Japanese
3/21-22開催サーキット・フェス"HIROSHIMA MUSIC STADIUM-ハルバン'20-"、第5弾出演者で嘘カメ、SAKANAMON藤森、ココオク、スペサン、イエスタら12組発表
2020.01.07 20:00
来年3月21日、22日の2日間にわたって開催される、広島市のロック・サーキット・フェス"HIROSHIMA MUSIC STADIUM-ハルバン'20-"。同イベントの第5弾出演アーティストが発表された。
今回発表されたのは以下の12組。
Yellow Studs
嘘とカメレオン
homme
Sunrise In My Attache Case
SpecialThanks
中山卓哉(愛しておくれ)
PARIS on the City!
藤森元生(SAKANAMON)
Plot Scraps
ココロオークション
PK shampoo
ROKI
チケットは現在一般発売中なので、ぜひチェックしてほしい。
▼イベント情報
"HIROSHIMA MUSIC STADIUM-ハルバン'20-"
2020年3月21日(土)、22日(日)
開場 11:30 / 開演 12:00
会場:SECOND CRUTCH / Cave Be / BACK BEAT / SUMATORA TIGER / 楽座 / Live space Reed / Live cafe Jive(3/21のみ) / LIVE VANQUISH(3/21のみ) / CLUB QUATTRO(3/22のみ)
【第1弾出演アーティスト】
alcott / ANTENA / the shes gone / This is LAST / ドラマストア / Novelbright / Half time Old / FINLANDS / reGretGirl
【第2弾出演アーティスト】
ircle / アシュラシンドローム / kobore / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / セックスマシーン!! / 超能力戦士ドリアン / バックドロップシンデレラ / ビレッジマンズストア / POT / Maki / ヤングオオハラ / RED in BLUE
【第3弾出演アーティスト】
OKOJO / オレンジスパイニクラブ / KALMA / THE BOYS&GIRLS / THEラブ人間 / 時速36km / 東京少年倶楽部 / 東京初期衝動 / ドミコ / FAITH / mother / メメタァ
【第4弾出演アーティスト】
アメノイロ。 / OCEANS / Cloque. / The 3 minutes / 3markets[ ] / TETORA / ドラマチックアラスカ / NoisyCell / BACK LIFT / PELICAN FANCLUB / マイアミパーティ / MOSHIMO
【第5弾出演アーティスト】[NEW]
Yellow Studs / 嘘とカメレオン / homme / Sunrise In My Attache Case / SpecialThanks / 中山卓哉(愛しておくれ) / PARIS on the City! / 藤森元生(SAKANAMON) / Plot Scraps / ココロオークション / PK shampoo / ROKI
[チケット]
前売:1日券 ¥4,000(D代¥600別) / 2日券 ¥7,000(D代¥600別×2日別)
当日:1日券 ¥5,000(D代¥600別) / 2日券 ¥8,000(D代¥600別×2日別)
■一般発売中
https://www.haruban.rocks/
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ストリングス入り編成に初挑戦した7thフル・アルバム『HAKKOH』、フィーチャリング・ゲストを迎えた配信シングル"PLUS ONE"シリーズを経て、今改めて放つ剥き身の3ピース・サウンド。歌や各楽器がかち合っては全力疾走しているほか、"どうしてそうなる?"的な捻りを効かせたワールド全開の展開も満載。リード曲の「おつかれさま」からは結成17年目を迎えた今だからこその温かい眼差しが感じられる曲で、総じて、現在進行形のバンドの魅力を真空パックしたような作品だ。お題があるからこそ自由になれる大喜利と同じ原理で、ライヴをテーマにした藤森元生(Vo/Gt)のソングライティングは抜群の仕上がり。15周年ツアー・ファイナルのライヴ音源も収録されている。(蜂須賀 ちなみ)
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今年2022年11月11日で結成15周年を迎えるSAKANAMONが、2年半ぶりとなるフル・アルバム『HAKKOH』をリリース。本作には、NHK「みんなのうた」名曲カバーにて参加した「南の島のハメハメハ大王」や、たかはしほのか(リーガルリリー)をゲスト・ヴォーカルに迎えた「1988」、宮崎市の魅力を発信する"宮崎食堂"へ書き下ろした楽曲「つつうららか」、インディーズ時代からファンの間で高い人気を誇る「妄想DRIVER」の2022年バージョンなど、結成15周年に掛けて全15曲が収められている。バンドの真骨頂とも言える洗練されたギター・ロック・サウンドを主軸としながら、初めてストリング編成に挑んだ楽曲も収録されるなど、3ピース・バンドとしての表現を拡張し続ける彼らの意欲作となった。(山田 いつき)
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1曲目に収録されている「ことばとおんがく」のイントロで、いろは歌のコーラスが左右から交互に聴こえた瞬間に、このアルバムに仕込まれている様々な仕掛けへの期待が高まった。ネクライトーキーのもっさ(Vo/Gt)が参加する「かっぽじれーしょん」では、軽快なメロディと共に展開される聴き間違いをテーマにした会話風の歌詞が、まるでコントのようで、思わずくすっと笑ってしまう。レの音が鳴ったら文字が入れ替わる「レ点」や、いろは歌のアナグラムになっている「いろはうた」など、各曲に異なった言葉遊びが展開され、日本語の面白さや美しさを再認識できるアルバムとなっている。遊び心たっぷりに繰り広げられる彼らの言葉と音楽の世界を、ぜひ歌詞カードを片手に堪能してほしい。(伊藤 美咲)
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5thミニ・アルバム『GUZMANIA』から半年で発表するアルバム。人の心を天体に見立て、遠く離れた人々の心に自分たちの音楽を届ける"着陸船"=LANDERというテーマのもと、人生の様々な場面を、ユーモアとペーソスを交えながら、あくまでもポジティヴに歌った全12曲が収録された。軸足をライヴに置いているバンドらしい硬派なバンド・サウンドと、90年代のJ-POPの影響――つまり、ロックの影響だけにとどまらないポップ・ソング作りのセンスおよびスキルが絶妙に、いや、過剰に入り混じる曲の幅広さは彼らならでは。「WOULD YOU LIKE A HENJIN」は初の完全打ち込み曲なんだそう。ダンサブルなリズム・アプローチに滲むブラック・ミュージックからの影響も聴きどころだ。(山口 智男)
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非モテだ、オタクだ、一発でわかりやすいバンドでもない、そんなことはわかっちゃいるが、何が正解なんだ? そんな逡巡を抱えたまま、音楽体験としてのスリリングさで鬱屈を突破しようとするSAKANAMONらしさは不変の4thフル。00年代NYのポスト・パンクを彷彿とさせるTrack.1「UTAGE」の寛容さ、彼らがファンクを昇華したらこうなるというTrack.4「UMA」、ラウド/ミクスチャーの新鮮さだけじゃない、べらんめぇ調なのに抜群のフロウで言葉を当ててくる藤森のカンの良さにも驚くTrack.9「ラストボス」、そしてJ-POP風でもある親しみやすいメロに溢れる音楽愛の裏返しとも言える現実への焦燥と微かな期待が見える希少なシングルになった「PLAYER PRAYER」など、繰り返し聴きたい12曲。(石角 友香)
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フル・アルバムとしては『SUNCTUARY』以来4年ぶりとなる5thアルバムに冠したのは、直球のタイトル。全13曲、珠玉と言うに相応しいパンク・ロックが並ぶ。昨年のEP『Sweet pea E.P.』が前体制での最後の作品になり、現在はMisaki(Vo/Gt)、よしだたかあき(Dr/Cho)の2人体制にサポート・メンバー(いやま/ex-Dizzy Sunfist等)を加え活動するSpecialThanks。形は変われどその心を掴むグッド・メロディは色褪せることなく、むしろ繊細にパワフルにと進化しながらエネルギーを放っている。これまでもモチーフとなってきた太陽のように、いつ、どんなときもそこにあって、誰かの人生と並走したり照らしてくれたりする。そんな音楽が詰まったアルバムだ。(吉羽 さおり)
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新体制初アルバムは、ファストな2ビートとノイジーなギターに、Misakiの切なくも美しいヴォーカルとグッド・メロディが冴える「ムーブメント」で幕開け。"令和"という言葉を盛り込み、新たなスタートを切った今と、新メンバーで走り出す高揚感と幸福感とを詰め込んだ曲が晴れやかだ。エヴァーグリーンなメロディとジャングリーな演奏のパワー・ポップや、爽快なギター・ロックといったこれまでの流れも踏襲しつつ、今回はメロコアの魅力が際立っている。勢いのあるバンド・アンサンブルとメンバーのシンガロングも生かして、エネルギッシュに突っ走っているのが心地いい。この4人のグルーヴをリアルに感じる作品で、「Nonobaby」での男女ツイン・ヴォーカルがスペサンの世界に新風をもたらしてもいる。(吉羽 さおり)
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バンドのキーマンであるMisaki(Vo/Gt)の心境の変化が反映されたフル・アルバム『Anthem』から約9ヶ月でリリースされる5曲入りミニ・アルバム。突如"ロック・スターになりたい"と思い立った彼女が、日々の生活でわくわくすることを探していった結果生まれてきた楽曲たちは、抜けが良く爽快感のあるものばかり。メロディの起伏もドラマチックで、彼女のキュートさとスパイスが混ざり合った豊かな歌声も映える。歌詞には彼女の新しい気づきが多々反映されており、モチーフも太陽、宇宙、愛、水など、人間の生活には欠かせない壮大なものが多い。特にミドル・ナンバー「ハートライト」の存在感は詞曲ともに格別。ポジティヴやネガティヴの域を超えて、ひたすらにナチュラルなサウンドを堪能できる。(沖 さやこ)
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ガールズ・メロディック・パンク・バンドの急先鋒としてシーンに衝撃を与えてから、早数年。Misaki(Vo/Gt)率いるSpecialThanksが3rdフル・アルバムを完成させた。1曲目の「singing」からゆったりと始まるので、"これがスペサン!?"と驚かされるが、驚きはそのあとも続く。なんと、歌詞は初めての全曲日本語詞。そして、どっしりと腰を落としたビートや、エモーショナルなメロディが光っている。Misakiの歌もかわいらしさや勢いに留まらない豊かさを誇っており、すべてにおいて、彼女/彼らが大人になったという事実がとても素直に反映されているのだ。とはいえ、共に歌い、共に感じられる、そしてライヴが観たくなる本来の良さは失われてはいない。音楽と人に誠実に生きるバンドの真価が発揮された1枚。(高橋 美穂)
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今年に入り、新体制でかつてないほど精力的に活動中のSpecialThanks。今作はメンバー・チェンジ前に制作された作品とのことで、バンドがこの先どうなっていくのか?というリアルな状況が綴られている。とは言ってもネガティヴな要素はほとんどなし。インタビューでMisakiが語ったように、"これからどうなるのか、わくわくが止められない"という気合いが隅々にまで通った作品だ。だからこそ今回の聴きどころはMisakiの歌声。昨年リリースされた2ndフル・アルバム『missa』でも格段にエモーショナルに進化していたが、今作はさらにギミックや情感も豊かになっている。彼女たちが目指すネクスト・ステージは一体どんなものなのか――そんな期待を煽る初期衝動的青さが眩しい作品だ。(沖 さやこ)
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2013年12月に現メンバー初作品『MOVE ON』をリリース以降、MIX MARKETとのスプリット・アルバム、初の書き下ろしタイアップ曲のシングル・リリースなど、バンドにとって新しい挑戦を続けてきたSpecialThanksが、フル・アルバムとしては4年振りとなる2ndをリリースする。紅一点ギター・ヴォーカル、Misakiの歌はこの1年半で格段にパワフルになり、メロディック・パンクを骨にしつつもそこに縛られないバンド・サウンドも華やかで太い。1曲1曲にしっかりと向き合い、心からバンドを楽しみ、自身のルーツにあるロックンロールへの敬意と自身の楽曲への愛情がダイレクトに伝わってくる、ピュアでフレッシュな作品だ。PERSONZのカバー曲、弾き語り曲など、全15曲でカラフルに魅せる。(沖 さやこ)
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MIX MARKETとのスプリット・アルバムを先月リリースしたばかりのSpecialThanksが、TVアニメ"オオカミ少女と黒王子"のオープニング・テーマ曲「LOVE GOOD TIME」をシングル・リリース。初のタイアップ、初の書き下ろし、初のシングル、初の日本語詞、初のカラオケ入り、初のTVサイズ作成......とバンドにとって初めて尽くしの楽曲は、スペサンらしい瑞々しいメロディックが健やかに鳴り響く。歌詞には主人公、エリカの気持ちを彩り、Misakiのヴォーカルも幸せな恋を掴もうと心に秘めた真っ直ぐな気持ちを力強く届ける。曲間のクラップのセクションなども、恋を後押しするようなポジティヴな空気感。キャッチーで華やかなメロディも、作品と相性抜群。バンドの充実感が凝縮された1曲だ。(沖 さやこ)
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まるでひとつのバンドの音源を聴いているようだ。それだけ両者が互いをリスペクトし、心を通わせているということだろう。KOGA RECORDSのガールズ・バンドの先駆けであるMIX MARKETと、彼女たちの音楽を聴いて育ったSpecialThanksによる"ふたつのロックが混ざり合う"今作には、共作曲1曲、各バンドの新曲3曲、それぞれのカヴァー曲が1曲ずつ収録されている。SpecialThanksは太い信念がこめられたメロディック・パンクに、少女から女性に成長しているMisakiの歌声が重なり、より曲の持つ情感を豊かに表現。デビュー17年を迎えるMIX MARKETは過去から現在までのロックを幅広く取り入れ、遊び心溢れるフレキシブルなサウンドに。両者とも瑞々しい音色で、純粋な"音を楽しむ"という心の結晶だ。(沖 さやこ)
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2013年春にHeisuke(Gt)が加入し、再び4ピース・バンドとしてスタートを切ったSpecialThanks。現在、2014年夏に向けて2ndフル・アルバムを制作中の彼女たちから放たれる、現メンバーでの初のレコーディング作品がこの5曲入りEPだ。正統派メロディック・パンク、4人のアンサンブルならではのポップ・ロック的アプローチ、優しいメロディが印象的なナンバーや哀愁漂うミディアム・テンポの楽曲など、4ピースだからこそ作ることができたサウンドの幅を、ひとつひとつしっかりと見せてくれる。3ピースで活動していた時期に"より歌を大事にすることを考えた"というMisaki(Vo/Gt)の歌声は楽曲それぞれにしっかりと向かい合い、音と共に踊るように輝く。4人の自信に満ちた作品と言えるだろう。(沖 さやこ)
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逆境を、ある意味自分たちの売りにしながら、生きる証として音を鳴らしてきたバンドである。そんな5人組による10thアルバムは、いつも以上に気迫に満ちたものになっている。それは18年に迎えた結成15周年を機に、多くの人から好かれたいというスケベ心を捨て、衝動の赴くままやりたい放題やろうと初心に返ったことに加え、ライヴができないフラストレーションを演奏にぶつけたからだ。ブルースとジャズとロカビリーとパンクがごた混ぜになった全9曲。ラテン、ワルツ、ポルカ、パリ・ミュゼットのテイストが感じられる曲もある。聴く者の胸を抉る言葉を突きつける野村太一の嗄れ声の歌はまさに絶唱。流行とは無縁のロックンロールを背負っていこうという意地とプライドが感じられる。(山口 智男)
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ガレージ・ロック、ジャズ、ブルース、男前なロックの要素を盛り込んだサウンドにしゃがれ声によるヴォーカルが魅力の5人組ロック・バンドの9枚目となるアルバム。ライヴ・バンドならではの実感のこもった歌詞が興味深い楽曲「ハイボール」、同じくライヴハウスを歌いながら民族的な演奏の楽しさとカッコよさを教えてくれるポルカ・ナンバー「ライブハウスポルカ」、洒落た音使いとこみ上げるメロディに気持ちが高ぶる疾走感溢れる「アルマエラ」など、生楽器の音の良さと空間を活かした隙間のあるアンサンブルが、デジタルな音圧に慣れてしまった耳に心地よい1枚。6月4日には恵比寿LIQUIDROOMでのワンマン・ライヴも決まっており、ライヴを重ねることで支持を得てきたバンドの充実度が伝わってくる。(岡本 貴之)
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完全無所属を掲げ、DIYの活動を続けながらじわじわとファンを増やしてきた2003年結成の5人組が完成させた7作目のアルバム。ロカビリー、ジャズ、ガレージをバックボーンとしながら、それだけに止まらない変幻自在の12曲が収録されている。モダンな感性が窺えるギター・ロック・ナンバー、ピアノが跳ねるポップ・ソング、バンジョーが軽快に鳴るフォーク・ナンバー、そしてバラード。全曲が変化球と言える多彩さが支離滅裂に聴こえないのは、野村太一(Key/Vo)のしゃがれ声のインパクトとエッジを際立たせたバンド・サウンドによるところが大きいのだろう。社会風刺を交え、日々の悲喜劇を飾らない言葉で描いた人間臭い歌詞も魅力的。こういう歌を必要としているリスナーは少なくないはず。(山口 智男)
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関西を中心に活動している正統派の歌ものバンド、ココロオークションが遂にメジャー・デビュー。嬉しさの反面、怖さもあるけど"終わりの来ない旅を続けよう"と突き進むことを決めたTrack.1からスタートする今作。"はじまりのうた"を奏でるTrack.2や、夢の世界へ連れて行ってほしいと歌うTrack.3、そして、自分が選んだ道は間違いないんだと訴えるTrack.5など全体を通して、メジャー・デビューをきっかけにバンドが決意した思いを表しているように聴こえる。プロデューサーにBUMP OF CHICKENやTRICERATOPSなどを手掛けた木崎賢治を迎え制作されたメジャー1作目。今後の活躍が楽しみで仕方がない。(白崎 未穂)
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今年5月にリリースされた生産限定盤シングルが好評の、大阪発の3人組。"Relight(=再び点火する)"というタイトルの通り、光を思わせるワードや、それを表現するに不可欠な闇を表す言葉が歌詞に並び、サウンドもまた楽曲ごとにタイプの違う輝きを表現している。ほのかにハスキーな粟子真行(Vo/Gt)のヴォーカルもより強いパワーを放つようになった。それは歌い方のギミックの影響もあるが、自身のメンタリティも大きい。彼は今作で"なぜ音楽を続けているのかがわかった"という。彼の歌は人を求め、そのために人の心に寄り添おうと努める。なくしてから大切さに気づくという後悔が、彼をそこに動かしているのだ。耳馴染みのいいバラエティに富んだ音楽。ここに圧倒的な個性が加わればさらに強くなる。(沖 さやこ)
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息つく暇もないほどスリリングな展開で魅せる、これぞ嘘とカメレオン流高速ミクスチャー「さらばウォルポール」に始まり、ARCTIC MONKEYS「Brianstorm」を彷彿とさせるリフとビートが炸裂する「0」、オーセンティックなポップスに急接近した「タイムラプス」、90年代のオルタナティヴ・ロックやラップ・メタルの風を感じる「秒針」、BPM130から強引に200台にまで持っていく「リトル・ジャーニー」など、ユーモアとセンスが爆発したキラーチューンが満載。"You can choose fake or truth..."で締めるチャム(.△)(Vo)の歌詞もまた、いつにも増して豊かで核心を突く強さもより磨かれた、キャリア史上最高到達点と言っていいアルバムだ。(TAISHI IWAMI)
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バンド初のMV「されど奇術師は賽を振る」がバズったことをきっかけに、大迫力のライヴ・パフォーマンスも注目を浴びて人気に火がついた、嘘とカメレオンのメジャー・デビュー・アルバム『ヲトシアナ』。当初アナウンスされていたデビュー日が、交通事故により延期するという事態を乗り越えてのリリースとなった。変幻自在に表情を変えるバンド・サウンドに乗せて、チャム(.△)(Vo)が巧みな言葉遊びを楽しみながら、バンドの意志を刻んでいる。威勢良く鳴り響く銅鑼の音を合図に魑魅魍魎たちと戯れ、幽霊船あるいは海辺の街を越えて、聖者たちと目指してゆく、まだ見ぬ未来。どこまでも深読みができるように編み込まれた歌は、入口こそ広いが一度入ると抜け出せない奥深さがある。才気を放つデビュー作。(秦 理絵)
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yutori
indigo la End
SUPER BEAVER
yama
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Omoinotake
go!go!vanillas
a flood of circle
古墳シスターズ
GOOD ON THE REEL / ポップしなないで / 渡會将士 / 藤森元生(SAKANAMON)ほか
セックスマシーン!! × KiNGONS
サカナクション
SCOOBIE DO
フラワーカンパニーズ
GLASGOW
DYGL / トクマルシューゴ / YOGEE NEW WAVES ほか
MAN WITH A MISSION
THE BAWDIES
Panorama Panama Town
CNBLUE
緑黄色社会
超能力戦士ドリアン
Novelbright
chef's
The Ravens
INORAN
ねぐせ。
Ayumu Imazu
怒髪天
cinema staff / ヒトリエ / UNISON SQUARE GARDEN / ONIGAWARA ほか
Ochunism
"SYNCHRONICITY'25"
"下北沢こがでらロックフェスティバル2025"
にしな
マルシィ
THE ORAL CIGARETTES
- 2025.04.13
-
片平里菜
PIGGS
Maki
THE BACK HORN
SUPER BEAVER ※振替公演
go!go!vanillas
bokula.
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
ACIDMAN
藤巻亮太
a flood of circle
古墳シスターズ
The Ravens
セックスマシーン!! × KiNGONS
FINLANDS
サカナクション
THE YELLOW MONKEY
超☆社会的サンダル
SCOOBIE DO
LOVE PSYCHEDELICO / The fin. / 荒谷翔大 / 幽体コミュニケーションズ
MAN WITH A MISSION
THE BAWDIES
Cö shu Nie
DENIMS
岸田教団&THE明星ロケッツ
CNBLUE
Novelbright
Ado
Mega Shinnosuke / Conton Candy / トンボコープ / TOOBOE / Aooo ほか
ヒトリエ
Panorama Panama Town
四星球
怒髪天
cinema staff / 9mm Parabellum Bullet / アルカラ / ストレイテナー ほか
Tempalay
ハク。
原因は自分にある。
パスピエ
"SYNCHRONICITY'25"
THE ORAL CIGARETTES
- 2025.04.14
-
YONA YONA WEEKENDERS
ELLEGARDEN × FEEDER
RELEASE INFO
- 2025.04.01
- 2025.04.02
- 2025.04.03
- 2025.04.04
- 2025.04.05
- 2025.04.06
- 2025.04.07
- 2025.04.09
- 2025.04.10
- 2025.04.11
- 2025.04.15
- 2025.04.16
- 2025.04.17
- 2025.04.18
- 2025.04.23
- 2025.04.25
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