Japanese
コレサワ
Skream! マガジン 2016年05月号掲載
2016.04.03 @渋谷CHELSEA HOTEL
Reported by 沖 さやこ
昨年12月に2nd EP『女子、ジョーキョー。』をリリースしたシンガー・ソングライター"コレサワ"とオルタナティヴ・ロック・フリーマガジン&WEBサイト"Skream!"、ユーザー同士が音楽でコラボレーションできる投稿型スマホ・アプリ"nana"がタッグを組んだコラボ・コンテスト"nana×Skream! presents コレサワとコラボしよう!"のライヴ・イベント"nana×Skream! presents コレサワ SPECIAL LIVE"が2016年4月3日に渋谷 CHELSEA HOTELにて開催された。
"nana"はユーザー同士が投稿した歌声や楽器の音色を重ね合わせてコラボレーションを実現してくれる新世代の音楽アプリ。このイベントは"nana"でコレサワの「たばこ」がブレイクし、「あたしを彼女にしたいなら」が"nana"のユーザーからも多く歌われ始めていることがきっかけで決定した企画だ。コラボ・コンテストの内容は、代表曲でもある「あたしを彼女にしたいなら」、「君のバンド」、「笑えよ乙女」のコレサワ本人による弾き語り音源と、伴奏トラックを"nana"で公開し、そこに応募したユーザーからコレサワが1名を"最優秀賞"として選出。このイベントのオープニング・アクトとしての出演権を与えるというものだ。
見事最優秀賞を獲得したのは愛知県在住の20歳"ゆん*お花をたべるかかり"。人前で歌うのは初めての経験という彼女だったが、マイペースでありながら堂々と「笑えよ乙女」とYUKIの「ランデヴー」を歌い上げる。彼女のことを笑顔で見守りながらギターを弾いているコレサワも印象的だった。
ゲスト・バンドのトップバッターは、スカートの中や日本マドンナの元メンバーなどで構成される実力派女子が集結した4ピース・バンド、ゆゆん。ロカビリー・テイストの楽曲を明るく痛快に演奏していたかと思えば、一転エモーショナルな側面をむき出しにしたりと、嵐のような二面性で魅せる。つらいことから逃げようとする「にげよう」や浮気する人間のことを歌った「浮気者」など、後ろ向きに思われがちなことをユーモラスに切れ味鋭く歌い飛ばしてしまうパワー。これはやけくそ? それとも情緒不安定? はたまた筋金入りの天然か? 掴みどころのなさに翻弄されっぱなしだった。だがこれは"女心は秋の空"と言われてしまう女子の実態とも言えるかも。
2番手はシンガー・ソングライターのまいなん。"nana"にも音源をアップしており、"歌ってみた"動画をアップしているという次世代ならではの活動方法を展開中の20歳の彼女は、サポート・ギタリストと共にオリジナル曲2曲とボーカロイドのカバー3曲の計5曲を披露した。透明感のある歌声が、切ない心情を綴った歌詞をピュアに彩る。オリジナル曲でもカバー曲でも1語1語にしっかりと気持ちを込めていく姿に、フロアも熱視線を向けていた。
トリ前に登場したのはメンバー全員が作曲能力を持ち、"RO69JACK 2015"で優勝したことで注目度を集めている大阪を拠点に活動中の絶景クジラ。ロックンロール×キーボードとシンセ×ダンス・ビートでフロアを盛り上げる。シンガロングを求める場所の歌詞を書いた段ボールを掲げたり、ヴォーカル・キーボードのナツコ・ポラリスは曲によってハンドマイクで歌い、前衛全員がモニターの上に乗ってフロアの奥まで存在感を示すなど、観客の煽りも含めライヴで鍛え上げたパフォーマンスを発揮。演奏面はグルーヴィなベースがインパクト大だった。
そしてトリは主宰のコレサワ。この日のライヴはチケット代が1,000円だったことに加え、"nana"ユーザーやコラボ企画に参加した10代女子も多く、ライヴ以外では顔出しをしていないコレサワの姿を初めて見て"可愛い~!"と興奮している少女たちの姿も多く見られた。全員女性のサポート・メンバーで固められたバンド・セットは出音から卓越した演奏力が光る。時期的にも『女子、ジョーキョー。』収録曲が合い、「トーキョー」では大きなクラップも湧いた。「最終電車」のようなミディアム・ナンバーから「真っ赤な爪と牛乳」などアップテンポの楽曲まで様々なポップ・ソングを披露。うさぎのように跳ねたりくるくる回りながらギターを弾く彼女は最高にキュートだった。
フロアを見て"こんなに元気余ってたんかーい(笑)!!"と笑わせると、「君のバンド」では大きなシンガロングが起こる。ピアノと歌で始まるバラード「たばこ」は歌詞の世界観を丁寧に伝える彼女の歌に聴き入った。アンコールは弾き語りで「夜にして」を披露。囁くような高音がセンチメンタルで、彼女の歌の力を思い知る。シンガーの原石、ロック・バンド、シンガー・ソングライター、それぞれで若い女子のパワーを感じられたイベントだった。
"nana"とは?
音楽コミュニティアプリnanaは、スマホひとつでいつでもどこでも誰とでも"音楽を奏で合える"サービスです。"カラオケ" "合唱" "バンド・セッション"といった音遊びが手軽に楽しめます。2012年11月にリリース後、現在のユーザー数は150万人を超え、毎日4万曲以上が投稿されています。
ダウンロードはこちら:iOS版 / Android版
nana 公式サイト:http://nana-music.com/
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