定シングルをリリースとハイ・ペースでリリースを続けてきた彼らの待望のフル・アルバムであり、2枚のミニ・アルバムから続いた3部作の完結作。「sweet spider」で彼らのメランコリックなメロディと淡い世界観をストレートに表現し、(彼らにしては)過去の楽曲である「she」や「大停電の夜に」もしっかりと今の音にアップデートされている。個人的なハイライトである「スウェル」では彼らにしか成し得ない超展開とエヴァー・グリーンなメロディ、そして全てをしっかりと完結させる完成度の高さは彼らの成長を強く感じる。Indigo la Endの1年が凝縮した作品であり、今の尖り続けるロック・シーンに一石を投じる意欲作。(伊藤 啓太)
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前作『さようなら、素晴らしい世界』でデビューしたindigo la Endのニュー・ミニ・アルバム。収録されている6曲のうち2曲がインタールードという点と、彼らの楽曲1曲1曲がドラマ性にとんでいるのもあり、1冊の小説のような統一された空気感をまとったコンセプチュアルな作品に仕上がっている。ライヴでも既に定番曲になっているTrack.2「レナは朝を奪ったみたいだ」は彼らの持ち味である尖ったギター・サウンドと次々と変わる展開が独特の疾走感を生み、Track.4の「渚にて、幻」は壮大な世界観をシンプルに描写したこのミニ・アルバムのキーとなる楽曲。彼らが変化球を投げ続けねばならないシーンのただの“アクセント”ではないことを証明するには充分すぎる完成度の高い作品だ。(伊藤 啓太)
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東京在住、今回のリリースまでに3本のデモをリリースし、自主企画では200人を超える動員を叩き出し耳の早いインディー・ロック・リスナーの間では話題になっていた彼らの初全国流通盤。鮮やかなメロディが川谷絵音(Vo,Gt)の声を際立たせる「緑の少女」から始まり、「秘密の金魚」、「ジョン・カーティス」では彼らが最近流行のセンシティヴで心象風景を綺麗に奏でる"だけ"ではなく、内に秘めたヒリヒリとした"ロック"を感じる事ができる。そしてライヴでも最後に演奏される事が多い「素晴らしい世界」で彼らの最初の物語は幕を閉じる。色彩豊かな"メロディ"そして"歌"がこのバンドの武器であることは言うまでも無いが、緻密に構築したサウンドを縦横無尽にせめぎ合うバンド・サウンドにも同じくらい注目していただきたい。(伊藤 啓太)
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ポルカドットスティングレイの新作はその名のとおりの"一大事"な作品となった。少女の切なげな気持ちを雫(Vo/Gt)の感性で捉えて形作った「少女のつづき」で感傷的な情景を描いたかと思えば、「パンドラボックス」では殴り掛かるようなギター・リフと叩きつけるようなドラム・プレイをガツンとぶつけてくる。アグレッシヴなイントロに雫の歌声が入ることでポルカの音に昇華していく様にも驚嘆。一方では表題曲「ICHIDAIJI」のように、独特且つキャッチーなメロディで、これぞポルカという代名詞的な曲も収録されている。ゲーム・クリエイターとしても活躍していた雫の遊び心たっぷりな曲展開はサプライズ感満載だ。聴いたあとに"なんたる一大事!"と思わずにはいられない1枚。(宮﨑 大樹)
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ポルカドットスティングレイのメジャー・デビュー・アルバムのタイトルは大胆不敵にも"全知全能"ときた。この振り切れ具合、内容に自信がなかったら絶対できないはず。今作は「テレキャスター・ストライプ」、「エレクトリック・パブリック」を始め、これまでMVが制作されてきた曲の再録とライヴで披露されている曲、書き下ろし新曲の全14曲が収録されており、いずれもが耳に残るキャッチーなものに。これまでの曲にあったヴォーカルやギターの引っ掛かりを抑えた爽やかなポップス「ショートショート」を含め、コラボ曲が4曲もある独占市場的な1枚だ。"全知全能"とはアートワーク、MVのシナリオ、ライヴの演出など、異様なほどの創作意欲ですべてを司る雫(Vo/Gt)自身を指しているのかも。(岡本 貴之)
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昨年来、メディアを賑わしている話題のバンドが前作『骨抜きE.P.』に続いてリリースする1stミニ・アルバム。各プレイヤーの演奏力も高く、2015年に活動を開始したとは思えない絶妙なアンサンブルと瑞々しいビートによるキャッチーな楽曲が詰まっている。特にギターのエジマハルシは昨今の若手ギタリストには珍しく自己主張の強い弾きまくり方でじつに爽快。しかしなんといってもヴォーカル・ギター 雫の作る楽曲、声が彼らの魅力を決定づけている。すでに150万回以上再生されているリード・トラック「エレクトリック・パブリック」のMVを見てもわかるように、自らを確信的にバンドのアイコンとするプロデュース力には脱帽するしかない。ゲスト・ベーシストとして、ヒロミ・ヒロヒロ(tricot)、イガラシ(ヒトリエ)が参加しているのも聴きどころ。(岡本 貴之)
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Track.4「テレキャスター・ストライプ」のMVは150万再生を突破、初ワンマンのチケットは即日ソールド・アウトと、注目度急上昇中のタイミングで初の全国流通盤をドロップ。紅一点の雫(Vo/Gt)のハスキー・ヴォイス、歌謡曲的メロディ・ライン、空白の美を意識して奏でられる4ピース・サウンド、絶妙なラインで聴き手の予想を裏切る曲展開――という自らの武器を提示する全4曲。鮮やかすぎるほどに聴き手の心を掴んでは翻弄していくスタイルにはこのバンドのセルフ・ブランディング力の高さが読み取れるが、同時に、秘めたる表情がまだあるのでは? と思った。確信でもって手繰り寄せるこのバンドの未来に、私たちはどのように魅せられていくのか。ドキドキが止まらない。(蜂須賀 ちなみ)
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夜の本気ダンスから1年8ヶ月ぶりのCDリリースとなるミニ・アルバムが到着。本作には、イントロからエッジの効いたギターのモンスター・リフで畳み掛ける「審美眼」をはじめ、疾走感のあるアンサンブルで駆け抜ける「STARLET」、ソリッドな質感のサウンドが癖になる「エトランゼ」など、"夜ダン流"ダンス・ロックを惜しげもなく詰め込んだ全6曲が収録されており、ミニ・アルバムと言えど聴き応えは抜群だ。昨年2021年1月にリリースされたミニ・アルバム『PHYSICAL』は初めてホーン・セクションを導入するなど自由度の高い作品となったが、本作では打ち込みが随所に散りばめられており、前作に引き続き自由度の高いモードでありながら、より深化を遂げた夜ダンのクリエイティヴに驚愕することだろう。(山田 いつき)
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前作で初のアニメ・タイアップを獲得した夜の本気ダンスが、今回はドラマ主題歌に初抜擢! TVドラマ"セシルのもくろみ"のタイアップ曲/今作の表題曲であるTrack.1「TAKE MY HAND」は、エッジを効かせたダンサブルな曲でありつつ、中盤では米田貴紀(Vo/Gt)の色気たっぷりの歌声も聴かせていて、幅広い人の心を捉え得るキャッチーな仕上がりに。そして、6曲のライヴ音源のメドレーとなるTrack.3「HONKI DANCE TIME」では、臨場感のあるサウンドや掛け声で、彼らが今も変わらず"ライヴ・バンド"として愛されるわけを証明してみせた。憂鬱な気分すらも吹っ飛ばす強力なダンス・ビートを放つ"夜ダン"は、今後邦ロック・シーンに新たな爪痕を残すだろうと、今作を聴いて改めて確信。(滝沢 真優)
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Track.1「SHINY」はアニメ"境界のRINNE"第3シリーズのオープニング・テーマとして書き下ろされたもの。初のタイアップに影響されたのか、風を切るように爽やかな同曲は、ダンス・ロックというよりもスタンダードなロックンロールと呼んだ方が良い感じだ。しかしだからこそ、このバンドがずっと守り通してきた"踊れる"ビート&リフがニュートラルな温度感で活きている印象。4曲とも違うテイストだが、ここまで冒険できたのは、昨年末からの新体制に手応えや自信を感じているからだろう。聴き進めるたびにいろいろな発見があるが、個人的にはTrack.3「Blush」の歌謡ロック的サウンドがツボ。実は色気抜群のこのバンド、こういうアプローチもアリなのでは。(蜂須賀 ちなみ)
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本当にこのバンドのスタンスはブレない。本能を刺激するビートと執拗に繰り返すギターのフレーズ、そして米田貴紀(Vo/Gt)による独特のバネのあるメロディ。手練手管のテクニックで聴き手の心と身体を踊らせる夜ダンの本懐はここにきてますます洗練されてきた。今作はメンバー・チェンジを経た夜ダンが2016年最後にリリースする初のメジャー・シングル。バンドの大きな武器であるサビの爆発力に一層スケール感が増した「Without You」も、ポップなエッセンスが新境地となる「LIBERTY」も、いまの夜ダンだからこそ鳴らせるネクスト・ステージだ。どちらも多分に解釈の余地を残した歌詞だが、"聴く人の存在があってこそポップ・ミュージックである"という信念を表と裏から描き出したようなところも米田らしい。(秦 理絵)
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遂に本作を以ってメジャー・デビューを果たす夜の本気ダンス。とはいえ、やはりこのバンドのことだ、本人たちに浮き足立っている様子はない。たしかな実力を持つライヴ・バンドとして全国各地のイベントからオファーがある現状でも、クールに自らの現状を把握し、自分たちがやりたいことをしっかりと見据えているのだということが伝わってきた。1stアルバムに引き続きバンド名にもある"ダンス"をアルバム・タイトルに据えた本作では、ミドル・テンポの楽曲をわずかに留めながらも、ひと際シャープになったそのサウンドと多彩なアプローチで魅せてくれる。全10曲を聴き終えた感想は"相変わらず頑固だなあ"といったところだろうか。でも、この感じがやっぱり信用できたりする。(蜂須賀 ちなみ)
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ライヴ・バンドとしてフェスやイべントで百戦錬磨の存在感を発揮している今の夜の本気ダンスの無敵感が、見事に結晶化したシングルである。Track.1「By My Side」、これはキャッチーなリフと絶妙なファンクネスを孕んだ四つ打ちビートが絡み合う、彼らが得意とするダンス・チューンだが、今まで以上に曲そのものの"重み"が増した。各楽器の織りなすアンサンブルが、まるで重戦車の如き迫力で耳に迫ってくる1曲。とにかくヘヴィ、且つグルーヴィ。そしてTrack.2「Show down」、これも性急なダンス・チューンだが、その上に彼らの本来的に持つメロディアスな側面が強く出ている。米田の歌声も強く深くなった。もはや"勢いのある新人"のカテゴリーからは大きくはみ出すスケールの大きさを感じさせる1枚だ。(天野 史彬)
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Track.1のタイトルが「WHERE?」。素晴らしい。君は何処にいる? 僕は何処にいる? 答えは何処にある?――京都の4人組、夜の本気ダンスは、記念すべき1stアルバムの初っ端から道に迷っている。そして、"迷うこと"を大いに楽しんでいる。ダンサブルなガレージ・ロックだけでなく、メロディアスなギター・ポップや爽やかな歌モノも消化する音楽的振り幅。それは彼らが、踊ることとは身体だけでなく心も揺らすことであると本能的に理解している証だろう。そして歌詞の随所に見られる"若さ"への言及は、彼らが成熟よりも未熟を、安定よりもロマンを求めていることの証明。完成なんて求めるな。動き続けろ、変わり続けろ。この"生"というフロアで、本気でダンスし続けろ―― このアルバム、僕はそんなメッセージとして受け取った。(天野 史彬)
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京都出身の4人組による、2月にリリースされたTOWER RECORDS限定シングル『B!tch』に続くデビュー・ミニ・アルバム。音楽的にはFRANZ FERDINANDや初期ARCTIC MONKEYSといった00年代に登場したUKインディー・ロック勢からの影響を強く感じさせる、ハイテンションでグルーヴィなダンス・ロックを基調としており、まだ荒削りな部分はあるものの、1度聴いたら耳に残るキャッチーなフック満載のメロディや、収録された6曲すべてに違った方向性やアイデアを取り入れようとする音楽的野心からは、バンドの器量の大きさと、この先の飛躍を感じさせるに充分な魅力を感じ取ることができる。すべてのものには終わりがある――そんな刹那性を極めてドライに歌う、6曲中最もヘヴィでサイケデリックなラスト・トラック「愛は終わり」が特にいい。(天野 史彬)
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大阪の名物サーキット・イベント"MINAMI WHEEL"で200人キャパのライヴハウスにプラス150人が押し寄せたという、関西の雄がいよいよ1stシングルをドロップ。思えば今ほど高速BPMと4つ打ち全盛以前にはUKインディーとシンクロしたバンド、例えばSISTER JET やVeni Vidi Viciousが気を吐いてたなぁなんて思い出す(もちろん、今も健闘してるのだが)。彼ら、夜の本気ダンスもクロいフィーリングを感じさせる、4つ打ちというより16ビートを感じさせるビート、GSやサイコビリー、ひいてはUKインディーとのシンクロする洒落っ気も満載。ヴォーカルも粗野さの中に艶があるタイプで、久々に色気のあるロックンロール・バンドに出会えた印象。もっと曲も聴きたいし、何よりライヴが観たい!(石角 友香)
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セックスマシーン!! × KiNGONS
FINLANDS
Hump Back
GLASGOW
FUNKIST
moon drop
緑黄色社会
ビレッジマンズストア
LOSTAGE / EASTOKLAB / peelingwards ほか
藤巻亮太
"SYNCHRONICITY'25 Pre-Party"
ネクライトーキー × Wienners
Cö shu Nie
Awesome City Club
WANIMA
Plastic Tree
- 2025.04.12
-
片平里菜
PIGGS
moon drop
yutori
indigo la End
SUPER BEAVER
yama
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Omoinotake
go!go!vanillas
a flood of circle
古墳シスターズ
GOOD ON THE REEL / ポップしなないで / 渡會将士 / 藤森元生(SAKANAMON)ほか
セックスマシーン!! × KiNGONS
サカナクション
SCOOBIE DO
フラワーカンパニーズ
GLASGOW
DYGL / トクマルシューゴ / YOGEE NEW WAVES ほか
MAN WITH A MISSION
THE BAWDIES
Panorama Panama Town
CNBLUE
緑黄色社会
超能力戦士ドリアン
Novelbright
chef's
The Ravens
INORAN
ねぐせ。
Ayumu Imazu
怒髪天
cinema staff / ヒトリエ / UNISON SQUARE GARDEN / ONIGAWARA ほか
Ochunism
"SYNCHRONICITY'25"
"下北沢こがでらロックフェスティバル2025"
にしな
マルシィ
THE ORAL CIGARETTES
- 2025.04.13
-
片平里菜
PIGGS
Maki
THE BACK HORN
SUPER BEAVER ※振替公演
go!go!vanillas
bokula.
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
ACIDMAN
藤巻亮太
a flood of circle
古墳シスターズ
The Ravens
セックスマシーン!! × KiNGONS
FINLANDS
サカナクション
THE YELLOW MONKEY
超☆社会的サンダル
SCOOBIE DO
LOVE PSYCHEDELICO / The fin. / 荒谷翔大 / 幽体コミュニケーションズ
MAN WITH A MISSION
THE BAWDIES
Cö shu Nie
DENIMS
岸田教団&THE明星ロケッツ
CNBLUE
Novelbright
Ado
Mega Shinnosuke / Conton Candy / トンボコープ / TOOBOE / Aooo ほか
ヒトリエ
Panorama Panama Town
四星球
怒髪天
cinema staff / 9mm Parabellum Bullet / アルカラ / ストレイテナー ほか
Tempalay
ハク。
原因は自分にある。
パスピエ
"SYNCHRONICITY'25"
THE ORAL CIGARETTES
- 2025.04.14
-
YONA YONA WEEKENDERS
ELLEGARDEN × FEEDER
RELEASE INFO
- 2025.04.03
- 2025.04.04
- 2025.04.05
- 2025.04.06
- 2025.04.07
- 2025.04.08
- 2025.04.09
- 2025.04.10
- 2025.04.11
- 2025.04.12
- 2025.04.15
- 2025.04.16
- 2025.04.17
- 2025.04.18
- 2025.04.23
- 2025.04.25
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