Japanese
コレサワ × Skream! × バイトル
2020年02月号掲載
Interviewer:吉羽 さおり Photo by とみたむつみ
コレサワ × Skream! × バイトル
キャンペーン情報
- フォロー&RTでコレサワの
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-いつまでにデビューしようとか、何かしら形にする期限を決めるとか、自分でタイムリミットを設けていましたか?
コレサワ:スポーツジムをやめるときは、頑張ったら音楽だけで生活ができるかもっていうギリギリのところでしたね。でも、何かを得るには捨てなあかんなと思って頑張ってバイトをやめたんです。やめたら音楽だけでどんどん生活ができるようになったから、思い切りは大事だなって思いました。ビビったまま安パイなほうに行くよりも、覚悟を決めて行ってみたら意外と進めるというのがわかって。逆に、バイトをやめることで音楽だけで頑張るんだっていうモチベーションになったというか、背中を押してもらう感じになったから。
-その頃にはお客さんも安定してついてきたような状況だったんですか?
コレサワ:ちょうど事務所に所属してデビューが決まりそうな狭間の時期でしたね。これは覚悟を決めなきゃなって思いました。昔は18歳でデビューしなきゃダメだとか思っていたんですけど、今は時代的にもそういう年齢は関係なくなってきたので、年齢的なところは気にしていなかったんです。25歳までにはデビューしたいという気持ちは持ちつつ、できなかったら音楽をやめるとかっていう決め事も特に作らず、バイトも特に年齢で線引きしたわけではなかったですね。でも、"3年"というなんとなくの感じはあって、ちょうどいいタイミングで吹っ切れたんじゃないかなって思います。
-決断は大事ですね。
コレサワ:そうですね。ただ、今バイトをしてないから、音楽以外の人と知り合う機会があまりなくて、バイトをめっちゃしたいんですよ。最初のほうは定期のバイトをやめても、派遣のバイトを探すとか、気分転換にしたいなって思っていたんですけど、今はさすがに"コレサワがバイトしてた"とかつぶやかれたら恥ずかしいので(笑)。顔は出してないんですけど、名前がコレサワなので、気づかれても困ってしまいますしね。いいバイトがあったら教えてほしいです(笑)。
-そのくらい日常の感覚、音楽以外の世界の人とのふれあいは大事だと。
コレサワ:そうです。バイトができないから、教習所に通ってみるとかもしましたしね。バイトは本当にいい経験をさせてくれるところだなって思います。
-最初に触れる社会ですもんね。
コレサワ:それを高校時代から経験したのは自分でも良かったなと思うんです。高校時代に、居酒屋で接待をしているおじさんたちの忖度を見るとか(笑)、この人が目上の人なんだなとか、若い人がこうやって氷を変えたりするんだなとか。忘年会シーズンは特に、サラリーマンは大変だなって思いました。お酒の作り方や名前を大将やお客さんに教えてもらったのは良かったですね。
-そうやって学生時代にサラリーマンの姿を見て、私はサラリーマンにはならないと思ったりも?
コレサワ:スーツを着てする仕事はしないっていうのはありましたね。向いてないと感じたし、女性もみんなスーツ姿で忘年会に来ていて、かわいい服が着れないんだって思ったので。好きな服が着たいから、スーツは買わないっていうのがモットーなので、今もスーツは持ってないんです。
-掛け持ちをしていたり、音楽活動をしながらバイトをしたりしていて、きつかったなと思うことはありましたか?
コレサワ:私、忙しいのが好きなんですよ。だから、きついって思ったことがないかもしれない。ジムでのプール監視はお客さんが溺れたりしていないかを見ないといけないので、神経を使うんですよね。何かあればすぐに飛び込まないといけないし。それは責任もあるし気持ち的には大変でしたけど、あとは楽しかったんですよね。お客さんがいないときのおしゃべりとかも楽しいじゃないですか。
-働くこと自体好きなんですね。
コレサワ:好きだと思います。作業が好き。細かいこととか、事務とかパソコンでデータを入力するとか。スポーツジムでは最後のほうはシフトも作っていたんです。みんなが、私が音楽活動をしていることを理解してくれていたから、ライヴとかオーディションとかあったらすぐに言ってねという感じで、優しくしてもらっていて。
-職場の方も応援してくれたんですね。
コレサワ:みんな応援してくれました。今もライヴに来てくれたり、"こんなところでライヴができるようになったんだね"とか、"曲聴いたよ"とか言ってくれたりするのは嬉しいです。
-今はバイトできないという話がありましたが、体験してみたい仕事ってありますか?
コレサワ:私、ずっとメイド喫茶でバイトしたかったんですけど、1回面接に行ったら落ちたんですよ(笑)。もうショックすぎて。
-それはあの衣装、メイド服を着てみたかったという?
コレサワ:メイド喫茶ならではのセリフは恥ずかしがりなので言えないとは思うんですけど、あのかわいいメイド服を着たかった。キッチンでもよかったんですけどね。女の子の職場に行きたかったんです。ネタ集めもできそうですし。メイド喫茶は夢ですね......。
-ファミレスでもかわいい制服のバイトはありますよね。
コレサワ:"メルヘン"っていうサンドイッチのお店。私いつも品川駅に行くと"メルヘン"で買うんですけど、"メルヘン"の制服がメイドさんみたいでめっちゃかわいいんですよ。服は大事ですよね。普通では着れないものだし、コスチュームって"仕事だ!"って気合が入るじゃないですか。あとは、着物が好きなので、着物で仕事をする料亭とかは作法が学べるのかなっていう興味はありますね。
-一緒に働いていた人の言葉で今も残っているものはありますか?
コレサワ:音楽の話とかは特にしなかったんですけど、やっぱり恋バナは楽しかったですね。バイト同士で、この人のことが好きっていう話を聞くとか。人が多いぶんそれぞれの恋愛話があって、しかも、高校生とかがいたので、自分が忘れかけていた新鮮なお付き合いの話を聞いて(笑)。そういうのは楽しかったですね。そういう話も自分の歌詞に生かされました。
-人生観的なところでは、どうですか?
コレサワ:追い込めってことですかね。スポーツジムでの話なんですけど、筋肉って、苦しいところでやめたらダメで、苦しいところからがスタートなんですよ。そこからの5回が一番大事なんです。そういうマインドの面を教わった感じがあるというか。曲作りでも苦しいときがあるけど、"ここからなんだ"って精神的に我慢ができるようになったかもしれないですね。たるんだ感じで育ったので、ジムで自分にストイックな人たちを見て改めて尊敬したというか、大事だなって思いました。
-では当時のコレサワさんと同じように何か目標を持ってバイトをしている人へ、アドバイスやメッセージがあればお願いします。
コレサワ:何か夢を追いながらのバイトって、大変だと思うんです。でも、大変って思いながらやるよりも、そこで楽しさを見つけてやったほうが糧になるので。合わなかったらすぐにやめてもいいと思うけど、自分で楽しいところを見つける努力をするのはいいことだと思う。でも、何か踏ん切りをつけてやめることも大事だと思います。バイトに生活を狂わされてしまってやりたいことができないようなら、やめたほうがいいと思うし、あくまで自分がやりたいことが一番であるようなシフトの組み方をしてほしい。
-そこを円滑にするのは人間関係のあり方ですよね。
コレサワ:シフトを作ってる人と一番仲良くやってください(笑)。その人を味方にする。おねだりは上手にっていうことです。そのために、夢を語っておくのが一番ですかね。
-聞いていると、働くことにも楽しみを見つけていますが、夢との両立が嫌だなって思ったことはないですか?
コレサワ:なかったんですよね。どうせだったら楽しみたいっていう気持ちで仕事に行っていたので。シフトも休む時間をちゃんと作って入れていたし。あ、でも、誰かに"シフト代わって?"って言われたときにはなるべく代わって入っていました。そしたら自分が代わってほしいときに代わってもらえるんです。"コレちゃん毎回出てくれてるから、その日休んでいいよ"とか言ってくれるので、暇なときにはたくさん入ってみんなの心を掴んでおくのもいいかもしれない(笑)。なんでもうまくやったほうがいいんですよ。波を立てるのは簡単だけど、うまく自分も我慢をして、言いたいことは言うっていう方法を覚えたほうがいいと思うんです。
-環境作りが上手なんですね。
コレサワ:いい人にたくさん恵まれたのかもしれないなというのはありますしね。あと、自分がいないと、バイトが回らないんじゃないかって思ってしまうことがよくあるじゃないですか。でも、自分がいなくても意外と回るんです。それで苦しめられてバイトがやめられないっていう子も見てきたので、なんとかなるから大丈夫だよって思います。
-ありがとうございました。では、ここからはドリームバイトの高尾さんにバトンタッチします。
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