Japanese
ポルカドットスティングレイ
2017年11月号掲載
Member:雫(Vo/Gt)
Interviewer:岡本 貴之
インディーズで活動しながらも、大型フェスへの出演、様々なメディア露出などでメジャー級の活躍を見せてきたポルカドットスティングレイがいよいよメジャー・デビュー。趣向を凝らしたMVや、SNSを利用して途切れなく話題を振りまく彼らだが、代表曲の再録を含む全14曲が収録されたメジャー1stフル・アルバム『全知全能』は、その真価が楽曲のクオリティにあることを知らしめる作品だ。全作詞作曲のほか自らアートワークも手掛ける雫が作品について語ってくれた。
-改めてメジャー・デビューおめでとうございます!
ありがとうございます。
-バンド内ではメジャー・デビューに関してどんな受け止め方をしているのでしょう。
メジャー・デビューはもうさっさとしてしまいたいね、というか。我々はより広い層にリーチする音楽を作るっていうことに重きを置いているバンドなので、メジャー・デビューで初めて環境が整ったというか"メジャー・デビューした! やったー!"みたいな感じじゃなくて、"よし、やっとスタートだ"っていう感じです。
-正直、見ているこちら側も特に変わった印象は受けてないです。雫さんの髪がショートになったというのはありますけど(笑)。
ですよね(笑)。特に変わってないですからね。お客さんからするとメジャー・デビューした瞬間にレーベルの人たちがついてチームが増えてみたいなイメージを持っているみたいですけど、それはヤバT(ヤバイTシャツ屋さん)のこやま(たくや/Vo/Gt)君もよく言ってますね。"お客さんはそういうふうに思っているけど、実際はずっと前から環境は変わってないですよ"って。
-ファンからしたら、それだけ夢のあることだっていうことなんじゃないでしょうか。
メジャー・デビューしたことで"資金が増えた"ってライヴでは言ってるんですけど(笑)。お客さんの中には知らないから良くない詮索をする人がいるというか、メジャー・デビューした瞬間に、全然違う音楽になっちゃうんじゃないかとか、今までのファンを置いていっちゃうんじゃないかとか、知らなくて不安だから考えちゃうと思うので、そこに対しては説明して解消していきたいと考えてます。なので、都度伝えていってます。
-雫さん本人としてはどうですか? 感覚的にクリエイトしているところが雫さんのいいところだと思うんですけど、さすがに音楽的な知識やテクニックは以前と変わったんじゃないですか?
いや、全然ですね。楽器隊3人の知識は明らかに増えているんですけど、私が身につけていってるのはマーケティング能力です(笑)。私はプレイヤーというよりはプロデューサーとして成長すべきだなと。アレンジはみんなに任せようと思っているので。プロデュース能力はすごく上がりました。
-作詞作曲は今回も全部雫さんですよね。
もちろん、曲は私が全部やってるんですけど、お客さんが求めるものをより正確にキャッチできるようになったというか。"お客さんがこう言ってるときは何を求めている"とか"こういうのが流行ってるからこれを出すべきだろう"とか。音楽知識はまったくついてないんですけど。
-コード覚えてないですか。
まったく覚えてないです。そこは今までどおりハルシ(Gt)に全投げなので、本当に覚えてなくて。だけど曲できてるし、まぁいいか、みたいな(笑)。
-(笑)「BLUE」のサビのコード感とか、いろいろ研究している形跡を感じたんですけど。
これはハルシが変えたんじゃなかったかな? コード感の広がる感じとか、ちょっと"んっ!?"ってなるような音使いって、ハルシが重ねているギターのアルペジオを大きめに出しているからだと思います。サビのコードも最初はもっと簡単なものだったんですけど、ハルシに"ここをもっとこう変えませんか?"って言われて。でも(※コード・チェンジのアクションをしながら)こういってこういったあとにここに跳ぶの嫌だっていう話をした覚えがありますね。RECのときは大丈夫なんですけど、ライヴだと歌いながら手元を見ないでコード・チェンジしないといけないから難しいんです。
-雫さん、なんでギター弾いているんですか(笑)。
ギターを持ってると落ち着くというのはありますね。最近ちょっとずつギターも上達してきて(笑)、再録している曲はバッキングが変わっていたりするんです。
-「テレキャスター・ストライプ」、「人魚」、「エレクトリック・パブリック」、「夜明けのオレンジ」、「シンクロニシカ」、「ポルカドット・スティングレイ」が"全知全能 ver."として再録されてますね。
MVにした曲を入れました。「夜明けのオレンジ」はベースを再録しているんですけど、この曲を最初にライヴ会場限定CD『極彩』(※現在は配信のみ)で出した時点で、私は本当にギターが弾けなくて、これだけ弾いてないんですよ。さすがに『大正義』(2017年4月リリースの1stミニ・アルバム)で「夜明けのオレンジ」を再録したときは弾いたんですけど、今回はキメ前に"ジャジャッ"っていうところを入れたりとか、カッティングにキレが出たりして、ちょっとギターが上手くなってるので聴いてほしいです(笑)。あと『大正義』のときはユウ君(ウエムラユウキ/Ba)が骨折していて、リード・トラック(「エレクトリック・パブリック」)を弾いていなかったので、今回再録しました。あと、前回ヒロミさん(ヒロミ・ヒロヒロ/tricot)にサポートで弾いてもらった「シンクロニシカ」のアレンジは今回結構変わってますね。
LIVE INFO
- 2025.11.27
-
打首獄門同好会
MONOEYES
Cody・Lee(李)
moon drop
桃色ドロシー
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
ザ・クロマニヨンズ
TENDRE
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
PEDRO
Tempalay
あたらよ
- 2025.11.28
-
Galileo Galilei
優里
BLUE ENCOUNT
go!go!vanillas
怒髪天
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
VII DAYS REASON
Dios
崎山蒼志
凛として時雨
ズーカラデル
コレサワ
SHERBETS
Another Diary
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
ポルカドットスティングレイ
おいしくるメロンパン
sajou no hana
NEK!
CENT
OKAMOTO'S
meiyo
RAY
reGretGirl
- 2025.11.29
-
ビレッジマンズストア
Appare!
YOASOBI
NEE
暴動クラブ
brainchild's
Cody・Lee(李)
キタニタツヤ
優里
くるり
TOKYOてふてふ
MONOEYES
キュウソネコカミ
moon drop
THE BACK HORN
androp
The Biscats
フレデリック
チリヌルヲワカ
怒髪天
eill
LOCAL CONNECT
wacci
LACCO TOWER
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
ドラマチックアラスカ
アーバンギャルド
ねぐせ。
ExWHYZ
UVERworld
フラワーカンパニーズ
愛美
浪漫革命
東京スカパラダイスオーケストラ
BACK LIFT / 魔法少女になり隊 / LEEVELLES / パピプペポは難しい ほか
Bentham
MONO NO AWARE
NANIMONO
カミナリグモ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
- 2025.11.30
-
ビレッジマンズストア
YOASOBI
NEE
TOKYOてふてふ
凛として時雨
キタニタツヤ
崎山蒼志
くるり
キュウソネコカミ
moon drop
SHERBETS
THE BACK HORN
TENDRE
アーバンギャルド
the paddles
秋山黄色
TOMOO
LACCO TOWER
ドラマチックアラスカ
LUCY
ExWHYZ
Maki / SIX LOUNGE / w.o.d. / KUZIRA / TETORA
UVERworld
フラワーカンパニーズ
ポルカドットスティングレイ
NANIMONO
ズーカラデル
ぼっちぼろまる×ポップしなないで×ぜったくん
コレサワ / ヒグチアイ / のん / ひぐちけい
miwa
MONO NO AWARE
Conton Candy
JYOCHO
離婚伝説
- 2025.12.02
-
RADWIMPS
LONGMAN
Dios
RAY
マカロニえんぴつ × DISH//
私立恵比寿中学
GLIM SPANKY
SUPER BEAVER
IneedS
- 2025.12.04
-
TENDRE
LEGO BIG MORL
私立恵比寿中学
SHERBETS
Homecomings
アーバンギャルド
キュウソネコカミ
吉井和哉
Hakubi
- 2025.12.05
-
桃色ドロシー
私立恵比寿中学
moon drop
ポルカドットスティングレイ
ザ・クロマニヨンズ
NANIMONO
eill
Laughing Hick
崎山蒼志
さかいゆう / 望月敬史 / L'OSMOSE(O.A.)
flumpool
とまとくらぶ
Another Diary
岡崎体育
Rei
ズーカラデル
打首獄門同好会
- 2025.12.06
-
キュウソネコカミ
AIRFLIP
ザ・クロマニヨンズ
凛として時雨
OKAMOTO'S
BLUE ENCOUNT
indigo la End / a flood of circle / Galileo Galilei / go!go!vanillas ほか
Cody・Lee(李)
brainchild's
LEGO BIG MORL
NANIMONO
怒髪天
ねぐせ。
CVLTE
UVERworld
eastern youth
キタニタツヤ
優里
Kroi / Jeremy Quartus(Nulbarich) / BREIMEN / luv
flumpool
チリヌルヲワカ
Aooo
Mirror,Mirror
心愛 -KOKONA-
THEラブ人間 / ビレッジマンズストア / 忘れらんねえよ / KALMA ほか
フラワーカンパニーズ
Ryu Matsuyama
MyGO!!!!!
- 2025.12.07
-
ぜんぶ君のせいだ。
崎山蒼志
キュウソネコカミ
MOSHIMO
moon drop
ポルカドットスティングレイ
凛として時雨
BLUE ENCOUNT
AIRFLIP
OKAMOTO'S
sumika / マカロニえんぴつ / Kroi / ズーカラデル ほか
NANIMONO
怒髪天
Devil ANTHEM.
ACIDMAN
eastern youth
小林私
UVERworld
優里
秋野 温(鶴)
LACCO TOWER
OAU
the telephones
BIGMAMA
フラワーカンパニーズ
9mm Parabellum Bullet
PENGUIN RESEARCH
トゲナシトゲアリ × RAISE A SUILEN
- 2025.12.08
-
ザ・クロマニヨンズ
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
RAY × きのホ。
ドラマチックアラスカ
PACIFICA
シベリアンハスキー
雨のパレード
never young beach
- 2025.12.09
-
キュウソネコカミ
天女神樂
ザ・クロマニヨンズ
FRANZ FERDINAND
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
ドラマチックアラスカ
TENDRE
PACIFICA
Galileo Galilei
Dios
ザ・シスターズハイ
ストレイテナー
PEDRO
モーモールルギャバン
- 2025.12.10
-
PACIFICA
Galileo Galilei
山本彩
東京スカパラダイスオーケストラ × HEY-SMITH
くるり
森 翼
Wez Atlas
すなお
ストレイテナー
BLACK COUNTRY, NEW ROAD
RELEASE INFO
- 2025.11.27
- 2025.11.28
- 2025.11.29
- 2025.12.01
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.06
- 2025.12.09
- 2025.12.10
- 2025.12.12
- 2025.12.17
- 2025.12.19
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.24
- 2026.01.01
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ザ・クロマニヨンズ
Skream! 2025年11月号








