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INTERVIEW

Japanese

KEYTALK

2017年01月号掲載

KEYTALK

Member:小野 武正(Gt/MC/Cho) 首藤 義勝(Vo/Ba) 寺中 友将(Vo/Gt) 八木 優樹(Dr/Cho)

Interviewer:石角 友香

-(笑)加えて、今回は熱いメッセージなんですけど、メジャー・デビューしてからもう3年なんだなぁって感じもあり。

首藤:"もう3年"......。

-しみじみ言わないでください(笑)。バンドをやっていくこと自体は楽しいと思うんですけど、KEYTALKらしさについて、活動を続けてきたなかで客観視する機会は増えましたか?

小野:KEYTALKらしさ? でもたしかに、リリースやライヴを重ねるごとに"らしさ"がどんどん増えていく感じはしますね。

-小野さんが思ってる"らしさ"って何ですか?

小野:よく言われることですけど、やっぱりヴォーカルだけが引っ張っていく形ではなく、4人全員が前にいるようなバンドっていうのが、一番の"らしさ"かなと。

-それはほんとに最初から変わらないですよね。より強力になってきたし。

小野:一番、重要視したいところではありますね。そこが僕らの面白さなので。

-「ASTRO」は、KEYTALKを聴き続けてて、どういうタイプの曲があるってわかってる人以外も"熱いな!"とか、曲調が入りやすいなと感じられる曲だなと。

首藤:今回はそうですね。あと、未収録なんですけど巨匠(寺中)曲の「Oh!En!Ka!」って新曲もあって。

-ほー、またダイレクトな。そちらも期待してます。ところで「amy」のライヴ・バージョンはいつのライヴの音源なんですか?

首藤:これは、いつの音源とは言わないようにしてます。6年前の『TIMES SQUARE』(2010年リリースの1stミニ・アルバム)ツアーのかもしれないし(笑)?

寺中:ライヴハウスに頼んでラインで録音しておいてもらったやつで。よくとっといてくれましたね(笑)。

-それもまぁ、ほんとかどうかは想像に任せるってことですね(笑)。「amy」はインディーズの1stシングル(2010年リリースの『KTEP』)収録曲なので、そう考えると時間的には対極の2曲が入ってて面白いです。改めて聞きますが、カップリングにこの曲を入れることにしたのはなぜなんですか?

首藤:これはですね――

小野:かなりの深い意味があるので、みんな考えてもらえると。

-ほんとに(笑)?

寺中:実は、"amy"は「ASTRO」の主人公なんです。

小野:あー! ズドーン!

寺中:嘘です。ライヴ音源としては面白くなかったですか? もともと「amy」は僕ら(寺中、首藤)が別々に歌ってるテイクが違うCDに入ってたんですけど、このライヴ音源は1曲をふたりで歌い分けてるんですよ。

首藤:かなり面白い。

寺中:ライヴならではの。興味深い......。

-そういう意味でも、いつのライヴ音源かわからない方が面白いということですね。

寺中:そうです。

-最後に、2017年の予定は?

小野:今決まってるのは、"MUSIC TAGS"(※2月14日に新木場STUDIO COASTにて開催)、"ビクターロック祭り"(※3月18日に幕張メッセにて開催)とか。

-周りから受ける刺激もあると思いますし、ツアーも熊本(※4月22日の熊本B.9 V1公演)がスタート地点ですし、2017年もぶっ飛ばしていってください。

一同:ありがとうございます!