Japanese
cinema staff
Member:辻 友貴 (Gt) 飯田 瑞規 (Vo/Gt) 三島 想平 (Ba) 久野 洋平 (Dr)
Interviewer:沖 さやこ
-そういう試みも初めてのことだと思いますが、とてもクリエイティヴですね。
三島:そうですね。これはこれで面白い。制限……というかそういう意識の中で制作を行う楽しみも覚えました。
-エンディングで流れるアニメも音とマッチしていて格好良かったです。
飯田:エンディングに絵がついて曲がついたのを見たのは東京で放送される1日前だったんですけど、見るのをもの凄くずっと楽しみにしていました。丁度イベントの日だったんで、みんなでわくわくしながらパソコンに映像の入ったディスクを入れて、スタッフもメンバーも集まって。自分たちの曲に絵がつくのもそうですけど、曲の中のキメに合わせて絵が動いていて……自分たちの曲にこうして合わせて考えてくれて、凄く相乗効果のあるエンディングになっていると思います。
久野:単純に普段からアニメファンなんで、自分たちの曲に合わせて絵を作って頂けて、それが動いていることにめちゃくちゃ感動しました。自分たちの曲の魅力を違う面から盛り上げてくれるような感覚があって。ある意味プロモーション・ビデオみたいな感じで、自分でもよく見ています。
三島:春先に音をお渡しして、映像が出来たのは7月でした。こんなに時間が掛かるんだなぁ……と。アニメの世界の制作現場は全然分からないですけど、僕らは4人、今回は亀田さんが入って5人で作ったものに、本当にいろんな人が関わって、絵を作っているんだなと思うと……感動に打ち震えましたね。
-果敢に攻める曲なので、オープニング・テーマでも全然イケちゃいますね。
飯田:それは僕たちも思いました(笑)。
久野:“エンディングだからエンディングっぽい感じに遠慮するのはよそう”と。
三島:最初はそういう遠慮も考えたんですけど、振りきってもいいかなと。
飯田:エンディングでそういうものが作れたので、Revoさんのオープニングともいいバランスで、すごくいいものが出来ていると思いますね。
-亀田さんとは具体的にどんな作業をなさったんですか?
三島:スケジュールの都合もあったので始めの制作から入って頂いたわけではなく、サポートして頂いた感じですね。7割くらい自分たちで作っちゃって、それで候補曲を絞って頂いて。曲が大きく変わるアドバイスも“Bメロ増やしたほうがいいよ”というくらいで、あとは細かいところを意見交換したという感じです。“俺たちはこれがいいと思うんですけど亀田さんはどうですか?”という客観視をもらって、あとはレコーディングのコーディネイトをしてもらったというか、環境を整えてもらいました。僕らはセルフ・プロデュースが普通なので、やり方がルーティンになっているところもあるので、それを1回全部崩してみようと。例えば亀田さんのやり方で、ギター・テックさんとドラム・テックさんを連れてきて、打ち合わせした上で僕らがどんな音を出したいか汲んで、すぐ録音出来る状態にして下さった感じですね。僕らだけのやり方だと、音を決めるところに時間が掛かってたんですけど、それを全て排除してすぐ録って、曲のことだけを考える環境でやろうよ!という場作り。あとはスタジオでもすごくリラックス出来るような空気にして下さったり。あの空気作りはプロデューサー所以なのかなぁ……と思いました。
-亀田さんの空気作りとは。
三島:“こんなに余裕でいられるんだ”“レコーディング現場でこんなににこにこ出来るんだ”とか(笑)。僕らだけでやると、何回やってもうまくいかないときとかに結構ピリピリする瞬間もあるんですけど、亀田さんはそういう切り上げ方がうまい。“これでOK!”というラインや重視する場所がちょっと僕らと違うんですよね。結構寛容というか、勢いを重視したり。多分バンドに合わせて下さってるんだと思うんですけど、“cinema staffは勢いのあるテイクのほうが、ちょっと雑な演奏でもいい”と一瞬で空気を読むというか。僕らに合ったやり方でやって下さる――それは本当のプロだなと思いました。
飯田:あんなにたくさんのアーティストを手掛けている名プロデューサーなのに、あそこまですぐ打ち解けられる空気感は凄いですよね。1番最初に会ったときに“(大きく手を振りながら)おお~!会いたかったんだよ~!俺(cinema staffが)好きなんだよ~!”と言ってくれて、早速こっちも好きになりました(笑)。だからレコーディングも楽しくてあっという間で。
三島:だから亀田さんじゃないプロデューサーさんはどんな感じなんだろう?という興味も湧きましたね。
-ではこの先プロデューサーを入れるというのは。
三島:あると思います。でもずっと(プロデューサーについてもらう)、という感じではないかな、とは思います。もしアルバムを作るなら、もっとバンド目線、バンド畑でガッとやってきた人とやるのが面白いのかもしれないと思ったり、でもやっぱりアルバムを作るなら自分たちだけでやりたいという気持ちもあるし。だからこういう風にポイントポイントでアドバイスを頂くのが僕らは向いてるのかなと思ったりします。吸収出来るところは吸収したいと思っています。
-「great escape」は多方面の刺激がありながらも、自分たちの色になった楽曲だということですね。そしてc/wには7月11日に渋谷CLUB QUATTROで開催された、【僕たちの秘法】tourのライヴ音源が入っていますが、この日のライヴの出来はいかがでしたか?
三島:良かったですね。辻くんが立って演奏していないこと以外は……(笑)。
一同:(笑)。
三島:ライヴとしてはちゃんと演奏出来たと思いますし、成果を出せた演奏になっていると思います。このツアーは半分以上対バンだったんで、濃密だったんです。各地で飲んでましたね、ずっと(笑)!本当に楽しかったんですよ。その楽しさが演奏の向上とシンクロして、テンションがずっと高まっている、そのままで完走出来た感じがあります。『望郷』という納得がいくアルバムが出来て、納得がいくツアーが出来ました。
飯田:カチッと決まった演奏をしているだけだと、全然いいライヴにはならないじゃないじゃないですか。だから今回対バンとかの刺激があったことで、モチベーションも上がりました。
三島:去年、特に『SALVAGE YOU』のツアーは結構もやっとした感じだったんですけど本当に今回はクリーンに……まあ辻くんが怪我したってこと以外は(笑)割と完璧な状態というか。“行くぜ行くぜ行くぜ!”という感じでしたね。
久野:……それだけに(辻の)怪我が悔やまれますね。
辻:……悔しかったです。
-(笑)。今年はリリースも精力的で、いいツアーも出来て、10月には辻さんの主宰するレーベル“like a fool records”の企画イベント、皆さんの地元の岐阜での自主企画イベント“OOPARTS 2013”が決定していて。岐阜のイベント、面白そうですね。
三島:このイベントで町を盛り上げようと思っていて。協賛も募ってるんで、ちょっと町おこし感があるイベントになると思います。
-わたしは静岡県に12年住んでいたので、地方出身で地元で力をつけて東京で大きくなったバンドが、地元でこういうイベントを行うことがとても嬉しいです。『望郷』も故郷を大切に思うアルバムだったので、そういう心がこうやってライヴという形で表れるのは素敵なことだと思います。
三島:僕もそう思います(笑)。そう思ってもらえると嬉しいですね。会場のCLUB Gはキャパが600人くらいで、岐阜で1番大きいライヴハウスなんです。高校の頃に何回か出たことがあるんですけど、若かりし頃は“このハコを埋めたい”という気もあったし……楽しみですね。岐阜は名古屋に近いから、CLUB Gでライヴをやるバンドも大分減っちゃって。でも岐阜で音楽活動をしている人がいることをアピールし続けたいし、生まれたところは変わらないんで。岐阜でやってきて、岐阜に助けられたところはいっぱいあるから、それを還元したいと思っています。
LIVE INFO
- 2025.07.04
-
Nothing's Carved In Stone
MAN WITH A MISSION
斉藤和義
ExWHYZ
GRAPEVINE
SAKANAMON
LOCAL CONNECT
the shes gone
ビレッジマンズストア
蒼山幸子
kobore × プッシュプルポット × Brown Basket
女王蜂
ザ・シスターズハイ
のうじょうりえ
DOLL PARTS
カナタタケヒロ(LEGO BIG MORL)
GANG PARADE
佐々木亮介(a flood of circle)
大原櫻子
緑黄色社会
ポルカドットスティングレイ
リーガルリリー
浅井健一
サカナクション
Mom
- 2025.07.05
-
Nothing's Carved In Stone
SAKANAMON
鶴
THE ORAL CIGARETTES / ヤングスキニー / 水曜日のカンパネラ ほか
reGretGirl
GLIM SPANKY
チリヌルヲワカ
キュウソネコカミ
ART-SCHOOL
コレサワ
[Alexandros]
フラワーカンパニーズ
shallm
go!go!vanillas
アーバンギャルド
ExWHYZ
FINLANDS
"見放題大阪2025"
GRAPEVINE
片平里菜
HY
SCOOBIE DO
the shes gone
怒髪天
荒谷翔大
the dadadadys
envy
サイダーガール
緑黄色社会
め組
Helsinki Lambda Club
androp
WtB
ASP
Conton Candy
The Slumbers
有村竜太朗
- 2025.07.06
-
PEDRO
Creepy Nuts
UVERworld
鶴
ビッケブランカ
sumika / Novelbright / Omoinotake ほか
荒谷翔大
reGretGirl
[Alexandros]
竹内アンナ
go!go!vanillas
ネクライトーキー
FIVE NEW OLD
DYGL × Newspeak × ANORAK!
片平里菜
PK shampoo
GLIM SPANKY
"見放題名古屋2025"
女王蜂
SCOOBIE DO
怒髪天
チリヌルヲワカ
ART-SCHOOL
Bimi
jizue
クレナズム
halca
HY
SIX LOUNGE
ドレスコーズ
LEGO BIG MORL
有村竜太朗
フラワーカンパニーズ
- 2025.07.07
-
ビレッジマンズストア
ナナヲアカリ
NakamuraEmi
浅井健一
- 2025.07.08
-
TENDOUJI
Hump Back
go!go!vanillas
ビレッジマンズストア
the dadadadys
kobore × プッシュプルポット × Brown Basket
銀杏BOYZ
- 2025.07.09
-
SHE'S
いきものがかり
Maki
山内総一郎(フジファブリック)
- 2025.07.10
-
TENDOUJI
Saucy Dog
礼賛
いきものがかり
浅井健一
ヤングスキニー
キュウソネコカミ
BBHF
the dadadadys
Hello Hello
GRAPEVINE
ザ・シスターズハイ
Organic Call
downy
四星球
- 2025.07.11
-
TenTwenty
女王蜂
TENDOUJI
なきごと
the shes gone
フレンズ
Saucy Dog
Laughing Hick
浅井健一
WtB
yutori
ビレッジマンズストア
古墳シスターズ
東京スカパラダイスオーケストラ
ヤングスキニー
キュウソネコカミ
のうじょうりえ
賽
ヤバイTシャツ屋さん × Perfume
wacci
KALMA
LITE / DO MAKE SAY THINK / HOTEL NEW TOKYO
GLIM SPANKY
Mirror,Mirror
reGretGirl
四星球
Rei
- 2025.07.12
-
大原櫻子
星野源
藤沢アユミ
FIVE NEW OLD
ASP
コレサワ
あれくん
ART-SCHOOL
SAKANAMON
女王蜂
LOCAL CONNECT
BLUE ENCOUNT
竹内アンナ
いゔどっと
PK shampoo
荒谷翔大
ACIDMAN
ズーカラデル
夜の本気ダンス × BRADIO × 8otto
チリヌルヲワカ
Homecomings
ブランデー戦記
[Alexandros]
鶴
SVEN(fox capture plan)
YUTORI-SEDAI
ビレッジマンズストア
GRAPEVINE
Nothing's Carved In Stone
ADAM at
WtB
Eve
有村竜太朗
Bimi
MAPA
安藤裕子
蒼山幸子
古墳シスターズ
斉藤和義
原因は自分にある。
怒髪天
渡會将士
マオ(シド)
- 2025.07.13
-
星野源
あれくん
SVEN(fox capture plan)
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
TenTwenty
板歯目
SAKANAMON
LOCAL CONNECT
FIVE NEW OLD
ASP
YOASOBI
BLUE ENCOUNT
コレサワ
鶴
"HELLO INDIE 2025"
なきごと
ズーカラデル
UNCHAIN
ART-SCHOOL
有村竜太朗
アルコサイト
[Alexandros]
寺口宣明(Ivy to Fraudulent Game)
チリヌルヲワカ
GRAPEVINE
Nothing's Carved In Stone
Homecomings
ADAM at
ブランデー戦記
Eve
神はサイコロを振らない
荒谷翔大
カミナリグモ
FUNNY THINK
ぜんぶ君のせいだ。
VOI SQUARE CAT
安藤裕子
古墳シスターズ
東京スカパラダイスオーケストラ
reGretGirl
斉藤和義
原因は自分にある。
トラケミスト
- 2025.07.14
-
Mirror,Mirror
- 2025.07.15
-
有村竜太朗
板歯目
BLUE ENCOUNT
桃色ドロシー
[Alexandros]
Mirror,Mirror
TENDOUJI × 浪漫革命
SCOOBIE DO
キミノオルフェ
羊文学
Saucy Dog
Ivy to Fraudulent Game
- 2025.07.16
-
有村竜太朗
YOASOBI
BLUE ENCOUNT
桃色ドロシー
GLIM SPANKY
BIGMAMA × Dannie May
坂本慎太郎
Base Ball Bear × PEDRO
SHE'S × ヨイズ
TenTwenty
Saucy Dog
- 2025.07.18
-
斉藤和義
YOASOBI
フレンズ
[Alexandros]
SVEN(fox capture plan)
板歯目
東京スカパラダイスオーケストラ
ExWHYZ
GLIM SPANKY
the paddles
キュウソネコカミ
NEK! × komsume
KiSS KiSS
Organic Call
ぜんぶ君のせいだ。
SAKANAMON
ヤングスキニー
ACIDMAN
Laughing Hick
TENDOUJI
cinema staff × eastern youth
- 2025.07.19
-
豆柴の大群
浅井健一
フレンズ
"NUMBER SHOT2025"
コレサワ
YOASOBI
PIGGS
鶴
東京スカパラダイスオーケストラ
"KESEN ROCK FESTIVAL'25"
ASP
Novelbright
"JOIN ALIVE 2025"
shallm
Eve
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025"
キノコホテル
UNCHAIN
竹内アンナ
め組
"焼來肉ロックフェス2025"
SPECIAL OTHERS
ExWHYZ
LOCAL CONNECT
寺口宣明(Ivy to Fraudulent Game)
ぜんぶ君のせいだ。
いきものがかり
新しい学校のリーダーズ
"DAIENKAI 2025"
チリヌルヲワカ
片平里菜
PENGUIN RESEARCH
荒谷翔大
Nothing's Carved In Stone
マオ(シド)
RELEASE INFO
- 2025.07.04
- 2025.07.05
- 2025.07.06
- 2025.07.07
- 2025.07.08
- 2025.07.09
- 2025.07.10
- 2025.07.11
- 2025.07.13
- 2025.07.15
- 2025.07.16
- 2025.07.18
- 2025.07.19
- 2025.07.20
- 2025.07.23
- 2025.07.25
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
音ノ乃のの
Skream! 2025年06月号