indigo la End 長田カーティスの「月刊長田」VOL.25

2019年03月号掲載

indigo la End 長田カーティスの「月刊長田」

春っぽくなって来た気がする今日この頃ですが、なんとこの連載4周年みたいです。今月で。
2ヶ月に一度の連載とは言え、4年も続けたものって他にあんまり無いなあと思うのです。
子どもの頃から飽き性なのでね、僕はすごく。通信簿にそう書かれていたタイプの子どもだったので。
4年も続いている連載でやった事、何一つ続いていないし（笑）。どうも今月31歳になる長田です。
人より少しだけギターが弾けるただのおじさんです。

さてさて、今月のやつなんですけどね。人それぞれこだわりってあるじゃないですか。あると思うのです。
服装とか髪型とか香水とか。あとはクローゼットの中の服の掛け方とか、家具の角度とか、ハンドソープのボトルとか、部屋のちょっとした小物とかさ。僕、多分そういうのが人より少し多いんじゃないかと思うのです。
別に神経質って訳では無いんだけども。そのくせあんまりちゃんとしていないなって物があったのです。
部屋を見回してみたら、お皿。グラスとかは結構しっかりしたものを揃えているんだけど、お皿はやっすいやつばかりだなと。それで長田は思った訳です。お皿を作ろうと。という事で、今月は陶芸教室に行ってきた長田です。

まずは先生が目の前で作りながら説明してくれるスタイルで教えてもらったんだけども、やっぱどんなジャンルであってもプロの仕事ってすげえなって思いまして。
もうね、本当一瞬でおちょこが湯のみになって、そしたらそれが平皿になって、またおちょこに戻って。
先生がね、髪の毛ボッサボサの野暮ったいお兄さんだったんだけど（笑）。
それ見たらなんだこいつかっけえなってなりましたよ。見入ってしまって説明ほぼ聞いてないぐらいで。
作る時どうするんだっけ？って。正面のカップルの真似をしながら作る。
結構手先は器用な方だと思うんですけど、陶芸って想像以上に難しいですね。
先生があまりに簡単そうにやるもんだから、もっとサクッと作れるもんだと思ったら。
全然大きくならないし、厚さが均一にならないし。
ギター弾く為に右手の爪だけ伸ばしているんですけど、そのせいで内側がボッコボコになったり。
楽しかったし本当に良い体験でしたよ。でした、でしたけどね。
作るの大変だからもういいや。手汚れるし。完成まで1ヶ月ぐらいかかるみたいだし。
うん、買いに行こ。それが良い。