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INTERVIEW

Japanese

VIRGO × 岡峰光舟(THE BACK HORN)

2020年03月号掲載

VIRGO × 岡峰光舟(THE BACK HORN)

THE BACK HORN:岡峰 光舟(Ba)
VIRGOwearworks:YU(ディレクター)
インタビュアー:吉羽 さおり Photo by 上坂和也
撮影場所:Flowers Loft

-以前から、岡峰さんはYUさんと一緒にDJもやったりしてますよね。それもYUさんからの誘いだったりするんですか。

岡峰:それが、DJはほんとクソみたいな振りでくるんですよ。だいたい"この日、何やってるの?"みたいな感じでくるから、飲みの誘いかなと思って、"夜、空いてます"って言うと、じゃあいけるねっていう感じで組み込まれたりするんですよ。

YU:とてもスムーズな流れですな。

岡峰:いや、騙されてるんですよ。よく、"今、何してるの?"って感じで飲みに誘ってくれるんですけど。ちょっと前までは、喜び勇んで行ってたんですけど、俺が着くともうYUさんは酔いがだんだん覚めてきている頃で、何十分後かには帰っちゃうんですよ。

YU:最近はちょっと反省してるんだよ、酔っ払って光舟を呼びたくなっちゃうとかは。

-飲んでると寂しくなってきちゃうんですね。

YU:そう。寂しくなるというか、ここにあいつがいたら面白いだろうなとか、光舟とああいう話したいなとか思って。近いから呼んじゃうっていう。あるでしょ、あなたもそういうこと。

岡峰:最近はないですね(笑)。

YU:あると言っています(笑)。

ジャケット: COMFY TAILORED JKT ¥27,000
Tシャツ: RISE ABOVE THE STORM ¥5,000 (近日発売)
パンツ: COMFY TAILORED PANTS ¥16,800
スニーカー: VIRTALY QUILT SLIP-ON ¥13,500

-そういう飲みの席で、この人を呼んだら楽しいんだろうな、一緒に何かしたら面白いだろうなっていうマインドで場を作ったりすることって、普段の人脈や友人を広げていくことにも繋がっていそうですね。この人と、何か面白いことしたいなって発想でどんどん広がっていくというか。

YU:そうですね。ブランド関係でもバンドでも関係なく、好きな友達がリンクしていったら面白いなっていうのはあるしね。そういうタイミングで紹介したかった人を紹介するとか。もちろん、それなりの空気は読みつつですけどね。

岡峰:たしかに、YUさんに紹介してもらって知り合うとかはありますね。最初の出会いもまさにそうだったし、そうやって繋いでくれる人です。

YU:そうそう。これ大事ですよね。

岡峰:真面目な話、YUさんは人を色眼鏡で見ないんですよ。こいつらは今売れてるからどうこうとかじゃなく、売れていようがそうでなかろうが、フラットな自分の目線で見てるんですよ。実際そういうところありますよね。だから、知らなかったけど実はあいつらすげぇ売れてたとかよくありますもんね。

YU:リサーチ不足なだけっていう(笑)。

-まず人ありきで、そのあとで背景がついてくる。

YU:かもしれないですね。と言うか、僕の中では何事も音楽を中心に構成されているから、服だって音楽をやってなかったら、やらなかったと思うし。

岡峰:バンドやる前、服には興味なかったんですか。

YU:この辺の話は前回のとき(※2019年10月号掲載のインタビュー)に話したんだけども。ずっと服屋では働いていたけど、自分でブランドをやろうっていうのはあまりなかったかな。今のブランドはいろんなバブルが下火になったときに始めてるので。

岡峰:その根性がすごいですよね。ムーブメントが終焉に向かっているとわかっていて、それでも飛び込んでいくっていうのが。

YU:もう終わってるって言うんだったら、これ以上の下はないのかなって思ったし、逆に面白いのかなって。あとはブームで始めたんじゃねぇぞっていう謎のアンチテーゼもあったし。それが2002年とか03年くらいなんだけど、今思えばまだまだ下はあったっていう。

岡峰:一番下はどこらへんなの。

YU:う〜ん、わかんないけど今なんじゃないかな。今や洋服のポジションというか優先順位も変化しているなかで、外資系ブランドだって、大きな洋服屋さんだってなくなったりしてるし。でもそこで当たり前だけどもVIRGOはいいものを作ろうと必死でやっていて、友達にも助けてもらいつつ、うちのスタッフもなんだかんだすげー真面目だから、なんとかみんなでやれているっていう感じだよね。

-こういう時代だからこそ、自分の芯を持ってブレずにやってるものは強いんじゃないですかね。

YU:僕らみたいなマイノリティなブランドは、逆にこういうときは強いのかもしれませんね。小さいかもしれないけど、すげーものを作ってやろうっていうモチベーションがあるから。向かい風はあるけど、何せずっと匍匐前進でやってきているから、そんなに風を喰らわないところはあるかもしれない(笑)。

岡峰:たしかに音楽業界もしかりで、なかなか読みづらい時代ではあるかもしれないですね。そういうなかで匍匐前進でやってきているということではTHE BACK HORNっぽいかもしれない(笑)。

YU:ベクトルは違えど、似たところがあるかもしれないね。

YU(VIRGOwearworksディレクター)
シャツ: LAYERED BIG MILITARY SHIRTS ¥17,800
カットソー: PERFECTION NEO US 3/4 ¥8,000

岡峰 光舟(THE BACK HORN)
シャツ: 2WAY GAUZE SHIRTS ¥16,800 (近日発売)
Tシャツ: NO BULLET ¥5,000 (近日発売)


SPECIAL PRESENT フォロー&RTで岡峰光舟のサイン入りVIRGOwearworksのロングスリーブTシャツをプレゼント

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THE BACK HORN LIVE INFORMATION

"「荒吐20th SPECIAL -鰰の叫ぶ声-」東京編"
2020年5月9日(土)昭和女子大学 人見記念講堂
出演:鰰の叫ぶ声(THE BACK HORN×9mm Parabellum Bullet)/ 9mm Parabellum Bullet

2020年5月10日(日)昭和女子大学 人見記念講堂
出演:鰰の叫ぶ声(THE BACK HORN×9mm Parabellum Bullet)/ THE BACK HORN

"THE BACK HORN「KYO-MEIワンマンツアー」カルペ・ディエム~今を掴め~振替公演"
2020年5月27日(水)新木場STUDIO COASTよりスタート(全13公演)

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