シナリオアートの「ノウナイランド」【第2回】
2014年10月号掲載
ぼーっとしていると、頭の中で妄想が広がってゆく。
ただの妄想であれば、その世界がコントロールできるはずなのに、その妄想が深くなっていくと、自分の意思に背きはじめて気づけば妄想に飲み込まれるように、現実が侵食される。
その景色は初めて見る景色であったり、登場人物は面識のない人であったり、とても不思議な感覚に陥る。
妄想のレイヤーが現実に打ち勝って、目の前の景色が入れ替わり、どこにいるのかわからなくなる。
この感覚を、ぼーっとしていたという表現で共有することができると思っていた。
だから取り立てて、話すことはなかったんやけど、とあるきっかけがあった時に、上記の事を人に話すとかなり珍しがられた。というか引かれた。
実はこれそんなに共有できる感覚ではなかったみたい。
もしかしたら、話すまでもないと思っていたあなたの感覚の中に、人との大きな違いが隠されているかも。
それが欠点であったり、個性に繋がってたりする。
僕はその妄想とトリップ癖のせいで、「話きいてるの?」
と、よく怒られる。
そういう時は、もう全然聞いていない。
曲作りや歌詞を書く上で、僕の欠点は不意にファンタジーを観る事ができるので、役に立っているのやけど、もしそうじゃなかったら、なんて厄介な個性なんだろうと思う。
現実の手前に、鮮明な別の世界が重なって映し出されるって普通に考えて生きにくい。
だけどずっとそうやって生きてきたので、今更なんの違和感もない。
みんなもきっとあるんだよね、君だけの感覚が。
人に話すまでもない感覚。いま一度探してみると、自分のこと新しく知れるかもよ?
あ、話変わるけどね。
シナリオアートは9/17に2ndミニ・アルバム
『Tokyomelancholy -トウキョウメランコリー-』を発売しました。
煌びやかなサウンドと儚く美しいメロディー、男女ツインヴォーカルも極め、最高傑作ができました。
これからの季節、秋から冬にかけて寒くなる気温の中で
心に染みる作品になりました。
感傷の友にこの1枚。是非とも手に入れて欲しいです。
よろしくお願いします。
ギターヴォーカルプログラミング/ハヤシコウスケ
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