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cinema staffのメンバーも在籍するバンド peelingwards、約3年ぶり単独音源CD『HEEL or BABYFACE?』リリース。本人/推薦コメントが到着

2021.11.05 12:10

cinema staffのメンバーも在籍するバンド peelingwards、約3年ぶり単独音源CD『HEEL or BABYFACE?』リリース。本人/推薦コメントが到着

cinema staffのメンバー、三島想平(Vo/Gt)と辻 友貴(Gt)も在籍するバンド peelingwardsが、本日11月5日に、満を持して久しぶりの単独音源『HEEL or BABYFACE?』をリリースした。
 
今作のジャケット・グラフィックはWRENCHのtomohiro matsuda、写真、デザインなどはMachida Chiakiによるもの。レコーディングは上條雄次(Crypt City、LOSTAGE、ドミコなど)と、メンバーである三島想平、ミックスも三島が自ら担当した。マスタリングは LFRワークスお馴染みのStrohorn Music Laboratory 横山 令(ayutthaya、sans visage、NENGUなど)が手掛けている。
 
またCDのみ1曲追加収録となっており、全7曲収録のEPがリリース。収録曲である「SWING DDT」のライヴ映像が公開中なので、こちらもあわせてチェックしよう。
 

peelingwards - SWING DDT(new song) September 8, 2019

 
■本人コメント
単独音源として約3年ぶりのリリースとなります。
peelingwards、今はこういうモードです、よろしくお願いします。


■推薦コメント
いつの間にか曲名がプロレスだらけになっている peelingwardsのmini album"HEEL or BABYFACE?"は、先日のayutthayaの7inchスプリットから早いスパンでのリリースとなった。
今作は結成当初のハードコア、激情感は少し影を潜めたが、バンド的推し曲 "SLINGBLADE" が指す通り、旋回力抜群のヘヴィグルーヴとソリッドなギターサウンドが合わさったグランジ感が出た作品となった。
近年の LIVE で演奏回数の多めの前半パートは、メロディアスな面から一変してダークなポエトリー調やエモいシャウトパートまで、三島の多面性ソングライティングが光る。
タイトルの"heel"が意味する反則プレイと、その反対を意味する"babyface"正統派を兼ね備えたかのようにも受け取れる曲が垣間見れる。
中盤から後半にかけては、レーベルオーナーでありギター辻のCONVERGEやHUMなどに影響を受けたであろうオルタナティブサウンドと、荒々しさを閉じ込めたタイトなドラムのミドルテンポ重低音の曲調が目立つ。
peelingwards は LIKE A FOOL レーベルの中でも一際うるさめバンドの立ち位置にあると思うし、一見どちらかというと"babyface"面の好青年たちのバンドだが、蓋を開けてみたらラフファイト反則技を多用しまくった"heel"たちのパワープレイかもしれない。
どちらにしろスタイルはあらかじめ決めなくて良いし、聴き手に委ねて良い。
カッコよさは反則なのだから。
 
文:猫と町

 

▼リリース情報
peelingwards
ニュー・ミニ・アルバム
『HEEL or BABYFACE?』
peelingwards_mini_al.jpg
NOW ON SALE
LFR016/¥1.980(税込)
※限定500枚
[LIKE A FOOL RECORDS]
 
1. CIPHER UTAKI
2. TIMEBOMB
3. BRAINBUSTER
4. SWING DDT
5. SLINGBLADE
6. GUNSTUN
・CDのみ未発表曲音源1曲収録
 
配信はこちら

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