シナリオアートの「ノウナイランド」【第7回】

2015年08月号掲載

シナリオアート

シナリオアートのノウナイランドへようこそ！
みなさん、本格的に夏が近付いてきましたがいかがお過ごしですか？
シナリオアート Drum＆Vocal ハットリクミコです！

今回も『お友達のノウナイ覗いてみよう』のコーナー！！

バンドのお友達とマンツーマンでお食事しながら
いろんな事を話してみて、どんな風に何を考えているのかを聞く！ノウナイ覗いちゃう！という楽しい女子会です！
前回のゲストは、東京カランコロンVo.＆Keyせんせいでした！！
あれ以来、何回も2人でご飯に行く程仲良くなれたんやで～！嬉しい！！
せんせい、ありがとうございました～！

さて、今回のお友達は

『ねごと Vo.＆Key.　蒼山幸子』

ねごととは、事務所もレーベルも同じで、シナリオアートにとって初めての先輩として仲良くしてくれた、とても大切な仲間です。
昨年の10月にイベントで初共演したり、コピーバンドで一緒に演奏した事もあったり、さっちゃんとはプライベートでもたまにご飯に行ったりと、ほんまに濃い関係の大好きなバンドのボーカリストの考えを改めて知ってみたくて今回お誘いして、2人で4時間も話して来ました（笑）！そのほんの一部ですが、みなさんにご紹介します～！

クミコ：さっちゃんは普段どういう事を考えてるの？

幸子：いろいろ考えてて、考えてないって事がないかも。例えばその時ハマってるアーティストさんが居たとして、一回好きになるとすごい調べちゃうから、その人のブログとかエッセイだとかすごい読む。どういう人なのか知りたくて。

クミコ：なるほど～。コウスケさん（シナリオアート Gt.Vo.）と同じタイプな気がする！自分にとっては珍しいタイプの人でおもしろい！！

幸子：1回好きになったり興味を持つと、結構のめり込むからその事ばっかり考える。"この人はこういうバックグラウンドがあるからこういう音楽やってるんだな"とか。あと、前回のノウナイランド読んだんだけど、クミちゃんも言ってたみたいに、私もすごいマイナスな状況とか最悪な状況とか想像する。昔よく電車に乗る時、駅のホームで待ってて"今この目の前の人が線路内に飛び降りたらどうしよう"って思ったり。

クミコ：同じや！私は今でも、人身事故のアナウンスが流れたりした時にそういう思いが蘇ってきて、自分のいま目の前の人が急に線路内に飛び降りたりしてもおかしくないんやろうなって思ったりする。ほんまに起きたらどうしようって。こうやって自分が思った事でその人が指示されたように動き出してしまうかもってありえへんような状況やけど考えちゃうなー。

幸子：考えるよね～。あ！そうだ、話戻るんだけど、「たま」って知ってる？4人組で日本のビートルズって言われてたバンド。私達が産まれた頃に活躍してて、メンバー全員曲も書くし歌も歌うの。その「たま」がすっごい好きになって、Gt.Vo.の知久さんって人が、今もまだ個人で音楽活動してて。その知久さんの事がほんとに好きになっちゃって、夢に出てくるくらい好きで（笑）。知久さんは一見すごい変な人に見えるんだけど、でも実はめちゃめちゃ職人気質なの。すごい演奏上手だし、コードの理論とかもすごい知ってて。そういう人にすごい惹かれるのね。で、3月にソロライブを見に行ったの。歌ってる時の目も少年みたいで、ほんとに素敵な人だった。しかも、フロアに降りてきてすごく近くに来てくれてニコッて微笑んでたんだけど、50歳近いはずなのに天使に見えた（笑）。日常生活とか音楽と向き合う中で"こういう時知久さんだったらどんな風に考えるんだろう"って思ったり、演奏したりする。

クミコ：人や物、何かに対してそこまで興味を持って、知ってみたいとか会いたいとかって思って調べたり好きになったりするのってすごいと思う。自分はほんとになかなか好きな物も人も見つけられなくて、興味の湧く音楽に出会う事も少なくて、だから逆に何かに対して興味を示す人にすごく興味があって、"なんでそんなに夢中になれる事を見つけられるんやろう"とか"どういうタイミングで気になり始めたり好きになったりするんやろう"とか。そういう意味では興味を示せてるんかもしれへんけど。人それぞれの思想っておもしろいな！！

まだまだ話は途絶えなかったけど、今日はここまでー！！

表参道の「A to Z cafe」にお邪魔してのお食事会でした！！
オシャレで料理もおいしくて落ち着いた雰囲気のとても素敵なお店です。『アボカドとマグロの明太子どんぶり』が、おいしかった！！是非行ってみてね。