Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

COLUMN

緑黄色社会 穴見真吾の"部屋とけん玉と穴見"【第2回】

2020年08月号掲載

緑黄色社会 穴見真吾の"部屋とけん玉と穴見"【第2回】

緑黄色社会

Official Site

最近は都知事選に行ったり、Netflixでジョジョを観たり。
バンドとしては、ありがたいことにTV出演やRADIO出演、レコーディングにリハーサルなど、少しずつ活動が多くなってきています。しかし、今夏出演予定だった大好きなフェス達も開催中止になってしまったりと、油断できない空気は相変わらず......。
僕ら緑黄色社会は愛知県のバンドで、今年の2月(僕の大学卒業のタイミング)に上京したのですが、タイミング的にCOVID-19によって行きたい所にも行けないまま......みなさん一緒ですよね。


おっと、またまた自己紹介が遅れてしまいました。緑黄色社会というバンドでベースを弾く穴見真吾と申します。『部屋とけん玉と穴見』というわけの分からないタイトルのこのコラム、今回が第2回目でございます。前回から1ヶ月ちょっと(※執筆時)、東京の状況もだいぶ変わってきましたね~。前回登場したNYの友達から、Tシャツが届きました。彼と彼の家族が運営しているNOUVELLE NORMEというブランドのオリジナルTシャツ、かわいい。

嬉しいことも悲しいことも、人生は本当に何が起こるか分からないなと、最近は身をもって感じております。でも、不透明な未来に対して果敢に挑んでいきたいという好奇心は持っていたいものですね(キリッ)。そんな「未来」というテーマにぴったりな1枚を紹介していきたいと思います。


Dua Lipa『Future Nostalgia』


Dua Lipa(デュア・リパ)はイギリスの24歳の女性シンガーソングライター。彼女の声質と歌のクセが、僕の中でかなりツボなんです。このアルバムに関しては、サウンド、ビジュアル、歌詞の内容まで全部ツボなんです。まず、ジャケのSF感とフィルムカメラ感がアツい。

今年3月27日リリースのこの作品のテーマは、「未来的だけど懐かしい」(本人談)。
僕なりに作品全体を総括すると、彼女の恋事情がかなりナルシスティックに歌われていて、女性として強く生きる意志がとてもストレートに表現されている作品。1曲目の『Future Nostalgia』から、自身のアーティストとしての気高さと、この作品に対する確固たる自信が堂々と歌われていてとても痺れます。しかし、8曲目の『Love Again』では一変して少し弱気な女性が描かれていたり、ギャップ萌えもポイント高いです。


僕がこのアルバムで一番魅力を感じるのはサウンド面。ざっくり一言でいうと、「2020年型の生楽器の格好良さ」がとても表れているアルバム。
2020年現在、世界のチャートを見るとほとんどHIP HOPで埋まっていて、歌以外100%打ち込み、みたいな曲が多い中、それに対してDua Lipaの楽曲は積極的に生楽器を盛り込んでいながらチャートを賑わせていて、バンドマンの僕からするとかなり激アツです。2曲目の『Don't Start Now』には、まさに「2020年型の生楽器の格好良さ」が表現されていると思います。全体的な印象としてはエレクトリックなのに、そこにキレッキレな生ベースと生ドラムが絡んでいて、そのミクスチャー感が堪らないんです。ライブアレンジだとまたかなりやばいので是非聴いていただきたい(語彙力)。


まだDua Lipaを聴いたことがないという方は、是非この『Future Nostalgia』を聴いてみていただきたい。11曲で37分という、驚異的にコンパクトなアルバムなので、通学、通勤中に1周聴けちゃうと思います!

ではまた~。

緑黄色社会

同級生3人と幼馴染で結成した愛知県出身のバンド。互いを知り尽くした4人が個性を出し合い、幅広いカラー・バリエーションを持つ楽曲とサウンドを生み出す。2018年11月、EPIC Records Japanからメジャー・デビュー。2020年7月には配信シングル「夏を生きる」を発表。9月30日にニュー・アルバム『SINGALONG』をCDリリースする。