Japanese
BLUE ENCOUNT
2016年07月号掲載
Member:田邊 駿一(Vo/Gt) 江口 雄也(Gt) 辻村 勇太(Ba) 高村 佳秀(Dr)
Interviewer:石角 友香
-さて、曲自体は以前からあったという「だいじょうぶ」ですが、間違いなくリフト&クラウド・サーフが起こりそうな曲調だし、そのことが"大丈夫?"って思いましたが。
一同:ははは(笑)。
田邊:そうですね。自分たちでもそういう光景を予想してたんですよ。それが今、フェスやツアーでこの曲をやってるんですけど、全然違ってて。
高村:モッシュやクラウド・サーフが起こりそうな曲ではあるんですけど、不思議なことにこの曲はそうならないんですよね。もちろん初めて聴くからっていうのもあるかもしれないですけど、みんなちゃんと真剣に聴いてくれて、そのうえで手を上げて応えてくれるんです。ギュッと手を握って上げてくれるんで、なんか今までのこういう曲とは違う光景が各地で広がってて。ツアーで僕らのお客さんが多い中でやっても、みんなダイヴ、モッシュをするんじゃなくてちゃんと真剣に受け止めてくれるという。
-素晴らしいことですね。
高村:だから僕らも、言葉や音を届けやすくて。それがお客さんに届いて、お客さんも返してくれるような、すごくいい状況をこの曲は作れてる気がしますね。
-自分じゃなくて相手に対して"大丈夫"って歌っている曲じゃないですか。なぜこの歌詞が書けたんでしょうね。
田邊:たぶん、2016年が始まって"BLUE ENCOUNTとはなんぞや?"ということが本当にわかってきたのかな、と感じたんです。まだ6ヶ月しか経ってないんですけど、その間にもう......いろんなことがあって。それこそ埼玉スタジアム2002で歌わせていただいたり(※1月11日に開催された"第94回全国高校サッカー選手権大会"の決勝戦で「はじまり」のライヴ・パフォーマンスを行った)、"COUNTDOWN JAPAN 15/16"のメイン・ステージ(EARTH STAGE)でまさかの大トリをやらせていただいたり、"ミュージックステーション"に出演させていただいたり、Zepp Tokyoで2デイズでワンマン(※1月16、17日に開催した[TOUR2015-2016"≒U"])をやったりとか、めまぐるしく展開する中に僕らが立ってて。それにちゃんとついてきてくれる、僕らの音楽を好きでいてくれるみんながいたのは、やっぱり心強かった。それでやっとバンド内で安心感みたいなものも増えてきたんです。もちろん不安も変わらず言い続けていくけど、その中でもしっかり地に足をつけて、みんなの背中を押して、つらいと思ってるみんなの前に先陣切って立って、守り続けなきゃいけないなってすごく思ったんですね。そこが一番でかいと思います。「はじまり」って曲で一番つらかった時期と向き合って、それをひとつ乗り越えて自信ができたので。だからこそ、今回はその等身大のBLUE ENCOUNTがいかに背中を押せるか? 回りくどい言葉、比喩的な言葉とか全部抜きにして、いかに当たり前の言葉だけでBLUE ENCOUNT節を出せるか? ということが今回めちゃくちゃキーワードではありました。だから、どシンプルなんですけど、逆に歌詞はめっちゃ時間がかかりましたね。そのぶん、僕らの中ではBLUE ENCOUNTとして間違いない曲になるんだろうなと思う部分もあったんですけど、ちゃんと意志が固まる曲になりましたね。
-3分台のストレートな曲の中に、アレンジや展開で入れられるものは案外入れてる曲でもあって。
辻村:そうっすね(笑)。そこはブルエンっぽいなというか。簡単そうに見えて、実際よく聴くと簡単じゃないっていう。「もっと光を」(2015年リリースのメジャー1stシングル表題曲)もそうだったので。でもそう考えると、今回のツアーで初めて「だいじょうぶ」をやったときが、「もっと光を」を初めてライヴでやったときの感覚に少し似てて。「もっと光を」も結構、激しい曲なのにお客さんは聴こうとしてくれてたんです。今回もまだリリースしてないんですけど(※取材日は6月8日)、盛り上がるというよりはちゃんと聴きたいっていう人たちが多いし、やっていくうちに口ずさんでる人もいて。ちゃんと受け取ってくれてるという感覚が似てますね。
-シンプルな曲なんだけど、絶対にドラマチックな部分も入れる、そういう代表的な曲になっていくんだろうなと思います。
田邊:そうですね。こういう曲を作りたかったのもありましたし、すごく速い曲調なんだけど、歌を聴いたらバラードぐらい大事な言葉を使ってて、それはBLUE ENCOUNTが出したかったものなので。言葉を大事にしていたり、さらにアレンジや構成を掘り下げていくと"こういうところはこだわってんだな"というところがあったりするのがブルエンらしいし、4人のキャラがあるからできることだと思います。
-こういう速い曲で、盛り上がるだけで終わりじゃないというのは革新的だなと。
田邊:軽い曲にはしたくなくて、いい意味で重い曲にしたかったんです。
辻村:だから演奏は今まで取り組んだ曲の中でもある意味一番難しかったですね。前提としてメッセージやメロディを大切にしようって中で、どれだけ演奏を立たせられるか?ってことだったり、自分たちのやりたいことだったりをちゃんと見せるって考えると難しくて。シンプルなだけじゃないのが、たぶんそういうところから出てきたんじゃないかと思いますね。
江口:2年前からこの曲があって、いつ出すかという話はずっとしてたんです。でも今まで出さなかったのは、歌詞やこの曲に詰め込みたいメッセージ性をどういうものにするかが、僕らの中でまだ明確に定まってなかったので。だから出さなかったし、出せなかったというのもあると思うんです。でもこの曲を作ってから2年間、ライヴをいろんな場所でひたすらやってきて、そのうえで、今だからこそ言える2年間で培ってきた思いをこの曲に全部詰めることができたので、今ならこの曲を自信持って出すことができるなと。本当にこのタイミングでよかったと思いますね。
LIVE INFO
- 2025.10.10
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
暴動クラブ × 大江慎也
Rei
SUPER BEAVER
ザ・シスターズハイ
KING BROTHERS
PEDRO
YOASOBI
moon drop
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
the cabs
WHISPER OUT LOUD
FRONTIER BACKYARD
LEGO BIG MORL
JON SPENCER
NOMELON NOLEMON
a flood of circle
DOES
水曜日のカンパネラ
FOO FIGHTERS
キタニタツヤ
たかはしほのか(リーガルリリー)
ExWHYZ
MONOEYES
藤森元生(SAKANAMON)
大塚紗英
感覚ピエロ
ZAZEN BOYS×サニーデイ・サービス
East Of Eden
アーバンギャルド
JYOCHO
羊文学
小林私
THE SPELLBOUND
- 2025.10.11
-
終活クラブ
キュウソネコカミ
トンボコープ
Appare!
cinema staff
秋山黄色
YOASOBI
moon drop
コレサワ
OKAMOTO'S
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
KNOCK OUT MONKEY
INORAN
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
KANA-BOON
ExWHYZ
FRONTIER BACKYARD
androp
カミナリグモ
brainchild's
フレデリック
envy × world's end girlfriend × bacho
"JUNE ROCK FESTIVAL 2025"
East Of Eden
Official髭男dism
藤沢アユミ
豆柴の大群
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.12
-
a flood of circle
キュウソネコカミ
SUPER BEAVER
WtB
キタニタツヤ
セックスマシーン!!
WESSION FESTIVAL 2025
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
INORAN
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
Omoinotake
Bimi
ART-SCHOOL
Official髭男dism
eastern youth
なきごと
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.13
-
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
Awesome City Club
ExWHYZ
Appare!
The Biscats
brainchild's
Rei
OKAMOTO'S
秋山黄色
Age Factory
トンボコープ
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
"WESSION FESTIVAL 2025"
岡崎体育
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
シド
SCANDAL
cinema staff
Cody・Lee(李)
コレサワ
ネクライトーキー×ポップしなないで
リュックと添い寝ごはん
eastern youth
hockrockb
Omoinotake
Kroi
PIGGS
清 竜人25
Plastic Tree
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.14
-
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
ドミコ
THE ORAL CIGARETTES
Hump Back
Survive Said The Prophet × NEE
MONOEYES
ぜんぶ君のせいだ。
超☆社会的サンダル
go!go!vanillas
武瑠 × MAQIA
- 2025.10.15
-
ドミコ
LONGMAN
PEDRO
キュウソネコカミ
MONOEYES
打首獄門同好会
アカシック
HY × マカロニえんぴつ
ポルカドットスティングレイ
藤巻亮太
- 2025.10.16
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
YOASOBI
PEDRO
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
"Shimokitazawa SOUND CRUISING presents. サウクルラボ vol.1"
SCANDAL
SIX LOUNGE
brainchild's
- 2025.10.17
-
挫・人間
キュウソネコカミ
打首獄門同好会
アイナ・ジ・エンド
YOASOBI
a flood of circle
ズーカラデル
LONGMAN
chilldspot
otsumami feat.mikan
リュックと添い寝ごはん
コレサワ
神聖かまってちゃん
終活クラブ
NOMELON NOLEMON
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
フラワーカンパニーズ
SUPER BEAVER
東京スカパラダイスオーケストラ
BIGMAMA
Bimi
- 2025.10.18
-
TOKYOてふてふ
伊東歌詞太郎
挫・人間
シド
OKAMOTO'S
YONA YONA WEEKENDERS
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
アイナ・ジ・エンド
moon drop
RADWIMPS
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
bokula.
the cabs
SWANKY DOGS
amazarashi
INORAN
WtB
osage
"LIVE AZUMA 2025"
カミナリグモ
Cody・Lee(李)
阿部真央
Newspeak
センチミリメンタル
東京スカパラダイスオーケストラ
Keishi Tanaka × 村松 拓
"ASAGIRI JAM'25"
ズーカラデル
I Don't Like Mondays.
Victoria(MÅNESKIN) ※振替公演
ロザリーナ
the paddles
神聖かまってちゃん
LACCO TOWER
星野源
- 2025.10.19
-
DYGL
リュックと添い寝ごはん
OKAMOTO'S
Age Factory
bokula.
ぜんぶ君のせいだ。
moon drop
コレサワ
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
SIX LOUNGE
リリカル / みじんこらっく / とにもかくにも / ティプシーズ / 台所きっちん
SUPER BEAVER
Laura day romance
WtB
Omoinotake
"LIVE AZUMA 2025"
Cody・Lee(李)
ビレッジマンズストア
SPRISE
伊東歌詞太郎
浪漫革命
LUCKY TAPES
ハンブレッダーズ / KANA-BOON / キュウソネコカミ / マカロニえんぴつ ほか
ネクライトーキー×ポップしなないで
Keishi Tanaka × 村松 拓
ナナヲアカリ
"ASAGIRI JAM'25"
高岩 遼
Sou
森 翼
SCANDAL
パピプペポは難しい
osage
星野源
PIGGS
- 2025.10.20
-
打首獄門同好会
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
TOKYOてふてふ
TenTwenty
- 2025.10.21
-
The fin.
神聖かまってちゃん
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
- 2025.10.22
-
ザ・シスターズハイ
打首獄門同好会
キュウソネコカミ
ハク。× YONLAPA
ザ・ダービーズ
MONOEYES
挫・人間
VOI SQUARE CAT
kiki vivi lily
- 2025.10.23
-
DYGL
RADWIMPS
キュウソネコカミ
終活クラブ×ザ・シスターズハイ
MONOEYES
挫・人間
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
RAY
古墳シスターズ
トンボコープ
go!go!vanillas
- 2025.10.24
-
LUCKY TAPES
ExWHYZ
RADWIMPS
amazarashi
YOASOBI
YONA YONA WEEKENDERS
TenTwenty
DYGL
アイナ・ジ・エンド
THE BACK HORN
すなお
ポルカドットスティングレイ
OKAMOTO'S
藤巻亮太
キタニタツヤ
FIVE NEW OLD / 浪漫革命 / MONONOKE(O.A.)
WHISPER OUT LOUD
Cody・Lee(李)
BIGMAMA
僕には通じない
NOMELON NOLEMON
PEDRO
アーバンギャルド
- 2025.10.25
-
フラワーカンパニーズ
秋山黄色
センチミリメンタル
東京スカパラダイスオーケストラ
コレサワ
超☆社会的サンダル
eastern youth
打首獄門同好会 / ガガガSP / 片平里菜 / AMEFURASSHI ほか
chilldspot
TOKYOてふてふ
brainchild's
フレデリック
LACCO TOWER
YOASOBI
森 翼
Appare!
Rei
Age Factory
DeNeel
osage
優里
Lucky Kilimanjaro
KANA-BOON
ASH DA HERO
the paddles
シド
cinema staff
SUPER BEAVER
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
bokula.
橋本 薫(Helsinki Lambda Club)
toe
ザ・ダービーズ
山内総一郎
INORAN
藤巻亮太
Omoinotake
OASIS
RELEASE INFO
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.16
- 2025.10.17
- 2025.10.19
- 2025.10.22
- 2025.10.24
- 2025.10.26
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.05
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号