Japanese
コレサワ
2015年10月号掲載
Interviewer:沖 さやこ
上京から5年目を迎えた今年4月に、初の全国流通盤である1st EP『君のバンド』をリリースしたシンガー・ソングライター、コレサワ。彼女が12月16日に5曲入りの2nd EP『女子、ジョーキョー。』をリリースする。"ポップ""ポジティヴ"がキーワードになる楽曲を多数作る彼女。その音楽性が確立したのは、上京してからのライヴ活動も大きく影響しているようだ。最近ではバンド形態でライヴを行うことも多く、バンドとの競演も盛んで、11月にはリリースに先駆けて男子/女子限定ライヴを無料で行うという活況っぷり。Skream!初登場にして、『女子、ジョーキョー。』最速インタビューに成功した。
-コレサワさんは高校時代に軽音楽部に所属してらして、高校3年生のときにおひとりでTV番組のオーディションに応募し、全国大会にまで出場なさったという経歴をお持ちで。そのオーディションに応募した理由も、同じ軽音楽部に所属していたライバル的存在の女の子が、学園祭でオリジナル曲を披露していたことがきっかけだそうですね。
そうです。その子がオリジナル曲を披露してるのがとにかく悔しくて、その気持ちだけで突き進んでいきました。軽音楽部でガールズ・バンドをふたつ組んでいたんですけど、私以外のメンバーにとって音楽は趣味だったので(笑)。オーディションはひとりで応募しました。
-それがきっかけでオリジナル曲を作り、全国大会にまで上り詰めた。だが結果は残せなかった。
とにかく悔しさしかなかったですねー......。全国大会の会場がSHIBUYA-AXだったんですけど、番組を観ている私と同年代くらいの若い男女のお客さんがめっちゃいたんですよ。MCでも何も面白いことが言えなくて、お客さんをまったく笑わせられなかったんです。賞も取れなかったし、何も残せなかったことが悔しくて。でもあのときは知らないお客さんの前で演奏するのが2、3回目くらいで。他のバンドはライヴもたくさんやってて練習もしてて、私は練習も全然してなくて。そんなやつがひょこっとこんなとこ来たらそりゃそうなるわ、とも思いました。だからちゃんと成長してもう1回AXの舞台に立ちたい! と思ってたんですけど、AXがなくなっちゃって(※SHIBUYA-AXは2014年に閉館)。間に合わなかったのは悔しいですね。
-たしかにそうですね。コレサワさんはそのオーディションのあと、高校を卒業してすぐに上京なさる。
私はその全国大会で初めて東京に行ったんですよね。東京行きの切符を送ってもらって渋谷にきたときに"すごい......!!"と思ったし。だから(音楽をやっていくというイメージは)そのときの印象が強いのかもしれない。そのあとに専門学校のオーディションに特待生で合格して、その学校が"東京の方がいろんな人がいるし戦える"と言っていたのもあったし、ひとり暮らしもしたかったし、お母さんも"行ってくれば?"と言ってくれたので、すら~っと上京しました(笑)。基本ノーテンキなんで。
-ははは。コレサワさんはギター以外の楽器は演奏されないのですか?
んー、上手じゃないですけど、軽音楽部にいたときにドラムをやっていたのと、吹奏楽でパーカッションをやっていたので、簡単なものならできて。ピアノは小さいころにずっと習っていたので、そのふたつは。
-やはりそうですか。コレサワさんはシンガー・ソングライターには珍しく、編曲までなさっているので、他の楽器もできるのかな? と思ったんですよね。
ああ、編曲はDTMで。Logic使ってます。私くらいの世代はシンガー・ソングライターでも自分で編曲をしてる子が多いので、みんなやってるなーって感じなんですけど。自分でも曲を作っていて編曲のイメージも湧いてくるし、自分で編曲すると意志も伝わるし、かっこいいんじゃないかなと思ったんで。
-他媒体さんでのコレサワさんのインタビューも読み、コレサワさんは"ポップ"というものに強いポリシーを持っていると感じました。なぜそこまでポップを貫こうと?
んー、私、全然難しい言葉とか喋れないんですよ(笑)。難しいことを簡単に例えて話してくれる人が大好きなんです。だから私も難しい感情を簡単な言葉で伝えられたらいいなと思っていて。ポップって、誰にでも伝わる、あんまり頭で考えなくてもわかるものというか......聴く人を制限しないから、ポップが好きです。THE BLUE HEARTSとか、歌詞めっちゃわかりやすいじゃないですか。小学生と大人では解釈が違うと思うんですけど、どんな人でもわかる。それはすごいなと思ってますね。そういう曲を作りたいです。
-ではコレサワさんにとって"ポップ=わかりやすい"?
わかりやすい......というよりは"聴く人を置いてけぼりにしない"というか。そこは意識してやっています。ついつい口ずさんじゃうものがいいなと思ってますね。
-なるほど。上京から4年、2015年4月に初の全国流通盤となる1st EP『君のバンド』をリリース。この4年間はいろいろあったようですね。
もういろいろありましたよ~(笑)。やっぱり"10代でこの音楽はすごい"と言われるのは20歳までなんですよね。それが悔しくて、人が振り向く曲や歌詞を作ろうと思ったので、曲はこの4年間のおかげでだいぶ変わったと思います。ライヴハウスでずっとライヴをしていたので"うちの曲に興味がない人が、どうやったらうちの曲を家に持って帰らざるをえなくなるやろ?""じゃあこういうドギツい歌詞を入れたら、好きでもなかった人も帰り道に思い出してくれたりするかな?"と考えるようになって。とにかく"コレサワというものをその人の中に残さなきゃ!"と思ってました。「君のバンド」(『君のバンド』収録)という曲は有線で聴いた人が"なにこれ?"って検索してくれたことが多くて。私のことを嫌いでも、よく思わなくても、つい耳に残ってしまうくらいがいいなと思って。
-ははは。「君のバンド」は"あたしの好きなバンドは/なぜかちっともちっとも売れない/君の好きなバンドはどれもすっごくすっごく売れてる"という冒頭の歌詞からインパクト大ですものね。自らを"ポジティヴだ"とおっしゃるわりには、"私のことが嫌いでも~"とはまたネガ要素な気も(笑)。
あっ、そうですね(笑)! 開き直ってるだけかもしれない。特技、開き直り(笑)。
-ははは。どんなことにもくよくよしない強さを持ったポジティヴというわけではなくて、へこむことも多いけれど立ち直るまでのスピードが普通の人よりも速い、という感じなのかな。
あ、速いと思いますね。パンパーン!といきます(笑)。
LIVE INFO
- 2025.09.09
-
Age Factory
THE GET UP KIDS
Hump Back
YOASOBI
打首獄門同好会
9mm Parabellum Bullet
JACK'S MANNEQUIN
"LIVEHOLIC 10th Anniversaryseries~奏・騒・壮!!!Vol.4~"
- 2025.09.10
-
Aooo
Hump Back
ハンブレッダーズ
This is LAST
The Birthday
パーカーズ × 浪漫派マシュマロ
とまとくらぶ
THE GET UP KIDS
打首獄門同好会
- 2025.09.11
-
Bye-Bye-Handの方程式
YOASOBI
The Birthday
w.o.d.
MONOEYES
THE GET UP KIDS
TOOBOE
鶴 × ONIGAWARA
- 2025.09.12
-
Aooo
ナナヲアカリ
神聖かまってちゃん
TOOBOE
w.o.d.
ビレッジマンズストア
YOASOBI
THE BOHEMIANS × the myeahns
the band apart (naked)
Rei
Awesome City Club
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series~この声よ君の元まで!!〜"
- 2025.09.13
-
cinema staff
ヤバイTシャツ屋さん / UNISON SQUARE GARDEN / sumika ほか
神はサイコロを振らない
The Birthday
AIRFLIP
神聖かまってちゃん
This is LAST
GRAPEVINE
佐々木亮介(a flood of circle)
四星球 / 藤巻亮太 / eastern youth / 踊ってばかりの国 ほか
Creepy Nuts
KING BROTHERS
崎山蒼志 / moon drop / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / ExWHYZ ほか
"ナガノアニエラフェスタ2025"
WtB
PIGGS
TOKYOてふてふ
LACCO TOWER
安藤裕子
GOOD BYE APRIL
The Biscats
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
"New Acoustic Camp 2025"
wacci
- 2025.09.14
-
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
AIRFLIP
TOOBOE
THE BOHEMIANS × the myeahns
flumpool / 三浦大知 / コブクロ / C&K
ガガガSP / GOING UNDER GROUND / 日食なつこ / LOVE PSYCHEDELICO ほか
ナナヲアカリ
WtB
Academic BANANA
Creepy Nuts
打首獄門同好会 / GLIM SPANKY / yama / bokula. ほか
KING BROTHERS
"ナガノアニエラフェスタ2025"
センチミリメンタル
mzsrz
ぼっちぼろまる
SIRUP
Maica_n
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
"New Acoustic Camp 2025"
Mirror,Mirror
- 2025.09.15
-
セックスマシーン!!
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
WtB
ビレッジマンズストア
Kroi
GRAPEVINE
Appare!
THE CHARM PARK
TOKYOてふてふ
緑黄色社会 / 04 Limited Sazabys / キュウソネコカミ / Hump Back ほか
羊文学
PIGGS
DYGL
THE SMASHING PUMPKINS
FOUR GET ME A NOTS
Bimi
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
FIVE NEW OLD
eill
UNFAIR RULE / Blue Mash / ペルシカリア / ポンツクピーヤ
アーバンギャルド
NOIMAGE
- 2025.09.16
-
THE CHARM PARK
THE BOHEMIANS × the myeahns
MONOEYES
Aooo
コレサワ
Laughing Hick / アンと私 / つきみ
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series〜NEWIMAGE〜"
- 2025.09.17
-
YOASOBI
THE ORAL CIGARETTES
DYGL
Mirror,Mirror
Hump Back
a flood of circle
THE SMASHING PUMPKINS
ガラクタ / 東京、君がいない街 / Fish and Lips
点染テンセイ少女。
- 2025.09.18
-
YOASOBI
キュウソネコカミ
LAUSBUB
DYGL
Mirror,Mirror
MONOEYES
終活クラブ
TOOBOE
THE SMASHING PUMPKINS
椎名林檎 / アイナ・ジ・エンド / 岡村靖幸 ほか
打首獄門同好会
the paddles / DeNeel / フリージアン
otona ni nattemo / 南無阿部陀仏 / ウェルビーズ ほか
- 2025.09.19
-
THE ORAL CIGARETTES
a flood of circle
UVERworld
セックスマシーン!!
Bye-Bye-Handの方程式
Redhair Rosy
たかはしほのか(リーガルリリー)
終活クラブ
あたらよ
Aooo
KING BROTHERS
bokula. / 炙りなタウン / Sunny Girl
The Birthday
- 2025.09.20
-
カミナリグモ
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
GRAPEVINE
This is LAST
LACCO TOWER
WtB
キュウソネコカミ
reGretGirl
岸田教団&THE明星ロケッツ
ASH DA HERO
THE SMASHING PUMPKINS
Miyuu
竹内アンナ
ぜんぶ君のせいだ。
PAN / SABOTEN
SHE'S
"イナズマロック フェス 2025"
LAUSBUB
渡會将士
Plastic Tree
ヨルシカ
cinema staff
Broken my toybox
あたらよ
大森靖子
04 Limited Sazabys / 東京スカパラダイスオーケストラ / ザ・クロマニヨンズ / 奥田民生 / ヤングスキニー ほか
ART-SCHOOL
AIRFLIP
"NAKAYOSHI FES.2025"
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
クジラ夜の街 / Dannie May / 終活クラブ / アオイロエウレカ(O.A.)
フラワーカンパニーズ
- 2025.09.21
-
ExWHYZ
HY
豆柴の大群
TOOBOE
カミナリグモ
LACCO TOWER
The Biscats
WtB
キュウソネコカミ
envy × OLEDICKFOGGY
Plastic Tree
Broken my toybox
ぜんぶ君のせいだ。
THE SMASHING PUMPKINS
アルコサイト
ART-SCHOOL
星野源
"イナズマロック フェス 2025"
岸田教団&THE明星ロケッツ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
竹内アンナ
GRAPEVINE
大森靖子
ACIDMAN / GLIM SPANKY / Dragon Ash / go!go!vanillas / Omoinotake ほか
LAUSBUB
Devil ANTHEM.
peeto
KING BROTHERS
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
GOOD ON THE REEL
超☆社会的サンダル / さとう。 / ルサンチマン / SENTIMENTAL KNOWING(O.A.)
PIGGS
- 2025.09.22
-
WtB
reGretGirl
OKAMOTO'S
古墳シスターズ
レイラ
Bye-Bye-Handの方程式
ビレッジマンズストア
Ryu Matsuyama
CENT
- 2025.09.23
-
水曜日のカンパネラ
ART-SCHOOL
Lucky Kilimanjaro
TOOBOE
リュックと添い寝ごはん
古墳シスターズ
Omoinotake
Kroi
TOKYOてふてふ
Plastic Tree
WtB
MUSE / MAN WITH A MISSION / go!go!vanillas
amazarashi
GRAPEVINE
YONA YONA WEEKENDERS
DYGL
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
Another Diary
adieu
竹内アンナ
Cody・Lee(李)
トゲナシトゲアリ
"TOKYO CALLING 2025"
RELEASE INFO
- 2025.09.09
- 2025.09.10
- 2025.09.12
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.14
- 2025.10.15
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ExWHYZ
Skream! 2025年08月号